ネットショップで商品を販売するときの工夫を、ジャンル別にご紹介!

2016.07.27(更新:2024.04.08)

ネットショップを開設したいとき、「BASEでは自分が取り扱いたい商品を売ることができるの?」と思うことはありませんか?私も知り合いから「食品を売っても大丈夫?」と、質問をいただくことがあります。

実はBASEでは、意外と幅広いジャンルの商品を売ることができるんです!今回は、成功ポイントを交えて、4つのジャンルから事例をご紹介します!
(※BASEでの取扱NG商品はこちら:http://thebase.in/pages/prohibited_item.html

食品

◆グラノーラブームの火付け役になった「GANORI」

GANORI

▽ショップページ
http://ganori.thebase.in/

◆時間指定によって、生肉も安心して買える「TOKYO COW BOY」
TOKYO COWBOY

▽ショップページ
http://tokyocowboy.theshop.jp/

【食品を取り扱うときの成功ポイント】

〈写真の工夫〉
食品やお茶を取り扱う場合、商品のパッケージの見た目が同じでも、中身やサイズが違うことがよくあります。撮影の際は背景を変えてみると、お客様が選びやすいです。例えば、「GANORI」さんは、ひとつひとつの商品写真に、思わず食べているところを連想するフルーツがさりげなく置いてあるので、一覧で見たときに迷いません。

〈単価の工夫〉
商品の単価が低くなる場合(数百円)は、ギフトセットを作ってみてはいかがでしょうか。単価が低い商品は、送料が高くなってしまうので買うのを躊躇するお客様もいらっしゃいます。かといって単価が安い商品を複数買いをするのも面倒に感じます。それを解決するのがギフトセット!
TOKYO COWBOY」さんは、ギフトセットの販売もしています。ギフトを探している方にはもちろん、意外と試しに色々な味を試したい方にもおすすめできます。

〈日時指定の工夫〉
賞味期限が近い商品を取り扱う場合、あらかじめ注文時に日時指定を受け付けてみてはいかがでしょうか。「TOKYO COWBOY」さんは、注文時に備考欄から日時指定のリクエストができます。

洋服

◆受注生産のTシャツがかわいい!「MASAKO HIRANO」
MASAKO HIRANO

▽ショップページ
http://shop.masakohirano.com/

◆海を感じるイメージコンセプトに沿った写真がきれいな「Re:room」
Re room(リルーム)

▽ショップページ
http://store.reroom-tokyo.jp/

【洋服を取り扱うときの成功ポイント】

〈写真の工夫〉
リアルな店舗でお店を開くときは、お店の世界観を伝えるために、イメージに沿った内装を考えたり、ちょっとした置物にもこだわりを持ったりしますよね。
ネットでお店を開くときも同じように、世界観を統一することで、ブランドのイメージが伝わりやすくなるんです。ネットショップの場合はイメージを表現できる場所が限られていますが、「商品写真」は、お店の世界観が現れやすい場所です。
例えば、「Re:room」さんの商品写真からは、どれも海を感じませんか?写真の背景にサーフボードがさりげなく置かれたり、日中の明るい日差しが差し込む部屋の写真から、本当に海の近くのお店に自分が行っているような連想が生まれます。

〈SNSで発信するときの工夫〉
<写真の工夫>と近いのですが、SNSは集客に使うだけでなく、お店の世界観を表すひとつのツールとしてご利用いただくのもおすすめです。例えば、「Re:room」さんのInstagramアカウントを見てみましょう。

▽Instagram
https://www.instagram.com/reroom_tokyo/

現在14,000人のフォロワーがいますが、こちらではコーディネート写真だけでなく、ブランドのイメージコンセプトに沿った、海を感じる写真もアップされています。洋服の宣伝だけではフォロワーも見るのに疲れてしまうので、ところどころブランドの世界観に合った写真を取り入れるのもおすすめです。

〈在庫リスクを減らす工夫〉
BASEには、受注生産でTシャツ販売を行える拡張機能があります。もしも洋服を取り扱うショップを始めて間も無い頃や、オリジナル商品を作って利益率を上げたい場合は、受注生産を行うのも選択肢のひとつです。在庫を持つリスクが減る上に、どんな時期や頻度で受注が入るのか把握できれば、今後自分で在庫を抱える場合、参考値になります。

例えば、「MASAKO HIRANO」さんは、Tシャツをメインとした受注生産のグッズを販売しています。

ハンドメイド

◆手作りの水引アクセサリーやご祝儀袋を販売する「mizuhikimie(みずひきみー)」
mizuhikimie

▽ショップページ
http://mizuhikimie.thebase.in/

◆美しい写真が特徴の「areren」
areren

▽ショップページ
http://areren.base.ec/

【ハンドメイド商品を取り扱うときの成功ポイント】

<イベントへの出店>
例えば、「mizuhikime」さんは個別オーダーの受付や、イベント出店、ワークショップの開催など、精力的に活動なさっています。例えばあなたのショップでもイベントへの出店をすると、リアルな場でお客様と話すことで認知度の向上に繋がるほか、同じようにハンドメイドでものづくりをしている出展者様に出会えるチャンスかもしれません。
BASEでも、定期的にリアルイベントを開催しています。イベントの詳細は、BASE Uの記事や、BASEの公式SNSでお知らせしていく予定です。

<写真の工夫>
例えば、ハンドメイドアクセサリーを販売する「areren」さんは写真の工夫を細やかにされています。
アクセサリーを置いて撮る時は背景が寂しくなりがちですが、置く場所・背景・光のバランスを考慮した写真なので、自然とアクセサリーが映えますね。高級感が演出されます。

地域から発信される特産品

◆めがねをかけている人だけで作られた「めがね米」
めがね米

▽ショップページ
https://meganemai.thebase.in/

◆瀬戸内海発信の「ココホレ物産」
ココホレ物産

▽ショップページ
http://shop.kkhr.jp/

【地域から発信される商品を取り扱う場合の成功ポイント】

<生産者が見える工夫>
その地域だからこそできるものこそ、本当に美味しいものや素敵な工芸品が多いです。ただ、ネットショップでは良さがなかなか伝わりづらい…。それを解決するのが「生産者の顔が見えること」です。
例えば、「めがね米」さんは福井県鯖江市産のお米です。なんと、眼鏡をかけた人たちだけで育てられたそうです!すでに有名な鯖江市の「めがね」にかけて作られるお米。公式ホームページでは、生産者の顔がひとりひとり丁寧に写っています。

他にも、「ココホレ物産」さんでは、BASEの有料テンプレートをご利用いただき、瀬戸内海産の商品だとすぐにわかるように、瀬戸内海の写真をふんだんに取り入れていらっしゃいます。

<キャラ設定の工夫>
他にはないキャラクターを設定することで、SNSでの認知度が上がることがあります。例えば、「めがね米」さんでの投稿記事の言葉は、必ず最後は「おこめー!!」で締められます。パッケージにも採用されているめがねのキャラクターがSNSで活躍していると、一層その地域に対する親近感が湧いてきますよね。

以上、様々なジャンルの取り扱い商品を、成功ポイントを交えてご紹介しました。ショップ開設を迷っているときや、取り扱い商品の選定を迷っているときに、ぜひお役立てください!

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