近年、ブラックフライデーやサイバーマンデーに、大型セールキャンペーンを実施するネットショップが増えてきています。
今回は、ネットショップでセールキャンペーンを実施する場合、ショップオーナーとしてどんな活動をしたらいいのか、またそのさいにご利用いただけるお得なクーポンをご紹介いたします。
今回(2021年のブラックフライデー)限定のお得なクーポン情報だけ知りたい方は、こちらからご覧ください。
目次
ブラックフライデー、サイバーマンデーとは
そもそもブラックフライデー、サイバーマンデーとは、どのようなものなのでしょうか。
アメリカでは、毎年11月第4週木曜日をサンクスギビングデー(=秋の収穫感謝祭)という祝日に定めています。
この感謝祭翌日の金曜日には、多くのお客さんがお店を訪れて黒字になる店舗も多いことから、ブラックフライデー、その翌週の月曜日のことをサイバーマンデーと呼びます。
ちなみに、2021年のブラックフライデーは11月26日(金)、そしてサイバーマンデーは11月29日(月)です。
米国を発祥とするイベントですが、近年では、日本でもオンライン上でセールを実施するネットショップが増えてきています。
なぜ、ブラックフライデーにオンラインセールを実施するのか
なぜブラックフライデーにオンラインセールを実施するのかというと、
- 購入者の囲い込み
- オンライン消費の高まり
- 消費者の認知度の高まり
が挙げられます。
1. 購入者の囲い込み
毎年12月に入ると、クリスマスや年末年始のクリアランスセールがはじまりますが、ブラックフライデーは、その前哨戦として、事前に消費者を囲い込んでおく意味合いがあります。
お値打ち感や新商品のリリースで、ショップのブランド認知を高めることができれば、リピーターが増え、その後の年末商戦や翌年以降の売上への貢献にもつながります。
2. オンライン消費の高まり
近年のブラックフライデーでは、世界的に実店舗よりオンラインでの消費支出が増えており、すでに実店舗での集客数を超えています。
コロナ禍で世界的に外出制限がおこなわれていたことに加えて共働き世帯が増えている日本では、忙しさと経済性から手軽なネット通販でセールを実施しているかどうかという基準で、買い物する場所を選ぶ消費者も増えています。
そのため、ブラックフライデーの主戦場であるオンライン販売において、セールを実施しないことはこうした消費者を取りこぼす機会損失となってしまいます。
3. 消費者の認知度の高まり
2. に関連しますが、日本のイオンなど、大手のショッピングモールやアマゾンジャパンでもブラックフライデー・セールを実施していることもあり、消費者の購入意欲をかきたてている状況も追い風になっています。
これは、12月にボーナスが入ることや、年末年始で必要なものを早めにそろえることも要因となっているのですが、11〜12月は、一年のなかでもっとも家計の消費支出が増えることも背景となり、消費者の財布のひもが緩むこの時期は、セールを実施する絶好のタイミングでもあるのです。
効果的なセールの実施方法とは
ブラックフライデー・セールでおこなうことは、商品関連(商品開発、商品企画)、集客関連(集客導線、集客企画)にわけられます。
商品開発、商品企画について
1. 売れ筋商品への対応
まずは、直近売れた商品を探してみてください。
こうした商品は、たまたま売れた可能性もありますが、ほかにも同じものを必要としている人がいるかもしれません。
そのため、過去に売れた商品の方が、まだ一度も売れたことがない商品よりも、今後興味を持たれる可能性が高く、こうした商品の並び順を上位に配置したり、売れ筋の商品を集めたカテゴリを作る、SNSで取り上げる、などすれば、購入者の目につきやすくなるので、追加で売れる可能性が高くなります。
セール前には、こうした商品の在庫が切れていないかを確認することも重要です。
逆に、あまり売れていないけれどSNSで「お気に入り」にされたり、多く閲覧されているのに売れていない、という商品は、集客導線や商品訴求が適切ではない可能性があるので、Instagramであればショッピングタグがついているか、ショップのトップページから商品ページへの導線がわかりやすいか、商品ページの画像や説明文、価格帯が適切かどうか、なども確認しましょう。
