「自分がデザインしたグッズを販売したい」「でもどうすれば?」という方は意外と多いのではないでしょうか?
オリジナルグッズの作成から販売までを同時におこなうとなると、一見「むずかしそう」とハードルが高く感じるかもしれません。
しかし最近では、個人でもオリジナルグッズの作成から販売までをおこなえるサービスやプラットフォームが増えてきています。
そこで、この記事では、オリジナルグッズを販売できるサイトの中からおすすめをご紹介しつつ、知っておきたい法律知識などもお伝えしていきます。
- BASEは個人・スモールチームに選ばれているネットショップ作成サービスです
- 初期費用・月額費用いらずで、無料で今日からショップ運営をはじめられます
- ショップ開設後の運営サポートや集客支援も充実しています
- 「売上を伸ばしやすいネットショップ作成サービスNo.1」に選ばれています
目次
オリジナルグッズの販売方法は2つ
オリジナル商品を販売する場合、大きくわけると2つの方法があります。
どちらにもメリット・デメリットがあるので、オリジナル商品を作成する目的やプロモーションの方法、かけられるコストなどによって選択するとよいでしょう。
方法1.在庫を抱えて販売
オリジナル商品の作成をする場合、自分でデザインや設計したものを、委託先の工場に作成してもらう方法があります(OEMなどと呼ばれます)。
小資本であっても、設備投資の必要がなく、知識や経験の豊富な受託先を選べば商品化できるのが魅力です。
そのかわり、そのオリジナルグッズのためだけに工場の稼働をさせることになるので、一般的には発注するための最低ロット数が決められています。
作成したいグッズの形や種類によっても変わりますが、1,000個単位の発注を求められることは一般的です。
大ロットで発注すれば、そのぶん1個当たりのコストは下がりますが、まとまった費用が必要なうえに、売れ残りリスクも発生します。
制作費用はなにを作るかによって変わりますが、仮に単価150円のトートバッグを3,000個発注した場合には、製作費で15万円、さらに海外工場から輸送が必要な場合には輸送費、関税などが別途必要になるため、30万円程度は必要になります。
単価や最低ロット数によっては、製作費だけで100万円を超えることもあり、ある程度資金に余裕のある人向けの方法となります。
方法2. 在庫を持たずに販売
「在庫売残りリスクを回避したい」という場合にも、オリジナル商品の作成はできます。
それが、1個からでもオリジナルグッズ作成し、販売までを一気通貫で行ってくれるサービスを利用する方法です。
この場合には、商品が売れてから、必要数だけ発注します。
こうしたサービスは、多くの場合、発送までも代行してくれるので、出品者はオリジナル商品のデザインをアップするだけで、リスクを負うこともなく、商品の販売をおこなうことができます。
ただし、商品の形やベースとなる色など、ある程度決められたなかから、柄やロゴなどのデザインだけを差し替えることになるので、自由度やクオリティには限界があります。
また、少量ずつの発注となるので、1個当たりの製造コストは高めになり、利益は薄くなります。
競合との差別化も難しいため、事業として大きな売上をあげたい場合には向いていない方法とも言えます。
これらのサービスを選定するさいには、製造コストだけではなく、手数料、発送や検品・梱包などにかかる人件費など、総合的にコスト比較をしてみるとよいでしょう。
オリジナルグッズを販売するさいの注意点
オリジナルグッズの販売は、個人でも企業でも、比較的取り組みやすい時代になってきました。ぜひチャレンジしていただきたいところですが、注意点もあります。
1. 著作権や肖像権に気をつける
オリジナルグッズは、自由なデザインをすることができますが、「著作権」や「商標権」侵害をしてはいけません。
- 「著作権」/誰かがそのデザインや文章、楽曲などを作成した時点で発生
- 「商標権」/特許庁に対して商標登録出願手続きを経ると発生
どちらも、その権利を侵害することは違法です。
