オリジナルグッズの販売ができるサイトのおすすめは?注意点や知っておきたい法律も

更新日 : 2020/10/30
投稿日 : 2020/08/30

「自分がデザインしたグッズを販売したい」「でもどうすれば?」という方は意外と多いのではないでしょうか?

オリジナルグッズの作成から販売までを同時におこなうとなると、一見「むずかしそう」とハードルが高く感じるかもしれません。

しかし最近では、個人でもオリジナルグッズの作成から販売までをおこなえるサービスやプラットフォームが増えてきています。

そこで、この記事では、オリジナルグッズを販売できるサイトのなかからおすすめをチョイスしてご紹介しつつ、知っておきたい法律知識などもお伝えしていきます。

オリジナルグッズの販売方法は2つ

オリジナル商品を販売する場合、大きくわけると2つの方法があります。

どちらにもメリット・デメリットがあるので、オリジナル商品を作成する目的やプロモーションの方法、かけられるコスト、などによって選択するとよいでしょう。

方法1. 自分でグッズを作成し、在庫を抱えて販売

オリジナル商品の作成をする場合、自分でデザインや設計したものを、委託先の工場に作成してもらう方法があります(OEMなどと呼ばれます)。

小資本であっても、設備投資の必要がなく、知識や経験の豊富な受託先を選べば商品化できるのが魅力です。

そのかわり、そのオリジナルグッズのためだけに工場の稼働をさせることになるので、一般的には発注するための最低ロット数が決められています。

作成したいグッズの形や種類によっても変わりますが、1,000個単位の発注を求められることは一般的です。

大ロットで発注すれば、そのぶん1個当たりのコストは下がりますが、まとまった費用が必要なうえに、売れ残りリスクも発生します。

制作費用はなにを作るかによって変わりますが、仮に単価150円のトートバッグを3,000個発注した場合には、製作費で15万円、さらに海外工場から輸送が必要な場合には輸送費、関税などが別途必要になるため、30万円程度は必要になります。

単価や最低ロット数によっては、製作費だけで100万円を超えることもあり、ある程度資金に余裕のある人向けの方法となります。

 

方法2. 在庫を持たずに販売

「在庫売残りリスクを回避したい」という場合にも、オリジナル商品の作成はできます。

それが、1個からでもオリジナルグッズ作成し、販売までを一気通貫で行ってくれるサービスを利用する方法です。

この場合には、商品が売れてから、必要数だけを発注します。

こうしたサービスは、多くの場合、発送までも代行してくれるので、出品者はたんにオリジナル商品のデザインだけをアップするだけで、リスクを負うこともなく、商品の販売をおこなうことができます。

ただし、商品の形やベースとなる色など、ある程度決められたなかから、柄やロゴなどのデザインだけを差し替えることになるので、自由度やクオリティには限界があります。

また、少量ずつの発注となるので、1個当たりの製造コストは高めになり、利益は薄くなります。

競合との差別化も難しいため、事業として大きな売上をあげたい場合には向いていない方法、とも言えます。

これらのサービスを選定するさいには、製造コストだけではなく、手数料、発送や検品・梱包などにかかる人件費など、総合的にコスト比較をしてみるとよいでしょう。

 

オリジナルグッズを販売するさいの注意点

オリジナルグッズの販売は、個人でも企業でも、比較的取り組みやすい時代になってきました。ぜひチャレンジしていただきたいところですが、注意点もあります。

1. 著作権や肖像権に気をつける

オリジナルグッズは、自由なデザインをすることができますが、「著作権」や「商標権」侵害をしてはいけません。

・「著作権」/誰かがそのデザインや文章、楽曲などを作成した時点で発生
・「商標権」/特許庁に対して商標登録出願手続きを経ると発生

どちらも、その権利を侵害することは違法です。

また、芸能人や一般人に関わらず、誰かの写真を無断で商品のデザインに採用したり、看板や広告、ホームページ、SNSなどに掲載することは、「肖像権」侵害に当たる可能性があります。

「肖像権」とは、本人に無断で、その人の容姿や姿を撮影されたり公表されない権利のことです。

商品自体はオリジナルであったとしても、実在のアイドルやキャラクターのグッズを作成販売することはやめましょう。

2. 景品表示法に気をつけよう

「景品表示法」とは、誇大広告や過大な景品類を提供することで、不当な顧客誘引行為を禁止する法律です。

この法律では、自社製品を売るために過大なサービス(金品や経済上の利益となるもの)を提供する行為や、ほかの商品やサービスに比べて著しく優良である、と消費者に誤認させる行為を禁止しています。

