【目的別比較】 おすすめのネットショップ開業サービス|ユーザー調査から見える選ぶポイント

2024.08.06(更新:2025.06.25)

昨今ではネットショップ作成サービスの数が拡大し、誰でもかんたんにネットショップを開業できるようになりました。無料ではじめられるサービスや、初心者のネットショップ運営をサポートする機能が充実したサービスなど、さまざまな種類の中から自分にぴったりのサービスを選べます。

一方で、サービスごとの違いがわかりにくく、「結局どのサービスを選んだらいいの?」と悩んでいる人も多いでしょう。

この記事では、ネットショップ作成サービスをどのような視点で選べばいいか、アンケート調査をもとに解説します。目的別に比較した、おすすめのサービスもあわせて紹介しますので、是非参考にしてください。

個人のネットショップ開設なら
【開設実績7年連続No.1】のBASE(ベイス)にお任せ
  • BASEは個人・スモールチームに選ばれているネットショップ作成サービスです
  • 初期費用・月額費用いらずで、無料で今日からショップ運営をはじめられます
  • ショップ開設後の運営サポートや集客支援も充実しています
  • 「売上を伸ばしやすいネットショップ作成サービスNo.1」に選ばれています

無料でショップ開設を試してみる

目次

ネットショップの開業方法は3種類

ネットショップは1から手作りしなくても、ネットショップ作成サービスを利用することでかんたんに開業できます。

ネットショップ作成サービスにはいくつか種類があり、代表的なのは以下の3つです。

  • モール型
  • ASP型
  • ソフトウェアインストール型

それぞれの特徴を解説します。

モール型

モール型は、Amazonや楽天市場のようにさまざまなショップが集まるプラットフォームです。メリットは、モール自体に知名度があったり、プラットフォーム側が集客のための宣伝を行ってくれたりすることです。一方で、他のショップと比較されやすい点がデメリットです。他のショップの商品と並べられるため、価格や品質などが優れていないと購入してもらえません。また、初期費用や月額費用などが必要だったり、審査があったりなど、ショップを開設するまでにコストも手間もかかります。

ASP型

ASP型は、BASEやSTORESのように、自分だけのショップを作れるサービスです。ショップデザインや機能などの柔軟性が高いため、コンセプトを具現化したこだわりのショップが作れます。費用を抑えやすいこともメリットで、商品が売れるまで0円でショップを運営できるサービスも豊富です。また、ネットショップに必要な機能があらかじめ揃っているため、ショップ開設までの手間や時間も抑えられます。一方で、自由度が高いからこそ運営の手間がかかることと、集客を自分で行う必要がある点がデメリットとして挙げられます。

ソフトウェアインストール型

ソフトウェアインストール型は、0からショップデザインやシステムを作り上げるタイプのネットショップです。モール型やASP型のように機能やデザインのカスタマイズ性に制限がないことがメリットですが、ショップ開設までの作業から保守・運用にITの専門知識が欠かせません。

そのため、はじめてネットショップを運営する場合は、モール型もしくはASP型を選ぶのが一般的です。

目的別比較!おすすめのネットショップ開業サービス

モール型にもASP型にも、さまざまなネットショップ作成サービスがあります。どのサービスが向いているのかは開業目的やこだわりたい部分によって変わります。

ここでは、目的別におすすめサービスをピックアップしました。自分の状況と照らし合わせながらチェックしてみてください。

モール型の場合

おすすめのモール型のネットショップ作成サービスをケース別に紹介します。

  • はじめてのショップ運営でも売上を伸ばしたい → 楽天市場、Amazon
  • 月額無料でまず試したい → Yahoo!ショッピング、メルカリShops

はじめてのショップ運営でも売上を伸ばしたい

ネットショップで売上を伸ばしたい場合、以下の2つのサービスは、どちらも知名度が高くユーザー数も非常に多い上、売上を上げやすくするさまざまな施策が行われています。

楽天市場

楽天スーパーSALEをはじめ、クーポン・ポイント戦略が強く、回遊性と購買率が高い。リピーター獲得も期待できる。

Amazon

検索ベースの購入が多く、商品力があれば初動から売れる。配送(FBA)も強力。Amazonタイムセール祭りのような販促キャンペーンも豊富。

月額無料でまず試したい

運営コストが高くなりやすいモール型の中にも、月額無料でリスクを抑えながら開業できるサービスがあります。「まずは試しに商品を売ってみたい」という方や、趣味の延長でネットショップをスタートする個人におすすめなのは、この2つです。

