スマホやソーシャルメディアの利用が当たり前になってきている今、一昔前に比べ、インターネット上におけるお客様の購買行動パターンも大きく変化してきています。
例えば今、どのくらいのお客様がスマホやタブレットからお買い物を楽しんでいるかご存知ですか?
そのような購入者のアクションにおける具体的なデータインフォグラフィックが米国のEコマースツールを提供するBaynote社から発表されていたので以下にご紹介します。(インフォグラフィックとは情報、データを視覚的に表した図です。)
内容はネットショップにおいて「データがどのようにお客さまの行動検索、商品を発見、購入に影響をしているか」です。
以下インフォグラフィックになりますが、その下に和訳したものを掲載いたします。
1.消費者の89%が検索エンジン経由で買い物をしている。
2.オンラインで検索する人の62%が検索上位3件の検索結果を訪れるという。(SEO大事!)
3.消費者の79%はソーシャルネットワークでブランドをフォローしている。
4.消費者の92%は広告よりも信用のあるメディアのレコメンドやレビューを信用している。
5.消費者の70%は商品レビューを信用している。
6.消費者の63%はスマートフォンを使って購入したい商品を検索している。
7.消費者の86%はネガティブなレビューに影響を受ける。
8.販売者の1/3は4%のコンバージョンレートを超えられていない。
9.消費者の21%はオンラインでの決済時に決済に必要のない情報を入力させられると離脱してしまう。
10.メルマガ等で、全体送信ではなく消費者個人に宛てられたパーソナルメールは購入率は6倍にブーストする。
11.メルマガ等で、全体送信ではなく消費者個人に宛てられたメールはそうでないものに比べて開封率が29%上がり、
クリック率は43%も上がる。
12.しかし、有名ブランドを含めても30%しかパーソナルメールを使っていない。
13.2018年までに54%のオンラインショッピングはモバイルデバイスで行われる。
いかがでしょうか。
やはりSEOやソーシャルメディアの活用などを積極的に行うことは重要であるということが上記データから見えてくると思います。
すぐに実践できるものとしては10の「パーソナルメールの送信」などでしょうか。
各々のお客様に最適化した内容のメールを送るだけで購入率が6倍にブーストされるとは驚きですよね。
それぞれ一人一人にあわせたメールを用意するのは大変ではありますが、開封率の面でも実践してみたいところです。
SEO、ソーシャルメディア、メルマガ、レビューといった上記インフォグラフィックの情報を元に、今行っている(もしくはこれから行う)施策の優先順位などを組み立ててみるのはいかがでしょうか?