- 自分たちでGoogle 広告を使いこなす「時間」と「知識」が足りないと感じて、「BASEにおまかせ集客」を利用
- 広告での売上から手数料が引かれるという仕組みで、赤字になる心配もないので、はじめやすかった
- 手数料はかかっても、「売れなかったときのリスクがない」のがいい
- 自分たちで運用していたときの倍以上の売上に
- Google ショッピング広告の改善ポイントの1つは、「商品名に、ユーザーが検索するキーワードがきちんとふくまれていること」
BASEでは、Google 広告を使ってショップの売上を伸ばすための拡張機能、「Google 商品連携・広告 App」を提供しています。
そして2022年からは、BASEが広告運用を代行する新プラン「BASEにおまかせ集客」をスタート。「なかなか広告に取り組む余裕がない」「成果が出るか不安」、そんなショップオーナー様の課題を解決するためのプランです。
- BASEが、広告運用を代行
- かかる費用は、売れた分の30%の手数料だけの「完全売上連動」の集客プラン
- 初期費用0円、固定費も0円。広告費用は、代行するBASEが負担
- 成果をさらに高める運用テクニックとして、費用対効果を高めるため、ショッピング広告の商品名や商品情報の改善を実施
今回、「BASEにおまかせ集客」を活用しているショップオーナー様に、利用したきっかけや成果をうかがいながら、プランの内容などについてもご紹介します。
お話を聞いたのは、オーダーメイドのアイアン家具や建具、店舗什器を製作、販売する<Baum(バウム)>のオーナー・山崎 祐史さんです。
目次
ショップ情報
「無垢材、黒皮鉄、本革など、素材のよさを生かしたものづくり」をたいせつに、オーダーアイアン家具を製作・販売する工房。木が年輪(Baum)を重ねていくように、一つひとつの工程を少しずつ、コツコツと。木材加工、鉄の加工や溶接、革や生地の裁縫、製図から梱包まで、すべてを職人たちが手掛け、想いの込もった温かみのある家具を、大阪から全国のお客様に向けて展開しています。
ショップサイト:Baum
成果がよかっただけに感じた、Google 広告を使いこなす「時間」と「知識」の足りなさ
——さっそくですが、Google 広告をはじめたきっかけを教えてください。
Baum 山崎さん:Google 検索のショッピング枠で、商品を「写真」で見せられるところがいいなと思って、2022年の8月からGoogle 広告をはじめました。
▲Googleで検索すると、関連したショッピング広告が表示される
Baum 山崎さん:<Baum>の家具は、材質の質感や風合いを活かした存在感が特徴。見た目にひかれてファンになってくれる方が多いんです。
リスティング広告を出したこともありましたが、文字だけでは魅力を伝えきれず、思ったほど効果が出ませんでした。
Instagram広告も出していますが、他社さんの広告も増えてきたせいか、少しずつ効果が薄れてきたんです。
そんなときに、「Google 商品連携・広告 App」でかんたんにショッピング広告がはじめられると知って、挑戦してみようかと。
——自分での運用から、「BASEにおまかせ集客」プランに切り替えたのは、なぜですか?
Baum 山崎さん:自分たちでGoogle 広告を使いこなす、「時間」と「知識」が足りないと感じたからですね。
Google 広告をはじめてすぐ、1ヶ月で17万円くらいの売り上げには、つながっていました。ただ……「何もせずにこれだけ売れるなら、使いこなせばもっと効果が大きくなるのかも?」と思ったんです。
でも、<Baum>のスタッフは、わたしもふくめて、全員が家具職人です。ものづくり以外に、あまり時間をとられたくない気持ちもあり、専門的な広告の知識もないので、外部の専門家の手助けが必要と感じはじめました。
そんなときにご案内いただいたのが、「BASEにおまかせ集客」。広告での売上から手数料が引かれるという仕組みで、赤字になる心配もないので、はじめやすかったです。
「ダメだったらやめればいいし、効果が出たら続ければいい」くらいの気持ちで、気軽にお願いできました。
ーー「BASEにおまかせ集客」は、「BASEがショップ様の代わりに広告の管理・運用をするサービス」。固定費はいっさいかかりません。広告経由で商品が売れた場合のみ、30%を手数料としてサービス利用料としていただく仕組みです。
手数料はかかっても、「売れなかったときのリスクがないのがいい!」と、おっしゃっていただくことが多いですね。
「BASEにおまかせ集客」で、Google 広告からの売上が以前の2倍に。
——「BASEにおまかせ集客」による成果は、いかがですか?