Yahoo!ショッピング

初期・月額費用が無料。PayPayモール連携で一定の集客が見込める。

メルカリShops

販売手数料のみではじめられ、スマホ完結も可能。副業・小ロットにも最適。

ASP型の場合

おすすめのASP型のネットショップ作成サービスをケース別に紹介します。

  • ECやプログラミングの知識がないもののネットショップを開業したい→BASE、STORES
  • 大規模なチームでネットショップを運営しており、ECの専任担当がいる→MakeShop、カラーミーショップ
  • ブランディングを重視したい→Shopify、BASE

ネットに詳しくないがネットショップを開業したい

PCの操作や、ネットの複雑な手続きに苦手意識があるなら、SNSのように操作方法が直感的にわかるサービスを選ぶのがおすすめです。個人やスモールチームに適したサービスは、スマホのみでショップ開設や管理が完結できるケースも多くなっています。

BASE

テンプレ選択→商品登録で簡単にネットショップ開設が可能。運営支援も充実。

STORES

デザインが簡単で、クーポン・予約・決済を一元管理可能。スモールスタートに適している。

ネットショップの運営をアルバイトやスタッフにまかせたい

ショップ運営スタッフを起用したり、業者にショップ運営を委託したりする場合は、複数人での管理に向いているサービスを選ぶのがおすすめです。法人向けのASP型サービスは、チームでのショップ運営に便利な機能が豊富に備わっています。

MakeShop

スタッフ権限・ログ管理・CSV商品管理など、複数人での運営設計が可能。

カラーミーショップ

権限設定+受注処理の自動化対応あり。在庫管理も柔軟で外注もしやすい。

ブランディングを重視したい

顧客のリピート購入を後押ししたり、ファン化を促進したりするには、ショップのブランディングが重要です。ASP型は比較的ブランディングがしやすい傾向にありますが、カスタマイズ性が高すぎると使いにくい可能性もあります。利便性とカスタマイズ性の高さを両立しているサービスは、つぎの2つです。

Shopify

デザインの自由度が圧倒的。商品・ブランドページの表現幅が広く、D2Cや世界観訴求に最適。

BASE

ノーコードでもショップの雰囲気を直感的に整えられる上、独自ドメインや拡張機能にも対応。個人・スモールチームにぴったりのバランス。

ユーザー約2,000人の調査で見えるネットショップを選ぶポイント

現在ネットショップを運営している方は、どんな着眼点でサービスを選んだのでしょうか。

BASEがショップオーナーに実施したアンケートでは、「現在ネットショップを運営する中で、もっとも重視していることはなんですか?」という設問で、「ブランドのコンセプト・世界観の表現」という回答が22.8%、「顧客やファン、見込み顧客との関係づくり」という回答が20.7%でした。その他にも、売上、使いやすさなどさまざまな答えが集まりました。

BASEは、個人運営のショップが7割を占めるサービスです。運営体制が同じでも、このようにネットショップ作成サービスに求めるものは変わってきます。

自身が重要視することとズレたサービスを選んでしまうと「想像していたのと違った」と後悔して、他社サービスに乗り換える判断をすることになるかもしれません。

リプレイスの手間を避けるためにも、まずは機能のバランスが良いサービスを選ぶのがおすすめです。

モール型ネットショップのおすすめ4選

ここからは、多くの人が利用している、代表的なネットショップ作成サービスの特徴を紹介します。まずはモール型ネットショップ4社を見ていきましょう。

Amazon

世界的に有名なモール型ネットショップで、有料の顧客向け会員サービス「Amazonプライム」の会員数は2億人に上ります。国内だけでなく越境ECにも手軽にチャレンジできることが魅力です。

商品は自社で配送することもできますが、FBA(フルフィルメント by Amazon)を利用すると在庫管理・発送・返品対応をまかせられます。そのため、仕入れや商品登録といった他の業務に専念できるでしょう。

料金プランは、小口出品プランと大口出品プランにわかれています。

 

条件

金額

小口出品プラン

出品可能な商品数:49点未満/月

従量課金制(商品点数に応じて金額が決まる仕組み)

