「BASEを使うには、いくらかかるの?」というお問い合わせをよくいただきます。
この記事では、「BASE」でショップ運営を行うさいにかかる費用をくわしく解説していきたいと思います。
なお「BASE」は3年連続ネットショップ開設実績No.1となっていますが、「なぜNo.1なのか?」という理由は下記の記事にまとめています。
目次
登録料、月額料金はすべて無料!
「BASE」では、登録料や月額・年間料金は一切かかりません。
つまり、無料でショップ運営をはじめることができます!
「BASE」は商品が売れたときに手数料をいただくシステムです
なぜ月額費用も年会費も不要なのか? それは、ショップで商品が売れたとき、売上金を入金するときに以下の手数料をいただいているからです。

BASEかんたん決済手数料・サービス利用料
商品を発送し、注文ステータスを【発送済み】へ変更すると、その注文に対し「BASEかんたん決済手数料」と「サービス利用料」が発生します。
手数料一覧 | ||
---|---|---|
BASEかんたん決済手数料 | コンビニ(Pay-easy)決済 | (各注文ごとに)3.6%+40円 |
銀行振込決済 | ||
クレジットカード決済 | ||
後払い決済 | ||
キャリア決済 | ||
PayPal(ペイパル)決済 | ||
サービス利用料 | (各注文ごとに)3% |
「BASEかんたん決済手数料」と「サービス利用料」は、
注文の合計金額(商品代金+送料)
にそれぞれかかります。
実際の計算例
たとえば、1,000円の商品が3個、送料500円、注文合計金額が3,500円の場合、以下のような計算でそれぞれの手数料を割り出せます。

振込申請時の手数料、事務手数料
ショップの売上金(振込可能残高)は「BASE」でお預かりしていますので、その売上を引き出すための手続きが【振込申請】になります。
この振込申請を行うさいには、2種類の手数料がかかります。
振込手数料
一律250円
事務手数料
振込申請額によって異なります。
・振込申請額が2万円未満の場合→500円
・振込申請額が2万円以上の場合→0円
表でまとめたものが以下になります。
2万円未満 | 2万円以上 | |
---|---|---|
申請時にかかる費用 | 振込手数料250円 +事務手数料は500円 | 振込手数料250円 |
実際にご自身の口座に振り込まれる金額は、
振込申請額-振込手数料-事務手数料
となります。
実際の計算例
たとえば、申請金額8,000円で振込申請した場合、口座に振り込まれる金額は以下のような計算となります。

この振込申請時の手数料を見落としていることが多いので、気をつけてくださいね!
振込申請方法と振込日
ショップの売上金(振込可能残高)を振り込むには、「お金管理」の「振込申請をする」より、「口座情報」を入力し、「振込申請金額」に金額を入力してください。
振込予定日は、申請から10営業日(土日祝日を除く)です。
スマートフォンで操作する場合は、「お金管理」>「振込」 をご確認ください。
※振込申請はキャンセルすることができず、サポートにお問い合わせをいただいても予定日を早めることはできませんので、あらかじめご了承ください。
早期振込をご希望の場合は、最短翌営業日に売上が入金される「お急ぎ振込」機能をご利用ください(ご利用いただけるショップは順次拡大中です)。
補足:「BASE」の特徴は「BASEかんたん決済」

ここまで「BASE」でのネットショップ運営にかかる費用をお伝えしました。
直接的な費用は発生しないものの、各種手数料が発生してしまうため「なんだ完全無料じゃないのか」とガッカリされる方もいるかもしれません。
しかし今回紹介した手数料の一つである「BASEかんたん決済」は、これからネットショップを開こうという方には非常にうれしいサービスだと思いますので、少し補足説明させてください。
「BASEかんたん決済」とは?
「BASEかんたん決済」とは、クレジットカード決済、コンビニ決済・Pay-easy、銀行振込、後払い決済、キャリア決済、PayPal(ペイパル)決済の6つの決済方法に対応したエスクロー決済です。
エスクロー決済というのは、売り手(ショップオーナー様)と買い手(お客様)の間に「BASE」が入って仲介をすることで、双方が安心して取引ができるようにする仕組みのこと。

エスクロー決済なので、クレジットカード決済もすぐに使える
エスクロー決済のいいところは多数ありますが、ショップオーナー様が享受できる最大のメリットが、クレジットカード決済がすぐに導入できる、ということではないかと思います。
通常、ネットショップ運営でクレジットカード決済を導入する場合は、各オーナー様がご自身で各クレジットカード会社に審査を通す必要があります。
その審査は日数がかかるうえに、審査に通らない可能性もあり、万が一審査が通らない場合は、クレジットカード決済を導入できない、という大きなリスクがあります。
一方「BASEかんたん決済」では、「BASE」に申請をするだけでクレカ決済の導入が可能なので、非常に便利なのです。
※JCB / アメリカン・エキスプレス カードに関しては審査が必要です。こちらをご確認ください。
BASEでカスタマイズを行うのにかかる費用は?

ここまで、「BASE」を利用した場合の料金について解説しましたが、実際にネットショップを開く場合は多かれ少なかれショップの見た目をカスタマイズをすることになると思います。
その時の費用に関しても「BASE」であれば、基本的に無料です。
というのも「BASE」は誰でもショップを編集できるように、直感的に動かすだけでデザイン編集ができるようになっているからです。難しい知識はまったく必要ありません。
デザイン自体もテンプレートが用意されているので、デザインが苦手な方もかんたんに思い通りの見た目のショップを作成できます。
なお、テンプレートには無料のデザインテンプレートと有料のデザインテンプレートがあり、無料のテンプレートを利用すればお金は必要ありません。
もちろん有料のデザインテンプレートを使った方が表現の自由度もあがるため、こだわりたい!という方は少し費用が必要かもしれません。
一度無料でやってみて、やっぱり有料も試してみるという使い方もできますので、まずは一度ショップを作ってみてから考えることをおすすめします。
独自ドメインを設定する場合の費用は?
「BASE」で独自ドメインをご希望の方は、自身で用意している独自ドメインを利用することも可能です。
利用自体は「独自ドメイン App」という無料の拡張費用をインストールするだけですので費用はかかりません。
こちらの記事も参考に
今回は「BASE」でネットショップ運営をするさいに必要な費用について解説しました。
そもそも、「BASE」ってどんなところが強みのサービスなんだろう?という方は、「無料でネットショップを開設するならBASEがおすすめな11の理由!」をご覧ください。