【目的別】無料でホームページを作成できる16のツールをご紹介。スマホで作りたい方におすすめのツールは?

2021.01.07(更新:2024.04.09)

コーポレートサイトやオウンドメディアなど、さまざまな用途で必要になるホームページ。

今回は、コストをおさえて作成したい人に向けて、無料でホームページを作成する方法についてご説明します。

専門的な知識がなくても、無料でかんたんにホームページを作成できるツールは数多く登場していますが、なにを選べばいいかわからない、という方も多いのではないでしょうか。

そこで、まずはホームページを作成する方法の基礎知識と、どんなツールを選べばいいか、について解説します。

加えて、ホームページを作成する目的別に、無料の作成ツールを17種類ご紹介します。

スマホで手軽に作成できるかどうか、無料でも広告を非表示にできるかについても、ツールごとに対応できるかご説明していますので、参考にしてください。

無料でホームページを作る方法は、2つ

無料ホームページを作成する方法には、大きくわけて次の2つの方法があります。

それぞれの方法の特徴について、メリットとデメリットについて触れながらご紹介します。

方法1. 無料ホームページ作成ツールを使う

ホームページを作成する1つ目の方法は、無料でできるホームページ作成ツールを使って作成するやり方です。

通常、ホームページを作成するときには、HTMLやCSSなどの専門的な知識が必要ですが、ホームページ作成ツールを使えば、それらの知識が必要ありません

無料でも、本格的なサイトやオウンドメディアが作成できます。

代表的なツールに、<WordPress(ワードプレス)><Jimdo(ジンドゥー)><ペライチ>、ネットショップ作成サービス「BASE(ベイス)」などがあります。

無料で自社のコーポレートサイトやオウンドメディアを作りたい方、実店舗があって手軽にホームページがほしい方、などにおすすめの方法です。

「無料でホームページ作るなら?」と聞かれれば、真っ先にお答えするのが、こういった無料で作れるサービスを活用する方法です。

まずは最初に検討してみてください。この記事の後半では、ここに該当する17のサービスを比較紹介しています。

無料ホームページ作成ツールもいろいろある

ホームページ作成ツールは数多くありますが、どれも同じ、というわけではありません。

たとえば、ドメインを取得したりサーバーを用意したりする必要があるものもあれば、なんの準備もなしにかんたんに作成できるものもあります。「BASE」など、サービスによってはスマホで立ち上げられるものもあって、便利です。

多くのホームページ作成ツールは、知識がなくても、誰でもかんたんにサイトを作ることができますが、ツールによっては操作になれるのが大変な場合もあります。

また、ツールによっては、細かな部分のデザインの融通がききづらい場合もあるので、ツールは慎重に選ぶことが大切です。

  • 専門的な知識が必要ない
  • 更新も楽におこなえる
  • ツールによってできること(機能・デザイン)に限界がある

 

方法2. HTMLやCSSを用いて、一から作成する

無料ホームページ作成ツールを使わない場合は、自分でHTMLやCSS、Java、PHPなどのプログラミング言語を使ってホームページを作成します。

HTMLやCSSを用いてホームページを作成するためには、ある程度の専門知識が必要不可欠です。

HTMLやCSSの知識があれば、独自のデザインのホームページを作成できたり、自在に修正できたり、コストも比較的安価に済ませられたりするメリットがありますが、知識の習得には時間がかかります。

もともと知識がある方以外は、選択肢に入れるべきではない方法です。

  • 凝ったホームページを比較的安価に作成できる
  • 自在に修正できる
  • 専門知識がかならず必要になる

制作会社に依頼すると、最初は無料でも……

自分でHTMLなどを触れない場合は、Web制作会社に依頼することも選択肢に挙げられます。

最近では、「無料で制作します」という会社もありますが、そういった場合は、管理費などで別途お金を請求されるケースが多いでしょう。

その他、<Retty>などのようなポータルサイトがある場合には、無料でもお店のページを作れますが、すべての機能を使うには有料プランにする必要があるなど、完全に無料というのは現実的にむずかしいです。

また制作会社に依頼する場合は、なにか修正が発生するたびに修正費用が発生しますので、無料でホームページを作りたい方には向いていません。

 