大口出品プラン

出品可能な商品数:49点以上/月

固定の月額制

楽天市場

楽天グループが運営するECモールです。57,000以上のショップが出店しており、国内の楽天ID数は1億以上に上ります。ショップアドバイザーや専任ECコンサルタントによる手厚いサポートが受けられるのが魅力です。

楽天市場の初期費用は60,000円、月額費用は25,000円からと、高額です。さらに、お客様とのコミュニケーションを行うツール「R-Messe」の利用料として月額3,000〜5,000円が必ずかかり、楽天ペイ利用料金として売上の2.5〜3.5%が引かれます。

Yahoo!ショッピング

Yahoo! JAPANグループが運営するモール型ネットショップです。メリットは、Yahoo! JAPANやLINEなど、グループ内の莫大なユーザー数を誇るサービスから顧客を取り込みやすいことです。

Yahoo!ショッピングの特徴は初期費用・月額費用・販売手数料がすべて無料なこと。他のモール型サービスと比較しても費用を抑えて出店できます。

ただし、ポイントやキャンペーンの原資のほか、アフィリエイトの原資や手数料、決済サービス手数料などはかかります。コストが完全にゼロではないことは理解しておきましょう。

メルカリshops

フリマアプリで有名なメルカリの事業用サービスです。

通常のメルカリと同様、出品した商品がメルカリアプリに表示されますが、値下げ交渉にも使われる質問機能を非表示にできます。さらに、タイムセールやクーポンなどの集客サポート機能も備わっているため、効果的に販売を促進できます。

初期費用・月額費用ともに無料です。販売手数料は決済手数料込みで10%と、やや高額です。

無料ASP型ネットショップ作成サービスのおすすめ6選

無料で利用できるASP型のネットショップ作成サービスを紹介します。

 

BASE
(スタンダードプラン)

STORES
(フリープラン)

カラーミーショップ
(フリープラン)

FC2ショッピングカート
(無料プラン)

easy my shop
(無料版)

おちゃのこネット

初期費用

無料

無料

無料

無料

無料

無料

月額費用

無料

無料

無料

無料

無料

無料

販売手数料

無料

無料

無料

無料

無料

無料

決済手数料(クレジットカードの場合)

3.6%+40円

別途サービス利用料3%

5.5%

6.6%+33円

5.0%

5.0%+40円

6.6%

登録画像数

20枚/商品

15枚/商品

4枚/商品

無制限

50枚/商品

無制限

デザインテンプレート数

22点

48点

5点

非公開

43点

31点

無料プランでは利用できない機能

なし

決済方法・配達日指定・在庫数CSV更新など

フォローメール、Amazon連携、年齢制限など

メールマガジン配信、ファビコン簡単設定など

会員機能、配送方法選択、商品のお気に入り登録、お問い合せ管理など

Amazon Pay決済、商品一括登録、レビュー、外部カートなど

独自ドメイン

×

×
有料オプション

越境EC対応


英語対応あり

×

×

近日提供予定

サポート


無料版はメールのみ

ショップ累計開設数

230万(2024年12月時点)

毎月1万

約5万(2022年12月時点)

23万

非公開

9万

BASE(スタンダードプラン)

BASEはショップ開設数が230万以上(2025年1月時点)で、「売上を伸ばしやすいネットショップ開設サービスNo.1)」(※にも選ばれているASP型ネットショップ作成サービスです。

スタンダードプランは、初期費用・月額費用ともに無料で利用できるプランです。

BASEでは、プランごとに使える機能に差がありません。月額費用が有料のグロースプランの場合、決済手数料が業界最安水準まで抑えられます。そのため、月商にあわせて適したプランを選べるのが魅力です。月商50万円を超える場合は、スタンダードプランよりもグロースプランの方がコストを下げられる可能性が高いでしょう。

また、BASEはショップ開設まで最短30秒、販売まで最短30分というスピーディーさも魅力です。決済方法を導入するための申請や審査による待ち時間も不要なため、ショップ開設にかかる手間と時間を抑えられます。

最近1年以内にネットショップを開設する際に利用したカート型ネットショップ開設サービスの調査(2024年2月 調査委託先:マクロミル)

BASEなら、集客も安心

ASP型ネットショップの課題は集客にありますが、BASEであれば、集客に役立つ機能が豊富です。

なかでも代表的な集客機能に、BASEの全ショップで使えるクーポンがあります。BASEのクーポンキャンペーンの特徴は、クーポンによる割引金額はBASEが補填することです。ショップによる費用負担なしに、顧客にお得に購入してもらえる販促キャンペーンとして積極的に活用できます。