Baum 山崎さん:BASEさんに広告運用をおまかせしてから、初月から36万円ほどGoogle 広告経由の売り上げが出ています。自分たちで運用していたときは、1ヶ月で17万円くらいだったので、倍以上になっていますね!
——<Baum>さんの場合、「BASEにおまかせ集客」を開始してから、わずか3ヶ月で「ROAS※」は679%と、 かなり高い費用対効果を達成しています。最初は小さくはじめて、効果を見ながら予算を上げていっている段階です。
BASE U編集部:※ROAS(ロアス)とは、広告の費用対効果を計算する指標。「広告による売上 ÷ 広告費用 × 100(%)」で計算します。
たとえば、10,000円の広告費で50,000円を売り上げた場合、「(100,000円 ÷ 5,000円) × 100(%)」で、ROASは「500%」になります。
——「BASEにおまかせ集客」を利用して、期待していた効果は得られましたか?
Baum 山崎さん:はい、手数料が引かれることを考えても、じゅうぶんな効果があったと思います。3万円くらいのスツールが、突然10脚も売れ出して、ビックリしましたね。
広告を積極的に出すことで、ECの注文数が増えただけでなく、オーダーメイド注文の問い合わせやショールームに来てくださるお客様も増えました。すぐの購入だけでなく、たくさんの人に知ってもらえるきっかけが増えて、とてもうれしいです。
中級者向け!Google 広告でより成果を伸ばす、4つの使いこなしポイントとは?
——Google 広告で大きな効果を得るために、なにかやっていることはありますか?
Baum 山崎さん:わたしたちがやっているのは……「BASEさんに任せる」、それだけですね。
「Google商品連携・広告 App」の管理画面を開くことも、ほとんどなく、毎月届く広告レポートで状況を確認しているだけです。
——「BASEにおまかせ集客」では、専用のツールによるデータとキャンペーンの分析、専門チームによる広告の費用対効果の最適化に取り組んでいます。その取り組みを、4つほどご紹介すると……
1つ目は、「商品名に、ユーザーが検索するキーワードがきちんとふくまれていること」。
ショップによっては、おしゃれに見せたいので、「英語の商品名だけ」のページもあるのですが、商品のカテゴリ、ブランド、商品の詳細情報が何もないと、なかなか広告が表示されにくくなり、クリックもされにくくなってしまいます。
じつは、この点は、<Baum>さんのショップは、「BASEにおまかせ集客」導入前からクリアしていました。それが、もともと成果が上がっていた理由かもしれません。
2つ目は、「タイミングを逃さない予算の調整」。
売れるタイミングで「日予算」を上げたり、無駄な予算を使わないように、細かく調整をしています。ふだんお店をやられている方だとなかなかむずかしい、スピーディーな対応を代行しています。
3つ目は「機械学習の対象となる、コンバージョン数を増やす」。
コンバージョン数とは、ショップを訪れたユーザーが、商品を購入したり、商品をカートに入れたりした数のこと。
Google 広告が、買ってくれそうなユーザーを機械学習で見つけるには、最低30〜50回以上のコンバージョンが推奨されています。しかし、<Baum>さんの場合、商品が単価が高めの家具ということもあり、機械学習に必要なコンバージョンが足りていない状態でした。
そこで、できるだけ短期間で、必要なコンバージョン数を増やすため、購入した方だけでなく、「カートに追加した」方のデータも「コンバージョン」として設定しました。
最後の4つ目が、「アセットグループの追加」。
BASEのショッピング広告は、「P-MAXキャンペーン」というメニューを使っています。これは、ショッピング枠だけでなく、YouTubeやGmail、マップなどでも広告を掲載できるメニューです。
より効果をあげるために、ショッピング広告以外にも、<Baum>さんのサイト内の画像や動画、ショップ紹介などを広告用の素材として追加。表示される広告のパターンを追加しています。
Baum 山崎さん:そんなに、いろいろなことをしていたとは……。BASEさんががんばってくれている間、わたしたちは広告の運用から開放されて、ものづくりに専念できています。集客のことは忘れて、クリエイティブに没頭できる手助けをしてもらえて、ほんとうにありがたいです。
これからも、「BASEにおまかせ集客」でBASEさんの力を借りながら、たくさんのお客さんに<Baum>の家具を届けていきたいです。
「BASEにおまかせ集客」のポイント
- BASEが、広告運用を代行。かかる費用は、売れた分の30%の手数料だけの「完全売上連動」の集客プラン
- 初期費用0円、固定費も0円。広告費用は、代行するBASEが負担
- 成果をさらに高める運用テクニックとして、費用対効果を高めるため、ショッピング広告の商品名や商品情報の改善を実施
- 自分たちで運用していたときの倍以上の売上に