無料のホームページ作成ツール比較表

ここまでご説明したとおり、無料でホームページを作成する場合は、基本的に作成ツールを使用するのがおすすめです。

ただ、広告表示の有無など、細かいところで違いがありますので、まずは一度比較表にしてみました。

費用や機能、どんな利用に向いているか、を確認してみてください。無料のプランで使える機能は「〇」、有料プランでのみ使える機能は「有料プランのみ」としています。

初期費用固定費独自ドメイン広告の非表示スマホでの作成何の利用に向いているか
BASE(ベイス)0円0円500円/月ネットショップ
Shopify(ショピファイ)0円月額$29~有料プランのみ有料プランのみネットショップ
STORES(ストアーズ)0円0円~有料プランのみ有料プランのみネットショップ
Wix(ウィックス)0円0円~有料プランのみ有料プランのみコーポレートサイト
Jimdo(ジンドゥー)0円0円~有料プランのみ有料プランのみコーポレートサイト
Google Sites(グーグルサイト)0円0円有料プランのみ有料プランのみ-コーポレートサイト
Weebly(ウィーブリー)0円0円~有料プランのみ有料プランのみコーポレートサイト
Strikingly(ストライキングリー)0円0円~有料プランのみ有料プランのみコーポレートサイト
Crayon(クレヨン)0円0円~有料プランのみ有料プランのみコーポレートサイト
Webnode(ウェブノード)0円0円~有料プランのみ有料プランのみコーポレートサイト
SITE1230円0円~有料プランのみ有料プランのみ-コーポレートサイト
WordPress(ワードプレス)0円0円オウンドメディア
Ameba Ownd(アメーバオウンド)0円0円~有料プランのみオウンドメディア
はてなブログMedia0円~月額77,000円~有料プランのみ有料プランのみ-オウンドメディア
ペライチ0円0円~有料プランのみ有料プランのみLP
STUDIO(スタジオ)0円0円~有料プランのみ有料プランのみ-LP

<独自ドメイン>とは、ホームページのURLの<https://(www.)>以下の部分を、オリジナルの名称にすることです。

無料の作成ツールでは、ツールの名称になってしまうことも多いですが、独自ドメインにすることによって、ホームページの信頼性やブランド力を上げることができます。

スマホでの作成、編集ができると、ホームページを運営するのに便利です。スマホでの操作が可能かどうかも、注目したいポイントです。

 

ネットショップ向け|無料ホームページ作成ツール

ここからは、目的別に無料ホームページ作成ツールを紹介します。はじめに、ネットショップに向いているホームページ作成ツールを4つご紹介します。

ネットショップの作成に便利なツールには、ほかの目的に比べて、かんたんにホームページの作成をおこなえるものが多いです。ネットショップをメインに考えていない人も、確認してみてください。

1. 「BASE(ベイス)」

BASE(ベイス)」は、BASE株式会社が運営しているホームページ作成ツールです。

ショップ開設数は、150万ショップを突破していて、ネットショップの開設実績は、4年連続でNo.1*のツールです。

※ネットショップ開設実績No.1: 最近1年以内にネットショップを開設する際に利用したカート型ネットショップ開設サービスの調査<2021年2月 調査委託先:マクロミル>

「BASE」では、完全無料でホームページを作成できます。

ネットショップを設置して商品が売れた場合のみ、都度代金の6.6%+40円の費用が発生しますが、それ以外に費用はかかりません。

このことから、ネットショップを作成したい人だけでなく、無料でかんたんにホームページを作成したい、という人にもおすすめ。

気に入ったテーマを選んで、かんたんにカスタマイズできるので、おしゃれで美しいページが作れます。

「BASE」はスマホでのホームページ作成、編集がしやすい点も特徴です。スマホで管理画面にログインして作成、編集がおこなえるほか、「BASE Creator」という編集用のアプリも提供されています。

広告は、パソコンでは最上部に、スマホでは最下部に「BASE」のロゴが入ります。月額500円で非表示にすることもできますが、ロゴは色合いも控えめで、あまり目立ちません。

初期費用

0円

固定費

0円(商品が売れると6.6%+40円の費用が発生)

スマホでの作成

どんな用途(もしくは人におすすめか)

完全無料でホームページを作成したい人

スマホから作成、編集したい人

サイト作成難易度

かんたん

公式サイトを見る

 

2. <Shopify(ショピファイ)>

<Shopify(ショピファイ)>は、カナダのオタワに本社を置く<Shopify Inc.>が運営しているホームページ作成ツールです。日本では<Shopify Japan株式会社>が運営しています。

