個人でグッズ販売はできる?始め方やおすすめサービスを紹介

個人でグッズ販売はできる?始め方やおすすめサービスを紹介

個人でグッズ販売を始めたいと思っても、在庫は必要なのか、どこで販売すればいいのか、初心者でも始められるのか、と悩む人は多いはずです。

オリジナルグッズの販売方法には、在庫を持って販売する方法と、受注生産サービスを活用して在庫を持たずに販売する方法があります。また、利用するサービスによって集客方法や販売のしやすさ、ショップ運営の自由度も異なります。

この記事では、個人でグッズ販売を始める方法や注意点、おすすめの販売サービスについて解説します。これからグッズ販売に挑戦したい人や、自分に合った販売方法を探している人はぜひ参考にしてください。

【この記事でわかること】

  • 在庫を持たずに始めたい人は受注生産サービス、利益率や販売方法にこだわりたい人は在庫販売が向いている
  • グッズ販売サービスは、集客を重視するならモール型、ブランドを育てたいなら独立型がおすすめ
  • 自分のブランドとしてショップを育てながらグッズ販売をしたい場合は、BASEも有力な選択肢になる
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オリジナルグッズの販売方法は2つ

オリジナル商品を販売するなら、在庫を管理しながら販売する方法と、在庫を持たずに販売する方法があります。

どちらにもメリット・デメリットがあるので、オリジナル商品を作成する目的やプロモーションの方法、かけられるコストなどによって選択するとよいでしょう。

在庫を管理しながら販売 

オリジナル商品を作成する方法の一つに、自分でデザインや仕様を決めて工場へ製造を依頼するOEMがあります。設備投資が不要なため、元手が少なくても始めやすいのが魅力です。知識や実績が豊富な工場に依頼すれば品質の高い商品を作れます。

一定数以上の生産を前提としている工場では、最低ロット数が設定されているのが一般的です。工場や商品によって異なりますが、1,000個以上の発注が必要になるケースも。

大量発注するほど1個あたりの単価は下がりますが、その分まとまった初期費用が必要になり、売れ残りのリスクも高まります。例えば、単価150円のトートバッグを3,000個発注する場合は製作費だけで45万円かかり、海外工場で製造する場合は輸送費や関税なども別途必要です。

単価や最低ロット数によっては製作費だけで100万円を超えることもあるため、OEMは資金に余裕がある人に向いている方法です。

OEM以外にも、既製品のTシャツやトートバッグなどにデザインをプリントして小ロットで作れるサービスを利用する方法や、素材を購入して自分でハンドメイドのグッズを作る方法もあります。

小ロットやハンドメイドであれば初期費用を抑えられるため、まずは少量の在庫で販売を試したい人に向く方法です。

在庫を持たずに販売 

在庫リスクを抑えたい場合は、1個からオリジナル商品を作成・販売できるオンデマンドサービスを利用する方法があります。商品が売れてから制作する受注生産方式のため、在庫を抱える必要がなく、多くのサービスでは検品や梱包・発送まで代行してくれます。出品者はデザインを用意するだけで販売を始められるのが魅力です。

ただし、商品やカラーなどはあらかじめ用意された選択肢から選ぶ必要があり、デザインの自由度には限りがあります。また、小ロット生産のため1個あたりの作成コストが高く、利益率は低くなりがちです。

競合との差別化もしにくいため、大きな売上を目指すよりも、小規模でリスクを抑えて始めたい人に向いています。

サービスを選ぶ際は、作成コストに加え、手数料や発送・検品・梱包にかかる費用も含めて総合的に比較するとよいでしょう。

オリジナルグッズを販売するさいの注意点 

個人でもオリジナルグッズの販売に取り組みやすい時代になってきました。ぜひチャレンジしていただきたいところですが、注意点もあります。

著作権や肖像権 

オリジナルグッズは自由にデザインできますが、第三者の権利を侵害するデザインを使用すると、トラブルや法律違反になる可能性があります。

オリジナルグッズを制作するうえで注意したいのは、著作権・商標権・肖像権です。

権利内容
著作権イラストや写真、文章、音楽などの著作物を創作した時点で発生する権利
商標権商品名やロゴなどについて、特許庁への商標登録によって発生する権利
肖像権本人に無断で容姿や姿を撮影・公表・利用されない権利

