【2023年最新】アパレルブランドの立ち上げ方法とは?費用や準備、成功のポイントを解説

2021.01.31(更新:2023.06.15)

「アパレルブランドの立ち上げ方法」について解説

自分でアパレルブランドを立ち上げたいと考えているけれど、「何からはじめたらよいか、わからない」という悩みを抱えている方は、意外と多いですよね。

そこで、この記事では、アパレルの知識や経験がない方でもわかる「アパレルブランドの立ち上げ方」について解説します。

必要な費用や成功のポイント、また、BASEで実際にアパレルブランドを立ち上げたショップ事例も掲載していますので、ぜひ参考にしてみてください。

アパレルブランドを立ち上げるのに、かならずしも資格や経験は必要ない

「アパレルブランドの立ち上げ」と聞くと、「まずは知識をつけなきゃいけないのかな?」と不安になる方もいるかもしれません。

結論から言うと、資格や経験がなくてもブランド立ち上げは可能です。

アパレルブランド立ち上げに必要な知識などは、外部の力を借りることができるからです。

たとえば、オリジナルのアパレル商品を作る場合にも、アイデアさえ持っていれば、それを実現してくれるサービスが存在します。

商品を仕入れるのも、今はネットの仕入れサイトなども豊富ですし、海外輸入を代行してくれるサービスもあります。

もちろん、知識や経験があれば、そういったバックグラウンドを生かして、最適な仕入れ先や工場などを活用できるので、有利であることに変わりはないでしょう。

とはいえ、もっとも重要なのは、ブランドのアイデンティティやストーリーを伝え、多くの人に購入していただくことです。

事実、最近ではインフルエンサーをはじめ、業界未経験の方がファッションブランドを立ち上げることも少なくありません。

SNSが普及し、個人でも発信できる土壌が整ったために、あらゆる人にチャンスが存在しているのです。

アパレルブランドにも多いビジネスモデルである「D2C」については、「D2Cとは?特徴や、メリットとデメリット・成功のポイントについてわかりやすく解説」をご覧ください。

D2Cについてわかりやすく解説。特徴やメリット・成功のポイントについて

アパレルブランドを立ち上げる、4つの方法

ここまでご紹介してきたように、アパレルブランドの立ち上げには、特別な資格や経験はなく、それぞれがバックグラウンドやモチベーション、行動力などの持ち味を生かして参入することができます。

ブランドを新しく立ち上げる方法は、大きく4つありますが、一番おすすめなのは、リスクが少ないネットショップです。

そんなネットショップをふくめ、実際にアパレルブランドを立ち上げる方法にはどのようなものがあるのか、ご紹介していきます。

方法1. 実店舗で開業する

アパレルブランドを立ち上げる方法で、多くの人にとって難易度が高いと感じられるのが、「実店舗で開業する」方法です。

物件探しからはじまり、お店のディスプレイを考えて手配、家賃の支払いなど、ほかの方法に比べてハードルが高くなります。

ただし、店舗で運営することで、お客様からの安心感を得られやすいでしょう。また、直接購入する人の反応や、会話ができるのも、実店舗ならではの醍醐味といえます。

資金や時間に余裕のある方に、おすすめの方法です。

方法2. ネットショップで立ち上げる

もっともリスクの少ない方法が、ネットショップでブランドを立ち上げる方法

「BASE」などの固定費がかからないサービスを利用すれば、初期費用やランニングコストも安いため、限りなくリスクをおさえてブランドの立ち上げが可能です。

また、ネットショップの場合は、全国のお客様に商品を見てもらえる可能性があり、商圏が広いのが特徴。

とくに、最近では、SNSを使った集客でコストをかけずに「立ち上げ」「集客」「販売」が可能、となっているのも大きいでしょう。

また、ネットショップを開設するとなると、個人であったとしても「特定商取引法」という法律によって、住所や電話番号など運営者情報の表示が義務付けられています。

特商法については、「特定商取引法に基づく表記とは?条文をもとに分かりやすく解説!ネットショップ運営にも必須」をご覧ください。

特定商取引法に基づく表記とは?条文をもとに分かりやすく解説!ネットショップ運営にも必須

BASEでは、その情報を非公開にすることができます

ネットショップ作成サービスの中には、住所や電話番号を非公開にできないものもあります。

「自分の個人情報を公開したくない」と考える方でも、BASEでなら、安心してネットショップでブランドを持つことができます。

BASEでの特商法に基づく表記については、「BASEにおける「運営に関する情報の設定(特定商取引法に基づく表記)」を解説!」をご覧ください。

BASEにおける「運営に関する情報の設定(特定商取引法に基づく表記)」を解説!