<Shopify>は、世界中で170万以上の店舗に利用されています。(参照:https://www.shopify.jp/

利用には月額料金がかかりますが、14日間の無料体験ができます。

<Shopify>がおすすめなのは、<Shopify>の強みである、海外向けネットショップの作成や、高いカスタマイズ性を活用できる人です。

最低でも月額29ドルの費用がかかるため、それ以外の人は、無料で利用できるほかのホームページ作成ツールの利用がおすすめです。

有料ツールなので、広告の表示はありません。

公式モバイルアプリが<iOS>と<Android>で展開されていて、ホームページに設置したネットショップの管理が、スマホからおこなえます。

初期費用

0円

固定費

29ドル〜

※14日間の無料体験あり

スマホでの作成

どんな用途(もしくは人におすすめか)

費用をかけてネットショップを運営したい人

高いカスタマイズ性を求める人

サイト作成難易度

少し知識が必要

公式サイトを見る

 

3. <STORES(ストアーズ)>

<STORES(ストアーズ)>は、<ヘイ>株式会社が運営しているホームページ作成ツールです。毎月1万ショップが利用しており、累計ショップ数は非公開です。(参照:https://stores.jp/

むずかしい知識や技術は必要なく、豊富なテンプレートを利用して、おしゃれなページが作れます。

ただし、ホームページを今後本格的にカスタマイズする可能性がある場合、注意が必要です。HTMLやCSSの編集ができないので、カスタマイズの自由度は低くなっています。

無料で利用できる<フリープラン>では、パソコン・スマホともに、ページの下部に<STORES>のロゴが入ります。

非表示にするためには、有料の<スタンダードプラン>の利用が必要です。月額2,178円です。

初期費用

0円

固定費

0円〜

(商品が売れると<フリープラン>の場合5%の費用が、<スタンダードプラン>の場合3.6%の費用が発生)

スマホでの作成

どんな用途(もしくは人におすすめか)

手軽にネットショップを設置できるホームページを作りたい人

カスタイマイズの予定がない人

サイト作成難易度

かんたん

公式サイトを見る

 

コーポレートサイト向け|無料ホームページ作成ツール

ここからは、コーポレートサイトに向いているホームページ作成ツールをご紹介します。

コーポレートサイトとは、企業自身の公式ホームページのことです。会社概要やサービス紹介、プレスリリースなどのコンテンツを設置します。

ほかにも、その企業の情報として、社風が伝わるようなコラムを掲載することもあります。

コーポレートサイトのおもな目的は、どんな企業なのか知ってもらうこと、信用を得ることです。企業にとっては、名刺代わりにもなります。

 

1. Wix(ウィックス)

<Wix(ウィックス)>は、イスラエルで2006年に誕生したホームページ作成ツールです。現在は世界190か国で使用されており、日本では<Wix.com Japan>株式会社が運営しています。

登録者数は、世界で1億8,000万人を突破しており、企業、団体、アーティスト、個人などさまざまな人がホームページ作成に使用しています。(参照:https://ja.wix.com/about/us

<Wix>には、ホームページを作成する方法が2つあります。

1つは、<Wixエディタ>で作成する方法です。好きなテンプレートを選んで、ドラッグ&ドロップで直感的に操作でき、デザイン性の高いホームページを作成できます。

もう1つは、<Wix ADI>で、AIを用いて自動生成する方法です。いくつかのかんたんな質問に答えるだけで、希望に近いホームページが自動で生成されます。編集できる部分は限られるものの、内容を書き込むだけで立派なホームページができる、手軽さが魅力です。

広告が非表示になるのは、有料の<ベーシック>以上で、月額990円かかります。パソコン、スマホのどちらの場合でも、無料版の場合にはページ上部に広告が表示されます。

サイズも大きく、目立ちます。とくにスマホ表示したさいには、追尾式の広告のため、スクロールしても消えません。

スマホでもホームページの作成、編集ができます。ブラウザで作成することも、アプリで作成することもできます。ただし、対応しているのは、<Wix ADI>による自動生成の方法だけです。

初期費用

0円

固定費

0円~

スマホでの作成

どんな用途(もしくは人におすすめか)

デザインに凝りたい人<Wixエディタ>

とにかくかんたんに作成したい人<Wix ADI>

サイト作成難易度

少し知識が必要<Wixエディタ>

かんたん<Wix ADI>

公式サイトを見る

 