また、芸能人や一般人に関わらず、誰かの写真を無断で商品のデザインに採用したり、看板や広告、ホームページ、SNSなどに掲載することは、「肖像権」侵害に当たる可能性があります。
「肖像権」とは、本人に無断で、その人の容姿や姿を撮影されたり公表されない権利のことです。
商品自体はオリジナルであったとしても、実在のアイドルやキャラクターのグッズを作成販売することはやめましょう。
2. 景品表示法に気をつけよう
「景品表示法」とは、誇大広告や過大な景品類を提供することで、不当な顧客誘引行為を禁止する法律です。この法律では、自社製品を売るために過大なサービス(金品や経済上の利益となるもの)を提供する行為や、ほかの商品やサービスに比べて著しく優良である、と消費者に誤認させる行為を禁止しています。
適用範囲は、商品のパッケージや販売ページなど、ほぼすべての販売行為に関係する表示が対象となります。
具体的にどんな内容が景品表示法に違反するのか、消費者庁が事例などを公開していますので、参考にしてみてください。
販売ページや広告などでは、ついつい商品のメリットを強調しすぎてしまう可能性もあるため、注意するようにしましょう。
3. 開業届を出しておこう
ネットショップをはじめるのであれば、原則として開業届は必要ですが、出さなくてもとくに罰則規定はありません。
しかしながら、開業届を出さないと、確定申告のさいに青色申告ができなくなることで、税金面などでデメリットが生じる可能性もあります。
売上をしっかりあげていくつもりであれば、節税対策もふくめて、きちんと出しておくことをおすすめします。
4. 販売許可や資格について
ネットショップで取り扱う商品の種類によっては、次のような販売許可や免許が必要となります。
一例をお伝えします。
- 「中古品」/古物商許可
- 「健康食品」/医薬品医療機器等法に基づく許可
- 「化粧品」/化粧品製造販売許可、医薬部外品製造販売業許可
- 「酒類」/通信販売酒類小売業免許
- 「食品」/食品衛生責任者、食品衛生法に基づく営業許可
など
洋服や雑貨の販売に関しては、とくに許可や資格は必要ありませんが、上記のように、人体に影響を及ぼしかねない商品については、かならずと言っていいほど許可などが必要ですので、商品化前に調べておきましょう。
税金や確定申告についても理解しておこう
専業主婦の方など給与収入のない方は、ネットショップで得た収入を事業所得や雑所得といった形で確定申告をしなければなりません。
給与所得があり、年末調整を行っている方でも、副業の所得が20万円を超える場合は、別途で確定申告が必要です。
また、医療費控除や住宅ローン控除(住宅借入金等特別控除)などを受ける際には、所得額に関係なく確定申告を行わなければなりません。
事業をはじめるさいには、そこまで深く考える必要はありませんが、利益が出てきたら税金のこともしっかり学んでおきましょう。
ネットショップに開業届は必要?書き方や提出の手続きについて解説
オリジナルグッズで人気の商品
オリジナルグッズの制作は、個人や企業がブランドをアピールするための効果的な手段です。特に人気のある商品をご紹介します。
Tシャツ
Tシャツはカスタマイズの自由度が高く、デザインやメッセージを手軽に表現できます。さまざまなサイズやカラー、素材が選べるため、個人の趣味や企業のブランドイメージに合わせたオリジナルTシャツが制作できます。イベントの記念品やプロモーション用としても人気があります。
スマホケース
スマホケースは日常的に使用するため、個性をアピールできるグッズです。オリジナルデザインをプリントしたスマホケースは、友人へのプレゼントや自分用としても喜ばれます。また、耐衝撃性のような機能性を持つものや素材の選択肢も豊富なため、機能性とデザイン性を兼ね備えた商品を作ることも可能です。
トートバッグ
トートバッグは実用性が高く、環境に配慮したエコバッグとしても人気です。大きなプリント面を活かして、おしゃれなデザインやロゴを配置したものは、販促用グッズや日常使いのバッグとしても需要があります。
マグカップ
