以前、岡山の地域コミュニティで活用されるBASEの事例を紹介しましたが、今回は商工会自らがBASEを使うというユニークな事例である、米原市商工会にお話をお聞きしました。以下より米原市商工会所のご担当の方によるインタビュー書き起こしです。
市長じきじきの働きかけでネットショップを展開
米原市の市長、平尾道雄氏が2年前の就任時より「市の特産品を販売するネットショップを作りたい」と米原市商工会に働きかけたことがきっかけで、ネットショップ『オリテ米原・BASE店』が立ち上がりました。
基本無料で利用でき、開設が簡単なことと、デザインが見やすくPCにもスマホにもタブレットにも対応し、キレイに見えることが気に入り、迷わずBASEでのネットショップ運営を決めました。
商工会が運営するネットショップという信頼性
ネットショップを立ち上げるにあたり、あまり時間がなかったので準備がバタバタとしたそうですが、顔なじみの商工会職員が出品者の皆さんにお願いすることで“商工会がネットショップを運営するのであれば”という信頼性が生まれ、タイトなスケジュールのなか、円滑に進みました。
おすすめの商品
仏壇作りの職人が作った、その名も「ここにしかない本気の名刺入れ」。
1本数百万円〜数千万円する高級木材ですが廃材部分を利用しているので、価格はリーズナブル。
経年変化していく木独特の風合いとぴったりと奇麗に閉まる心地よい使用感が魅力的です。
もう一つは「混じりっけない米原産ハチミツ 宮田養蜂場のトチ蜜」。
一匹の蜂が一生かけて集められる蜂蜜はわずかティースプーン1杯分。
名水をたくさん飲んだ蜂がトチの木の蜜を集めた、混じりっけない米原産の蜂蜜は、さっぱりとした甘さと少しクセのある独特のもので、他にはない味にハマってしまうはず。
ネットショップを運営してみて
滋賀県初のネットショップで難しいことも多いですが、出品者の方々の想いをネットで伝え、お客様に買っていただける喜びは何よりです。皆さんに愛されるショップを目指してこれからも少しずつ頑張りたいです。
以上、米原市商工会のご担当者の方によるインタビューとなります。BASEでは地方でのネットショップの利用促進にも力を入れており、今夏は神戸商工会議所ともセミナーを共催する予定になっております。地域の魅力をネットショップを通して発信したいとお考えの方はお気軽にお問い合わせください。