2. 商品トレンドをおさえる
売れ筋商品への対応ができたら、次は、潜在的な売れ筋商品の企画、開発です。
たとえば、顧客からの評価が高い商品を選んで、共通要素を絞り込むなどして、新商品の企画を考えます。
具体的には、最近よく売れていた商品のほかにも、SNSで「いいね!」が得られた商品、アクセス数が多くよく閲覧されている商品などに共通の特徴があれば、それらをリストアップして、次に登録する新商品を考えたり、同一カテゴリの商品ラインナップを増やすなどにより、売上アップを図ることができます。
ちなみに、アクセス数や売れている商品は、「BASE」管理画面のデータページで確認できますし、Instagramであれば、「いいね!」はプロフィールのなかのインサイトの画面で確認することができます。
3. 商品の発送準備
セールに備えて、既存商品、新規商品の準備ができたら、次は配送フローを見直しましょう。
どれだけ綿密に商品企画を考えて売れたとしても、配送フローが整っていなければ、売上を回収することはできないからです。
大量の商品が注文されても発送できない事態が発生しないよう、事前にすぐに発送できる在庫や材料を確保しておいたり、ピッキングや梱包方法を準備しておく必要があります。
もし、複数人で運営している場合で、セール担当と発送担当がわかれているのであれば、事前に売れ筋商品を連絡し、在庫確認や商品発送フローなど、事前の情報共有をすませておく必要があります。
また、当日中に発送しなければならないなど、発送期限がある場合は、あらかじめ商品のパッケージングをすませておく、などの準備も必要になります。
逆に、すぐに発送できない商品であれば、配送にどのくらいの期間がかかるのか、店舗のトップページでアナウンスしておく必要があります。
集客導線、集客企画について
1. 導線の最適化
まず、SNSアカウントがある場合、ショップへの導線を見直しましょう。
もし、Instagamをやっているのであれば、ビジネスアカウントにした上で、ショッピングタグを設定し、Instagram投稿から直接商品ページに遷移できるようにするとともに、プロフィールのリンクからショップページに直接遷移できるよう、導線を作りましょう。
また、ショップページを訪問したユーザーが目的の商品にたどりつきやすくすることも、心がけたいポイントです。
その1つの例として、カテゴリの粒度を最適化することがあげられます。
たとえば、Instagram経由の集客数が多いのであれば、最近Instagramで紹介した商品をカテゴリとして集め、プロフィールから直接カテゴリページに遷移できるよう導線を作っておくと、ユーザーは目的の商品を探しやすくなります。
また、複数商品の合わせ買いをうながすのであれば、商品画像にセットで撮影したものを登録したり、商品説明文の中にほかの商品へのリンクを掲載する、なども有効です。
いずれにせよ、ユーザーの立場になって、どんな商品を見てもらいたいのか、買ってもらいたいのか、を想像しながら、集客導線を設計することが重要となります。
2. 集客企画
導線ができれば、次はお客さんがショップページに訪問したくなるような集客企画を考える必要があります。
2_1. SNSでの訴求
たとえば、新規のお客さんを狙うのであれば、SNSを活用してトレンドのハッシュタグを使って投稿したり、投稿画像にセール情報を掲載して告知します。
期間限定クーポンがある場合はクーポンコードが掲載された画像を投稿すれば、フォロワーへの集客効果に加えて商品が購入される確率もぐっとあがります。
そのさい、クーポンとあわせて商品価格の割引セールも実施して、セール対象商品のカテゴリもあわせて作ったり、「期間限定の商品」をショップのトップページなど見やすい位置に配置しておくことで、訪問したお客さんを迷わせることなく、セール対象商品や限定商品に誘導することができます。
画像で訴求できるInstagramのほかにも、TwitterやFacebookなどの他のSNSも活用したり、クーポンや限定商品の企画に、タイムセールや送料無料施策をあわせることで、セール情報が拡散され、より多くの集客につなげることも可能になります。
