BASEでは、1年先までの予約注文の受付を可能とする「予約販売 App」を提供しています。「予約販売 App」を使えば、入荷前の商品や受注生産型の商品を先行販売することができます。
そんな「予約販売 App」を使って、事前予約型での商品販売を上手に活用しながら売上を伸ばしているショップオーナーに、予約販売の秘けつを取材。
今回は、ママ・キッズ向けの雑貨ブランド<ARĀM creations>のオーナーである、高岡さんにお話を伺いました。
目次
ショップ紹介:オーナー自身がデザイナーを担当する、キッズやママ向けのバッグ・雑貨を扱うブランド<ARĀM creations>
——<ARĀM creations>というショップについて、教えてください。
ARĀM creations・高岡さん:ママ向けのバッグや小物、ベビー・キッズ向けのぬいぐるみやキーホルダーなどの雑貨を扱っているブランド<ARĀM creations>です。私は開業以前、企業でバッグなどのデザイナーをしていたので、アイテムのデザインはすべて私が担当しています。
——くまのキャラクターや、ベージュの落ち着いたカラーのアイテムが可愛らしいですね。
ARĀM creations・高岡さん:ありがとうございます。くまのキャラクターは人気で、ママじゃなくてもファンになってくださる方もいるんですよ。
0〜4歳のキッズをメインとした商品展開をしていますが、開業4年目となるとお子様も大きくなってきているので、最近では小学生向けのラインも展開しています。来年の春に向けて、ランドセルも絶賛予約受付中なんです!
作家とのコラボアイテムやハンドメイドアクセサリーを無駄なく生産。人気ですぐに完売した即納商品の追加受注にも
——<ARĀM creations>では、いつから受注生産をはじめたのですか?
ARĀM creations・高岡さん:はい、じつはBASEでネットショップをはじめる前は、ほかのネットショップを使っていました。当時BASEの予約販売期間が短いのがネックだったのですが、1年間にアップデートされたのをきっかけに、BASEに移行したんです。その前から受注生産はおこなっていました。
受注生産方式をとっているのは、おもにハンドメイド作家さんとのコラボアイテムや、作家さんに依頼するアクセサリーなどですね。基本的には即納なので、受注販売しているのは、全アイテムのおおよそ1割程度だと思います。
あとは、人気ですぐに完売してしまったアイテムを、予約販売でもう一度注文を受け付けて、必要な数だけ受注生産することもあります。
——ハンドメイド生産の場合と、予約再販される場合などに「予約販売 App」を利用いただいているんですね。今(2024年7月現在)受け付けているランドセルも、予約販売でしたよね?
ARĀM creations・高岡さん:そうなんです、2025年度のランドセルも、受注生産商品として取り扱っています。今は追加の予約枠で、受付中です!
在庫化リスクを防ぎつつ、発注をまとめてコスト減。納品待ち期間も販売機会を逃さず、月間売り上げ増にもコミット
——「予約販売 App」を使った受注生産のメリットを、ズバリ教えてください!
ARĀM creations・高岡さん:やっぱりいちばんは在庫を余らせるリスクがないことですよね。作家さんに商品の制作を依頼するさいにも、必要数を予測する手間がなく、事前に注文数がわかっているので無駄がないのがよいです。
——在庫化リスクを減らせるのはやっぱり安心ですよね。コスト面でのメリットはありますか?
ARĀM creations・高岡さん:あります! 商品の制作は中国の工場に発注しているのですが、即納分と予約分とをまとめて依頼することで輸送費を安くできたりとか。節約になっていますね。
あとは、受注生産商品ではなく通常販売の商品についても、発注して納品を待つ間に、もう商品ページを用意して予約受付しておくことがあります。販売期間を長く取れば、そのぶん購入数が伸びるので、機会損失も防げていると思います。予約商品があると、月間の売り上げが伸びますね。
不良品リスクを考慮した運用を工夫。発送前にキャンセルされないよう、こまめなお知らせも
——受注生産や予約販売をはじめる前に、不安はありましたか?
ARĀM creations・高岡さん:そうですね……受注生産をはじめる前からメリットが明確だったので、大きな不安はなかったです。
ただ、以前、納品後すぐに発送予定の予約商品で、納品されたものが不良品だったというトラブルがありました。バッグのチェーンがボロボロ取れちゃう状態のものが来てしまって。海外で生産していると、品質が安定しないリスクはどうしてもあるんですよね。それ以来、すこし余裕を持った発送期間を設定しています。万が一の時に、品質面でのリスクに対応できるように。
——それは確かに不安ですが、工夫して対応されているんですね。ほかに不安なことはありますか?
ARĀM creations・高岡さん:商品を購入するお客様の安心のためだと思うのですが、BASEでは発送時に決済される仕組みですよね。予約いただいた後に、気が変わってキャンセルされてしまわないかな?という不安は、正直少しあります。メルマガをお送りしたり、通知の機能でいろいろお知らせしたり、ここも、お客様に楽しみにお待ちいただけるよう工夫していきたいですね。
以上、<ARĀM creations>の高岡さんでした。
高岡さんも活用されている「予約販売 App」を使えば、最大1年間、商品の注文を受け付けることができます。
ショップの個性を活かせば、工夫の仕方は無限大。
ネットショップ運営の強い味方になるかもしれません。ぜひ、使ってみてください。