さらに、Instagramと連携して販促できるサービス「Instagram販売 App」やYouTubeチャンネルで商品を紹介できる「YouTubeショッピング連携」などの機能もあります。

くわえて、累計ID登録者数1,600万(2025年3月時点)のショッピングアプリ「Pay ID」もあるので、ほかのASP型ネットショップに比べると、集客の方法が多いことが魅力です。

下記の記事でもっと詳しく解説していますので、参考にしてみてください。

【公式】ネットショップ作成サービス「BASE」とは? 特長や料金、ショップの開設方法を解説

STORES

STORESは、BASEと同じように月額費用無料で利用できるフリープランがあるASP型ネットショップ作成サービスです。ほか、月額費用2,980円のスタンダードプランがあります。

無料と有料の一番の違いは、決済手数料です。フリープランの決済手数料は決済金額の5.5%、スタンダードプランの決済手数料は3.6%です。そのため、安定した月商があるショップでは、スタンダードプランの方が利用料を抑えられるでしょう。

また、利用できる機能はプランによって変わってきます。一部の機能は有料のスタンダードプランでしか利用できない点には注意してください。

加えて、<STORES>は、無料のデザインテンプレートが48種類もあるのもうれしいポイントです。

BASEと比較されやすいネットショップ作成サービスです。2つで迷っている場合は、「使いやすさ」「集客・販促のサポート」「手数料」「固定費」を比較し検討しましょう。

BASEとSTORESを徹底比較!BASE担当者目線で魅力をまとめてみた

カラーミーショップ

GMOグループが運営するASP型のネットショップ作成サービスで、料金プランはいくつか用意されています。

初期費用・月額費用が無料のフリープランは、80種類以上のデザインテンプレートを自由に利用可能です。ただし、商品画像は1点につき4枚までで、機能に制限がある点には要注意です。

商品画像が少ないと、商品の特徴が正しく伝わりにくく、クレームや返品の原因となるリスクがあります。リスクを抑えて多くの顧客に商品を手に取ってもらえるネットショップを運営したいのであれば、月額費用4,950円以上の有料プランを選ぶのが望ましいでしょう。

BASEとカラーミーショップを徹底比較。BASE担当者目線で魅力をまとめてみた

FC2ショッピングカート

初期費用・月額費用・販売手数料が無料のネットショップ作成サービスで、23万以上のショップが開設されています(2024年7月時点)。利用にあたって発生する料金は、決済手数料(クレジットカードの場合は5.0%)と売上処理料の2つです。

無料プランでも独自ドメインを設定でき、顧客分析に活用できるGoogle Analyticsともかんたんに連携できます。また、HTMLやCSSによるショップデザインの編集も可能です。

有料プランも月額費用がたった750円なので、機能を拡張したいときに気軽に移行できることも魅力でしょう。

ただし、決済方法がプランに含まれておらず、決済代行会社を自分で選んで手続きすることになります。そのため、商品の販売開始までに時間がかかる点には注意が必要です。

easy my shop

easy my shopは、名入れやカスタムオーダー商品などに対応しているのが特徴のASP型ネットショップ作成サービスです。商品写真を魅力的に見せる機能が豊富に備わっていて、ファッションやフード、ハンドメイドなどさまざまなジャンルのショップが開設されています。

easy my shopでは初期費用・月額費用が0円の無料版でも、販売手数料が0円です。さらに、有料オプションとしてYahoo!ショッピングへの掲載サービスもあるため、モール型とASP型の双方のメリットを受けられることも魅力です。

ただし、無料プランのショップ全体の容量が200MBまでであるため、商品写真を豊富に載せているとすぐに上限に達してしまうでしょう。

おちゃのこネット

初期費用・月額費用、販売手数料が無料で利用できるネットショップ作成サービスです。利用にあたって必要な費用は、決済手数料6.6%のみです。

おちゃのこネットはテンプレートが充実していて、デザイナーにショップデザインをまかせられる有料サービス(11万円〜)もあります。そのため、デザイン性の高いネットショップが作成できるでしょう。

商品数は最大100点まで登録でき、容量は無制限となっています。また、連携する決済代行会社では、クレジット、コンビニ払い、銀行振込、あと払いと幅広い支払い方法に対応しているのも魅力です。