たとえば、アニメやゲームのキャラクター、アーティストや芸能人の写真・イラスト、企業ロゴなどを無断で使用したグッズを販売すると、著作権や商標権、肖像権を侵害するおそれがあります。

また、自分で撮影した写真であっても、人物が写っている場合は肖像権への配慮が必要です。販売用グッズのデザインに使用する際は、本人の許諾を得ましょう。

▶参考:著作権法 さまざまな権利|文化庁

景品表示法

景品表示法とは、誇大広告や過大な景品類を提供する不当な顧客誘引行為を禁止する法律です。

この法律では、自社製品を売るために過大なサービス(金品や経済上の利益となるもの)を提供する行為や、ほかの商品やサービスに比べて著しく優良である、と消費者に誤認させる行為を禁止しています。適用範囲は、商品のパッケージや販売ページなど、ほぼすべての販売行為に関係する表示が対象となります。

具体的にどんな内容が景品表示法に違反するのかは、消費者庁の事例などを参考にしてください。

▶参考:消費者庁『インターネット上の広告表示』

販売ページや広告などでは、つい商品のメリットを強調しすぎてしまうことがあります。注意しましょう。

開業届 

ネットショップを始める場合、開業届を提出しなくても罰則はありません。しかし、継続的に販売し、事業として売上を得ていく場合は、開業届の提出対象になる可能性があります。事業になるのか、もしくは趣味の範囲にあたるかは状況によって異なるため、不安な場合は税務署や税理士に確認しましょう。

確定申告には白色申告と青色申告があり、青色申告は事前に申請し、帳簿作成などの要件を満たすことで、青色申告特別控除などの税制上のメリットを受けられます。開業届と青色申告承認申請書をあわせて提出すれば、確定申告で青色申告を利用できるため、将来的に継続して売上を伸ばしていきたいのであれば、早めに開業届を提出しておくと安心です。

ただし、趣味の延長で販売する場合や、まずは小規模で試してみたい段階では、売上や事業が拡大してからの提出でも良いでしょう。

▶参考:個人事業の開業届出・廃業届出等手続|国税庁

販売に必要な許可・資格 

販売する商品によっては、許可や資格が必要になる場合があります。とくに食品や酒類、中古品などを販売する場合、事前に必要な手続きを済ませましょう。

注意すべき許可・資格の例は以下のとおりです。

商品必要な許可・資格概要主な申請先
中古品古物商許可古物(中古品)を仕入れて販売する場合に必要都道府県公安委員会(警察署経由)
食品食品衛生責任者・営業許可など食品の製造・販売形態に応じて必要保健所
酒類通信販売酒類小売業免許インターネットで酒類を販売する場合に必要所轄税務署

洋服や雑貨など、多くの商品は特別な許可がなくても販売できます。一方で、食品や酒類など、人の健康や安全に関わる商品は法令による規制が設けられています。取り扱う商品に必要な許可や資格を事前に確認し、必要な手続きを済ませてから販売を始めましょう。

税金や確定申告

ネットショップで収益が出た場合は、所得額や働き方によって確定申告が必要な場合があります。

例えば、専業主婦(主夫)や学生など給与収入がない人は、ネットショップで得た所得を事業所得や雑所得として確定申告する必要があります。また、会社員など給与所得があり年末調整を受けている人でも、副業による所得が年間20万円を超える場合は、原則として確定申告が必要です。

さらに、扶養に入っている人は、ネットショップの所得によって扶養から外れる可能性があります。税法上・社会保険上で扶養の判定基準は異なるため、所得が増えてきた場合は勤務先や税理士などへ確認すると安心です。

