
集客にはSNSが必須!SNSとBASEショップを連携してファンを増やす方法を紹介
商品やブランドなどの認知度や売上を増やすためには、ネットでの集客は欠かせません。とくに集客と相性がいいのは、SNSです。
SNSはいまや、購入者が口コミを調べたり、ブランドやショップが購入者との関係性を維持したりするのにも当たり前に活用されています。
- 新たな購入検討者と出会うなら「Instagram」
- 1対1のコミュニケーションができる「LINE公式アカウント」
- 商品の魅力がダイレクトに伝わる「YouTube」
- 衝動買いを狙うなら「TikTok」
SNSで積極的に発信していくことで高い集客効果を見込めるため、目的にあわせてさまざまなSNSを活用してファンを増やしていきましょう。
今回は、ネットショップ作成サービス「BASE」が連携可能なSNSの中から、とくに積極的に取り組みたいSNS集客施策を紹介します。
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BASEは5つのSNSとの連携機能を用意

BASEをはじめとするASP型ネットショップは、モール型と違ってショップオーナーが自ら集客する必要があります。ショップへの集客にはさまざまな方法がありますが、新規の購入者にもリピーターにも高い効果を期待できるのはSNSを活用した集客です。
BASEでは、ショップの集客に活用できるSNS連携機能を多数備えています。連携できるSNSは次の5つです。
- LINE
- YouTube
- TikTok
- note
このうち、とくに高い集客力が見込める4つのSNSについて、それぞれの特徴にくわえて、BASEの連携機能やどんな集客効果があるのかを紹介します。
新たな購入検討者と出会うなら「Instagram」

Instagramは、多くのターゲットと接点を持つのに効果的なSNSです。
Instagramの特徴は、ユーザー数が非常に多いこと。総務省の調査によると、Instagramの利用率は全年代で他のSNSを上回っています。
そのうえ、広告や「発見タブ」経由で、購買意欲が高いユーザーに投稿を見てもらえる可能性が高いのも強みです。広告や発見タブに掲載される投稿は、ユーザー一人ひとりの好みにあわせてカスタマイズされています。
Instagramを検索ツールとして使う人も多く、LINEリサーチが日本全国の13歳~79歳までを対象に行った2023年の調査によると、20代〜30代の女性が「スマホで調べものをする際に使うもの」の2位はInstagramであるという結果が出ています。
BASEが2023年に実施した調査でも、「ネットショップで商品を購入する際、商品の検討材料としてもっとも利用するSNSやプラットフォームを教えてください」という問いに対し、22.9%のオーナーがInstagramと答えています。

Instagramには、投稿に商品情報をタグ付けできるショップ機能や、ライブコマースにも活用できるライブ配信機能など、ネットショップと相性の良い機能が豊富にあります。さらにBASEでは、Instagramの集客に取り組みやすくなる機能を備えているため、BASEのオーナーにはInstagramに力を入れている人が多数いるのです。
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Instagram販売 App
「Instagram販売 App」は、Instagramの投稿に商品情報をタグ付けし、BASEの商品ページへの導線を作れる便利な機能です。Instagramで商品タグをタップすると、BASEの商品販売ページへのリンクが表示されるため、投稿を見て商品に興味を持った人がすぐに購入できます。
「Instagram販売 App」の強みは、Instagramのショップを効率よく管理できることです。「Instagram販売 App」でBASEとInstagramのショップ機能を連携することで、BASEの管理画面で登録した商品情報が自動で同期されます。
そのため、新商品の情報をBASEに登録するだけで、Instagramに二重登録する手間が不要になります。さらに、価格や在庫情報の更新も自動で行ってくれるので、管理する手間が抑えられます。
Instagram広告 App
「Instagram広告 App」は、Instagramでかんたんに広告を配信できる機能です。
本来Instagram広告を配信するには、マーケティングの目的や広告コストのコントロールなどのこまかな設定が必要です。「Instagram広告 App」を活用すれば、入力項目をわずか8項目程度まで減らせるため、Web広告の知識がなくてもかんたんに広告を試せます。
広告の配信方法は、「おまかせ配信」と「Instagramの投稿から配信」の2種類です。
「おまかせ配信」は、ネットショップで販売されている商品を広告として配信する方法です。
「Instagramの投稿から配信」は、投稿済みのInstagram投稿を広告として配信する方法です。「おまかせ配信」との違いは、商品以外の情報も伝えられること。たとえば、セールやポップアップ出店のお知らせなども広告として配信できます。
広告は、商品に興味を持ちそうなユーザーに自動で配信されるので、Web広告の知識がなくても予算次第で一定の効果を狙えます。広告配信は1日100円程度から可能ではあるものの、効果が出やすいのは数万円からと言われているため、集客に力を入れたいタイミングで活用してみてください。
Threadsとの連携
Instagramと紐づけて使えるテキスト中心のSNS「Threads(スレッズ)」も、Instagramとあわせて活用してみてください。
Threadsの特徴は、Instagramと違って投稿にリンクを設置できることと、InstagramのストーリーズにThreadsの投稿を引用可能なことです。また、InstagramのフィードにおすすめのThreads投稿が表示されることもあります。
そのため、新商品の発売やクーポン配信、イベント出店といった重要な情報はThreadsでも発信し、ストーリーズに引用してInstagramのフォロワーにもアプリーチするのがおすすめです。
1対1のコミュニケーションができる「LINE公式アカウント」