有料ASP型ネットショップ作成サービスのおすすめ8選

つづいて、初期費用や月額費用が必要なASP型ネットショップ作成サービスを見ていきましょう。

 

BASE
(グロースプラン)

MakeShop
(プレミアムプラン)

Shopify
(Basic)

ショップサーブ

ecforce
(スタンダードプラン)

futureshop

Squareオンラインビジネス
(プラス)

クラフトカート

初期費用

無料

11,000円

無料

30,000円
(開通料)

148,000円

要問い合わせ

無料

59,800円

月額費用

16,580円
※年払いの場合

12,100円

3,650円
年払いの場合

25,000円〜

49,800円

要問い合わせ

3,375円

19,800円

販売手数料

無料

無料

無料

無料

要問い合わせ

要問い合わせ

無料

無料

決済手数料(クレジットカードの場合)

2.9%

3.19%

3.55%

3.675%
(VISA/MASTER)

要問い合わせ

要問い合わせ

3.6%

3.0%

登録画像数

20枚/商品

無制限

非公開

非公開

5枚/商品
オプション利用で40枚まで登録可能

無制限

無制限

デザインテンプレート数

22点

20点

10点以上

非公開

非公開

非公開

非公開

非公開

独自ドメイン


別途料金が必要


1年間無料

越境EC対応

×

サポート

ショップ累計開設数

230万(2024年12月時点)

1.2万以上

数百万

11万

1,300

2,900以上

非公開

非公開

BASE(グロースプラン)

ネットショップ作成サービス「BASE」には、手数料を大幅に抑えられる有料の「グロースプラン」があります。

無料の「スタンダードプラン」では決済手数料が3.6%+40円必要ですが、グロースプランでは業界最安水準の2.9%になります。サービス利用料も3%から無料になるため、大変お得なプランです。月額費用と決済手数料をあわせたトータル金額でみたときに、ショップの売上規模が大きくなるほどお得になるのは、BASEのグロースプランです。

BASEでは契約期間を1ヶ月と12ヶ月で選べて、契約期間修了のタイミングでいつでもグロースプランとスタンダードプランを切り替えられます。1ヶ月単位でのプラン切り替えも可能なので、商品制作に集中したい期間はランニングコストのかからないスタンダードプラン、販売に力を入れたい期間は手数料が業界最安値のグロースプランと、販売スケジュールに合わせて最も安くなる方法を柔軟に選べるのが強みです。

「グロースプラン」([年払い]16,580円/月の場合)、決済手数料2.9%での計算。

MakeShop

カラーミーショップと同じ、GMOグループが運営するネットショップ作成サービスです。

カラーミーショップとの違いは、より事業規模の大きなネットショップに適したサービスが多く備わっていることです。料金プランも、初期費用11,000円、月額費用12,100円とやや高額な一方で、販売手数料は無料に設定されています。

デザインテンプレートが173種類と他のサービスと比べて群を抜いて多く、充実した機能がそろっています。BtoB向けのオプション機能の豊富さにも目を見張るものがあり、卸サイトなどを検討している人には、ぴったりかもしれません。

一方で、機能や難しい設定も多く、難しいサービスに抵抗がある場合は慎重に選ぶ必要があります。とくに、デザインのカスタマイズにある程度の知識が必要なことは、考慮すべきポイントです。

Shopify

Shopifyは、カナダで2004年に創業されたECサービスで、世界175カ国以上で利用されている実績があります。

料金は初期費用が無料、月額費用は3,650円以上の3段階にわかれたプランが用意されています。全世界で利用されているため決済手段の数も多く、Apple PayやGoogle Pay、仮想通貨などにも対応可能です。

また、ショップデザインのカスタマイズ性が非常に高くなっています。ノーコードによる簡易的な編集も可能ですが、Web制作会社にアウトソーシングして本格的なオリジナルデザインを作るケースも珍しくありません。予算が豊富で、ブランディングにこだわりたいショップにとっては魅力的なサービスです。

BASEとShopifyを徹底比較。BASE担当者目線で魅力をまとめてみた

ショップサーブ

ショップサーブは、2006年から提供されており、ECサイト構築実績が長く、安心して利用できるサービスです。

有料ですが、SEO対策の代行や広告代行、ページ制作代行など、さまざまなサービスが受けられるのがメリット。

ショップサーブで必要となる初期費用は30,000円、月額費用は25,000円からとなっています。

販売手数料は無料ですが、決済手数料がかかり、クレジットカードの場合は、決済金額の3.675〜4.725%に加え、1売上につき34円(税抜)がかかるのがデメリット。

