この記事では、BASEが提供する資金調達サービス「YELL BANK」と銀行融資それぞれの特徴の違いと、おすすめの資金調達方法についてご紹介します。
目次
「YELL BANK」と銀行融資のサービスの違い
「YELL BANK」と銀行融資の大きな違いとしては、銀行融資が「お金の借り入れ」をするデットファイナンスなのに対して、「YELL BANK」は「利用者の将来の売上を、利用者がすぐに使うことができるお金にかえる」、アセットファイナンス(自社の保有する資産を元に資金調達すること)な点です。
デットファイナンス、アセットファイナンスの違いや詳細については、以下をご覧ください。
そのほかの「YELL BANK」と銀行融資の細かい違いについては、以下のとおりです。
「YELL BANK」と銀行融資の比較表
「YELL BANK」のサービス概要
「YELL BANK」とは、ネットショップ作成サービス「BASE」のショップオーナーの方のみが利用できる資金調達サービスです。
BASEの「将来の売上」を「すぐに使えるお金」に変えるしくみのため、BASEで運営しているショップの売上が伸びるほど、調達できる金額が大きくなります。
このように、将来の売上をすぐに使えるお金にかえるサービスは、一般的には「レベニュー・ベースド・ファイナンス(RBF)」や「将来債権ファクタリング」と呼ばれており、近年注目されています。詳細については、以下の記事をご覧ください。
銀行融資のサービス概要
銀行融資とは、銀行が事業主や個人を対象に、事業用の資金を貸し出すしくみのことです。
企業の返済能力、事業内容、成長性、信用の度合いなどを審査し、融資の有無や限度額の査定がされます。
また、ほかの資金調達手段と比較すると、低金利で利用することができます。
「YELL BANK」と銀行融資の利用までの流れの違い
銀行融資は、調達可能額額が大きいこともあり、返済能力やリスクを慎重に評価するため、審査に時間を要します。
銀行融資で、信用保証協会から保証の承諾を受ける「保証付き融資」の場合だと、銀行と保証協会での審査が必要なため、さらに時間がかかる場合があります。
「YELL BANK」は、BASEの売上実績の情報から、支払い能力などを評価しているため、事前の提出書類や審査が必要ありません。
そのため、審査にかかる時間が短縮できるので、「今すぐに利用したい」場合におすすめです。
「YELL BANK」と金融機関の審査の違いについては、以下の記事をご覧ください。
「YELL BANK」と銀行融資、どちらがおすすめか
「YELL BANK」と銀行融資それぞれに特徴があるため、ご利用の目的にあわせて選択するのがよいでしょう。おすすめの利用シーンを、以下の表でまとめてみました。
「YELL BANK」と銀行融資のおすすめの利用シーン比較表
「YELL BANK」を利用するメリットについては、以下の記事でくわしく解説しています。
「YELL BANK」と銀行融資以外での、資金調達方法はある?
この記事でご紹介した「YELL BANK」や銀行融資以外にも、個人事業主の方に向けた資金調達手段があります。
- 補助金、助成金
- ファクタリングサービス
- ノンバンクローン
- クラウドファンディング
ご自身の状況にあわせて、最適な方法で資金調達を検討してみてください。
▼個人事業主向けの資金調達方法 6選
各サービスごとの特徴については、以下の記事をご覧ください。
まとめ
BASEが提供する資金調達サービス「YELL BANK」と、資金調達の方法として馴染みのある銀行融資それぞれの特徴の違い、またお店の状況・利用シーンにあわせたおすすめの資金調達方法についてご紹介いたしました。
資金調達のタイミングや、ご自身のプランにあわせて、資金調達手段を選んでみてください。
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