ネットショップ運営におすすめなクラウドファンディング・4社を比較!「YELL BANK」との違いも解説

ネットショップ運営におすすめなクラウドファンディング・4社を比較!「YELL BANK」との違いも解説

2025.03.21

資金調達だけでなく、マーケティングやファン獲得の手段としても有効なクラウドファンディングですが、ネットショップ運営と掛け合わせることで、より商品を顧客に届けやすくなります。

本記事では、ネットショップ運営におすすめなクラウドファンディング4社の比較と、ネットショップ運営に特化した資金調達サービス「YELL BANK」との違いについてもご紹介します。

クラウドファンディングとは?

クラウドファンディングとは、「群衆(クラウド)」と「資金調達(ファンディング)」をかけ合わせた造語で、インターネットを通じて多くの人から少しずつ資金を集める方法のことです。

新しい商品を作りたいけれど資金が足りない場合、クラウドファンディングのサイトで「こんな商品を作りたい!」とアイデアを公開します。それに共感した人が少額ずつ支援し、目標金額が集まれば、プロジェクトを実現できるしくみです。

詳細は以下の記事をご覧ください。

ネットショップ運営で活用できるクラウドファンディングとは?メリットや活用方法についてもご紹介

クラウドファンディング・サービス比較

ネットショップ運営でも活用しやすい「購入型クラウドファンディング」のなかで、おすすめのサービス4社をご紹介します。

サービス名

CAMPFIRE

Makuake

READYFOR

ENjiNE

特徴

国内でもっとも利用者数が多く、事例も多数あり。個人・法人を問わず、多数の成功事例がある。

予約販売や海外製品の日本進出などに活用されることが多く、物販販売に強みがあるのが特徴。
また親会社はサイバーエージェントのため、信頼度も高い。
社会貢献・医療・福祉系プロジェクトに強い。 NPOの事例も多いのが特徴。 世界初のチケット購入型のサービス。 「NIKKEI STYLE」や「日経電子版」「LINE」などと連携しているため、ユーザーの幅が広い。
得意なジャンル アニメ・漫画・音楽・アーティストなど ガジェット・フード・スポーツなど 社会貢献系・医療系・自治体など プロダクトなど
初期費用 無料 無料 無料 無料
手数料 成功報酬手数料12%+決済手数料5% 20%
(All-or-Nothing方式の場合は成功した場合のみ)
運営手数料9%+決済手数料5%+税 調達額の22.80%
資金調達方式* ・All in 方式
・All or Nothing 方式
・All in 方式
・All or Nothing 方式
All or Nothing 方式 ・All in 方式
・All or Nothing 方式
支援募集期間 1~79日
(All-or-Nothing方式は1~59日)
最大で89日間 1~90日
(All-or-Nothing方式は10~59日)
最大90日
累計プロジェクト数 10万件以上
(2025年1月時点)
4万2,000件以上
(2024年9月時点)
2万6000件以上
累計会員数 500万人 290万人
審査にかかる時間 最大5営業日 約2営業日 2~3営業日 数日~2週間

*資金調達方式について

  • All in:目標金額未達でも、支援金を受け取れる
  • All or Nothing:目標金額達成時のみ、支援金を受け取れる

 

ネットショップに活用できる調達サービス6選

クラウドファンディング以外にも、活用できる資金調達サービスは、以下の5つが挙げられます。

  1. 金融機関からの融資
  2. 国や自治体の補助金・助成金
  3. ファクタリングサービス
  4. ノンバンクのローン
  5. 「YELL BANK」

 

詳細については、以下の記事をご覧ください。

資金調達方法には何がある?個人事業主におすすめの資金調達サービス6選の比較

BASEのネットショップ特化型の資金調達「YELL BANK」

「YELL BANK(エールバンク)」とは、ネットショップ作成サービス「BASE(ベイス)」が提供する「将来の売上」を「すぐに使えるお金」に変えるサービスで、BASEをご利用している一部のショップが利用できます。

「YELL BANK」の特徴は、ショップの売上が伸びるほど、調達できる金額が増えること。事業の成長にあわせて、必要なタイミングで資金を確保できるため、仕入れや広告費、運転資金など、さまざまな用途に利用できます。

一般的な融資とは異なり、事前審査や提出する書類、担保や保証人が不要なので、急な資金ニーズにもご活用いただけます。

「YELL BANK」のサービス概要については、以下の記事をご覧ください。

BASEの資金調達サービス「YELL BANK」とは?概要やしくみについて解説

「YELL BANK」とクラウドファンディングの違い

「YELL BANK」とクラウドファンディングは、資金調達をおこなうという点では同じですが、以下のような違いがあります。

クラウドファンディングがおすすめのシーン

  • 新商品を開発資金を調達したいとき
  • 新商品の需要を確認しながら商品を開発したいとき
  • 社会貢献性のあるプロジェクトを推進したいとき
  • ブランドの認知度向上やファンを獲得したいとき
  • 商品開発までに時間の余裕があるとき

「YELL BANK」がおすすめのシーン

  • 利用用途を制限せずに、広告費・仕入れ・人件費など、幅広い用途に使いたいとき
  • 季節商品やイベント商戦に向けて、資金が必要なとき
  • キャッシュフローを安定させたいとき
  • 商品のラインナップを増やしたいとき
  • 時間に余裕がなく、できるだけ早く資金を得たいとき
  • 具体的な資金用途は決まっていないが、予備資金を確保しておきたいとき

「YELL BANK」とクラウドファンディングの両方を活用することで、よりネットショップ運営の選択肢を広げることができます。

以下から「YELL BANK」が利用可能がどうか、ご確認いただけます。

>「YELL BANK」について、くわしくみる

「YELL BANK」の表示がされない方は、以下のヘルプを参照ください。

YELL BANKが利用できない(利用できなくなりました)

まとめ

本記事では、ネットショップ運営における、クラウドファンディングの活用方法やメリットなどをご紹介しました。

クラウドファンディングを活用することで、ネットショップ運営にとっても、プラスに働くことが多いので、ぜひ活用してみてください。

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