「YELL BANK」とは、BASEの「将来の売上」を「すぐに使えるお金」に変えるサービスです。
今回は、実際に「YELL BANK」を利用していて、レザーグッズを販売している<JET STOCK>平林さんに、「YELL BANK」の魅力や活用方法についてお話をうかがいました。
目次
「自分で作ったものを売りたい」からはじまった
ーー運営している<JET STOCK>について教えてください。
学生時代に「自分で作ったものを売りたい」という気持ちが強くて、クラウドファンディングを通じてブランドを立ち上げました。当初は違う名前ではじめましたが、現在は<JET STOCK>として、レザーバックや財布を中心に製作・販売しています。
デザイン設計から裁断、縫製まで、すべてハンドメイドでおこなっており、月に一度オーダー日を設定し、受注生産で販売しています。
ブランドの認知拡大のために、SNS運用や広告を活用
ーー ブランド認知を広げるために、どんなことをされましたか?
おもにInstagramを活用しています。月に10万円ほどの広告費をかけて、Instagramでの告知をおこない、BASEでの販売につなげています。
それ以外には年に1回、ポップアップも開催していて、直接お客様と接する機会を作っています。
「YELL BANK」は、気軽に利用できる資金調達サービス
ーー「資金調達」に関して、どのような印象をお持ちですか?
資金調達は、「事業成長のための先行投資」だと考えています。
一般的に、資金調達と聞くと、ベンチャー企業がベンチャーキャピタルから出資を受けるイメージが強いですが、<YELL BANK>での資金調達はまた別物ですよね。
お金を借りるというよりも、足りない資金を一時的に補うという感覚で利用しているので、一般的な融資や資金調達と比べて、もっとカジュアルに利用できるものだと思っています。
事前に計画を立てて利用するというより、必要なときに気軽に利用できるのが「YELL BANK」の魅力ですね。
ーー 「YELL BANK」を、気軽に利用できるサービスだと認識いただいているんですね。
仕入れ資金の補填として、「YELL BANK」を利用
ーー「YELL BANK」を利用するに至った、決め手を教えてください。
「YELL BANK」で調達した資金を、そのままBASEカードで使えるのが便利だなと思い、利用を決めました。
BASEカードと併用することで、お金の出どころをBASEに一元化できる点がうれしいですね。
BASEカードの利用履歴も、すべてBASEの管理画面で確認できるのも安心でした。
ーーBASEカードといっしょに活用されているんですね!
ーー 調達した資金は、何に利用されましたか?
おもに、仕入れ資金として利用しています。基本的に、BASEのショップ運営に関わるものは、売上金から支払っているのですが、
資金が不足したときに「YELL BANK」で足りない分の資金を調達して、仕入れ資金に充てています。
支払えるという自信があったため、利用に不安はなかった
ーー「YELL BANK」を利用する前に、不安などはありませんでしたか?
「YELL BANK」では、商品が売れたタイミングで、自動的に支払われるので、商品が売れないときは支払う必要がないのが安心でした。
私の場合は、受注生産をしているので、どれくらい売上が立つかが事前にわかっており、売上見込み金額のなかで調達する金額を決めていたので、「支払えないかも」などといった不安もとくにありませんでした。
ーー「YELL BANK」を利用するタイミングや、調達金額の目安はありますか?
仕入れや何か必要なものがあるタイミングで「YELL BANK」を利用することが多いです。仕入れ金額が10万円以内のことが多いので、「YELL BANK」で調達する金額も、最大10万円の間で利用するようにしています。多めに調達するというよりは、必要な分だけ調達することが多いです。
YELL BANK × BASEカードの活用で、資金繰りを改善
ーー「YELL BANK」の利用前と後で、変化したことはありますか?
「YELL BANK」があるだけで、心理的な安心感ができました。
売上金の振込に10営業日かかるので、その間で一時的にキャッシュフローがきびしくなることがありますが、「YELL BANK」で必要なタイミングで資金を調達でき、その資金をBASEカードでリアルタイムで利用できたので、資金繰りの不安が解消されました。
手間がかからず楽。一人で業務をこなす、個人事業主におすすめ
ーー最後に、どんな人に「YELL BANK」をおすすめしたいですか?
個人事業主で、アパレルのデザイナーをしている方にとくにおすすめしたいです。法人にするほど売上がまだない方や、一人ですべての業務をこなしている方には、「YELL BANK」のように、かんたんに資金調達ができるサービスは便利だと思います。
支払いも、BASEの売上から自動的におこなわれるので、手間がかからず楽ですし、支払い忘れがないのも助かります。
編集後記
「必要なときに、必要な分だけ調達できること」にメリットを感じている平林さん。
「YELL BANK」では、調達できる最大金額は、BASEの売上実績に基づいており、ショップの売上に応じて変動しますが、最大金額の範囲内で、利用したい金額を選ぶことができます。
そのため、平林さんのように、足りない分を補填するために「YELL BANK」を利用することもできますし、予備資金として多めに調達することもできます。
ショップの運営状況に合わせて、適切な調達金額を選んでみてください。