BASEの拡張機能である「かんたん発送(ヤマト運輸連携) App」を使えば、匿名配送も可能です。

くわしくは、『「かんたん発送(ヤマト運輸連携) App」で匿名配送が可能になりました』をご覧ください。

「かんたん発送(ヤマト運輸連携) App」で匿名配送が可能になりました

方法3. フリマやポップアップショップに出店する

「店舗を持つのは難しいけれど、直接お客様の顔を見て販売したい」という人におすすめなのが、フリマやポップアップショップへの出店。

とくに都内や大きな都市では、フリマやポップアップの出店募集を見つけやすいので、おすすめです。

「ポップアップ 出店者募集」や「フリーマーケット 募集」と検索すると、出店概要の情報を得ることができます。

一時的な出店となるので、自分の商品が本当に売れるのかどうか試してみたい。と考えている人にもおすすめです。

方法4. クラウドファンディングする

クラウドファンディングを利用してアパレル商品を販売する方法も、最近では多くなっています。

支援者の共感を得ることができれば、ノーリスクでブランド立ち上げのための資金を調達することができます。

クラウドファンディングのメリットは、無料でプロモーション活動ができること。

興味関心が強いユーザーも多いため、熱意が伝われば、ブランドの立ち上げやコンセプトに共感して、応援してもらえる可能性があるでしょう。

プロジェクトページの作成に力を入れ、企画内容を明確に伝えることが重要です。

また、クラウドファンディングの段階でファンを獲得することができると、ブランド立ち上げ後もスムーズになります。

人々をうなずかせられるようなストーリーや、熱い想いをお持ちの場合におすすめな方法です。

 

アパレルブランド立ち上げに向けた、事前準備

ここまでお伝えしたように、アパレルブランドを立ち上げるには、複数の手段があります。

ここからは、実際にアパレルブランドを立ち上げるにあたり、事前に準備しておきたいポイントについて説明していきます。

1. 服を仕入れるのか、自分で作るのかを決める

まずは、服を仕入れるのか、もしくは自分で作るのかを決めましょう。というのも、発生する工程も予算も販売戦略も、それ自体で変わってくるからです。

仕入れの場合

服を仕入れる場合は、すでに商品ができあがっているため、制作にかけるコストや手間が省けます。

たとえば、仕入れサイトとして<NETSEA(ネッシー)>や<スーパーデリバリー>などのネット仕入れサイトを利用すれば、オンラインで仕入れが完結します。

「スーパーデリバリー App」を活用して、仕入れ販売をはじめよう

ただし、不良品が発生するリスクもありますし、そもそも競合他社と商品がかぶってしまう、原価が高くて利益が出ない、などの可能性も考慮しておく必要があります。

ネット仕入れの選択肢としては、海外輸入もあります。たとえば、中国の<アリババ>や<タオバオ>には、日本では考えられないくらいの安価な商品が並んでいます。

それらの商品を仕入れれば、大きな利益が見込めます(一方で、不良品などのリスクが大きいため、輸入代行業者を利用するのが一般的)。

「BASE」では、<タオバオ>などからの輸入代行をおこなってくれる、<タオバオ新幹線>というサービスと連携しているため、海外仕入れもかんたんです。

「タオバオ新幹線 App」の使い方|BASEと連携して輸入販売をはじめよう

なお、<タオバオ新幹線>を利用して、ドロップシッピング形式での販売も可能です。

ドロップシッピングとは、商品の在庫を自分で保管せずに、直接業者から出荷できるシステムのこと。

くわしくは、下記の記事をご覧ください。

ドロップシッピングとは?おすすめのサイトやメリット/デメリットを紹介

服を仕入れる
メリットデメリット
既に商品が完成しているので制作の手間や負担が省ける不良品が発生するリスクがある
生産を外注したり人を雇う必要がない信頼できる仕入れ業者を探す必要がある
大量発注のさいに価格交渉がしやすい海外とやりとりする場合は英語などの外国語が必要になる
価格競争になりやすい
在庫リスク

自分で作る場合

自分で商品を制作する場合は、一からデザインすることができるので、ショップのコンセプトやお客様のニーズを反映した商品を生み出しやすくなります。

一見、知識や経験が必要そうですが、実際のところ、さまざまなサービスがあるので、自分の不足しているところはうまく外部業者を頼ることで解決します。

たとえば、裁縫してくれる人を見つけることができる、<nutte(ヌッテ)>というマッチングサービス。

企画から納品までをサポートしてくれる、<sitateru(シタテル)>など。

「BASE」では、<AYATORI>というサービスと連携していて、未経験者でも「こんな服を作りたい」というイメージさえあれば、デザインもない段階から相談に乗ってもらえ、商品の製造までを依頼することができます。

「AYATORI App」を活用して、アパレル製品の企画製造を安価にはじめよう!

