お客様とのコミュニケーション手段として「LINE公式アカウント」を活用する方法

2019.07.25(更新:2024.04.08)

いまや集客の手段として当たり前に行われている、SNSの運用。

さまざまなSNSがあるなかで、ショップの集客につなげるためにはそれぞれのSNSの長所や役割を理解し使い分ける必要があります。

今回は、他のSNSとは違った使い方をすることで「LINE公式アカウント」を活用する方法をご紹介します。

 

他のSNSとの使い分け

SNSにはそれぞれ、長所や役割があります。

例えば、Twitterの長所は情報の拡散力。

ショップの存在を知り興味を持ってもらい新規のお客さんになってもらうための第一歩となります。

Instagramの長所は、世界観作りができること。

ショップと同じ世界観を持つ人に、ファンになってもらえる可能性が高いです。

それに対してLINE公式アカウントの長所は、ユーザーに直接情報を配信できること。

ショップや商品情報を配信したり、1対1のコミュニケーションを通じて、購入前や購入後のお客様のサポートをすることができます。

 

【Instagram/Twitter】
長所:情報拡散力がある 役割:新規顧客の獲得
 
【LINE公式アカウント】
長所:ユーザーに直接情報を配信し、コミュニケーションが取れる
役割:購入前・購入後のサポート、リピートにつなげる

 

それぞれの長所をうまく活かして運用することで、ショップの集客へとつなげていきましょう。

 

基本的な機能

LINE公式アカウントには、無料で使えるさまざまな機能があります。

公式アカウントを友だち追加してくれているユーザーとあらゆる形でコミュニケーションを取ることで、ショップへの信頼感や親近感を生み出すことができます。

数多くの機能があり最初からすべてを使いこなすのはハードルが高いので、まずは目的に合った最適な機能を活用してみましょう。


・メッセージ

・LINEチャット

・自動応答機能/キーワード応答機能

・リッチメッセージ/リッチビデオメッセージ

・リッチメニュー

・タイムライン投稿

・ショップカード

・クーポン・抽選

・その他(アカウントページ、セグメントメッセージ)


※各機能の詳細については、LINE for Businessの「【LINE公式アカウント】無料で開設!新たな機能や料金プラン」をご確認ください。

※「LINE公式アカウント」は2019年から「LINE@」と統合され、一つのサービスになりました。

無料で使える機能が増えたり、有料プランの料金がお手軽な価格に変更されたりと、ショップオーナーズのみなさまにとってうれしい変更内容になっています。

サービス統合についての詳細は、LINE for Businessの「LINE@からLINE公式アカウントへ」をご確認ください。

 

 

使いこなしたい便利な機能

今回は「他のSNSとは違う」ということに焦点を当て、とくに使いこなしたいいくつかの機能をピックアップします。

①メッセージ

友だち追加してくれたユーザーにメッセージを配信することができる機能です。

メッセージ機能の強みは、友だち追加してくれているユーザー全員にメッセージを配信できること。

他のSNSではタイムラインに投稿が流れていくためほかの投稿に埋もれてしまう可能性が高いですが、LINEでは個人に向けてメッセージが配信されるので、ユーザーに情報を直接届けることができます。

またメッセージを配信するとプッシュ通知が送られるため、メッセージに気づいて開封してもらえる可能性が高いです。

 

メッセージの内容は、LINE公式アカウントを運用する上でもっとも重要です。

友だち追加してくれているユーザーは、新商品発売、先行販売、セールなどのショップの最新情報を求めているはず。

そういったユーザーにとって有益なショップの情報はもちろん、新商品情報の先行でのご案内やクーポンなど、ほかのSNSとは異なるLINE公式アカウントだけのサービスを展開することで、よりチェックしてもらいやすくなります。

また、毎回のメッセージでトーンや絵文字の使い方を統一することも重要なポイントです。

画像のように、同じ内容でも絵文字があるのとないのとで印象が異なりますよね。

落ち着いた雰囲気のショップなら左のように絵文字を使わずにシンプルに、明るくポップなショップなら右のように絵文字を使って遊び心を取り入れた文章にするのが望ましいです。

ショップの雰囲気や世界観に合わせて、最適なメッセージの配信を行いましょう。

 

②LINEチャット

ユーザーと1対1のチャット・複数のユーザーグループとのチャットをすることができる機能です。

購入前のユーザーの不安や疑問を取り除いたり、購入後のユーザーのフォローをしたりと直接コミュニケーションをとることで、信頼関係を構築することができます。

ユーザーのサポートをする、お問い合わせ窓口として活用しましょう。

 

③クーポン・抽選

BASE Apps「クーポン発行 App」で作成したクーポンコードを使うことで、BASEで使用可能なクーポンを配信することができます。

設定でクーポンの発行を抽選制にすることもできるので、イベントやキャンペーンとして使用することもできます。

 

BASEのショップ情報に「LINE公式アカウント」を登録

ショップ管理画面のショップ情報にSNSアカウントのIDを入力すると、ABOUTページにそれぞれのSNSアカウントを表示することができます。

より多くのお客さまにフォローしてもらいショップの情報を知ってもらうためにも、運営しているSNSアカウントすべてを表示するようにしましょう。

LINE公式アカウントIDの登録手順は以下のような流れになっています。

ショップ管理画面の「ショップ設定」をタップし、「LINE公式アカウント」の欄にLINE IDを入力。

 

入力するLINE IDは、LINE公式アカウントの管理画面の左上部分に表示されている「@」以降の文字列です。

 

今回は「LINE公式アカウント」の使いこなし方をご紹介してきましたがいかがでしたか?

ほかのSNSとうまく使い分け「LINE公式アカウント」ならではの長所を活かした運用を行うことで、集客へとつなげてゆきましょう。

 

 

 

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