顧客をつくる「追客(ついきゃく)」の方法

2016.08.19(更新:2024.04.08)

前回までのおさらい

以前、「ネットショップを開設したけどなぜか売れない!」と感じている方必見の記事を、「ネットショップで売るための3大施策」としてご紹介しました。 記事はこちら ▽ネットショップで売るための3大施策「集客・接客・追客」とは? https://baseu.jp/product_design/20160727110024/ では今回は、3つのうちの「追客」の方法についてご紹介します。

追客って?

追客(ついきゃく)とは、あなたのショップで一度でも商品を購入したお客様に対して、また買っていただくための施策を行うことです。一度購入したお客様がずっとファンでいてくださるためには、どのようにしたら良いでしょうか。

ショップの人気(ひとけ)をもたらす方法とは

まずはお店をリアルな店頭に例え、思い出してみましょう。 ・店頭に並んでいる商品が入荷したてで、商品の入れ替わりが頻繁にある方が欲しくなりませんか? ・閑散としているお店よりも、行列ができているお店の方が気になりませんか? ・店員さんと会話をして、またこの店員さんに接客されたいと思うことはありませんか? この3点に共通しているのは、「お店に人がいるかどうか」ということです。 お店に人がいる状態を「人気(ひとけ)がある」と呼びます。 では、WEBに置き換えた施策を4つご紹介します。 大きく分けて2つの視点から見てみましょう。 まず、人気(ひとけ)があることを演出するための施策を3つご紹介します。ショップの更新頻度を上げることがポイントです。 ・商品の鮮度を演出する 定期的に画像の並び順を変えましょう。BASEでは新しく登録した商品から順に商品が並んでいく仕様になっていますが、商品の並び順を変えることが可能です。商品が一度売り切れになって再入荷したときや、商品コメントを書き換えたとき、写真を差し替えたときなど、お客様にさりげなくお知らせする一手段として頻繁に変えると、サイト自体に変化があることを演出できます。 ・人が買っている感じを演出する  ブログやSNSで、売れ筋ランキングを発表してみましょう。いくら多くの商品が売れていても、お客様に人気店であることを伝える手段がありません。そこで、売上ランキングを発表すると、今どんな商品が人気なのか把握でき、お客様は自然と「早く買わないと売り切れてしまうかも」という心理になるかもしれません。 aaa『にゅ』sangacio ・人が運営していることを演出する  ブログやメルマガを定期的に更新してみましょう。あなたのショップだからこそ買いたいと思うひとつのきっかけに繋がります。また、定期的に更新することで、一度買ってくださったお客様にショップを忘れられない施策になります。まだ、商品以外の魅力を知らないお客様もたくさんいらっしゃいます。 【ブログで情報発信】  ・商品の製作過程や入荷時期の発表など  ・ときにはプライベートの写真を掲載するなど  (商品の紹介だけでは、見るのに疲れてしまうお客様もいらっしゃるかもしれません) 【メルマガで情報発信】  ・新入荷商品の発表など ・編集後記にちょっとした一言を加えるなど Blog   yodaka 次に、購入してくださったお客様に対し、直接的に行える施策をひとつご紹介します。 ・買ってくださった方へ、お礼の文章を添えてみましょう。 【発送完了メール】 店舗からのコメントを記載することができます。空欄ではなく、なにか一言記載してみませんか。  ・お問い合わせ番号の通知  ・「ありがとうございます」の一言を添える スクリーンショット 2016-08-19 11.25.52 【商品に同梱】 以下、例え直接コミュニケーションが取れなくても、もらうとあたたかい気持ちになるものです。  ・手書きの一言  ・ショップのニュースレター  ・ショップカード WEBは、リアル店舗のような接客の必要がなく、手短に自分の判断だけで購入でき、買いに出向く手間が省けることもメリットのひとつです。ただ、お客様が商品を購入する際の目的は様々です。あなたの同様のWEBでもあなたのショップのファンを作る施策を行うことで、お客様が何度もリピートして購入する、顧客になっていただける可能性があります。 ぜひショップの更新頻度を上げ、施策を実行してみてくださいね。

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