2. <Jimdo(ジンドゥー)>

<Jimdo(ジンドゥー)>は、ドイツで誕生したホームページ作成ツールです。現在は世界中で利用されていて、日本では株式会社<KDDIウェブコミュニケーションズ>が運営しています。

200万ユーザーが利用しており、ホームページの作成経験がない人でも本格的なページが作れることが特徴です。(参照:https://www.jimdo.com/jp/

いくつかの質問に答えるだけで、AIが最適なページを作成してくれる<AIビルダー>と、ドラッグ&ドロップでページを作成する<クリエイター>の2つのサービスがあり、それぞれ料金体系もことなります。

どちらのサービスにも、無料プランがあります。

広告が非表示になるのは、有料版のみです。<AIビルダー>なら月額換算990円の<START>、<クリエイター>なら月額換算965円の<PRO>以上のプランの契約が必要です。

無料版の場合、パソコン、スマホのどちらの場合でも、最下部に広告が表示されます。

スマホでもホームページの作成、編集ができます。<AIビルダー>なら、ブラウザからも作成、編集ができます。

<クリエイター>の場合、ブラウザでの作成、編集には対応しておらず、専用のアプリを使用します。スマホだけで作成するなら、<AIビルダー>のほうが操作がしやすく、おすすめです。

初期費用

0円

固定費

0円~

スマホでの作成

どんな用途(もしくは人におすすめか)

自由にデザインを作りこみたい人<クリエイター>

スマホでかんたんに作成したい人<AIビルダー>

サイト作成難易度

少し知識が必要<クリエイター>

かんたん<AIビルダー>

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3. <Google Sites(グーグルサイト)>

<Google Sites(グーグルサイト)>は、<Google>が運営するホームページ作成ツールです。

<Googleアカウント>があれば、無料で利用できます。<Googleドキュメント>など、ほかの<Google>のサービスとスムーズに連携できるのが特徴です。

広告は、ページの最下部に<Google Sites>のロゴが表示されます。

ただし、独自ドメインを利用したホームページは、広告が非表示になります。独自ドメインを利用するさい、<Google>が提供するビジネス向けの有料サービス<G Suite>を利用するか、<Google Domains>からドメインを購入する必要があります。

スマホでのホームページの作成、編集には対応していません。パソコンでのみ作成、編集が可能で、対応ブラウザもGoogle Chrome、Firefox、Mozillaの3つに限定されています。

初期費用

0円

固定費

0円

※<G Suite>を利用する場合、月額680円/1ユーザー~

スマホでの作成

不可

どんな用途(もしくは人におすすめか)

<Google>のサービスに慣れている人

パソコンからの作成、編集だけで問題ない人

サイト作成難易度

少し知識が必要

公式サイトを見る

 

4. <Weebly(ウィーブリー)>

<Weebly(ウィーブリー)>は、アメリカサンフランシスコに本社がある<Square, Inc.>が運営しているホームページ作成ツールです。

世界で3,000万人以上に利用されています。(参照:https://www.weebly.com/jp/features/website-builder?lang=ja

<Weebly>には、アプリでさまざまな機能を追加できる、という特徴があります。ただし、アプリは日本語に対応していないため、翻訳ツールを使うなどの対応が必要です。サポートも、日本語には対応していません。

広告は、ページ下部に<Weebly.com>で作成している表示と、小さなロゴが表示されます。非表示にするには、月額12ドルの<Pro>以上の利用が必要です。

<Weebly>は、<Android><iOS>用のアプリが用意されています。スマホからでもホームページを作成、編集できます。

初期費用

0円

固定費

0円〜

スマホでの作成

どんな用途(もしくは人におすすめか)

機能を追加したい人

英語に抵抗のない人

サイト作成難易度

かなり知識が必要

公式サイトを見る

 

5. <Strikingly(ストライキングリー)>

<Strikingly(ストライキングリー)>は、<Strikingly, Inc.>が運営するホームページ作成ツールです。アメリカで誕生しました。

作成ガイドがわかりやすく、ガイドに沿って作成できます。ただし日本語でのサポートがなく、フォーラムも問い合わせも英語のみの対応です。

広告は、ページ下部に<Strikingly>ロゴが、ページタイトルに<on Strikingly>と表示されます。非表示にするには、月額16ドルの<PRO版>以上の利用が必要です。

<Android><iOS>用のアプリが用意されているので、スマホからでもホームページを作成、編集できます。

初期費用

0円

固定費

0円〜

スマホでの作成

サイトURL

 

