文化服装学院(所在地:東京都渋谷区、学院長 相原 幸子)と今年度も連携し、同校の学生が文化祭期間に向けて取り組む学生発セレクトショップ「RE・TENT」のネットショップを10月21日(火)から11月11日(火)の3週間、期間限定オープンいたします。今年度は8ブランドが参加し、商品を販売いたします。
○セレクトショップ「RE・TENT」とは
「RE・TENT」は毎年、文化服装学院の文化祭期間にオープンする、ファッション流通科2年リテールプランニングコースの学生によるセレクトショップです。同学科の学生がグループに分かれ、コンセプト設定をしてブランドを立ち上げ、企業との交渉、国内外の商品仕入れ、PR、販売まですべて学生自身が行い、ブランド運営をしていくという取組みです。
昨年度までの累計売上は6,100万円と実績を積み上げている取組みで、今年度も文化祭期間中の店舗運営と、期間限定のオンライン販売を行います。

「BASE」は同校で、ネットショップ開設の授業プログラムを提供しております。授業プログラムでは、学生の皆様が将来オンラインビジネスを展開する際に即時に活用できる知識を提供し、文化祭では実際に「RE・TENT」のネットショップを開設・運営することで、より実践的な活動をサポートしております。
今年度は、6月にネットショップ開設に関する特別講義を行いました。また、「RE・TENT」に向けたネットショップ開設・運営に関するアドバイスも随時行っております。
■「RE・TENT」について
公式サイト: https://retent-unei.jimdosite.com
公式Instagram: @retent_bfc
参加ブランド数: 8ブランド
<商品の販売について>
オンライン販売期間: 10月21日(火)〜11月11日(火) 23時59分まで
会場販売期間: 2025年11月2日(日)〜11月4日(火) 9時30分~17時00分 ※ 4日のみ16時00分まで
会場所在地: 東京都渋谷区代々木 3 – 22 – 1 文化服装学院 遠藤記念館前広場
<参加ブランド>
・shh attic(シーアティック) https://shhattic.kawaiishop.jp
ブランド名は「こどものころに作った秘密基地」の意味。幼い頃に感じた幸せやときめきを今も大切にしていきたいという思いから生まれたブランド。刺繍入りジップパーカー、オリジナルバッグ(パターンから作成)、グミ、アクセサリーなどを販売予定。

・prismine(プリズミン) https://prismine.official.ec
Prismineは「Prism(光を分散させるプリズム)」と「Mine(私のもの)」を組み合わせた造語。性別や固定概念に縛られず、一人一人が持つ「色」が一番輝けるスタイルを一緒に作っていくブランド。オリジナルロゴをフード部分にプリントしたフーディーをメインに、ソックス、ナップザック、33club様とのコラボ商品であるバッジを販売予定。

・albertinesyndrome.exe(アルベルティーネ シンドロームドットエグゼ) https://exe.supersale.jp
思春期、青年期の脳内(妄想や思考)を、成人になった私たちの目を通すことで客観的に見つめ直し、グラフィックとしてファッションに落とし込んだ商品を製作するブランド。プリントTシャツ、プリントスウェット、刺繍Gジャンを販売予定。

・coquu(コキュウ) https://coqui.fashionstore.jp
【日常に彩りを】Add color to your everyday life.
日常生活に彩りを加えられるようなファッションアイテムを提案し、ファッションに苦手意識のある方々にも、新しい一歩を踏み出すきっかけを目指す。パターンから作成したニットパーカーをメインアイテムとし、ソックス、アクセサリーを販売予定。

・kunugi(クヌギ) https://kunugi.base.ec
毎日のふとした瞬間に気分をちょっと上げる、自分を好きになるようなトキメキ。ニットパーカーをメインに、ナップサック、ソックスなどそれぞれナチュラルなデザインで自然素材を取り入れたディテールが魅力的な商品を販売予定。

・Ventura(ベンチュラ) https://ventura.fashionstore.jp
ピンクをテーマカラーとした海外ガールファッションを通じて遊び心や個性の解放を感じて貰えるような女の子のメイクルームがコンセプト。全てのアイテムに大きなプリントをあしらっていて、Tシャツ、スウェットパンツ、ナップサック、サングラスを販売予定。

・wave haze(ウェイブヘイズ) https://wavehaze.base.ec
WAVE HAZEは、「揺れ動く感情=WAVE」と「曖昧で掴めない心の輪郭=HAZE」から着想を得た、「感情のかすみ」をテーマに、「揺らぐ感情を纏う」という新しい自己表現のかたちを視覚的に提案。総柄パーカーやシアートップス、マーブル模様のリングやねじれたフォルムのシルバーリング、ブレスレットなどのアクセサリーなど「揺らぎ」をイメージした商品を販売予定。

・Stim X(スティムエックス) https://stimx2025.theshop.jp
直訳すると「好奇心を刺激する」という意味で、商品や接客を通してワクワクする、何かが始まりそうな高揚感といった感情を届けたい。プリントパーカー、プリントビーニー、ブランドタグを付けたマフラー、シルバーリングを販売予定。

【文化服装学院からコメント】
文化服装学院 ファッション流通科2年 教員 佐藤雄太郎 氏
今年度もBASE株式会社様のご支援をいただき、各ブランドのネットショップ立ち上げをスムーズに進めることができました。その過程で学生たちは、単に指示を受けて作業を行うのではなく自ら課題を発見し、解決のために工夫を凝らす姿勢を見せてくれました。こうした主体的な取り組みが、ショップ全体のクオリティ向上へとつながっています。
また、商品物撮りの技術習得においても、最初は慣れない機材や構図に苦戦しながらも、試行錯誤を繰り返すことで表現の幅を広げ、商品の魅力を最大限に引き出すページ作りができるようになりました。撮影スキルだけでなく、どうすれば「お客様に伝わる表現」になるのかを考える視点も養われています。
【文化服装学院 ファッション流通科2年リテールプランニングコースとは】
ファッション流通科2年リテールプランニングコースでは、小売店舗の企画から運営のための基礎知識と実務を学びます。そしてセレクトショップをオープンし、実践的体験をします。また、社会人としてのコミュニケーション能力や、マナーについての習得も目標としています。
ファッション・ビジネスの基礎から、品揃えや商品企画のために必要なマーケティング活動、商品の生産発注や仕入れ業務、受注販売活動などにおける営業戦略とノウハウ、さらに販売促進の企画と手段など、具体的なケーススタディや実務演習などの形で学んでいきます。また小売店舗の出店企画から品揃え計画、仕入れ、販売、計数管理など店舗運営の具体的な実務についても実習をまじえて習得し、セレクトショップの営業体験をします。日本のファッション市場には世界中のブランドや商品があふれ、また一方では、日本の製品も世界市場へ向けられています。語学やコミュニケーションツールの使用方法と合わせて、国際感覚を身につけることも重要な課題となります。
販売職として経験を深め、将来的にはリテールプランナーやセールスマネージャー、エリアマネージャー、ショップ経営を目指す人、バイヤーや商品企画職に進む人材などが、メーカーや商社から期待されています。
「BASE」は、今後も文化服装学院との連携を通じて、未来のクリエイターの経済活動を支援いたします。
また、クリエイターを育成・支援する企業・団体との連携を通じてクリエイターが活動しやすい環境構築に取り組んでまいります。