また、スマホ対応には別途月額料金がかかるため、注意が必要です。

ecforce

ecforceは、ショップ運営をサポートする機能が充実したネットショップ作成サービスです。

受注状況のシステム監視や、ショップ立ち上げ時の専任スタッフによるカスタマーサポートなど、手厚い機能を利用できます。定期通販にも対応していて、美容・食品・アパレルなどに強みを持っています。

料金プランはショップにあわせて個別に提案してもらえるため、ニーズにあわせて過不足ない機能を適正な料金で利用できます。具体的な料金を知るためには問い合わせが必要で、最低1年間の契約が必須となっているため、初心者や個人でのネットショップにとってはややハードルが高いでしょう。

futureshop

さまざまな分野のネットショップで優れた集客力を誇り、売上の成長率は153%、利用継続率99.3%に上るサービスです。料金は初期費用が22,000円以上、月額費用24,000円以上となっていて、販売手数料は無料です。

実店舗在庫表示や店舗受け取りといった、実店舗との連携に便利なサービスも豊富に用意されています。越境ECやライブコマースにも対応。また、UIやUXをノーコードで柔軟に変更できるため、すぐにショップの動線を改善可能です。

サンプル・お試しセットの購入からリピート購入を促進する仕掛けづくりのように、顧客のファン化を進めるためのサービスも充実しています。売上が伸び悩んでいるネットショップにはぴったりです。

Squareオンラインビジネス

決済サービス「Square」が運営するネットショップ作成サービスです。

月額0円ではじめられるフリープランもありますが、デザインの変更や顧客用アカウント作成などはできないため、ネットショップを作成するのであれば月額3,375円以上の有料プランへの加入が必須といえます。

Squareオンラインビジネスでは、店舗のPOSレジと売上や在庫をリアルタイムで連携できるのが魅力です。さらにQRコードでの注文や、実店舗来店前の事前注文、サブスクリプション形式での販売などにも対応しているため、実店舗とあわせてネットショップの利便性を高めたい方におすすめです。

ネットショップと実店舗で在庫情報を一元管理。「Square連携 App」とは?

クラフトカート

クラフトカートは、顧客情報の分析や集客施策に強みを持つ有料ネットショップ作成サービスです。初期費用は59,800円、月額費用は19,800円からと、他の有料サービスと比較して敷居の高い料金設定となっています。

会員向けのポイント機能やシークレットセールなど、リピート購入を促進する機能が豊富に備わっているため、売上アップに役立つでしょう。

販促機能・定期購入機能・会員管理機能など、手間がかかりがちな業務をかんたん操作で行える機能が手厚いことも特徴です。カスタマイズ性も高いため、自分に適したネットショップを作成できます。ただし、一番手頃なライトプランの場合、必要な機能を使うには有料オプションへの投資が必要な場合があります。

ネットショップ作成サービスは無料と有料どっちがいい?

ネットショップを開業するには、無料のサービスと有料のサービス、どちらを選んだらいいのでしょうか。

無料サービスははじめてのネットショップ運営におすすめ

初期費用・月額費用が無料であれば、売上が発生するまで費用が発生しません。そのため、ショップが軌道に乗るまでリスクを抑えて運営できます。

はじめてネットショップを運営する場合や、売上の波が大きい場合、不定期に商品を販売する場合は、まずは無料サービスからはじめてみるのがおすすめです。

有料サービスは月商50万円以上のショップにおすすめ

月商が安定しているショップであれば、手数料を抑えられる有料サービスがおすすめです。

有料プランの損益分岐点は各サービスの料金設定によって変わってきます。たとえばBASEのグロースプランを利用する場合、月商50万円以上が目安です。月商50万円以上を達成する見込みがある月はグロースプランに切り替えることで、月額無料のスタンダードプランよりも運営コストを抑えられます。

シーン別のBASEのネットショップ成功事例を紹介

 

ネットショップ運営のイメージをさらに具体化するために、BASEのショップオーナーの声を見てみましょう。

ネットショップに詳しくない人向け|unite様の事例

大阪・箕面のトレイルラン専門店「unite」は、開店直後のコロナ禍にBASEでネットショップを開設しました。初心者でも使いやすい「おまかせ集客」機能により、BASEが自動でGoogle広告を配信。「特別な勉強も、大きな投資も要らずに、売上がしっかり増えた」とオーナーの田所さんは語ります。実際、最初の30日間から広告費の5倍以上の売上を記録しました。