LINE公式アカウントによる集客は、新規顧客の購入前・購入後のサポートにくわえて、リピーター施策にも効果的です。
LINEは日常的なコミュニケーションに使われるSNSで、アプリを開く回数も多い傾向があります。他のSNSのような拡散力はないものの、購入者に直接情報を配信でき、1対1のクローズドなやり取りも可能です。
一定の頻度でメッセージを送っていれば、購入者が友人や家族とのやり取りをするためにトーク一覧を開く際に、ショップ名やアイコンが目に入ります。ユーザーがプッシュ通知をオフにしてしまう場合もありますが、トーク画面で定期的にショップのことを思い出してもらえるため、ショップへの興味を持続できることが強みです。
LINE公式アカウントでは、次のような機能が利用できます。
メッセージ | 友だち追加してくれたユーザー全員に一斉にメッセージを配信。画像や動画をメッセージとして送信する「リッチメッセージ」「リッチビデオメッセージ」にも対応。 |
LINEチャット | ユーザーと1対1でメッセージをやり取りできる機能で、問い合わせに活用可能 |
自動応答機能/キーワード応答機能 | ユーザーからメッセージが送られた際に、事前に登録したメッセージを自動で送信できる機能。メッセージに含まれているキーワードに応じて送信内容をカスタマイズすることも可能。 |
リッチメニュー | トーク画面下部にあるキーボードエリアに、リンクボタンを固定表示できる機能。ショップへのリンクや、新商品特集ページなどへのリンクを設置し、リピート購入を誘導可能。 |
VOOM(旧タイムライン投稿) | X(旧Twitter)やInstagramのように、テキストや動画、画像などを配信できる機能。ユーザーはLINEアプリのフッダー中央にある「VOOM」から、友だち登録している公式アカウントの投稿一覧を閲覧可能。 |
ショップカード | LINE上でポイントを管理できるポイントカード機能で、QRコードを読み取ることでポイントが付与される仕組みで、ポイントの獲得状況も管理可能。 |
クーポン・抽選 | LINE上でクーポンを配信できる機能で、事前に設定した確率でクーポンが当選する抽選付きクーポンも設定可能。 |
BASEでは、ショップ情報にLINE公式アカウントを表示できるうえ、効果的なアプローチに役立つ機能「おみせコネクトApp」も備えています。
おみせコネクト App
おみせコネクトは、購入者情報とLINEの友だちの情報を紐づけて、1人ひとりに適した内容のメッセージを配信できるサービスです。BASEにも「おみせコネクト App」として搭載されていて、インストールするだけで初期費用・月額費用0円で利用できます。
「おみせコネクト App」を活用すると、BASEのショップでユーザーがカートに入れたままの商品を知らせるカゴ落ちリマインド配信や再入荷通知などをおこなえるため、商品購入までの最後の一歩を後押しします。
購入者の購入・閲覧履歴やメッセージ配信履歴を見ながら1対1のLINEチャットができるため、購入者の状態に合わせた的確なメッセージを送れます。LINE経由での注文数のチェックや、LINEに友だち追加された経路の特定もできるため、施策の効果を見ながら改善できます
商品の魅力がダイレクトに伝わる「YouTube」