なお、医療費控除や住宅ローン控除(住宅借入金等特別控除)などを受ける場合は、所得額にかかわらず確定申告が必要になるケースがあります。

事業を始めたばかりの段階では過度に心配する必要はありませんが、利益が安定して出てきたら、税金や確定申告についても早めに理解しておくと安心です。

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オリジナルグッズで人気の商品

オリジナルグッズの制作は、個人がブランドをアピールするための効果的な手段です。特に人気のある商品をご紹介します。

Tシャツ

Tシャツはカスタマイズの自由度が高く、デザインやメッセージを手軽に表現できます。さまざまなサイズやカラー、素材が選べるため、個人の趣味に合わせたオリジナルTシャツが制作できます。イベントの記念品やプロモーション用としても人気があります。

スマホケース

スマホケースは日常的に使用するため、個性をアピールしたい人に人気のグッズです。オリジナルデザインをプリントしたスマホケースは、友人へのプレゼントや自分用としても喜ばれます。また、耐衝撃性のような機能性を持つものや素材の選択肢も豊富なため、機能性とデザイン性を兼ね備えた商品を作ることも可能です。

トートバッグ

トートバッグは実用性が高く、環境に配慮したエコバッグとしても人気です。大きなプリント面を活かしておしゃれなデザインやロゴを配置したものは、販促用グッズや日常使いのバッグとしても需要があります。

マグカップ

マグカップは、オフィスや家庭で日常的に使われるグッズです。オリジナルデザインをプリントしたマグカップは、いつものティータイムに特別感を演出します。贈り物やノベルティとしても需要があります。

ステッカー

低コストで大量に制作できるステッカーは、イベントやキャンペーンなどのノベルティとして人気があります。個性的なデザインを取り入れて、ノートパソコンやスマホケース、車などに貼り、自分らしさを表現する人もいます。

クッション

オリジナルデザインのクッションはインテリアのアクセントになります。どのようなインテリアにもなじむシンプルなデザインのものは需要も高いでしょう。

オリジナルグッズを販売できる、おすすめのネットショップ作成サービスを紹介 

ここでは、オリジナルグッズ販売をしたい人におすすめのネットショップ作成サービスを紹介します。それぞれに特徴やメリット、デメリットがあるので、自分にあったサービスを選ぶ参考にしてください。

初期費用月額費用決済手数料・販売手数料売上金振込手数料特徴おすすめな人
BASE0円スタンダード:0円
グロース:19,980円/月(年払い16,580円/月)
スタンダード:3.6%+40円+サービス利用料3%
グロース:2.9%
250円(お急ぎ振込:250円+振込申請金額の1.5%の手数料最速振込:250円+振込申請金額の3%(お急ぎ振込・最速振込は、BASEが定める一定条件を通過しているショップのみ))・ネットショップを無料で開設できる
・PAY IDによる集客支援がある
・Appsで機能を基本的に無料で拡張できる
自分のショップやブランドを育てたい人
メルカリShops0円0円10%(販売価格に対して)200円・国内最大級のフリマアプリ
・利用者が多く集客しやすい
・ショップ構築やブランディングには不向き
手軽にお試し販売をしたい人
BOOTH0円0円5.6% + 45円(商品価格 + 送料に対して)
※自宅から発送する場合
200円〜・pixiv(イラスト・漫画などが楽しめる国内最大級のコミュニケーションサービス)と連携できる
・同人誌やデジタルコンテンツ販売に対応
・クリエイター向け機能が充実している
イラスト・漫画・同人作品を販売したい人
minne0円0円10.659%(商品価格 + 送料に対して)220円・国内最大級のハンドメイドマーケット
・ハンドメイド作品を探す購入者が多い
・作品販売に特化した環境が整っている
ハンドメイド販売を始めたばかりの人
Creema0円0円10.67%(商品価格 + 送料に対して)200円〜275円・ハンドメイド・クラフト作品に強い
・作家やブランドの世界観を伝えやすい
・特集やイベントによる販促支援が充実
ハンドメイド作家として本格的に活動したい人
SUZURI0円0円0円176円〜275円・オリジナルグッズを無在庫販売できる
・製造から発送まで自動対応
・画像をアップロードするだけで販売可能
デザインをアップロードして、手軽にグッズ販売を試したい人
ORILAB MARKET0円0円0円0円※5,000円以上の場合・無在庫でオリジナルグッズを販売できる
・受注生産方式で在庫リスクがない
・製造から発送まで対応している
国内最大級の商品数の中から商品を選定してグッズ販売をしたい人

