運用業務効率をアップして、コア業務に使える時間を作りましょう

2020.02.06(更新:2020.09.15)

商品の出荷点数が増えてくると、比例して増えていく出荷業務や商品管理などの運用業務。

売上が伸びるので、出荷業務が増えることはうれしい悲鳴ですが……本来強化したい「商品の企画・制作」や「ショップへの集客」などが手薄になってしまっては元も子もないですよね。

そこで今回は、新たに追加された運用業務の効率をアップするAppや、1商品からでも依頼ができる配送代行サービスのConnect Appをご紹介します。

 

「商品コード App」

商品管理の要、商品コード

「BASE」の商品情報に、「商品コード」「種類コード」「JAN / GTIN」を登録することができるようになりました。商品管理するうえで必要となる管理コードを登録したり、出荷指示データに出力することができます。運用業務を効率化するだけでなく、商品入れ違いなどの誤配送防止にも役立ちますので、今まで管理していた方はもちろん、管理したことがなかった方も、「商品コード App」を利用してみてはいかがでしょうか。

 

 
「商品コードApp」
任意の商品コードを登録することができます。
商品コードで商品を管理すると、在庫管理や、出荷業務の効率化を図ることができるだけでなく、誤配送などのミスも軽減することができます。

 

商品コードで商品を管理するメリット

商品点数や出荷数が増えてくると、商品名を目視するだけの運用では厳しくなってきます。

もちろん、商品名で管理することもできますが、「入力ミス」「入力に時間がかかる」など、商品が増えれば増えるほど管理が煩雑になり、最悪の場合「誤配送」「配送遅延」によりお客様の信頼を失いかねません。

そこで、任意の記号や番号を組み合わせた「商品コード(型番・品番)」や「種類コード(SKU)」を用いたID管理をすることにより、管理の間違いが減り、在庫や出荷業務の効率化を図れるようになります。

※Stock Keeping Unit の頭文字で、在庫管理ができる単位のことを指す一般的な用語。たとえば、3色でS/M/Lのサイズ展開があるワンピースの場合、9SKUになります(赤色・Sサイズのワンピースで1SKU)。

 

商品コードの作り方は業種やオーナーによって変わりますが、「販売年」や「シーズン」「商品区分」「カラー」「サイズ」などの番号の組み合わせで生成したコードを採用するケースが多いようです。商品を見なくても、コードだけで何の商品なのかおおよそ予想することができるようになりますので、ご自身で定めたわかりやすいルールで管理コードを用意することをおすすめします。

また、外部倉庫への出荷業務依頼や複数名での出荷業務を行うさいには、商品の管理コードをキーとして業務を回すことができますので、ベテランの方による出荷業務の属人化を防ぐだけでなく、誤配送の軽減も見込むことができ、売り手にとっても買い手にとってもいいことづくめですね。

 

登録する方法

「商品コード App」をインストールすると、商品管理画面に商品コードを入力できる枠が追加されます。種類が存在する場合、種類名を入力すると、「種類コード」を入力することができるようになります。

また、一つづつ手入力が大変な場合は、「CSV商品管理 App」で商品情報を一括で更新することができます。

くわしい使い方はこちら

 

「CSV商品管理 App」「注文データダウンロード App」

CSVファイルで商品情報の一括管理ができます

今まで「BASE」では商品情報の一括登録はできましたが、一括更新やダウンロードできる機能がありませんでした。今回リリースした「CSV商品管理 App」では、CSVファイルでの一括登録・更新・ダウンロードができるようになり、すでに登録している商品情報をダウンロードし、データを一部編集して、一括更新することができるようになりました。

「商品コード App」にも対応しており、ご登録いただきたい商品コードを一括で登録することも可能ですので、日々の在庫管理業務や集計、出荷業務に役立てていただけます。

また、かねてからご要望の高かった画像の一括登録枚数も20枚に対応しました。
「売れているショップは1商品につき5枚以上の商品写真を登録している」というデータもあるので、素敵な商品の画像をたくさんアップしてみてください。
商品画像は何枚登録するのが適切? 売れているショップの傾向

くわしい使い方はこちら

 

「CSV管理 App」ご利用のみなさまへ

「CSV管理 App」には、商品の一括登録と注文データを出力する機能がありますが、このたび各機能の改善を図るため、商品情報の登録・更新ができる「CSV商品管理 App」と、注文データをダウンロードできる「注文データダウンロード App」に生まれ変わりました。

なお、「CSV管理 App」とは別のAppなので、新たにインストールしていただく必要があります。

また、現在提供している「CSV管理 App」は2020年3月10日にご利用できなくなる予定ですので、お手数ですが各Appのインストールをお願いいたします。
※ この期日は、事前の予告なく変更される可能性があります。

 

 
「CSV商品管理 App」
商品情報をCSVデータで一括登録・更新・ダウンロードすることができます。商品画像の登録枠も20枚に対応しました。あわせて「商品コード App」もインストールすると、商品コードの項目も一括登録することができます。

 

 
「注文データダウンロード App」
今までのお客様の注文情報を一括でダウンロードすることができます。 大量の注文情報を管理したり、月末の在庫整理時の振り返りのさいにご活用下さい。

<CSV管理 Appからの変更点>
・AC列に商品ID、AD列に種類IDが出力されます
・商品コードApp もインストールすると、購入時の商品コード、種類コード、JAN/GTINが出力されます

 

「LogiMoPro App」

<株式会社清長>が提供している倉庫管理システム「LogiMoPro(ロジモプロ)」と「BASE」がConnect Appで連携できるようになりました。かんたんに外部倉庫への出荷業務のアウトソーシングができます。

在庫は1点からでもOKな従量課金制で、中小ネットショップ向け。少数精鋭部隊仕組み化に最適な物流サービスです。

物流の現場を知りつくし、かつコントロールができる、ネットショップ向けプレミアム物流サービス大手の<株式会社清長>が物流現場を運営しているため、安心して依頼することができます。

「商品コード App」で登録した管理コードも連携できるので、出荷業務はおまかせしてご自身はショップを成長させることに集中できます。

 
「LogiMoPro App」
受注から出荷まで完全自動の物流代行サービス「LogiMoPro(ロジモプロ)」と外部連携できます。
1商品からでもOKな従量課金制なので、少人数で運用しているショップ様でもすぐにご利用いただけます。

 

さいごに

ショップやファンの方と向き合う時間が増え、またはショップ以外の生活にも時間をかけられることで、さらにすてきな商品や作品が生まれる、そんないい循環が生まれることでしょう。

「BASE」はかんたんにネットショップを作成できるのはもちろんのこと、ショップが成長してもかんたんに使い続けられるよう、今後も機能や価値をアップデートしていきます。<世界のすべての人に、自分の力を自由に価値へと変えて生きていけるチャンスを>をスローガンに掲げる「BASE」に、引き続きご期待ください。

 

 

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