どんな用途(もしくは人におすすめか)

英語でのサポートに抵抗ない人

サイト作成難易度

かなり知識が必要

公式サイトを見る

 

6. <Crayon(クレヨン)>

<Crayon(クレヨン)>は、株式会社<ハンズ>が運営しているホームページ作成ツールです。

専用アプリのダウンロード数は、全世界で10万ダウンロードを突破しています。(参照:https://www.hands-inc.co.jp/press/52166693/

パーツを組み合わせたり色を選んだりするだけで、かんたんにホームページが作成できます。

<Crayon>では、2種類の広告が表示されます。ページ下部のアフィリエイト広告は、無料のプランでも設定から消すことができます。

ページ下に表示される、<無料かんたんホームページ作成クレヨン>という広告は、無料で使える<フリー>プランでは消せません。月額990円の<ライト>以上のプランを利用する必要があります。

スマホでかんたんにホームページが作成、編集できることに特化したツールです。すべての操作がスマホだけでおこなえます。パソコンからの操作も可能です。

初期費用

0円

固定費

0円〜

スマホでの作成

どんな用途(もしくは人におすすめか)

小規模なサイト

スマホでかんたんに作成したい人

サイト作成難易度

かんたん

公式サイトを見る

 

7. <Webnode(ウェブノード)>

<Webnode(ウェブノード)>はスイスに本社を置く<Webnode AG>が運営している、ホームページ作成ツールです。チェコ共和国で開発・管理されています。

2008年にサービスを開始し、世界中で4,000万人以上のユーザーに利用されています。(参照:https://www.webnode.jp/

豊富な100種類以上のテンプレートが用意されていて、おしゃれなホームページを作成できます。

有料の<STANDARD>プラン以上は、複数言語に対応できます。

無料プランでは、ページ下部に<Powered by Webnode>の文字が表示されます。目立つ広告ではありませんが、気になる場合、非表示にするためには、月額1,299円の<STANDARD>以上のプランを利用する必要があります。

<Webnode>は、スマホでもホームページの作成、編集ができます。ブラウザからアカウントにログインするだけで、手軽です。

初期費用

0円

固定費

0円〜

スマホでの作成

サイトURL

 

どんな用途(もしくは人におすすめか)

外国語に対応したホームページ

サイト作成難易度

少し知識が必要

公式サイトを見る

 

8. <SITE123>

<SITE123>は、アメリカ発のホームページ作成ツールです。<SITE123 LLC>が運営しています。

<SITE123>という名前には、「最も簡単でシンプルであり、最も速い無料ウェブサイトビルダー」という意味が込められています。テンプレートを選択し、パーツを並び替えるだけで、ホームページを作成できます。

海外では人気のツールですが、日本での知名度は、あまり高くありません。

チャットサポートは英語です。ツールの操作はかんたんですが、つまずいたときに日本語でサポートを受けられないことを考えると、少しホームページの知識がある人向きです。

広告が非表示になるのは有料の<プレミアム>以上で、月額7.8ドルかかります。

<SITE123>は、スマホでのホームページの作成には対応していません。パソコンからのみ、作成・編集が可能です。

初期費用

0円

固定費

0円〜

スマホでの作成

不可

サイトURL

 

どんな用途(もしくは人におすすめか)

英語でのサポートで不安がない人

サイト作成難易度

少し知識が必要

公式サイトを見る

 

オウンドメディア向け| 無料ホームページ作成ツール

ここからは、オウンドメディアに向いているホームページ作成ツールをご紹介します。

オウンドメディアとは、自社で保有するメディアのことです。ホームページの場合、自社で運営し、情報発信するブログのようなサイトが多いです。

自社のサービスや製品を知ってもらうため、魅力を伝えるために運営されます。

 

1. <WordPress(ワードプレス)>

<WordPress(ワードプレス)>は、サイトやブログなどの作成ができるツールです。運営会社はなく、オープンソースソフトウェアと呼ばれる、無償で公開されているツールです。

世界中でもっとも利用されているホームページ作成ツールで、世界中のサイトのおよそ4割以上が<WordPress>を使っている、と言われています(参照:https://ja.wordpress.org/)。

利用者も、個人のブロガーから企業、官公庁まで幅広く、さまざまな規模のサイトが作られているツールです。

<WordPress>の特徴のひとつが、カスタマイズの自由度の高さです。

「プラグイン」という仕組みで、さまざまな機能を追加することができます。「プラグイン」の種類は、セキュリティ対策やお問い合わせフォームの設置など幅広く、5万点以上用意されています。「テーマ」と呼ばれるテンプレートを選ぶことで、デザインをアレンジすることも可能です。