 

自分で作る
メリットデメリット
イメージ通りの商品を売ることができる量産のさいに外注が必要になることもある
材料や細部までこだわることができる経験やテクニックがある程度必要になる
お客さんのニーズを反映しやすい商品の実現・完成までに時間がかかる
初期投資が必要になる

 

2. 開業資金を用意しておく

では、アパレルブランドの立ち上げに必要な資金は、どのくらいなのでしょうか?

アパレルブランドの立ち上げには、開業方法によって変わります。実店舗での開業の場合、約1,000万円程度、ネットショップ販売の場合、数万円から開業可能です。

ここでは、実際に必要な資金を、まとめてご紹介します。ここでご紹介するのは、あくまで目安として参考にしてみてください。

必要になる項目資金相場
実店舗・店舗賃貸契約費用
・家賃
・店舗改装費
・設備購入費
・商品仕入れ代金
・法人設立費用
・開店時の広告宣伝費
1000〜1500万円
※立地や店舗の規模、内装によって異なります。
ネットショップ・商品仕入資金
・ショップ開設費/運営費
数万円〜規模に応じて
※ショップ開設費は「BASE」の場合無料
クラウドファンディング・商品仕入資金
・プロジェクト宣伝費
基本的に無料ではじめ、立ち上げ後に還元していきます。

3. ブランドやロゴ、ショップのコンセプトを決める

ブランド名やロゴ、コンセプトなどを決めておくのは、SNSなどでのプロモーションにおいて、重要です。

とくに、コンセプトがないと、情報に一貫性がなくなるため、運よく投稿などを見てくれても、フォローにはつながりません。

まずはコンセプトを考えて、「あなたのブランドが提供する価値とは何なのか?」ということを固めておきましょう。

ネットショップを開業したい人が確認すべき8つの手順とおすすめサービスを解説!これを見れば始め方が分かる【初心者必見】

ロゴは、<Canva>などを利用して自分で作ることもできますが、<ココナラ>や<クラウドワークス>などで外注するのも一つの選択肢です。

こういったクラウドソーシングサイトでは、予算に合わせてコンペをすることもできますので、非常にコスパがよいといえます。

外注するさいには、色付きのパターン、モノクロバージョン、配置違いのパターンなどを納品してもらうことで、ネットショップの作成や梱包用品、ノベルティグッズを作るときなどのさまざまな用途で活用できるので、おすすめです。

 

4. 集客をおこなう

前述のとおり、アパレルブランドを立ち上げて商品を販売するには、さまざまな方法がありますが、いずれの方法を採るにしても、必要になるのが集客です。

最近であれば、実店舗を持っていようが、ネットショップであろうが、SNSを活用することが主流になってきています。

もちろんほかにも方法はありますが、一朝一夕でできるものではないため、ブランド立ち上げ前のタイミングで「どうやって人を集めるか?」というのは、十分に検討しておく必要があります。

ネットショップで集客する方法と、商品を売るために絶対に必要な考え方

 

4. 商標登録をおこなう

商標登録は、必須ではありませんが、ブランドを立ち上げる場合は、視野にいれておくとよいでしょう。

同じジャンルで同じブランド名を、他人によって商品登録されてしまった場合、自分のブランド名が使えなくなってしまう可能性があるからです。

とくに、アパレルは商標登録の多い業界です。また、アパレル関連アイテムは、素材や用途、性質などによって多岐に渡るため、注意が必要です。

特許情報プラットフォーム(J-PlatPat)>のデータベースで検索すると、商標を閲覧することができきるので、立ち上げようとしているブランドの商標などがすでに登録されてないか、あらかじめ確認しておきましょう。

とはいえ、個人で商標登録をするのはハードルが高いため、弁理士に相談してみるのがおすすめです。

 

5. 開業届を提出する

開業届は、かならず出さなければいけない、というものではありません。

ただし、ネットショップを開設して定期的に事業所得を見込む場合は、開業届を提出するのが妥当と考えるべきでしょう。開業届を出すと、青色申告ができるようになるなど、複数のメリットがあります。