マグカップは、オフィスや家庭で毎日使われるグッズです。オリジナルデザインをプリントすることで、いつものティータイムの特別感が増します。贈り物やノベルティとしても需要があります。
ステッカー
ステッカーは、低コストで大量に制作できるため、イベントやキャンペーンのノベルティとして人気があります。個性的なデザインを取り入れて、ノートパソコンやスケートボード、車などに貼ることで、自分らしさを表現できます。防水加工や耐久性のある素材を選ぶことも可能です。
クッション
オリジナルデザインのクッションはインテリアのアクセントになります。どのようなインテリアにもなじむシンプルなデザインのものは需要が高いため、売上に貢献しやすいでしょう。
オリジナルグッズを販売できる、おすすめサービスを紹介
それでは、いよいよオリジナルグッズ販売をしたい方におすすめのサービスをご紹介していきます。それぞれに特徴やメリット、デメリットもありますので、自分にあったサービスを選ぶさいの参考にしてください。
BASE
「BASE」は、ネットショップ作成サービスです。
ショップの開設費用や月額費用がかからず、商品が売れてからはじめて手数料がかかる仕組みです。
そのため、リスクをなるべくおさえてネットショップをはじめたい、と考えている方にとくにおすすめです。
冒頭で、オリジナルグッズを販売する二つの方法、「在庫を作って販売」「無在庫(受注販売)で販売」について触れましたが、BASEではそのどちらも可能です。ただし、ネットショップ作成サービスによっては無在庫での販売を禁止しているものもあるため、事前に確認しましょう。
また、BASEではアクセサリーを作れるサービス「monomy」と連携して、誰でもかんたんにアクセサリーの受注販売が可能です。スマホからパーツを選び、組み合わせるだけでデザインが完了するためとても便利です。
さらに、総合オンデマンドプリントEC「オリジナルプリント.jp」を利用すると、Tシャツやマグカップ、サコッシュ、スマホリング、タオルなど約1,500種のオリジナルグッズを、1個から簡単に作成できます。
これらのほかにも、「商品オプション App」をインストールすると、ギフトラッピングやオーダーメイドのカスタマイズ項目を、商品ごとに設定し、顧客に合わせた商品を提供できるようになるなど、BASEは拡張性が高いサービスです。
メルカリ
フリマアプリとして有名な「メルカリ」は、自分の好きなものを手軽に販売できる、無料アプリです。30代までの若年層の利用がメインですが、利用者の拡大とともに現在では50代以上の利用者も増えており、さまざまな商品が活発に取引されています。
商品が売れたときに販売価格の10%の手数料はかかりますが(出品料や月額費用は無料)、スマホだけで作業が完結する手軽さもあって、爆発的にユーザー数を増やしました。
「メルカリ」は、中古商品の販売イメージの方も多いかもしれませんが、じつはオリジナル商品を作ってテスト的に「メルカリ」などのフリマサイトで販売する方も増えています。
そのためか、販売されている商品も、アクセサリーやスマホなどのオリジナルグッズやハンドメイドなどが多い傾向にあります。
販売したいものがこうした顧客層を意識した商品であれば、見込み客が多いことになり、商品が購入される可能性も高くなります。
BOOTH
イラストやマンガ、小説、ゲームなどの創作活動をしている方の利用を想定したサービス「BOOTH」は、初期費用・月額費用無料でネットショップが持てるサービスです。商品が販売されたときだけ、購入者が支払った金額の5.6%+22円の手数料がかかります。
オリジナルグッズ販売はもちろん、デジタルデータのダウンロード販売なども可能です。0円販売もできるので、楽曲の視聴、マンガの試し読みをしてもらう、などの利用法も考えられます。また、「BOOST」という機能があり、自分の好きなクリエイターの商品に、支払代金を上乗せして応援する、という独特のシステムもあります。
「BOOTH」でオリジナルグッズを販売したい場合にも、「pixivFACTORY」との連携ができ、ある程度の数量が売れるようになれば、まとめてオリジナルグッズを作成して、倉庫で在庫管理してもらえる、倉庫サービス機能も利用できます。