ただし、「プラグイン」や「テーマ」ではできないカスタマイズには、HTMLやCSSの知識が必要になります。

ツール自体は無料で利用できますが、ホームページを作成するには、サーバーとドメインが必要です。このため、レンタルサーバー代とドメインの取得・更新費用がかかります。

サーバー代はおおよそ年間1万円ほど、ドメインは数百~数千円で購入できます。サーバーの契約と設定、ドメインの購入と設定は、自分でおこなう必要があります。

また、電話問い合わせなどのサポートがないため、わからないことがある場合、Webで検索するなどして、自分で解決する必要があります。

まずは、「ワードプレス 始め方」で検索しましょう。

初期費用

0円

(別途サーバー代、ドメイン代が必要)

固定費

0円

(別途サーバー代、ドメイン代が必要)

スマホでの作成

どんな用途(もしくは人におすすめか)

小~大規模のオウンドメディア

ホームページを自由にカスタマイズしたい人

サポートが必要ない人

サイト作成難易度

かなり知識が必要

公式サイトを見る

 

2. <Ameba Ownd(アメーバオウンド)>

<Ameba Ownd(アメーバオウンド)>は、株式会社<サイバーエージェント>が運営しているホームページ作成ツールです。

2018年時点で、<Ameba Ownd>を使って50万以上のホームページが作成されています。(参照:https://www.cyberagent.co.jp/news/detail/id=21735

2015年にスタートした、比較的新しいホームページ作成ツールで、おしゃれでデザイン性の高いテンプレートが多数用意されています。

無料の<ベーシックプラン>では、ページ数が10ページまで、広告も非表示にできません。ページ数無制限、広告を非表示にするには、月額960円の<プレミアムプラン>への加入が必要です。

運営会社が同じ<アメーバブログ(アメブロ)>と連携することができるため、すでに運営しているブログがあれば、活用できます。

専用のアプリをダウンロードして、スマホでホームページを作成することが可能です。

初期費用

0円

固定費

0円~

スマホでの作成

どんな用途(もしくは人におすすめか)

小規模のオウンドメディア

スタイリッシュなホームページを作成したい人

<アメーバブログ(アメブロ)>を利用している人

サイト作成難易度

かんたん

公式サイトを見る

 

3. <はてなブログMedia>

<はてなブログMedia>は、<株式会社はてな>が運営する、オウンドメディア専用ホームページ作成ツールです。

<株式会社はてな>は、<はてなブックマーク>や<はてなブログ>も運営していて、総会員数は786万人にのぼります。(参照:https://www.hatena.ne.jp/contentmarketing/

<はてなブログMedia>は有料サービスですが、2週間の無料トライアル期間があります。初期費用、月額料金はサービスの範囲により異なります。たとえば、企業の人材採用を目的としたオウンドメディアなら、初期費用0円、月額費用77,000円でスタートできます。

手厚いサポートを受けて、本格的に運営したい人向きです。一部上場企業でも使用されています。

初期費用

0円~

固定費

月額77,000円~

※2週間の無料トライアルあり

スマホでの作成

不可

どんな用途(もしくは人におすすめか)

大規模法人の本格的なオウンドメディア

編集や集客のサポートもしてほしい人

サイト作成難易度

少し知識が必要

公式サイトを見る

 

LP(ランディングページ)向け|無料ホームページ作成ツール

ここからは、LP(ランディングページ)に向いているホームページ作成ツールをご紹介します。

LP(ランディングページ)とは、ユーザーが広告などのリンクをクリックしたときに表示されるページのことです。

商品の注文や問い合わせ、サービスへの申し込みなど、ユーザーのアクションを誘導することを目的としていて、1枚の縦に長いレイアウトであることが特徴です。

 

1. <ペライチ>

<ペライチ>は、<株式会社ペライチ>が運営しているホームページ作成ツールです。

2020年9月には、累計ユーザー数が25万人を突破しました。(参照:https://peraichi.com/news/press-20200908

コンセプトは、「世界で一番カンタンなホームページ作成サービス」。インターネットにあまり慣れていない人でもかんたんにホームページが作成できるため、40〜50代のユーザーからも支持されています。