くわしくは、下記の記事を参考にし、開業届を出すべきか検討してください。

ネットショップに開業届は必要?書き方や提出の手続きについて解説

 

6. 必要に応じてタグ、洗濯表示、サイズタグなどを準備する

アパレル商品の販売では、洋服の内側につけるタグなども、必要に応じて工場に外注する必要があります。

下記のように、アパレルメーカー向けにタグやラベルを製造している専門業者に問い合わせて、手配するとよいでしょう。

http://wash-namelabel.salesflyer.jp/

繊維製品に関しては、洗濯やアイロンの取り扱いや注意などをうながすために、品質表示をつける必要があります。

表示方法に関しては、消費者庁によって定められた決まりがあるので、Webサイトで確認しておきましょう。

繊維製品の表示について | 消費者庁

また、アパレル商品に必要なタグの種類も知っておきましょう。下記を参考にしてみてください。

織ネームベースの生地にブランドやロゴがプリント・刺繍されたタグ。 
下げ札、値札タグ衣服に紐などで繋がっており、商品の値段、サイズなどの情報を表示しているもの。
洗濯ネーム衣服の裏地などについている品質表示。繊維の組成や洗濯・アイロンなどの取り扱い、表示者名、原産国などを記載する。
サイズタグSやMなど、商品のサイズを表記したタグ。

 

アパレルブランド立ち上げを成功させるためのポイント4つ

せっかく立ち上げたブランドは、なるべく失敗しないように継続していきたいものです。

先に注意点を把握しておくことで、失敗のリスクを減らすことができるでしょう。ここからは、実際にアパレルショップを立ち上げるさいに、知っておきたい成功のポイントを紹介します。

1.ブランドコンセプトやターゲットを明確にする

アパレルブランドを成功させるためには、コンセプトやターゲットを明確化することが重要です

コンセプトとは、「概念・発想・構想」などを意味します。

制作物などを作るさいに、ベースとなる考え方や構想、また、全体を通した基本的な考え方を意味する言葉です。

すなわちブランドコンセプトとは、今後ブランドを展開していく上での、「軸」となるものといえます。

自身のブランドに込める想いや、「なぜブランドを立ち上げたいのか」を整理し、「売り出していくブランドはどのようなものか」を決定しましょう。

一方、ターゲットとは、ブランドの商品を買ってほしい・着てほしい年齢や性別、職業、好みなどを具体的に設定したものです。

「どんな人に買ってほしいか」「誰に届けたいか」といった、ターゲットを決める際には、マーケティングで使用される、ターゲットの人物像をより詳細に設定する「ペルソナ」を活用するとよいでしょう。

また、「買ったあとどんな気持ちになってほしいか」という感情も、よりよい購買体験には重要です。ブランドコンセプトやターゲットを設計するさいは、こちらも合わせて考えてみましょう。

2.市場を調査し、ニーズにあった商品を販売する

ブランドコンセプトやターゲットに沿ったものはもちろんのこと、ニーズにあった商品を販売することも、ブランドを成功させる要素として必要不可欠です。

とくにアパレル業界のニーズやトレンドは、目まぐるしく変化します。

常に最新のトレンドをキャッチするためにも、市場をしっかりと調べ、ターゲット層のニーズに沿った商品を販売することが、成功のポイントです。

市場やターゲット層のニーズと、販売商品が合っていないと、どれほど高品質な商品を作ったとしても、それを求める消費者は少なく、ビジネスとして成り立たなくなる可能性もあります。

3.類似しているブランドがないか、事前にチェック

ここまで、ブランドの軸となるコンセプトや、市場調査の必要性についてお伝えしてきましたが、1点注意が必要です。

それは、取り扱う商品が、ほかのブランドやショップと類似しすぎていたり、コンセプトが近すぎたりすると、訴訟を起こされるリスクがあることです。

たとえば、『Avancer』を販売する<ラルジュ社>は、デザインが<イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE INC.)>の展開する商品『バオ バオ イッセイ ミヤケ(BAO BAO ISSEY MIYAKE)』に類似し、誤認混同を消費者に生じさせる、として訴えられました。

