「かご落ち」の理由は送料や配送日時? 配送方法の設定を見直そう

2018.06.25(更新:2023.03.16)

お客様が商品をショッピングカートに入れたにも関わらず、購入には至らないことを「かご落ち」と呼ぶことはご存知ですか?

この「かご落ち」を経験したことがあるお客様は約7割以上にものぼるという調査結果がマーケティングリサーチキャンプより発表されています。

Eコマース&アプリコマース月次定点調査(2018年1月度)/マーケティングリサーチキャンプ

この発表よると「かご落ち」の理由は実は商品やショップに対する不安よりも送料や手数料、配送日が起因しているという調査結果も出ています。

BASEの場合、お客様が商品代金とは別に手数料を支払わなければならないケースは限定的かつ少額で、またどの決済方法を選択するかはお客様都合によるので、本記事では配送設定の見直しについて言及します。

 

送料を一律で設定する場合

 

配送地域や商品に関わらず送料が全国一律でも問題無い場合は、特別な設定をする必要なく、管理画面のショップ設定「ショップの情報」の最下段で送料を設定することが可能です(0円〜50,000円までの送料を設定することができます)。

 

地域や商品で送料が異なる場合は「送料詳細設定 App」

『ネットショップ運営所在地から近い場合は、送料は安くても構わないが、遠方の場合は赤字にならないように適切な送料を設定したい』など配送地域ごとに送料を変えたい場合『かさばらない商品はレターパックライトでも配送できるが、かさばる商品は別の配送方法でないと送れない』など商品ごとに配送手段を変えたい場合、『国内だけじゃなく海外用に送料を設定したい』など海外への販売を行う場合「送料詳細設定 App」をインストールする必要があります。

ここでは国内への配送方法の手順を順番に説明していきます。海外への配送方法を設定する場合も同じ方法で設定ができます。

 

「送料詳細設定 App」をインストールすると、任意の配送手段(配送業者)を選択し、全国一律か地域別かで送料を設定することができます(クール宅急便など任意の配送手段や配送業者を追加したい場合は「その他」の項目で入力できます)。

地域別送料は47都道府県ごとに設定できることはもちろん、東北や近畿、四国などといったエリア単位でも設定することもできます。

 

設定した送料は今後、追加登録する全ての商品と配送方法が一つも設定されてない商品に自動的に適用される「ショップの基本設定」とすることもできますし、適用する商品を個別に指定することもできます。


複数の商品がまとめて購入された場合は、「配送方法をまとめる」(商品それぞれに設定されている送料が異なる場合は、高いほうの送料が適用)すべての送料を合算する」かのどちらかが選択できます

また送料詳細設定 Appの大きな特徴として『◯◯◯◯円以上購入で送料無料』といった設定も可能になります。(国内配送のみ)

 

※「送料詳細設定 App」の注意事項

・未入力エリア、都道府県は送料が0円になります。

 

配送日時を設定する場合は配送日設定 App

希望する配送日時を設定できる、「配送日設定 App」

本記事の冒頭で、「かご落ち」の理由の1つとして配送日があげられると述べましたが、お客様のニーズに合わせた配送日時に対応する場合は「配送日設定 App」をインストールすることで可能になります。

 

配送方法を見直そう

Eコマース&アプリコマース月次定点調査(2018年1月度)/マーケティングリサーチキャンプ

せっかく商品をショッピングカートに入れてくれているにも関わらず購入されない「かご落ち」を防止するため、今一度、送料は一律設定のほうがいいのか、配送先や商品毎に変えたほうがいいのか、送料無料設定を設けたほうがいいのか等を再検討してみましょう。

料金体系や配送業者自体の見直しを行う場合は、下記を参考にしてみてください。

・ヤマト運輸(個人)
・ヤマト運輸(法人)
・佐川急便
・日本郵便
・西濃運輸
・福山運輸

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