BASE

BASEは、自分だけのネットショップを作成できるサービスです。ショップの開設費用や月額費用がかからず、商品が売れてからはじめて手数料がかかる仕組みです。そのため、リスクをなるべくおさえてネットショップをはじめたい、と考えている人にとくにおすすめです。

BASEでは、OEMなどによって制作した在庫の販売と、受注販売や無在庫販売のどちらも可能です。ネットショップ作成サービスによっては無在庫販売を禁止していますが、BASEなら安心です。

たとえばBASEなら、アクセサリーを作れるサービスmonomyと連携して、誰でもかんたんにアクセサリーの受注販売が可能です。スマホからパーツを選び、組み合わせるだけでデザインが完了するためとても便利です。

さらに、総合オンデマンドプリントECのオリジナルプリント.jpを利用すると、Tシャツやマグカップ、サコッシュ、スマホリング、タオルなど約1,500種のオリジナルグッズを販売でき、注文が入ってから1個単位で商品を制作・発送してもらえます。

これらのほかにも、BASEにはさまざまな機能があります。「商品オプション App」をインストールすると、ギフトラッピングやオーダーメイドのカスタマイズ項目を商品ごとに設定できます。BASEなら、拡張性の高さを活かしたオリジナルのグッズ販売が可能です。

メルカリShops

メルカリShopsは、フリマアプリのメルカリにショップを開設して商品を販売できるサービス。さまざまな商品が活発に取引されています。

30代までの若年層の利用がメインですが、利用者の拡大とともに現在では50代以上の利用者も増えています。出品料や月額費用は無料で、商品が売れたときに販売価格の10%が手数料としてかかります。スマホだけで作業が完結する手軽さもあり、着々とユーザー数を増やしました。

メルカリShopsでオリジナルグッズやハンドメイド作品を販売するショップも増えています。

メルカリのアプリ上で商品を見つけてもらえるため、自分で集客するのが難しい段階でも、購入につながる機会をつくりやすいでしょう。

BOOTH

BOOTHは、イラストやマンガ、小説、ゲームなどの創作活動をしている人の利用を想定したサービスです。初期費用・月額費用無料でネットショップを持つことができ、商品が販売されたときだけ(商品価格 + 送料)× 5.6% + 45円の手数料がかかります(自宅から発送する場合)。

オリジナルグッズの販売はもちろん、デジタルデータのダウンロード販売なども可能です。0円販売もでき、楽曲の無料視聴や、マンガの試し読みなどを提供することも。

また、自分の好きなクリエイターの商品に代金を上乗せして支払うことで応援する、「BOOST」という独特のシステムがあります。

BOOTHでオリジナルグッズを販売したい場合は、pixivFACTORYとの連携も可能です。ある程度の数量が売れるようになったら、作成したグッズを倉庫でまとめて在庫管理してもらえる倉庫サービスも利用できます。

minne

minneは、国内最大級のハンドメイドマーケットです。基本は販売者が自ら制作に携わった作品を販売するためのプラットフォームですが、アンティーク・ヴィンテージ品も販売できます。また、代理販売者登録をすれば、家族や友人など自分以外がつくった作品を、製作者の許可を得たうえで販売することも可能です。

初期費用や月額費用は無料で、商品が売れたときのみ、売上の10.659%の販売手数料がかかります。minneには作家・ブランド数99万人以上(※2026年7月時点)、作品数1,857万点(※2026年6月末時点)が集まっており、ハンドメイドマーケットとして高い知名度があります。販売実績を積みやすいため、minneを足掛かりとしてプロ作家へと成長する人もいます。