最終的に<イッセイ ミヤケ>が勝訴し、東京地方裁判所は<ラルジュ社>に対して、侵害行為の差し止めや廃棄に加えて、損害賠償の支払いを命じています。

参考:イッセイ ミヤケが「バオ バオ」類似品訴訟でラルジュ社に勝訴、東京地裁が判決

アパレル業界においては、模倣は比較的寛容だと認識されていますが、著名なブランドなどでは、たびたび訴訟が起こっているのも現実です。

明らかに商品やコンセプトがかぶっている場合は、ユーザーにもネガティブな影響を与えてしまう可能性もあります。

ビジネスをはじめる前に、一度チェックしておくのがおすすめです。

4.SNSでしっかりプロモーションしよう

アパレルブランドの立ち上げには、SNSの活用は必須です。

2020年に<アライドアーキテクツ株式会社>が実施した「SNSをきっかけとした購買行動・口コミ行動調査結果」では、SNSの情報をきっかけに、ECサイトで商品を購入するユーザーが多いことが報告されています。

参考:【2020年最新版】5大SNSユーザーによる「SNSをきっかけとした購買行動・口コミ行動調査結果」公開!(Twitter、Instagram、Facebook、LINE、YouTube)

Twitter、Instagram、LINE、Facebook、YouTubeのいずれのSNSでも、過半数のユーザーが、SNSをきっかけに、はじめて利用するECサイトで商品を購入した経験がある、と返答しました。

とくに、Instagramでは、購入経験がSNSのなかでも最多、というデータがあります。

ネットショップを使うと、全国のユーザーに見てもらうことができますが、Instagramと連携して運用すると、さらに購入に結びつきやすくなるので、おすすめです。

BASEでは、拡張機能「Instagram販売 App」を使って、Instagram / Facebookにショップの商品情報を連携することで、Instagramの投稿に商品をタグ付けして、「BASE」の商品販売ページへ直接リンクさせることができます

くわしくは、「Instagramのお客様を増やそう!「Instagram販売 App」で商品情報を入力」をご覧ください。

Instagramのお客様を増やそう!「Instagram販売 App」で商品情報を入力

また、Instagram広告をかんたんに配信することができる「Instagram広告 App」もBASEでは、利用可能です。

くわしくは、「商品をそのまま広告に!「Instagram広告 App」でショップのファンを増やそう」をご覧ください。

商品をそのまま広告に!「Instagram広告 App」でショップのファンを増やそう

「BASE」を活用してブランドを立ち上げたショップ事例

先ほど「知識や経験がなくてもアパレルブランド立ち上げは可能」とお伝えしましたが、実際にネットショップ作成サービス「BASE」を利用してブランドを立ち上げた方は、どのようなバックグラウンドがあるのでしょうか。

ここでは、2名のオーナー様をピックアップして、紹介させていただきます。

1. 資格や経験なしで立ち上げたパターン

水着やルームウェアを中心に取り扱うアパレルブランド、<andante>を運営する吉澤有紀さんは、OLをしながら未経験でブランドを立ち上げました。

業界未経験からのスタートだったにもかかわらず、現在では、多くの従業員を抱えるまでブランドを成長させています。

吉澤さんは、使わなくなった私物をフリマサイトで販売することからはじめ、徐々に仕入れ販売をおこないながら、「BASE」での販売に移行されました。

吉澤さんのように、未経験でも、ネットの仕入れサイトなどを利用することによって、誰でもビジネスをはじめられるチャンスがあります。

副業からネットショップオーナーへ ゼロからECアパレルを成功に導いた、その秘訣とは

 

2. Instagramがきっかけで立ち上げたパターン

もともとアパレル商品が好きで、コーディネート写真を<Instagram>にアップしていた楫江(かじえ)さんは、フォロワーさんから洋服について訊かれることが多かったそうです。

そして、最終的に自らブランドを立ち上げました。

現在では「BASE」でネット販売をしつつ、ポップアップショップにも出店しています(「BASE」では、ポップアップショップの出店サポートもおこなっています)。

ポップアップショップの出店では、リアルなお客様の反応を見ることで、新作の着想を得ているそうです。<Instagram>のフォロワーさんが商品を購入してくださることも多いそうで、楫江さんの想いに共感を抱いたお客様に支えられている、といえるでしょう。

【ネットからリアルへ vol.4】自身の憧れの姿をブランドコンセプトに。インスタで人気を集めるブランド<MEME>がこだわる世界観とは

まとめ

今回は、アパレルブランドを立ち上げるさいに押さえておきたいポイントや、実際にブランドを立ち上げる方法などについてご紹介してきました。

アパレルブランドを立ち上げるために、特別必要とされる知識や経験はありません。

まずは、ネットショップでリスクをおさえつつ、チャレンジしてみませんか? すでに、多くの方々が「BASE」を利用して、アパレルブランドを成功させています。

アパレルブランドの事例については、こちらをご確認ください。

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