ただし、クリエイター向け販売プラットフォームということもあり、購入者層は広いとは言いにくいです。そのため、集客作業は必須と考えておきましょう。
minne
「minne(ミンネ)」は、現時点で国内最大のハンドメイドマーケットです。あくまでも、ハンドメイドのみの販売となるので、オリジナルグッズだとしても、大量生産品は販売できません。
初期費用や月額費用が無料で、商品が売れたときのみ、売上の10.56%の販売手数料がかかります。CMや広告などにも力をいれているため、ハンドメイドマーケットとしての知名度は非常に高く、「minne」を足掛かりとして、プロ作家として生計を立てる人も出るほどです。
また、販売をサポートする勉強会なども随時開催されており、商品の写真撮影の仕方や、商品ページの作成法などを教えてくれます。
そのため、初心者でも取り組みやすく、手っ取り早く自分のグッズを販売したい方には、非常に手軽なサービスです。
ただし、ハンドメイドは作成期間が長く、コストも高くなる傾向にあるため、なかなか利益を多く出しにくい、というデメリットもあります。
その他にも、「minne」には、メルマガやクーポンなどの販促機能がないため、リピーターの獲得や顧客の囲い込みなどは、ほかの集客方法を検討する必要があります。
SUZURI
「SUZURI」は、イラストや写真などの画像をアップロードするだけで、Tシャツやトートバッグなどのオリジナルグッズの作成、購入者への発送までをおこなってくれるサービスです。
「BASE」や「BOOTH」との大きな違いは、自分のショップを持つのではなく、「SUZURI」の中の商品の一つ、として自分のオリジナルグッズが販売されることです。そのため、集客やSALE企画なども「SUZURI」がおこなってくれます。
出品者は、あらかじめ自分がほしい「トリブン(報酬)」を設定しておくと、販売手数料がふくまれた原価にそれが上乗せされ、販売価格が決まります。グッズが売れると、このトリブンが入金されるシンプルな仕組みです。このように、何から何までおこなってくれる便利なサービスでありますが、そのぶん、グッズ作成原価が高い傾向にあります。
ORILAB MARKET
「ORILAB MARKET(リラボマーケット)」は、デザインの作成・登録をして販売設定をするだけで、あとはお任せで販売からグッズ作成、発送、顧客対応までおこなってくれる、オリジナルグッズ作成販売サービスです。
特徴としては、初期費用や登録・出品・管理費はすべて無料となっていて、商品が売れたときのみ報酬(販売報酬から販売手数料30%を引いた額)が支払われる仕組みとなっています。
しかも、顧客対応までおこなってくれるので、副業クリエイターや、主婦などにも人気のサービスとなっています。さらに、選べるグッズもスマホケースやTシャツなど、600種類以上という豊富さであるうえ、原価も低めにおさえられています。
そのかわり、販売手数料は報酬額(販売価格-商品原価)の30%とやや高めの設定。とはいえ、ショップ運営代行の委託費用もふくまれると考えれば、妥当かもしれません。
Creema
Creemaでは、Tシャツやスマホケース、アクセサリーなど、さまざまな商品カテゴリを取り扱っています。例えば、地域の名所や特産品をモチーフにしたデザインのTシャツや、著名なイラストレーターとのコラボレーションによるスマホケースなど、個性豊かなグッズが販売されています。
また、自分のグッズを効果的にプロモーションするための機能や、クーポン発行、期間限定キャンペーンの実施など、さまざまな販売促進機能を利用できます。さらに、特集やメールマガジンでの紹介、アプリのプッシュ通知など、販売サポートの種類も豊富です。
BASEでオリジナルグッズを販売するメリット
このように、ネットで商品販売を行うサービスにはさまざまなものがあります。
そのなかでも、グッズの販売には「BASE」がおすすめなので、メリットについて説明します。
メリット①在庫を持つリスクがない
