- アパレルや雑貨から食品まで、1点から気軽に仕入れができる「スーパーデリバリー App」
- BASEとのアカウント連携も可能のため、商品管理も時短でかんたんに
「BASE」と連携できる仕入れサイト「スーパーデリバリー」が使用できる、「スーパーデリバリー App」。
「スーパーデリバリー」の特徴や「BASE」との連携方法、仕入れのコツなどを解説します。
目次
「スーパーデリバリー」とは?
「スーパーデリバリー」は、アパレルや雑貨、家具、生活用品、食品など約147万もの商品を掲載する、仕入れサイトです。
現在、1,900社以上の企業が出展中で、商談や口座開設なしで、仕入先が大幅に広がります。
小規模店舗や事業者の仕入れにも対応できるよう、掲載商品の75%以上は1点から発注できるので、新しい商品も、気軽に1点から仕入れることができます。
また、事業者専用のサイトなので、卸価格は一般に公開していません。そのため、値付けも各ショップごとに自由におこなうことができます。
ほかの仕入れサイトと何が違うの?
ネットで商品を仕入れられるサイトというのは、ほかにも多々ありますが、「スーパーデリバリー」のもっとも大きな特徴は、2002年からサービスを提供している、という長い実績です。
また、「スーパーデリバリー」には、商品を製造するメーカーさんが直接出品しているケースが多く、他サイトでは取り扱いのない商品もたくさん見つけることができます。
ネット仕入れならではのメリットって?
そもそもですが、「スーパーデリバリー」を活用するさいには、ネット仕入れならではのメリットも知っておくと、うまく活用することができます。
まず、第一のメリットは、商品情報が充実している、ということ。
リアルな問屋などからの仕入れでは、情報もすくないことが多いですが、ネットゆえに素材やサイズなどのスペック情報はもちろん、仕入れた商品の画像まで提供している企業がたくさんあります。
商品画像をそのまま使っていいかどうかは個別に確認が必要ですが、画像転載ができる企業の場合、自動的に画像も連携されるため、「BASE」で販売する商品ページ作成の手間が、大幅に削減できます。
「BASE」と連携しているので、商品情報入力などの作業の手間が省ける
仕入れをおこなった商品を「BASE」で出品するためには、通常商品情報などを入力する必要がありますが、「スーパーデリバリー」は「BASE」と連携しているため、自動的に仕入れた商品の情報が連携されます。
これにより、かなりの作業時間を短縮することができます。
「スーパーデリバリー」で仕入れて「BASE」と連携する方法
では、実際にどのように<スーパーデリバリー>で仕入れて、「BASE」で出品していくのか?について、解説していきます。
STEP1.アカウント作成
「BASE」と<スーパーデリバリー>を連携するためには、両サイトのアカウントが必要となります。
そのため、まずは「BASE」と「スーパーデリバリー」それぞれのアカウントを作成しましょう。どちらも、登録などに費用は発生しないので、ご安心ください。
※「スーパーデリバリー」の利用には、月会費が2,200円(税込)発生しますのでご注意ください。ただし、「BASE」オーナー限定で会費6ヶ月分が無料となります。くわしくはこちら。
STEP2. アカウント連携
次に、「スーパーデリバリー」と「BASE」のアカウントを連携していきます。「スーパーデリバリー」の会員情報ページから、「BASE」のアカウントとの連携がかんたんにできます。
この連携によって、「スーパーデリバリー」で仕入れた商品が販売元から出荷されたタイミングで、その商品情報が「BASE」に自動的に取り込まれるようになります。
STEP3. 取引申請
「スーパーデリバリー」で商品を仕入れるためには、「取引申請」を各仕入れ先に対しておこなう必要があります。
この申請をパスすれば、実際に仕入れることができるようになり、卸価格も見られるようになります。
取引申請は、はじめての方でも問題なく許可されることが多いですが、一部厳しく確認する取引先もあるため、プロフィールページにはしっかりと情報を記載しておきましょう。
また、取引申請を1社ずつおこなうのは非常に大変ですので、「一括申請」という方法をご活用ください。
STEP4. 商品の仕入れ
取引申請を出して許可されたら、実際に「スーパーデリバリー」でお好みの商品を仕入れてみましょう。
ほとんどの商品が1点から購入可能ですが、こまかい条件は販売元ごとに異なるため、しっかりと条件を読んでから仕入れてみましょう。
決済をおこない、商品が発送されると、「BASE」の管理画面に商品情報が連携されます。
はじめて仕入れた商品は、「出品前」の状態で「BASE」に取り込まれるので、手動で「出品」に切り替えることで、商品の出品が完了します。
そのあとは、商品が売れたら各自で商品の出荷をおこなっていく、という流れです。
「スーパーデリバリー」で商品を仕入れるさいの注意点
<スーパーデリバリー>には1,900社以上の企業が出展しています。
各企業により販路に制約があり、ネットショップでの販売をNGとしているケースがあります。お取引きの前に、かならず企業の取引き条件を確認してください。
また、トラブル防止のため、消費者への直送や消費者からの受注発注後の発送(ドロップシッピング)には、基本的に対応していません。
ただし、大型の家具や電化製品など、消費者直送が商習慣としておこなわれているジャンルについては、対応しているケースもあります。企業によって対応が異なりますので、各企業のページをご確認のうえ、ご活用ください。
なお、企業間取引のため、納期が1〜2ヶ月先となるケースがあります(クリスマス商材の予約販売など)。仕入れのさいは、納期を確認して、計画的に発注してください。
登録は無料ですが、月額費用が発生します
<スーパーデリバリー>は、会員登録自体は無料でできますが、利用するには月額2,200円(税込)かかるため、ご注意ください。
ちなみに、「BASE」に登録されている方の場合は、6ヶ月間無料で利用することができます。くわしくは、こちらのページをご確認ください。
結局、なにからはじめればいいの?仕入れ販売のコツやよくある質問を解説
さて、ここまで<スーパーデリバリー>について解説してきましたが、実際になにからはじめればいいの?と、不安な方も多いかもしれません。
ここでは、商品を仕入れて販売するさいに、気をつけたいことやコツをお伝えできればと思います。
1. まずは、なにからはじめるのがおすすめ?
はじめてネットショップを運営される方の場合は、まずは1点で仕入れられる取引先を探して、気になるものをいくつか仕入れてみましょう。
というのも、実際に仕入れてみると、思っていたよりサイズが大きかったり、材質が違ったりすることもあるからです。
2. 仕入れた商品は、そのまま売ることができる?
仕入れた商品は、そのままお客様に販売することができますが、「ほつれ」や「汚れ」がないか、しっかりと検品して確認しておきましょう。
なお、吊り札などはそのままでも販売可能です。
3. 安く仕入れる方法は?
<スーパーデリバリー>では、定期的にセール期間を設けており、その期間であれば、通常よりも安価に仕入れられる可能性が高いです。※実施は不定期となっています。
また、メーカーによっては、仕入れの送料を一定金額以上の注文で無料にしている場合もあるので、そういったところをうまく使えば、安く仕入れることができます。
まとめ
以上、<スーパーデリバリー>と「BASE」を連携して、仕入れ販売をおこなう方法について解説しました。
仕入れ販売は、リスクをおさえつつ、ネットショップ運営ができる方法です。ぜひ、まずは1点から仕入れて販売してみてください。