適用範囲は、商品のパッケージや販売ページなど、ほぼすべての販売行為に関係する表示が対象となります。

具体的にどんな内容が景品表示法に違反するのか、消費者庁が事例などを公開していますので、参考にしてみてください。

・消費者庁『インターネット上の広告表示』

販売ページや広告などでは、ついつい商品のメリットを強調しすぎてしまう可能性もあるため、注意するようにしましょう。

3. 開業届を出しておこう

ネットショップをはじめるのであれば、原則として開業届は必要ですが、出さなくてもとくに罰則規定はありません。

しかしながら、開業届を出さないと、確定申告のさいに青色申告ができなくなることで、税金面などでデメリットが生じる可能性もあります。

売上をしっかりあげていくつもりであれば、節税対策もふくめて、きちんと出しておくことをおすすめします。

4. 販売許可や資格について

ネットショップで取り扱う商品の種類によっては、次のような販売許可や免許が必要となります。

一例をお伝えします。

・「中古品」/古物商許可
・「健康食品」/医薬品医療機器等法に基づく許可
・「化粧品」/化粧品製造販売許可、医薬部外品製造販売業許可
・「酒類」/通信販売酒類小売業免許
・「食品」/食品衛生責任者、食品衛生法に基づく営業許可

など

洋服や雑貨の販売に関しては、とくに許可や資格は必要ありませんが、上記のように、人体に影響を及ぼしかねない商品については、かならずと言っていいほど許可などが必要ですので、商品化前に調べておきましょう。

 

オリジナルグッズを販売できる、おすすめサービスを紹介

それでは、いよいよオリジナルグッズ販売をしたい方におすすめのサービスをご紹介していきます。

それぞれに特徴やメリット、デメリットもありますので、自分にあったサービスを選ぶさいの参考にしてください。

「BASE」

「BASE」は、ネットショップ作成サービスです。

ショップの開設費用や月額費用がかからず、商品が売れてからはじめて手数料がかかる仕組みです。

そのため、リスクをなるべくおさえてネットショップをはじめたい、と考えている方にとくにおすすめです。

冒頭で、オリジナルグッズを販売する二つの方法、「在庫を作って販売」「無在庫(受注販売)で販売」について触れましたが、「BASE」ではそのどちらも可能です。

「BASE」を使って受注販売する方法

「BASE」で受注販売をおこなうには、「pxivFACTORY(ピクシブファクトリー)」などとの連携を可能にする、拡張機能を利用します。

たとえば、「pixivFACTORY App」をインストールして「pixiveFACTORY」と連携すれば、スマホケース/Tシャツ/トートバッグなど50種類以上のグッズの中から販売したいものを選び、画像をアップロードするだけで、「BASE」に出品できるようになります。

商品が売れたら、あとは「pixivFACTORY」の管理画面から発注処理をおこなうだけで購入者の手元に届く、という、完全な受注販売が実現します。

検品や梱包、発送といった作業もすべて「pixivFACTORY」がおこなってくれるので、自分の時間を大切にしつつ、販売や集客に注力することができます。

くわしくは、下記の記事を参考にしてみてください。

オリジナル商品を在庫リスクなく作って、ネットショップで販売できるサービスをご紹介!

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「メルカリ」

フリマアプリとして有名な「メルカリ」は、自分の好きなものを手軽に販売できる、無料アプリです。

スマホだけで作業が完結し、商品が売れたときのみ販売価格の10%の手数料がかかるだけ(出品料や月額費用は無料)と、その手軽さもあって、爆発的にユーザー数を増やしました。

「メルカリ」は、中古商品の販売イメージの方も多いかもしれませんが、じつはオリジナル商品を作ってテスト的に「メルカリ」などのフリマサイトで販売する方も増えています。

視聴行動分析サービスを提供する、<ニールセン>の調査『オークション/フリマサービスのスマホ、PCからの利用状況を発表』によると、「メルカリ」の利用者は「ヤフオク!」にくらべて女性が多く、さらに29歳以下、という若い世代だそうです。