ネットショップは実店舗と違って商品を手に取れないため、実物をイメージしにくいのが懸念点です。そのため、情報量が多い動画などを活用して商品を説明することで、商品の魅力がよりダイレクトに伝わります。
動画を活用した集客を実施する際、とくに高い効果を見込めるSNSがYouTubeです。グーグル日本法人の発表によると、YouTubeの国内における月間視聴者数は2023年5月時点で7,120万人だと公表されています。
YouTubeで集客する場合に活用したいのが、動画に商品をタグ付けできる「YouTubeショッピング」です。YouTubeショッピングを活用することで、動画を通して多くの人にショップや商品の情報を届けられる可能性があります。
チャンネル登録やおすすめ動画と同じ「情報カード」として、指定した秒数に商品購入ページへのリンクが表示されるように設定できます。動画で商品を紹介しているタイミングにあわせて商品タグを載せることで、売上アップ効果を狙えます。
また、チャンネル内にストアタブを設けて、商品を一覧表示することも可能です。商品をクリックすると、連携しているネットショップの販売ページに遷移します。
YouTubeショッピングを利用するには、YouTubeショッピングに対応しているネットショップとの連携が不可欠です。国内のネットショップ作成サービスの中でも、YouTubeショッピングに対応しているサービスはいまだ数が限られている状況です。
YouTubeショッピング連携
BASEは2024年からYouTubeショッピングとの連携をスタートしました。
BASEのYouTubeショッピング連携を利用するには、Googleに広告を出稿できる「YouTube & Google連携 App」を使います。「YouTube & Google連携 App」を使えば、YouTubeの動画にタグ付けする商品情報をBASEに登録した情報と連携できます。さらに、YouTubeの商品タグやストアタブにBASEの商品販売ページへのリンクを設置可能です。YouTubeでブランドや商品のストーリーが伝わる動画を発信することで、BASEのネットショップに集客できるでしょう。
「YouTube & Google連携 App」を使うと、Google検索のショッピングタブに商品広告を出稿もできるため、商品を探している購買意欲が高い人にアプローチ可能です。
有料のショッピング広告だけでなく、下部にある無料商品リスティング枠にもBASEの商品情報を掲載できます。いずれも、商品写真と商品名、価格が表示されます。
Google検索のショッピングタブに商品を表示できれば、ECモールのようにより多くの人に商品やショップを見つけてもらいやすくなります。BASEをはじめとするASP型のネットショップではとくに取り入れたい集客施策です。
YouTubeショッピングとあわせて活用して、より多くの人にアプローチしてみてください。
衝動買いを狙うなら「TikTok」

15秒~3分程度のショート動画に特化したTikTokは、購買につながりやすいSNSです。
TikTokの調査(※)によると、TikTokユーザーのうち30.5%が「TikTokで動画を見て商品やサービスの購入経験がある」と回答していて、若い世代ほど割合が高くなっています。同調査では、2023年の日本におけるTikTok経由での消費額は1,772億円と推計されています。TikTokは高い経済効果を生むSNSなのです。
※TikTok Socio-Economic Impact Report 2024〜日本における経済的・社会的影響〜
TikTokがこれほど購買意欲を高める理由として、動画の尺が短いためスキマ時間に見てもらいやすいことと、おすすめ機能が挙げられます。
TikTokのおすすめには、ユーザーのフォローや検索・閲覧履歴をもとにピックアップされた動画が並ぶ仕組みです。動画単体での拡散力が高いSNSのため、アイデア次第でバズを生み出せます。
TikTok商品連携・広告App
「TikTok商品連携・広告 App」は、TikTokでかんたんに商品広告を配信できる機能です。
広告に表示されるリンクをタップすると、BASEの商品販売ページへと遷移します。アカウント連携後は、広告配信に必要な基本設定がシンプルになるため、手軽にTikTok広告を活用できるのがメリットです。
さらに今後は、BASEの商品画像から動画広告を自動生成できる機能の実装を予定しています。
TikTok Shop連携 App
TikTokにはアプリ内で商品を販売できる「TikTok Shop」機能があり、2025年夏に日本でもリリースされる予定です。
TikTok Shopのリリースに向けて、BASEの商品情報をTikTok Shopと連携できる「TikTok Shop連携 App」を開発しました。「TikTok Shop連携 App」を導入することで、TikTok Shop上の商品価格や在庫などを常に最新の情報に更新できます。
「TikTok Shop連携 App」をインストールして初期設定を完了しておくと、「TikTok Shop」のリリース後すぐに活用できますので、以下の記事を参考にいち早く導入してみてください。
SNS集客に取り組むショップの事例

大学生のオーナーが運営する「Koromo(コロモ)」は、「学生のための古着屋」をコンセプトに、学生が手に取りやすい価格帯の商品を取り揃える古着ショップです。
Koromoでは、集客にInstagramとLINE、TikTokの3つのSNSを使い分けています。
- TikTok:新商品の写真を投稿
- Instagram:着用写真や商品のこまかい部分がわかる写真を投稿
- LINE:リピーターに向けたクーポン情報を配信
今後はYouTubeの活用も検討中とのこと。TikTokやInstagramは動画の長さに制限があるため、YouTubeですこし長めの動画を作成し、商品やオーナー自身の考えを伝えたいと考えているそうです。
まとめ
ネットショップ作成サービス「BASE」が連携しているSNSを例に、サービスにあわせた集客施策やその効果について紹介しました。SNSによって得意な訴求方法が変わってきますので、まずはショップのターゲットにあわせてメインで力を入れたいSNSを決めるところからスタートしてみましょう。選びきれない場合は、ネットショップと相性のいいInstagramがおすすめです。
▶関連記事:ネットショップ運営するなら他のSNSよりもInstagramに力を入れるべき4つの理由
BASE UではほかにもSNSの活用術をまとめた記事を多数公開しています。とくにInstagramについては、フォロワーの増やし方から、インサイトで確認できる数値の改善方法まで取り上げていますので、ぜひチェックしてみてください。
▶関連記事:売上0→10までガイド STEP6 インスタ運用
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