ネットショップだけならずインターネット上でビジネスを行う際に重要になってくるのは「文章」です。特にネットショップにおいて実際に対面してのコミュニケーション(商品説明)ができませんので、文章や写真などであなたの商品の魅力を効果的に伝える必要があります。 文章においては商品名、広告文、SNSへの投稿文、ブログのタイトルなどで頭をひねるところかと思いますが、その伝え方一つでクリック数が大きく変わってきます。文章というものは面白いもので表現の一部を工夫するだけで、クリック数が何倍にも増えたりするのです。例えば以下の例をご覧ください。どちらもダイエット法を紹介する記事に誘導するための広告文なのですが、どっちを見てみたくなるでしょうか? ①オススメのダイエット法をご紹介 ②1日5分の運動で、3ヶ月後に5kg痩せるダイエット法 ①のように何も考えずに広告文や商品名を考えている方は要注意です。もちろん”わかりやすいこと”が大前提なのですが少しスパイスを加えるだけでクリックされる数(商品やショップを見てもらえる人)は増大します。今回はすぐに使える3つのポイントを以下にご紹介致します。
1.希少性を訴求する
残り3つ、本日限定、残り1時間、今回で最後、などなどその商品の希少性を訴求するキャッチコピーは有効です。どんなモノにも言えることですが、その物が希少であればあるほど価値というものは高くなっていくものです。そして希少性に対して納得をすると人は行動してしまいます。 「数自体が少ないもの」や「今すぐ決断しなければ手に入らなくなる物」に対して、人間は心を揺さぶられるのです。またポイントは「なぜそれが希少なのか」という理由を付け加えることが重要です。理由もない「10個限定!」は煽るだけの広告になってしまい信頼感を失ってしまうことに繋がります。出来る限り理由も加えた上で希少性を訴求してみてください。
2.特別価格を訴求する
定番ですが、やはり価格訴求のキャッチコピーは強い力があります。これはお得だ!と思うものには人って反応してしまうものですよね。ここで重要なのが具体的な価格をキャッチコピーに盛り込むことです。ただ単に「割引中!」、「お買い得です!」と伝えるだけでは誰も興味をもってくれません。例えば以下の例ようにしっかりと数字でどのくらい安くなるのか?を明示して伝える必要があります。 セットを購入すると3,000円オトク! 1万円で10万円分楽しめるスペシャル旅行プラン 30万円のブランド革鞄が、今なら10万円で! 「3本買ったら1本タダ」 何度も行うことが難しいセールなどをせっかく行うのであれば、ぜひ効果的な文章でお客様を誘導して気持ちよく商品を買ってもらいましょう。
3.評判を訴求する
既存のお客様や世間からの評判や、大学教授や有名人といった権威からのお墨付きというのに人は心が動きやすいものです。もしくはお客様からのお褒めのお言葉でもいいでしょう。「他の人からも支持されているショップなんだ!」と新規の顧客に思ってもらうことは個人で運営するネットショップのオーナーにはぜひ実践して頂きたいところです。例えば以下のような例が考えられるでしょう。 100人が認める ◯◯も使っている 創業50年の信頼の味 以上、いかがでしょうか?希少性、価格、評判という人が行動をとりやすい、3つの切り口をご紹介いたしました。 最後に、どれに対しても共通して言えることは具体的な数字を入れることです。数字を取り入れることでそのコピーが具体的になりより興味をもってもらえる可能性があがる傾向があります。ぜひ意識的に数字も交えながらキャッチコピーを考えてみてくださいね。 TwitterやFacebookなどでショップを紹介するときにも使えるワザです。Bufferやbitlyというサービスを使ってURLを生成すればクリック数が測定できるので、効果測定をしながらぜひ色々試してみてくださいね。 またこちらの記事(売上に大きく左右する?魅力を伝えるキャッチコピーを作る3つのステップ。)もオススメです。