2_2. メールでの訴求
新規の訴求やフォロワー向けの告知ができたら、次はメールマーケティングをおこないます。
訴求内容は、クーポンや商品ごとの割引情報などのセール企画、限定商品など、SNSと同様ですが、文面や複数画像を使って、ていねいに訴求することがポイントです。
「BASE」管理画面を使えば、購入頻度に応じて、過去の購入者へのメール配信をかんたんにおこなうことができるので、まだメールでの訴求を試したことがない方は、チェックしてみてください。
2_3. プッシュ通知での訴求
「BASE」では、ショッピングアプリ「BASE」内でショップのフォロワーに宣伝できる、プッシュ通知の設定機能があります。
設定方法については、こちらの記事で紹介していますので、参考にしてみてください。
「BASE」負担クーポンを配布中
「BASE」では、2021年のブラックフライデーからサイバーマンデーの4日間限定で使える、BASE負担クーポンをご用意しております。
これは、ショップオーナーからお客様やファンの方にプレゼントできるクーポンで、割引額は「BASE」が負担します。
ショップ側の負担はありませんので、SNSやメルマガ、プッシュ通知を使って購入者に告知して、使ってみてください。
クーポンを最大限活用するために
利用可能期間は、11/26~11/29の4日間限定。初日から売上を最大化するためには、25日より前に告知しておくことをおすすめします。
ここではSNS、メルマガで訴求する方法についてご紹介いたします。
SNSで訴求する方法
上記画像をパソコンやスマートフォンに保存してから、InstagramやTwitter、Facebookで画像を投稿することで、フォロワーにセール情報を届けることができます。
Instagramに投稿する場合は以下2パターンの画像をご用意しましたので、いずれかの画像をご利用ください。
※画像を利用する場合は、右クリック、長押し保存からパソコン、スマートフォンに保存してご利用ください。
ストーリーズを活用する場合は、以下4パターンをご用意しました。
メルマガで訴求する方法
もし、過去の購入者で、メール配信可能なユーザーがいる場合、以下の方法で購入者向けメールを配信することができます。
2. 「メールマガジン App」をインストールする(すでにインストール済みであればスキップ)
4. 配信内容を入力するさい、本文のなかで上記のクーポン画像をアップロードする
ぜひこの機会に、10%オフクーポンを利用してみてください。
▼クーポン概要
・利用可能期間:2021年11月26日(金)12:00〜2021年11月29日(月)23:59
・クーポン内容:10%OFF(送料をのぞく注文金額に適用)
・クーポン対象者:クーポンコードを取得された方全員(ショップオーナー様による、ご自身のショップでの購入は無効です)
▼注意事項
- 配布予定枚数を超えた場合、利用期間終了前に終了する可能性があります
- 送料をのぞく注文金額が1,000円以上のお買い物からご利用になれます
- 送料をのぞく注文金額が10万円を超えてのご利用はできません
- デジタルコンテンツ商品、定期便、抽選商品へのご利用はできません
- ネットショップおよびショッピングアプリ「BASE」を問わず、おひとり様1回限り有効です
- 本クーポンをご利用の場合、クレジットカード決済時も注文後の決済金額の変更はできません
- Apple Payおよびショップコインをご利用の場合、本クーポンは使用できません
- ほかのクーポンとの併用はできません
※想定よりも多く使われた場合など、予告なく終了する可能性があります。またクーポンの詳細は、以下のよくあるご質問をご覧ください。
よくある質問
「BASE」は引き続き、「Payment to the People, Power to the People.」の企業ミッションのもと、より多くの方が「BASE」をご利用されることで、経済活動が活発におこなえる環境の構築に取り組んでまいります。