導入までいよいよあと1ヶ月とせまった消費税の増税と軽減税率。BASEでは現在、ショップオーナー様がスムーズに準備ができるよう、「税率変更予約機能」を期間限定(2019年9月の1ヶ月間)にて公開しています。
そこで、こちらの記事では「そもそも軽減税率って?」「税率変更予約機能で設定できること」「税率予約変更機能の使い方」をまとめてみました。
安心して10月1日(火)を迎えるために、ぜひご一読のうえ9月中のご準備をお願いいたします。
目次
いまさら人には訊けない……そもそも、「軽減税率」って?
2019年10月1日以降、消費税が現行の8%から10%に引き上げられることになりました。この増税による、生活必需品などの購入に対する負担を減らすため、経過措置(例外)として飲食料品(アルコールや外食をのぞく)、週2回以上発行される定期購読の新聞などの対象品目に限り、消費税を8%のまま据え置く、「軽減税率」が適用されます。
軽減税率の対象品目
・飲食料品(アルコールや外食をのぞく)
・新聞(週2回以上発行、定期購読契約を結んだもの)
軽減税率対象品目の詳細はこちら
9月中に設定しておきたいのは、「デフォルト税率」「商品ごとの税率」
「BASE」をご利用いただいている場合、それぞれの商品を内税で価格設定していただいているため、10月1日以降も価格設定をそのままにすると、軽減税率の対象品目以外の消費税が10%扱いになります。つまり、差分となる2%分をお客様からお預かりそびれてしまうことになってしまうのです。
そこで、ショップの税率設定(ショップ自体の税率を設定すること:デフォルト税率)、および商品の価格と税率設定(ショップで販売する商品の価格と税率を設定する:商品ごとの価格・税率)が必要になります。
9月30日(月)までに設定しておきたいこと
・ステップ1:ショップの税率変更予約をする(デフォルト税率設定)
・ステップ2:商品の価格・税率変更予約をする(商品ごとの価格・税率設定)
ショップで扱う商品の税率がすべて同じ場合(通常税率と軽減税率の商品が混在しない)、ショップの税率変更予約を設定しておくと(デフォルト税率設定)、設定したのち新規で商品登録した商品の税率をこちらで設定した税率にすることができます※。ただし、デフォルト税率設定前にすでに登録されている商品の税率はこの設定では変更にならないため、あわせて商品ごとの税率変更予約も必要となります。また、商品によって税率がそれぞれ異なる場合、そして今回の消費税増税によって価格の見直しを行う場合も、商品ごとの価格・税率変更予約が必要です。
※税率が反映されるのは、10月1日(火)のメンテナンス以降となります
※ステップ2のリンクは2019年10月1日以降は利用できません
どう使えばいい?「税率予約機能」
前項でお伝えしたとおり、対応が必要なステップは2つあります。
ステップ1:
ショップの税率変更予約をする(デフォルト税率設定)
BASE管理画面のショップ設定>ショップ情報 を開きます。
画面最下部の「デフォルト税率」のプルダウンを開き、基本で設定したいショップの税率を選んで保存します。
ステップ2:
商品の価格・税率変更予約をする(商品ごとの価格・税率設定)
BASE管理画面の 商品管理>税率変更予約をする を開きます(2019年9月30日までの限定リンクとなります)。
税率を一括設定するボタンを押し、一覧から一括で税率を変更したい商品にチェックを入れます。
画面下のプルダウンを開き、選択した商品を標準税率(10%)にするか軽減税率(8%)にするかを選んで保存します。
一括ではなく、商品ごとに個別に価格・税率を変更したい場合は、一覧から直接変更して保存します。
※変更価格は、税込の価格を入力してください。
※税率を変更しても、価格は自動で計算されません。税率とあわせて、ご自身で設定をお願いいたします。
これでショップごとの「デフォルト税率」「商品ごとの価格・税率」の設定予約が完了しました。こちらで予約した設定は、9月30日(月)23:30〜10月1日(火)6:00(予定)にかけての定期メンテナンス作業で反映され、メンテナンス終了後には設定が反映された状態となります。その他、ご不明点に関しては次項のFAQをご参照ください。
消費税増税/軽減税率対応についてのFAQ
「やっぱり難しくてよくわからない」「こういうときはどうしたらいいの?」をまとめました(随時更新中)。
◯BASEヘルプページ:消費税改定について