個人でネットショップを運営する際に、最も気をつけなければならないことの1つが在庫を抱えることによる赤字です。
BASEには、受注生産を可能にするサービス連携機能があるため、在庫を抱えるリスクなくオリジナルグッズを販売できるのです。
在庫は捌けない限り収益にはなりませんし、保管方法によっては劣化して販売できなくなってしまうおそれもあります。在庫を抱えるリスクを払拭できれば、経営の負担も大きく軽減できます。
メリット②ショップ開設の費用がかからない&手数料がやすい
BASEでは、ショップの開設費用が無料というのも大きなメリットです。初期費用がかからないことからリスクが低くはじめられて、未経験者でも開業のハードルは低いといえるでしょう。
ただ、初期費用や固定費が無料というサービスは、メルカリなどをはじめBASEのほかにもいろいろあります。
しかしこうしたサービスでは、固定費の代わりに販売手数料が高く設定されているのが一般的です。BASEではこの販売手数料が、他サービスよりも割安に設定されているため、利益額が大きくなるというメリットがあります。
初期費用 |
固定費 |
販売手数料 |
|
---|---|---|---|
0円 |
0円 |
6.6%(※)+40円 ※決済手数料3.6%+サービス利用料3% |
|
メルカリShops |
0円 |
0円 |
10%+200円 |
Minne |
0円 |
0円 |
10.56%+220円 |
creema |
0円 |
0円 |
11% (フードは15.4%)+55円(PayPay銀行) |
メリット③SNSやYouTubeで商品を宣伝できる
BASEは、SNSやYouTubeとの商品連携機能を提供しており、これにより効果的にオリジナルグッズを宣伝できます。特にInstagramとYouTubeとの連携が特徴です。
Instagramでは、投稿やストーリーズに商品をタグ付けすることで、顧客が直接商品ページにアクセスできるようになります。フォロワーに対して簡単に商品をアピールし、購買意欲を高めることができます。
YouTubeにおいても、商品連携機能を通じて、動画内で紹介した商品を視聴者にスムーズに購入してもらうことができます。特にYouTubeショッピング連携は、国内のネットショップ作成サービスの中でも数少ない対応サービスであり、動画コンテンツを通じて広範囲なプロモーションが可能です。
オリジナルグッズの販売事例
BASEでネットショップを開設した企業の事例について紹介します。
NIFREL(ニフレル)
生きているミュージアム ニフレルは、動物園、水族館、美術館の要素を併せ持つ新感覚ミュージアムです。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、2020年の3月から5月にかけて臨時休館を余儀なくされ、在庫管理の難しさやグッズ販売の機会を逃す問題に直面しました。これを契機にネットショップの必要性を感じ、2021年1月にBASEを利用してオンラインショップを開設しました。
ニフレルが「BASE」を選んだ主な理由は、デザインの柔軟性とコスト面の優位性にあります。ニフレルの世界観を表現できるテンプレートが豊富に揃っており、初期費用が低く抑えられる点が魅力的だったといいます。
実際、キービジュアルの撮影や準備から1ヶ月でショップを開設し、従業員も簡単に操作を習得できたそうです。また、「納品書ダウンロードApp」や「送り状データダウンロードApp」など、多様な機能を活用することで、効率的な運営が実現したといいます。
ネットショップの開設により、臨時休館中にも商品を販売でき、食品ロスの削減にもつながりました。さらに、全国の顧客からの応援メッセージが届くことで、繋がりを深めることができました。この成功体験をもとに2021年6月には海遊館のネットショップもオープンさせています。
富士急ハイランド
富士急行株式会社は、テーマパーク、鉄道、バス、ホテルなど多様な事業を展開する企業です。同社は2020年からBASEを導入し、2021年6月現在で6つのネットショップを展開しています。テーマパーク「富士急ハイランド」のオフィシャルストアや、鉄道・バス事業の「富士急のりもの百貨店」など、多彩なショップが揃っています。