また、販売をサポートする勉強会なども随時開催されるのが魅力です。商品の写真撮影の仕方や商品ページの作成法などを教えてくれるため、初心者でも取り組みやすいでしょう。自分のハンドメイドグッズを販売したい人には、非常に手軽なサービスです。

ただし、ハンドメイドは1点ずつ手作業で作るため生産できる数に限りがあり、売上にも上限が生まれやすい構造です。また、minneでは販売者がクーポンを発行することはできませんが、minneが発行するクーポンの配布キャンペーンが定期的に行われています。

Creema

Creemaは、クリエイターと購入者が直接売買できるハンドメイドマーケットで、Tシャツやスマホケース、アクセサリーなど、さまざまな商品カテゴリを取り扱っています。約30万人のクリエイターが参加し、2,000万点の作品が出品されています(※2026年1月時点)。

地域の名所や特産品をモチーフにしたデザインのTシャツや、著名なイラストレーターとのコラボレーションによるスマホケースなど、個性豊かなグッズが販売されています。

Creemaなら、自分のグッズを効果的にプロモーションするための機能やクーポン発行、期間限定キャンペーンの実施など、さまざまな販売促進機能を利用できます。さらに、特集やメールマガジンでの紹介、アプリのプッシュ通知など、販売サポートの種類も豊富です。

SUZURI

SUZURIは、イラストや写真などの画像をアップロードするだけで、Tシャツやトートバッグなどのオリジナルグッズの作成、購入者への発送までをおこなってくれるサービスです。

BASEとの大きな違いは、自分のショップを持つのではなく、SUZURIの中の商品の一つとして自分のオリジナルグッズを販売することです。そのため、集客やセール企画などもSUZURIがおこないます。

あらかじめ出品者が求めるトリブン(報酬)を設定しておくと、販売手数料がふくまれた原価に上乗せされて販売価格が決まります。グッズが売れると、トリブンが出品者に入金される仕組みです。このように、何から何までおこなってくれる便利なサービスではありますが、そのぶんグッズ制作原価が高い傾向にあります。

オリラボマーケット

オリラボマーケットは、オリジナルグッズ作成販売サービスです。デザインの作成・登録をして販売設定をするだけで、グッズ作成、発送、顧客対応までおこなってくれます。

初期費用や登録・出品・管理費はすべて無料となっていて、商品が売れたときのみ報酬が支払われます。販売手数料は0円で、設定した報酬を100%受け取れます。

オリラボマーケットは顧客対応までおこなってくれるため、副業クリエイターや主婦などにも人気のサービスです。スマホケースやTシャツなど、1,300種類以上のグッズを選んで作成できます。自社グループの国内工場で製造しているため、高品質なグッズを低価格で作れる点も特徴です。

BASEでオリジナルグッズを販売するメリット 

ネットでオリジナルグッズを販売できるサービスにはさまざまなものがありますが、ここでは、BASEでオリジナルグッズを販売するメリットを紹介します。

在庫を持たない販売方法も選べる

BASEでは、「オリジナルプリント.jp App」や「monomy App」と連携すれば、注文が入ってから商品が制作・発送されるため、在庫を持たずにオリジナルグッズを販売できます。また、「予約販売 App」を使えば、注文を受けてから自分で商品を作る受注生産にも対応できます。

ネットショップでオリジナルグッズを販売する際は、在庫過多による赤字に注意が必要です。在庫は売れない限り収益にはなりませんし、保管方法によっては劣化して販売できなくなってしまうおそれもあります。

在庫を抱えるリスクを払拭できれば、ショップ運営の負担も大きく軽減できます。

ショップ開設の費用がかからない&手数料が比較的安価 

BASEの大きなメリットは、ショップの開設費用が無料であること。初期費用がかからない分リスクが低く始められ、未経験者でもショップ開設のハードルが下がります。

初期費用や月額費用が無料というサービスは、BASEのほかにもあります。しかし、この記事で紹介したサービスのなかには、月額費用がかからない代わりに販売手数料が高めに設定されているものもあります。BASEの手数料は、次の表のとおり比較的割安な設定です。