そのためか、販売されている商品も、アクセサリーやスマホなどのオリジナルグッズやハンドメイド作品などが多い傾向にあります。

販売したいものがこうしたユーザー層を意識した商品であれば、見込み客が多いことになり、商品が購入される可能性も高くなります。

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「BOOTH」

イラストやマンガ、小説、ゲームなどの創作活動をしている方の利用を想定したサービス「BOOTH」は、初期費用・月額利用料無料でネットショップが持てるサービスです。

商品が販売されたときだけ、購入者が支払った金額の5.6%+22円の手数料がかかります。

オリジナルグッズ販売はもちろん、デジタルデータのダウンロード販売なども可能です。0円販売もできるので、楽曲の視聴、マンガの試し読みをしてもらう、などの利用法も考えられます。

また、「BOOST」という機能があり、自分の好きなクリエイターの商品に、支払代金を上乗せして応援する、という独特のシステムもあります。

「BOOTH」でオリジナルグッズを販売したい場合にも、「pixivFACTORY」との連携ができ、ある程度の数量が売れるようになれば、まとめてオリジナルグッズを作成して、倉庫で在庫管理してもらえる、倉庫サービス機能も利用できます。

ただし、クリエイター向け販売プラットフォームということもあり、購入者層は広いとは言いにくいです。そのため、集客作業は必須と考えておきましょう。

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「minne」

「minne(ミンネ)」は、現時点で国内最大のハンドメイドマーケットです。あくまでも、ハンドメイド作品のみの販売となるので、オリジナルグッズだとしても、大量生産品は販売できません。

初期費用や月額費用が無料で、商品が売れたときのみ、売上の10.56%の販売手数料がかかります。

CMや広告などにも力をいれているため、ハンドメイドマーケットとしての知名度は非常に高く、「minne」を足掛かりとして、プロ作家として生計を立てる人も出るほどです。

また、販売をサポートする勉強会なども随時開催されており、商品の写真撮影の仕方や、商品ページの作成法などを教えてくれます。

そのため、初心者でも取り組みやすく、手っ取り早く自分の作品を販売したい方には、非常に手軽なサービスです。

ただし、ハンドメイド作品は作成期間が長く、コストも高くなる傾向にあるため、なかなか利益を多く出しにくい、というデメリットもあります。

その他にも、「minne」には、メルマガやクーポンなどの販促機能がないため、リピーターの獲得や顧客の囲い込みなどは、ほかの集客方法の運用を検討する必要があります。

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「SUZURI」

「SUZURI」は、イラストや写真などの画像をアップロードするだけで、Tシャツやトートバッグなどのオリジナルグッズの作成、購入者への発送までをおこなってくれるサービスです。

「BASE」や「BOOTH」との大きな違いは、自分のショップを持つのではなく、「SUZURI」の中の商品の一つ、として自分のオリジナルグッズが販売されることです。

そのため、集客やSALE企画なども「SUZURI」がおこなってくれます。

出品者は、あらかじめ自分がほしい「トリブン(報酬)」を設定しておくと、販売手数料がふくまれた原価にそれが上乗せされ、販売価格が決まります。

グッズが売れると、このトリブンが入金されるシンプルな仕組みです。

このように、何から何までおこなってくれる便利なサービスでありますが、そのぶん、グッズ作成原価が高い傾向にあります。

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「ORILAB MARKET」

「ORILAB MARKET(リラボマーケット)」は、デザインの作成・登録をして販売設定をするだけで、あとはお任せで販売からグッズ作成、発送、顧客対応までおこなってくれる、オリジナルグッズ作成販売サービスです。

特徴としては、初期費用や登録・出品・管理費はすべて無料となっていて、商品が売れたときのみ報酬(販売報酬から販売手数料30%を引いた額)が支払われる仕組みとなっています。

しかも、顧客対応までおこなってくれるので、副業クリエイターや、主婦などにも人気のサービスとなっています。

さらに、選べるグッズもスマホケースやTシャツなど、600種類以上という豊富さであるうえ、原価も低めにおさえられています。

そのかわり、販売手数料は報酬額(販売価格-商品原価)の30%とやや高めの設定。とはいえ、ショップ運営代行の委託費用もふくまれると考えれば、妥当かもしれません。

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まとめ

オリジナルグッズ作成販売も、思った以上に手軽になってきている、と感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

在庫リスクを抱えることなく、すき間の時間で運営できるサービスもあるので、自分のかけられる手間や、売上目標はいくらか、オリジナルグッズを作成する目的は何か、などにあわせてサービスを選定していくとよいでしょう。

オリジナルグッズの販売にあたっては、著作権や肖像権、景品表示法など、注意すべき法律もあります。問題が起きてから「知らなかった」では済まされませんので、しっかりと確認しておきましょう。

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