- 「コンバージョンAPI」は、Facebookが提供する仕組み
- 広告のパフォーマンスや効果測定を改善できる
- 「BASE」では、ややこしい手順なしでかんたんに設定し利用できる
- 設定方法は「Instagram販売 App」または「Instgaram広告 App」でFacebook連携するだけ
- 2020年9月11日以降にFacebook連携をした場合は、すでに「コンバージョンAPI」が導入済み
Facebookの提供する「コンバージョンAPI」を利用することで、Instagram広告やFacebook広告のパフォーマンスや効果測定を改善することができます。
「BASE」では、この「コンバージョンAPI」の導入を「Instagram販売 App」や「Instagram広告 App」からFacebookと連携するだけで、かんたんに実現しています。
この記事では、「コンバージョンAPI」についての説明や、くわしい利用方法、注意点を説明します。
※2020年9月11日より前にFacebook連携していたり、いつ連携したか定かでない場合は、下部の「コンバージョンAPIに対応する方法」から確認いただけます。
なぜ「コンバージョンAPI」が必要か?
背景
インターネットで広告を運用する場合、広告経由で商品が購入されたことを特定(広告効果を測定)することが、何よりも大切です。
この広告効果を測定するために、これまでは「3rd Party Cookie」という仕組みで広告を閲覧した人のブラウザを利用して、広告効果を測定していました。
ところが、個人情報保護の観点から、現在では世界的に「3rd Party Cookie」の規制が強まっております。とくにiOS14では、プライバシーポリシーに大きな変更があり、これまでの方法では広告の効果に大きな影響が発生しています。
そのため、広告の効果を最適化して運用していくには、「3rd Party Cookie」に頼らない方法が必要となりました。
Facebookが提供する「コンバージョンAPI」
こうした「3rd Party Cookie」に頼らない方法として、Facebookが提供しているのが「コンバージョンAPI」です。
これは、サーバーを利用して広告の効果測定を可能にしています。
通常であれば、このコンバージョンAPIを設定するには、サーバー上の設定など、さまざまな手続きの上で対応を進める必要がありました。
イベントマネージャでパーソナライズされた手順を使用してコンバージョンAPIを実装する
「BASE」で利用するにはどうすればよいか?
通常であれば、とてもたいへんな「コンバージョンAPI」の設定ですが、「BASE」ではかんたんに設定できます。
なお、2020年9月11日以降に「Instagram販売 App」もしくは「Instagram広告 App」でFacebook連携をおこなった方は、すでに設定が完了しています。
コンバージョンAPIに対応する方法
もし、2020年9月11日より前にFacebook連携していた方は、「Instagram販売 App」もしくは「Instagram広告 App」にアクセスしていただき、再度Facebook連携をおこなってください。
なお、この連携をおこなうさいに、各種アセットを選択する必要があります。この場合、もともと設定していたアセットを選択し直す必要があるため、注意が必要です。
もし、異なるアセットを選んだ場合は、Instagramショッピングが利用できなくなる、などの不具合が発生する可能性がございます。
Facebookの設定に関するお問い合わせは、こちらから「ピクセルの問題」を選んでお問い合わせください。
※設定の解除をおこなう場合は、「Instagram販売 App」「Instagram広告 App」の両方をアンインストールし、ショップとFacebookの連携を解除する必要があります。
※解除すると、Instagramショッピングが利用できなくなる場合がございますので、注意しておこなってください。