ソーシャルメディアでの集客による基本スタンスから、具体的な運用の方法までこのBASE UではFacebookページの活用方法をご説明して来ましたが、今回は実際にネットショップを運営している3社のFacebookページ活用事例をご紹介したいと思います。
カバン、雑貨、野菜というそれぞれジャンルの違う商品を扱う3つのネットショップのFacebookページですが、どれも自信をもってオススメできるお手本と呼べるべきものです。自分のFacebookページの運用を通してよりよいコミュニケーション方法を見つけていくのもいいですが、成功事例とも呼べるページを研究するのも大切でしょう。あなたはどのFacebookページを参考にしてみたいですか?
土屋鞄製造所
手作りの革製品を実店舗とネットショップから販売する土屋鞄製造所のFacebookページです。”「革」香りをデザインに込めて、工房から手作りの温もりを届けます。”というブランドのコンセプトをイメージさせる世界観を上手に表現しているまさしくお手本といえるページです。Facebook上において写真のもつ力を熟知していると言え、温もり、上質、センスと言ったキーワードを彷彿とさせる魅せ方が秀逸です。なんでもFacebookページを起ち上げる際、担当者2人に会社から一眼レフカメラを支給したという噂も。
ネットショップ同様、ソーシャルメディア上でも一瞬で、ブランドのもつ魅力を伝えることができる写真はとても重要ですよね。
藤巻百貨店
元伊勢丹のカリスマバイヤーとして知られる藤巻幸大氏がプロデュースするネットショップの公式Facebookページです。日々の暮らしをランクアップしてくれる選りすぐりの逸品が購入できるということで話題のネットショップですがそのFacebookページの運用も秀逸と言わざるえません。まずは驚かさせるのがその数値。なんとサイト訪問者の4割強がFacebook経由という実績を叩きだしているそうです。また、2012年の4月にスタートという比較的日が浅いFacebookページにも関わらず14万人以上のいいね!を獲得しているという点も注目に値します。
投稿は主にネットショップでの商品紹介なのですがそこにその商品のユニークな点や商品にまつわるストーリーを読みやすい口語体で紹介しているのがポイントです、商品のもつ強みをわかりやすく伝えることは大切ですよね。
オイシックス
有機野菜などの食品をネットショップで販売するオイシックスのFacebookページも成功事例と呼べるものでしょう。ここは”お客様との接点の場づくり”と”新規会員獲得”という2点をFacebookページ運営の目的としているとのこと。ネットショップでは直接お客様とコミュニケーションをとれる場面が少ないからこそ、それを補完する方法としてFacebookを活用し始めたらしいですが、このようにどこに向かうかという目的を明確化させることは何をやるにも重要ですよね。
少しハイレベルですが、ここが面白いのは1年以内に自社のネットショップで商品を購入したお客様に対してFacebook広告を出しているとのこと。そこでファンになってくれたお客様は広告費に対して5倍ものお買い物をまたサイトでしてくれるという実績をだしているとのことです。素晴らしいですよね。
※連絡先情報を照合してターゲットに広告を表示することができるカスタムオーディエンスという機能を使っての出稿です。投稿内容も工夫がこなされていますので、ぜひ参考にしてみることをオススメします。
以上、土屋鞄製造所、藤巻百貨店、オイシックスという3つのネットショップFacebookページをご紹介しました。
もはやショップへの集客において無視できない流入経路としてFacebookページが存在しているのがお分かりになるかと思います。何かご質問などございましたら、下のコメント欄にてお寄せくださいね。