新型コロナウイルス感染拡大に伴い、人の移動が制限される中、ネットショップの充実を図ることが重要となりました。同社は、スピーディーにショップを立ち上げるためにBASEを選択したそうです。
操作が簡単で専門知識が不要であり、短期間での開設が可能であったことが決め手だといいます。富士急ハイランドオフィシャルストアや富士急のりもの百貨店など、多くのショップが短期間で開設され、多彩な商品が販売されています。
BASEを利用することで、全国の富士急ファンとつながることができ、ネットショップを通じて顧客との新たな関係を築くことができたそうです。初期費用が低く、スピーディーにショップを開設できるBASEは、試行錯誤を繰り返しながら改善を続ける企業にとって理想的なプラットフォームです。同社は今後も商品の充実と、体験型イベントの提供を目指し、さらなる成長を図っています。
BEER
BEERは、ビールをテーマにしたアパレルブランドで、ビール好きの双子兄弟・上鈴木兄弟が運営しています。ブランド名のとおり、シンプルに「BEER」と書かれたTシャツを販売していることが特徴です。新型コロナウイルス感染拡大に伴い、音楽活動が制限された中で新しい挑戦としてオンラインショップを始めました。
BASEを選んだ理由は、操作の簡単さと初期費用の低さにあります。専門知識がなくても簡単にショップを立ち上げられる点が魅力だったといいます。実際、ローンチから売上が順調に伸び、さらにオフラインでの販路拡大を図るために、BASEのポップアップ出店支援サービスを利用して新宿マルイのポップアップスペースにも出店しました。
ポップアップスペースでは、直接顧客と接することで新たな発見があり、オンラインショップの売上向上にもつながったといいます。SNSでの拡散効果もあり、ブランドの認知度がさらに高まりました。今後は、さらに規模を拡大し、ブランドを成長させていく計画です。
【ネットからリアルへvol.11】シンプルだから、いい。ビール好きの双子兄弟が手掛けるアパレルブランド<BEER>のこれから
まとめ
オリジナルグッズ作成販売も、思った以上に手軽になってきている、と感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
在庫リスクを抱えることなく、すき間の時間で運営できるサービスもあるので、自分のかけられる手間や、売上目標はいくらか、オリジナルグッズを作成する目的は何か、などにあわせてサービスを選定していくとよいでしょう。
オリジナルグッズの販売にあたっては、著作権や肖像権、景品表示法など、注意すべき法律もあります。問題が起きてから「知らなかった」では済まされませんので、しっかりと確認しておきましょう。
ネットショップ作成サービス「BASE」では、初期費用、月額費用無料でネットショップを簡単に開設できます。各SNSでの連携やネットショップを運営する業務を一元管理できる機能が多数備わっているので、ネットショップ作成が初めての方でも安心して利用できるでしょう。オリジナル商品を作って販売したい方、ぜひご検討ください。
BASEのネットショップは、開設手続きは最短30秒、販売開始まで最短30分。
ネットショップ開業によくある面倒な書類提出や時間のかかる決済審査もなく、開業までの手続きがシンプルでわかりやすいのが特徴です。
また、売上を左右するデザインや集客の機能も充実しています。
プログラミングの知識がなくても、プロ並みのショップデザインが実現できる豊富なデザインテンプレートをご用意しています。
さらに、集客に必須のSNSの連携も簡単です(Instagram・TikTok・YouTubeショッピング・Googleショッピング広告)。
ショップ開設はメールアドレスだけあれば、その他の個人情報やクレジットカードの登録も必要ありません。
個人が安心して使えるネットショップをお探しなら、開設実績No.1のBASEをまずは試してみてください。