デザインフェスタ、OSAKAアート&てづくりバザール、ヨコハマハンドメイドマルシェ、ハンドメイドインジャパンフェスなど、春から夏に向けてハンドメイド作家さんたちのための様々なイベントが各地域で開催されます。(既に申し込みを締めきっている5月のデザフェスに無料出展できるキャンペーンをBASEにて開催中です!) これらのリアルイベントは、普段はインターネットを通じて作品を販売されているクリエイターさんたちにとって実際にお客様と触れ合える貴重な機会ではないでしょうか。実際に足を運ばれた方ならご存知かと思いますが、これらのイベントは作家さんごとにブースを1コマづつ借りて出展するものです。(デザフェスだと1.62㎡〜5.76㎡のサイズです。) ご来場されるお客様に注目してもらうために事前のTwitter上などにおけるオンラインにおける告知も重要ですが、まだそれほど知名度のない作家さんに関してはブースのレイアウトやその魅せ方が重要になってくるでしょう。出展ブース内でどれだけ自分のブランドの世界観をうまく表現できるか、お悩みの方も多いかと思います。そこで今回はイベントなどのブース出展時における、5つの重要なポイントについてご紹介したいと思います。
目次
1.背面パネルを有効活用しよう
#デザフェス コットンリネンの「MONMON BAGS」ブースは白黒パッキリ。毎回かわいい! http://t.co/9KVJPQ5hzb pic.twitter.com/FkCEWUisj3
— harry@猫の日生まれ (@yamane02) 2013, 11月 3
ブース出展する際、ぜひともあわせてレンタルして欲しいのが背面パネルです。多少レンタル代はかかるかと思いますが、ブランドの世界観をしっかりと伝えるための必須のレンタル備品といえるでしょう。もしレンタルしなければ後ろのブースの人の背面パネルの裏(木のハリボテ)が見えてしまう可能性が高いため、見栄えがあまりいいとは言えません。(布で覆ってしまえばまた別ですが、もしその裏を使用する場合は必ずその出展者さんの許可を得ましょう。) 背面パネルをレンタルしたら、そこはあなたのキャンバスです。絵を書いても、釘を打っても何をしてもかまいません。商品を並べたり、ブランドロゴを置いたりして、できる限りあなたのブランドのイメージを表現してみてください。方法は自由です。ぜひ以下のイメージを参考にしてみてくださいね。
#デザフェス カントリー調ブース、壁の色がかわいい。麻ひもを渡して小型ピンチで下げるスタイルはジャンル問わず本当にたくさん見ました pic.twitter.com/yl70WYZTD0
— harry@猫の日生まれ (@yamane02) 2013, 11月 3
#デザフェス タカハシアズサさんのブースは白黒パッキリ。いきなりダクト付けるの格好いいなあ。 pic.twitter.com/0ypaoHKewf
— harry@猫の日生まれ (@yamane02) 2013, 11月 3
#デザフェス 絵本えほんcom http://t.co/lEKtTvEUod ブース、値札まできちんとノスタルジックでかわいい。 pic.twitter.com/WavRKFPbqB
— harry@猫の日生まれ (@yamane02) 2013, 11月 4
2.ブースに高さを出しましょう
ブースエリアにはとても多くの人々が密集してしまうのが、これらハンドメイドイベントの特徴です。そんな群衆の中でできるだけ目立つようにするポイントの一つに、高いところに商品もしくはロゴなどを展示するという方法があります。目線よりも下のテーブルの上だけではなく、上部にも商品を並べましょうということです。目線よりも下だと様々な作品が所狭しと並んでいて、他と差別化することが難しいのですが、高いところにレイアウトするだけで目立つようになり、作品に目を向けてもらいやすくなります。 またこのように自分たちが高い所にいくのもとてもいいアイデアですね。
#デザフェス ものつくり大学の和風ブース、60cmほど底上げして畳に正座。商品は見やすいしお客さんと目線も合わせられる。これは名案(´▽`) pic.twitter.com/yNPq3JfvlN
— harry@猫の日生まれ (@yamane02) 2013, 11月 3
3.ライトで明るさを出そう
前述した通り、多くの人々でごった返すブース内でどう人に見てもらえるかが重要なところですが、それを踏まえるとブースのライトアップは有効な手段です。もともと明るい場所ではありますが、ライトアップするだけでとても作品映えするものになり本格的なブースを演出することができます。テーブルの商品をライトアップするのもいいですが、背面パネルに作品やロゴを大きく表示するならその作品やロゴに光を当てたほうがより目立つものとなるでしょう。ぜひライトアップも検討してみてください。
4.テントの骨組みを使ってみよう
#デザフェス 不思議な生物「ぬいぐろみ」のSUNGLOWさんはスチレンボード製の店舗サインがかわいい。テグスで浮いてるみたい(´▽`) http://t.co/kjvgCAybME pic.twitter.com/7WrD1AYct8
— harry@猫の日生まれ (@yamane02) 2013, 11月 3
「高さをだしましょう」というポイントに繋がるところですが、テントの骨組みを活用する方も多いです。その一番のメリットは高いところに多くの商品を並べることができる点です。もちろん商品だけじゃなく、テントの骨組みを使えばロゴの表記などもブース入り口の高いところに設置することができます。(それをライトアップすれば目立つこと間違いなしでしょう)商品が中に浮いているような魅せ方を演出することができますので、もし自宅にテントがある方は試してる価値はある出展方法です。
5.パンフレットなどわたして声をかけよう
何度もデザフェスなどのリアルイベントに足を運んでいますが、お客様に何も声をかけない出展者さんも多くいることに驚かされます。もちろんブランドの世界観などありますので、意図的に話かけない対応をとっているのであればいいのですが、もしそうでなければせっかくお客さんと直にコミュニケーションできる機会を有効活用しましょう。 ブランドカードやパンフレットなど渡したり、オススメの作品やその制作背景などを笑顔で元気に説明してあげることが、作品を好きになってもらう、そして販売することの第一歩です。素敵な商品であることも大切ですが、同じくらい販売される方の第一印象も重要です。熱意をもってその作品にまつわるお話をしてあげることでより満足度をもって購入をして頂けることでしょう。電卓や十分なおつりはお忘れなく!
イベント出展時におけるその他のポイント
以上、いかがでしょうか?過去に何度も様々な手作り系イベントに参加している私がぜひこれは!と思う出展の際のポイントを挙げてみました。またアクセサリーやお洋服を販売される出展者に限ってですが、ぜひ忘れないでお持ち頂きたいのは鏡です。可能であれば「大きめの鏡」をブース内に用意してあげましょう。お客様はストレスなく自分に似合うかどうか確認できますよね。あと、背景のイラストや展示される小物と、着ている服を合わせるのもイメージが統一されて面白いと思います。 デザフェスのFacebookページにもレイアウト例が多数掲載されています。これらを参考にしながらぜひ自分のブランドの世界観をよりよく表現する方法を考えてみてください。何事もそうですが、まずは先輩たちの真似から始めることがオリジナリティを出していくための第一歩ですよ。 当日は多くの人々の中で長時間を過ごす大変なものとなりますが、ぜひ笑顔と元気を忘れず、そして周りのブース出展者さんたちへの配慮を忘れない参加を心がけてくださいね。どこかのイベントでBASEのブースを見かけたらぜひ声をかけてください! ただ今5月開催のデザインフェスタVol.41、無料出展受付中です!