FacebookやInstagramを活用して、ショップへの集客を促進されている方は必読です。
2020年にリリースされたFacebookのショップ機能を使えば、FacebookやInstagram上にショップを作ることができます。
すでにInstagramアプリの下部のメニューが追加されていることに、お気付きの方もいるかもしれません。
ショップ機能でFacebookとInstagramにショップを作成し、そこに「BASE」の商品を連携することで、FacebookとInstagram上に販売している商品を陳列して、ショップに誘導することが可能です。
作成を完了するには審査が必要で、現在は数週間かかることもあるようですが、審査に通過すれば、Facebookのコマースマネージャ上でショップのページやスタイルを変更できるようになります。
今回は、そんなショップ機能の導入方法や機能を紹介します。
Facebookショップとは
カスタマイズができるオンラインショップを、無料でFacebookやInstagramで公開できる機能です。
InstagramやFacebook上にある「ショップ」メニューのほか、投稿にタグ付けされるショッピングタグなどから、ショップにアクセスすることができます。
海外ではInstagramおよびFacebook内での決済もできますが、2021年3月現在、日本国内ではほかのWebショップを作成し、そこに遷移させてからの決済が必要です。
ショップ機能では、コマースマネージャで「春夏コレクション」や「おすすめ商品」など、商品をまとめて特集のように見せる「コレクション」が追加できます。
また、ボタンカラー・テキストの位置などのスタイルも、カスタマイズできます。
Instagramショッピング機能との違い
今まで、Instagramショッピング機能で投稿へのタグ付けなどをおこなっていた方は、なにが違うのか、疑問に感じるかもしれません。
なので、今までの流れを整理しながら説明しますね。
以前は、InstagramではInstagramショッピング機能、FacebookではFacebookページショップ、というそれぞれ別の機能が存在しました。
それらを統合して管理できるようにするために、Facebookのショップ機能(コマースマネージャ)が作られました。
今後、さらに統合されていく可能性は高いですが、現在のところ(※2021年3月22日)商品がタグ付け可能になるInstagramショッピング機能という概念はまだ残っており、ショップ機能の審査とは別に審査されます。
そのため、Instagramショッピング機能はFacebookショップ機能の一部ではあるが、審査が個別で必要な別機能、と考えていただくのがよさそうです。
ショップ機能を利用するには
「BASE」では「Instagram販売 App」から連携することで、2021年3月よりショップ機能の申請も同時におこなえるようにアップデートしました。つまり、「Instagram販売 App」でショップの作成・審査の申請までをまとめておこなえます。
連携方法については、以下の記事でくわしく解説しています。
審査の結果を確認したり、審査通過後のショップ管理は、Facebookコマースマネージャを使用します。
「BASE」上では管理できませんので、ご注意ください。
なお、「Instagram販売 App」のこちらのページからも、コマースマネージャへ遷移することができます。
Facebookのショップ機能を使う
コマースマネージャでは、以下のようなショップに関する機能が利用できます。
- ショップの作成
- 商品の登録
- 審査結果の確認
- スタイルの変更
- コレクションの設定
- インサイトの確認
ショップの作成と商品の登録は、「BASE」をご利用の場合、「Instagram販売 App」の連携を完了すると同時におこなわれているので、再度コマースマネージャ上でおこなう必要はありません。
スマートフォンには最適化されていないので、パソコンでアクセスしてください。
スタイルの変更やコレクションの設定については、「ショップ」メニューの「編集」ボタンから遷移できます。
コマースマネージャの詳細や利用方法については、以下のFacebookのページをご確認ください。
より多くのカスタマーがInstagramやFacebookの“支店”で商品と出会うことで、ショップのファンを増やし、売り上げのアップが期待できます。
シームレスな購入をうながして、ショップの規模を拡大していきましょう!