初期費用月額費用販売手数料10,000円の注文にかかる手数料の目安
BASE0円0円6.6%+40円(決済手数料3.6%+40円、サービス利用料3%)700円
メルカリShops0円0円10%1,000円
minne0円0円10.659%(商品価格 + 送料に対して)1,065円
Creema0円0円10.67%(商品価格 + 送料に対して)1,067円

※BASEはスタンダードプランの場合。各サービスとも、売上金を受け取る際には別途振込手数料がかかります。

SNSで商品を宣伝できる 

BASEは、SNSやYouTubeとの商品連携機能を提供しており、効果的にオリジナルグッズを宣伝できます。

特にInstagramとYouTubeとの連携が特徴です。Instagramでは、投稿に商品をタグ付けすることで、投稿を見て商品が欲しくなったユーザーを、そのまま商品ページへ案内できます。

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YouTubeにおいても、商品連携機能を通じて、動画内で紹介した商品を視聴者にスムーズに購入してもらうことができます。YouTubeショッピング連携は、国内のネットショップ作成サービスの中では提供の少ないサービスです。BASEなら、動画で商品の魅力を伝え、視聴者をそのまま商品ページへ案内できます。

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また、「TikTok Shop連携 App」にも対応しており、BASEの商品情報や在庫をTikTok Shopへ連携できます。動画やLIVE配信から購入につなげられるため、TikTokを活用した販売チャネルも構築できます。

▶︎関連記事:「TikTok Shop」連携機能が登場いたしました

オリジナルグッズの販売事例 

ここでは、BASEを活用してオリジナルグッズを販売しているショップの事例を紹介します。どのようにブランドを立ち上げ、販売につなげているのかを知り、自分らしいショップづくりのヒントを見つけてください。

絵を活かしてブランドを育てた「kin.iro.hitode」 

「kin.iro.hitode」は、画家の浜口麻里奈さんが手がけるブランドで、自身の絵を使ったレターセットやハンカチ、革小物などのオリジナルグッズを販売しています。

kin.iro.hitodeのショップづくりで印象的なのは、商品だけではなくブランドの世界観を発信していることです。InstagramやX(旧Twitter)、noteで作品や制作の様子を継続的に発信することで、その雰囲気に共感した人がショップを訪れ、グッズを購入するという流れを作っています。

BASEでは、自分らしいデザインのショップを構築できるため、作品の雰囲気をそのままブランドとして表現できます。作品だけでなく、作家自身の世界観も含めて届けたい人は参考にしてみてください。

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売れるものではなく「欲しいもの」を形にした「poms.」 

「poms.」は、自分自身が本当に欲しいと思えるアクリルグッズを制作・販売しているブランドです。ネットショップだけでなくオフラインイベントにも積極的に出店し、顧客の声を取り入れながらブランドを育てています。

BASEでは、ブランドの世界観が伝わるようデザインや見せ方にこだわったショップづくりに注力しています。商品の魅力だけでなく、ショップ全体でブランドらしさを表現しているのが特徴です。ショップオーナーの坂上さんは、BASEは匿名配送に対応できることや、必要な機能をBASE Apps(拡張機能)で自由に追加できるところが気に入っている」と言います。

自分らしいグッズを販売することはもちろん、ショップづくりや販売方法までブランドに合わせて工夫するのが、オリジナルグッズを長く販売するためのポイントなのです。

好きなことを形にし、リピーターに愛されるブランドへ成長した「BEER」 

「BEER」は、音楽活動をきっかけに生まれたビール好きのためのアパレルブランドです。新型コロナウイルスの影響で音楽イベントが中止となったことを機に、新しいことを始めようと考え、ライブグッズを手がけていたクリエイターとともにブランドを立ち上げました。