その名のとおり、ページが1枚(ペラ)のみなど、小規模のホームページを作るために最適化されたツールです。

広告が非表示になるのは有料の<レギュラープラン>以上で、月額2,178円かかります。ただし、<ペライチ>では、広告はページの最下部に<ペライチ>のロゴが表示されるだけです。

控えめなデザインなので、無料プランでもあまり目立ちません。

スマホのブラウザからホームページの作成、編集ができます。いつでもどこでも、手軽に作成や編集がおこなえます。

初期費用

0円

固定費

0円~

スマホでの作成

どんな用途(もしくは人におすすめか)

小規模なホームページ、LP

手軽にLPを作りたい人

サイト作成難易度

かんたん

公式サイトを見る

 

2. <STUDIO(スタジオ)>

<STUDIO(スタジオ)>は、株式会社<STUDIO>が運営するホームページ作成ツールです。

2018年からサービスがスタートし、2021年2月には登録ユーザー数が10万人を突破しました。(参照:https://blog.studio.design/ja/posts/uyc

特徴は、ゼロからノーコードでデザインすることをコンセプトに作られている点です。ほとんどのホームページ作成ツールでは、テンプレートを選んだり、パーツをドラッグ&ドロップしたりしてホームページのデザインをアレンジできますが、元となるデザインは決まっています。

<STUDIO>にもテンプレートはありますが、デザインをゼロから自由に作成することもできます。直感的な操作でおこなえるため、専門知識は不要です。

広告が非表示になるのは有料の<BASIC>以上で、月額980円かかります。ただし、<STUDIO>の広告は、最下部に<STUDIO>のロゴが表示されるだけです。無料プランでも、比較的目立ちません。

ホームページの作成、編集は、スマホからはおこなえません。パソコンからも、ブラウザは<Google Chrome>だけに限定されています。

初期費用

0円

固定費

0円~

スマホでの作成

不可

どんな用途(もしくは人におすすめか)

デザインに力を入れたLP

パソコンからおしゃれなLPを作りこみたい人

サイト作成難易度

少し知識が必要

公式サイトを見る

 

無料でホームページを作る手順を比較(<WordPress>と『BASE』)

目的別に、無料で使える16種類のホームページ作成ツールを紹介しましたが、その手軽さはツールによってさまざまです。

ホームページ作成ツールを使ってホームページを作成する方法は、ほかの方法とくらべて初心者向きですが、どのツールを選ぶかによって、必要な手順やかかる手間が変わってきます。

そこで、ホームページを作るにあたって必要な手順を、サイト作成の難易度が「かんたん」なツールと、「かなり知識が必要」なツールで比較します。

「かんたん」なツールは「BASE」、「かなり知識が必要」なツールは<WordPress>を例に、どれだけの手順と手間の差があるのか、以下の表にまとめました。

「かんたん」なツールでは、会員登録したりデザインを選んだりするだけでいいので、手順も少なく、手間もかかりません。もしわからないことがあっても、ツールの運営会社に問い合わせることができます。

一方、「かなり知識が必要」なツールでは、ドメインやサーバーを自分で用意する手間があるなど、複雑になります。

以下の手順を参考に、インターネットに対する知識や理解力に合ったツールを選ぶことがおすすめです。

「BASE」で作成する流れ

<WordPress>で作成する流れ

サイトのコンセプトを決める

サイトで会員登録

必要な情報を項目に記入する

デザインを既存のテーマから選ぶ

ショップを公開する

完成

サイトのコンセプトを決める

サイトマップを作成する

サイトのレイアウトを検討する

ドメインとサーバーを準備する

WordPressをサーバーに開設する

テーマを購入する

もしくは独自でサイトのコーディングする

サイトの階層を整理する

完成

このように、一口にホームページ作成ツールと言っても、その難易度はさまざま。目的や課題、できることに合わせてツールを選んでいくことが重要です。

まとめ

今回は、無料でホームページを作成する方法について解説しました。初心者の方や小規模事業者・個人事業主の方は、ホームページ作成ツールを使って作成するのがおすすめです。

無料で利用できるホームページ作成ツールには、さまざまな種類があります。目的に合ったものを選びましょう。

また、すべてのツールの手軽さは、同じではありません。ツールの操作に慣れていない場合には、かんたんに作成できて必要な手順も少ないものを選ぶ、インターネットの知識がある程度ある場合には、手順を踏んで作りこめるタイプのツールを選ぶなど、自分に合ったツールを選択することも大切です。

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