「集客はBASEさんにおまかせして、そのぶん“店舗と同じように心を込めて届ける”ことに集中できた」とのこと。集客の不安を抱える初心者にこそ、BASEは力強い味方です。

赤字リスクがないから安心。「BASEにおまかせ集客」で、専門知識も初期投資もいらずに、売上が大幅アップ

ブランディング重視の人向け|Edition Koji Shimomura様の事例

東京・六本木にあるミシュラン二つ星フレンチ「Edition Koji Shimomura」も、コロナ禍をきっかけにネットショップを開業しました。

ネットショップ開業当初に販売したのは、店舗では食べられないまかない食です。実店舗とは異なる価値を提供することでブランディングを行いました。ネットショップなら実店舗と違い、立地などの条件に左右されずに均一な商品価値を提供できます。ネットショップでの販売はテイクアウトと違って、SNSを通じた情報発信が売上に直結しやすい点も魅力だったそうです。

ブランディングのため、実店舗の公式サイトにカート機能を追加してネットショップ運営を行うことも検討したそうです。しかし、費用も時間もかかるため、スピーディーにリスクを抑えて開業できるBASEを選びました。ショップの管理はスマホでできるため、価格の調整や在庫管理など、運営に関わる作業をこまめにしやすい点も役立っているそうです。

これからの飲食店はどうしていくべき? ミシュラン二つ星シェフが考える、 Withコロナ時代の戦略とは

コストを抑えたい方向け|3.LIETO様の事例

3.LIETO(スリーリエート)」は、スカーフ風のおしゃれなスタイ(よだれかけ)『スタイーフ®』を販売するブランドです。実店舗はなく、BASEのネットショップやと、百貨店などでのポップアップストアでの販売を行っています。

もともとBASEで月額費用無料のスタンダードプランを利用していましたが、売上が伸びるにつれて手数料の負担が大きくなりました。そこで、月額費用有料で販売手数料が業界最安水準のグロースプランに切り替えたところ、運営コストを削減できたそうです。

運営コストを抑えられた分、新商品の開発費用に充てられるになり、ショップの成長にプラスの影響がありました。広告やイベント出店など、認知度向上につながる取り組みにも力を入れやすくなったため、さらに前向きにショップ運営に向き合えるようになったそうです。

気持ちの面でも後押し。グロースプラン導入ショップインタビュー

まとめ

この記事では、ネットショップの種類と、モール型・ASP型のおすすめサービスを紹介しました。ネットショップ作成サービスを選ぶ上で重要なのは、「どうすれば目的を達成できるか?」という点です。機能やサポート体制、料金、操作性などはサービスごとに異なりますので、まずはネットショップを運営する目的や体制を明確にした上で、自分にあったサービスを見つけてください。

ネットショップ作成サービス「BASE」は、「売上を伸ばしやすいネットショップ開設サービスNo.1(※)」にも選ばれているサービスです。ネットショップ初心者も、すでに安定した月商を実現しているショップも満足できる機能やサポートが充実しています。商品が売れるまでは0円でショップを運営することも可能なので、リスクを抑えられるのも魅力です。ぜひBASEでネットショップ運営をはじめてみてください。

最近1年以内にネットショップを開設する際に利用したカート型ネットショップ開設サービスの調査(2024年2月 調査委託先:マクロミル)

BASEなら最短30秒で開設完了
売れるお店を作る機能とサポートが豊富

BASEのネットショップは、開設手続きは最短30秒、販売開始まで最短30分

ネットショップ開業によくある面倒な書類提出や時間のかかる決済審査もなく、開業までの手続きがシンプルでわかりやすいのが特徴です。

また、売上を左右するデザインや集客の機能も充実しています。

プログラミングの知識がなくても、プロ並みのショップデザインが実現できる豊富なデザインテンプレートをご用意しています。

さらに、集客に必須のSNSの連携も簡単です(Instagram・TikTok・YouTubeショッピング・Googleショッピング広告)。

ショップ開設はメールアドレスだけあれば、その他の個人情報やクレジットカードの登録も必要ありません。

個人が安心して使えるネットショップをお探しなら、開設実績No.1のBASEをまずは試してみてください

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