大きな規模で始めるのではなく、小さくスタートしながらブランドを育ててきた「BEER」。ブランド立ち上げ当初は、4〜5種類のTシャツを10〜15枚ほど制作するところからスタートしました。現在ではリピーターも増え、シーズンごとの新作を楽しみにする顧客やギフトとして購入する人も増えています。オーナーの上鈴木さん兄弟は、BASEを選んだ理由として、ローンチまでの手順がシンプルなことや、必要な機能がそろっていて直感的に操作できることを挙げています。

まずは少量で作って反応を確かめ、新作を重ねながらブランドを育てていく進め方は、在庫リスクを抑えたい個人のグッズ販売にも取り入れやすいでしょう。

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グッズ販売に関するよくある質問 

ここでは、グッズ販売を始める前によくある質問について回答します。

グッズ販売を始めるのに在庫は必要ですか? 

必ずしも在庫を用意する必要はありません。受注生産サービスを利用すれば、注文が入ってから製造・発送されるため、在庫を持たずにグッズ販売を始めることも可能です。

一方、自分で在庫を持つ場合、1個あたりの原価を抑えやすく利益率を高めやすいというメリットがあります。その反面、売れ残りのリスクや保管場所の確保が必要です。

そのため、販売数が読めないうちは受注生産から始め、売れ筋商品が見えてきたら在庫販売を取り入れるのがおすすめです。状況に応じて販売方法を選びましょう。

グッズ販売を始めるにはどれくらい費用がかかりますか? 

グッズ販売に必要な費用は販売方法によって異なりますが、受注生産サービスやBASEのように初期費用・月額費用無料のネットショップを利用すれば、数千円程度から始められるケースもあります。

一方、ある程度在庫を準備して販売する場合は、商品代や梱包資材、送料などを含め、数万円以上の初期費用がかかることもあります。

まずは受注生産や無料のネットショップ作成サービスによって費用を抑えて始め、売上が安定してきたら、商品数を増やすことを検討すると安心です。無理なくショップ運営を続けられるよう工夫しましょう。

グッズ販売で利益を出すにはどうすればいいですか? 

利益を確保するためには、商品の本体価格だけでなく、販売手数料や決済手数料、送料、梱包資材なども原価に含めて販売価格を設定することが重要です。価格設定が甘いと、売上はあっても利益が残らないおそれがあります。

また、利益率だけを重視するのではなく、ブランドの価値やターゲットに見合った価格設定を行うことも必要です。リピーターを増やしながら継続的に販売できる仕組みを作ることが、長期的な売上につながります。

まとめ 

個人でグッズ販売を始めるには、在庫を持って販売する方法と、受注生産サービスを利用して在庫を持たずに販売する方法があります。利用するサービスによって集客方法や販売のしやすさ、ショップ運営の自由度も大きく異なります。

手軽に販売を始めたい人はメルカリShopsやSUZURI、ハンドメイド作品を販売したい人はminneやCreema、イラストや同人作品を販売したい人はBOOTHなど、自分の販売スタイルに合ったサービスを選びましょう。

一方で、自分のブランドとしてショップを育てたい人や、SNS・YouTube・TikTokなどを活用しながら販売したい人にはBASEもおすすめです。初期費用・月額費用0円から始められるほか、集客支援をはじめとした豊富な拡張機能を活用できるため、ショップの成長に合わせて販売方法を広げられます。

サービスごとの特徴を比較しながら、自分の目的や販売スタイルに合った方法でグッズ販売を始めてみてください。

100種類以上の
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販売をはじめましょう。

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執筆・編集者
宮川 真人

「BASE U」コンテンツ企画・編集担当。

ネットショップ開設を検討している方向けに、ネットショップ運営に関する情報を発信。


EC業界で9年以上にわたり、コンテンツ企画・編集、ショップオーナー支援、プロダクト開発、マーケティングなど幅広い領域を経験。これまでに多数のネットショップ開設支援セミナーの登壇経験を持つ。ネットショップ運営の支援経験をもとに、ネットショップ開設初期に直面しやすい「何を販売すれば良いかわからない」「ショップ開設の進め方に不安がある」「集客が難しい」といった課題を中心に、BASE Uで記事を執筆。

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