はじめに
BASEコミュニティでは、ショップオーナーさんとBASEメンバーが気軽に話す「音声雑談会」を定期的に開催しています。
第64回のゲストは、PAY ID事業責任者の神宮司。
「PAY IDって、結局どう使うのが正解なの?」というショップオーナーさんのリアルな疑問に、その場で答えていくかたちで進みました。
1時間まるごとPAY IDの話だったので、今回はその中から、すぐにショップ運営へ活かせそうな2つのトピックを抜粋してお届けします。テーマは「アプリで買うお客さまの購入回数」と「プッシュ通知の使いどき」の2つです。
今回のゲスト
神宮司誠仁(BASE株式会社 執行役員 VP of Product/PAY ID事業責任者)
1992年生まれ、東京都出身。2013年12月にBASE株式会社に入社。ショッピングアプリ「BASE」のPMを経て、2018年6月に執行役員、2019年7月よりVP of Productに就任。現在はPAY ID事業の事業責任者を務める。
① アプリ購入者は、月間平均購入回数がWebゲストの約1.5倍
まず盛り上がったのが、「WebとPAY ID、どう使い分ければいいの?」という質問。ここから、購入データの話になりました。
「Webだけで買う人と、アプリで買う人の差」
モデレーター:PAY IDは手数料を多くいただいている分、新規のお客さまが獲得しやすくなったり、リピートしやすくなったりする施策をPAY IDチームが担っています。じゃあ、それが実際どれくらいの数字に出ているのか、というところなんですけど。
モデレーター:月間の平均購入回数でいうと、Webのゲスト購入に対してPAY IDアプリでの購入者は約1.5倍になります。(※2025年7月〜2026年6月の購入データ)
神宮司:アプリで買ってくれるとリピートしやすくなるのは、プッシュ通知があったり、PAY IDポイントがあったり、独自のクーポンがあったりするので、「また買おうかな」という気持ちになるユーザーさんがWebショップよりも多い、というのはありますね。
ショップオーナー:たしかに、リピーターの方を見ていても、アプリの方はやっぱりアプリからまたリピートしてくださっていますね。
アプリ経由のお客さまは、「買う回数」が多い傾向にあるということ。これまでWebで買っていた方がアプリで買うようになったケースを追ってみると、90日間に使ってくれた金額はWebのままの方の約1.7倍。何度も買ってくれるようになったことによる差です(もちろん、アプリを使ったから増えたと言い切れるものではありません)。
リピート獲得のチャネルとして捉えると、見え方が変わってくるかもしれません。
② 「プッシュ通知、マジで売れます」——無料で使える、リピートの一手
「フォロワーさんに、無料で告知が送れます」
神宮司:PAY IDは、ショップオーナーさんに何かをコントロールしていただくというより、レコメンドなどは僕たちが勝手にやっておきます、というコンセプトなんですね。そのなかで、ショップオーナーさんがフォロワーの方に対してできることとして、「プッシュ通知」というフォロワーの方に無料で告知を送れる機能があります。
神宮司:商品を登録するときやセールをするとき、在庫が余ってしまったときにクーポンをつけてプッシュ通知を送る、といった使い方ですね。
ショップオーナー:月に一度、月末の金曜日に入荷するというのをずっとやってきていて。そのタイミングに合わせてプッシュ通知も使うようにしています。それで見てくださっている方がいそうだなと思いますね。
ショップオーナー:プッシュ通知、マジで売れます。
モデレーター:(笑)実際に「プッシュ通知を送ったらめちゃくちゃ売れた」というシェアもいただいていて、すごくうまく活用いただいているなと思います。
商品追加・在庫復活・セールのタイミングは、プッシュ通知の出しどき。無料で使える機能なので、まずは「入荷日を決めて、その日に送る」という運用から始めてみるのがおすすめです。
おわりに:アプリで出会ったお客さまを「ブランドのファン」に
最後に、神宮司からショップオーナーさんへのメッセージ。
神宮司:僕たちとしてやっていただけたらいいなと思っているのは、アプリでお買い物してくれた方に対して、次はWebで買ってもらうためにメルマガを配信する、さらにメルマガからInstagramに誘導する、といったことです。ブランドと購入者の継続的な関係性を、アプリ以外のところでもどんどん作っていただけるといいなと思っています。
神宮司:PAY IDは本当に一つのチャンネルでしかない、というふうに僕たちも捉えているので、どちらで売っていただいても僕としてもチームとしても嬉しいです。
モデレーター:1回買ってくれたお客さまに、どうやって2回目を買ってもらうか。その方法がPAY IDのプッシュ通知なのか、Webのメルマガなのか、SNSでフォローしてもらうのか。うまくショップさんのやりやすい形で使い分けていくのが、一番大事かなと思います。
BASEコミュニティの音声雑談会では、今回のようにBASEメンバーへ直接質問できる回も開催しています。「こんな機能が欲しい」「ここが分からない」といった声もその場で届けられるイベントです。
ご興味がある方は、BASEコミュニティ公式Xや、BASEコミュニティサイトをぜひご覧ください。
