こんにちは、はらちゃん(@yume_mayu)です。
みなさん、お店を運営しているなかで、
お客さまの気持ちになって自店のECサイトを眺めてみたことはありますか?
日々、お店の運営業務に専念していると、どうしても自分目線になってしまい、
お客さまの視点がわからなくなってしまうこともありますよね。
インターネット消費者は口コミ、ソーシャルの情報を求めている
こちらの画像は、
インターネット通販利用者が「ECサイトにどんな機能を求めているか?」
を表した統計です。
![インターネット通販利用者が「ECサイトにどんな機能を求めているか?」](https://baseu.jp/wp-content/uploads/0051_02-300x268.png)
特に根強い支持があるのは、
- 商品ページのレコメンド(Product page Recommendation)
- ズーム機能(Zoom)
- 様々な角度からの商品写真(Alternate Views)
という日本でもおなじみの機能。
次に目立つのは、
- レビュー(Ratings/Reviews)
- シェア(Share)
- SNSへのリンク(Link to Social Networking Site)
とあるように、
ユーザーの口コミやソーシャル関連の機能が目立ちます。
なかでも「SNSへのリンク」は、
2008年まではニーズとしてあがっていなかったものの、
2009年になって突然支持が急激に伸びている様子がわかりますね!
検索主体のECからソーシャルコマースへ
では、お客さまがお店に訪れるまでの集客導線の変化を見てみましょう。
下の図は従来の「検索経由」が主体のECの導線イメージです。
![「検索経由」が主体のECの導線](https://baseu.jp/wp-content/uploads/0051_03-300x293.png)
みなさん、ECサイトで欲しいものがあるときはどのように検索されますか?
「新発売 Mac Pro」
「7月号 雑誌掲載 ワンピース」
など、気になっていたキーワードで検索される方が多いのではないでしょうか。
既に欲しいものがわかっている場合には、
よっぽどの希少品でない限り、他のお店でも販売されていることがほとんど。
つまり、同じ商品を他店より売るために、
商品の価格を下げたり、広告費用を上げたりなどの競争が発生します。
次に、こちらは「ソーシャルコマース」の導線イメージです。
![「ソーシャルコマース」の導線](https://baseu.jp/wp-content/uploads/0051_04-300x281.png)
ソーシャルコマースでは、キーワードは関係なく、
友だちの投稿やコメントなどから、商品に興味を持ったり、
気になっていた商品を思い出す、といった流れが一般的です。
既にアメリカでは、
友達のシェアをきっかけに実際に購入したことがあるユーザーは25%
という統計が発表されています。
リスティング広告でもなかなか出ない高いコンバージョン率ですね。
これからのECサイトは「シェア」がキーポイント
ECサイトにとってソーシャルコマースを始めることは、
いわば、facebookやtwitterという好立地(多くの消費者が滞在をしている場所)に店舗を構えること。
facebookやtwitter上でのクチコミやシェアにより、
新しい購買動機が増えるにつれ、
ECサイトにおいてもそれに最適化された仕組みが必要となります。
次回のブログでは、
「ソーシャルコマースの分類と事例」についてご紹介する予定です。
ぜひまたご覧いただけると嬉しいです。