「Pay IDアプリ」は、ネットショップ作成サービス「BASE」の購入者向けアプリです。商品をスムーズに購入できたり、お気に入りのショップをチェックしたりするために便利な機能を提供しています。
じつはこの「Pay IDアプリ」は、ショップオーナーにとって嬉しい効果が期待できるサービスでもあります。実際に、ショップオーナーから集客や売上アップにつながっているという声が多数寄せられていますので、「『Pay IDアプリ』って何？」という方は活用方法を理解して、ショップ運営に活かしてみてください。
今回は、ショップオーナー向けに「Pay IDアプリ」について詳しくまとめました。使える機能やショップオーナーにとってのメリットなどを解説していますので、ぜひ参考にしてください。
- BASEは個人・スモールチームに選ばれているネットショップ作成サービスです
- 初期費用・月額費用いらずで、無料で今日からショップ運営をはじめられます
- ショップ開設後の運営サポートや集客支援も充実しています
- 「売上を伸ばしやすいネットショップ作成サービスNo.1」に選ばれています
目次
Pay IDとは？
「Pay IDアプリ」は、ネットショップ作成サービス「BASE」が提供する、購入者向けのショッピングアプリです。商品をスムーズに購入できたり、お気に入りの商品やショップをチェックしたりするために便利な機能を提供しています。
※フリマアプリのような使い勝手で、BASEのショップでお買い物が可能です。
この「Pay IDアプリ」は、BASEのショップで商品を購入する顧客に便利な機能が備わっており、累計ID登録者数 は1,500万（※2024年10月時点）を突破しています。
実は、ショップオーナーにとって嬉しい集客や売上アップに役立つ機能を豊富に備えており、この記事ではBASE担当者が直接ヒアリングした声の一部をご紹介させていただきます。
Pay IDとBASEの違いは？
BASEは、個人でも手軽にネットショップを立ち上げられるサービスです。2024年6月時点で220万以上のショップが作成されていて、7年連続開設実績No.1を誇っています。
対して、Pay IDは「BASEのショップで使えるショッピングサービス」です。
Pay IDでは次の3つのサービスを提供しています。
- SNS感覚で好きなショップの最新情報をチェックできる「Pay IDアプリ」（※ 旧BASEアプリ）
- BASEでの商品購入時に、購入者情報の入力を省略できる「Pay ID」アカウント
- BASEでの買い物を翌月にまとめてコンビニ支払いもしくは口座引落ができる「Pay ID あと払い」
※「Pay IDアプリ」は2021年10月までは、ショッピングアプリ「BASE」という名称でサービスを提供していました。リブランド以前から購入者向けアプリとして運用されていて、現在もさらに使いやすくなるようアップデートを繰り返しています。
「Pay ID」を利用するには、まず「Pay ID」アカウントを作成する必要があります。アプリ内では、あと払いの支払いやその他の手続きもすべて完結できるため、利用者は「Pay IDアプリ」一つでサービス全体を管理できます。
BASEのショッピングアプリ「Pay ID」の集客機能
ここまで、「Pay IDアプリ」についてご紹介してきましたが、「Pay ID」一押しの魅力は「集客機能」です。
ショップオーナーにとって嬉しい「Pay ID」の集客機能について解説します。
リピーターにプッシュ通知で商品入荷をお知らせ
「Pay IDアプリ」ではSNSのように、これまでに利用したことのあるショップや、気になるショップをフォローできます。
ショップをフォローしているユーザーには、新商品やセールの情報をプッシュ通知で送ることが可能です。お気に入り登録した商品の再入荷や販売開始をプッシュ通知で知らせる機能が簡単に利用出来るので、上手く活用すると売上に大きくつながります。
熱心な顧客ほどこうした通知をしっかりチェックしてもらえるので、発売と同時に売り切れてしまうような人気商品も欲しい人に手に取ってもらいやすいでしょう。
ショップオーナーへのアンケートでも、「実際の販促に役立った機能」として「プッシュ通知」機能を挙げる声が集まりました。
新規顧客にリーチするレコメンド機能
「Pay IDアプリ」のホーム画面には「あなたにおすすめ」として、レコメンド商品の写真が並んでいます。
ユーザーはおすすめ商品一覧を見ながら、ワンタップでお気に入り登録と、商品の詳細チェックができます。ターゲット層に近いユーザーに商品をレコメンドしてもらえるため、新しい出会いの可能性もあることが魅力です。
2024年4月のアップデートによって、さらに商品を見つけてもらいやすくなりました。
「Pay IDアプリ」内で配信する特集記事「Pay ID Magazine」も、ぜひチェックしてみてください。
▶関連記事：私が愛する、ヴィンテージ Vol.1 | Pay ID
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発送通知や問い合わせなどもアプリに一元化
その他の商品に関するやり取りも、「Pay IDアプリ」に一元化されています。商品購入後の発送状況もアプリ上で確認できますし、ショップへの問い合わせもチャット感覚で行える機能が備わっています。
ネットショップに関する情報がすべてアプリ上にまとまるので、ユーザーの見逃しを防ぎやすいのも魅力です。
「Pay IDアプリ」が多くのBASEユーザーに利用されている理由
「Pay ID」アプリはBASEで買い物を楽しむ多くのユーザーに活用されていて、2024年10月時点で累計ID登録者数 は1,500万を突破しました。
それほど多くの人に利用してもらえているのは、顧客にとって便利な機能が揃っているからです。
毎月の買い物をまとめて支払える「Pay ID あと払い」の手続き
「Pay ID あと払い」は、BASEのショップで買い物した金額を、翌月に一括で支払えるサービスです。「Pay ID」アプリでは、Pay ID あと払いの毎月の利用金額を確認したり、コンビニ支払い用バーコードを表示したりできる機能が備わっています。
「Pay ID あと払い」の支払い方法はコンビニ支払いと、口座からの自動引き落としの2種類から選べます。さらに2024年10月からは、分割手数料・無料で3回に分けて支払える新機能「Pay ID 3回あと払い」の提供もスタートしました。
▶関連記事：「Pay ID」の新機能「Pay ID 3回あと払い」が登場！手数料無料で分割決済が可能に
「Pay ID あと払い」は商品を受け取ったうえで代金を支払えるので、ユーザーが安心して購入できるのが魅力です。
また、口座引き落としを利用すると、決済手数料が無料になります（コンビニ支払いは手数料350円）。自動で引き落とされるため、支払いに行く手間も不要です。
この機能によりクレジットカードや銀行口座を持っていない学生でも気軽に商品を購入してもらえます。
商品受け取り後の支払いですが、「売上金が入ってこなかったらどうしよう」と不安になる必要もありません。Pay ID あと払いは与信調査を行っており、自分の支払い能力を超えた買い物をしないような仕組みになっているため、代金未払いのリスクを抑えられます。
また、ユーザーが「買い物をしすぎてしまって、支払期日までに請求金額を用意できない」とならないよう、月々の利用金額は上限55,000円（税込）に設定されています。
ユーザーにとってだけでなく、ショップオーナーにとっても魅力的な支払い方法です。
「Pay ID」アカウントに一度登録すればショッピング体験が大きく向上
「Pay ID」アカウントは、BASEで作られた220万以上のショップで共通して利用できるユーザーアカウントです。
「Pay ID」アカウントには、氏名や住所、決済情報などネットショップでの買い物に必要な情報を登録できます。一度アカウントを作成すると、BASEのショップで買い物するたびに住所やカード情報などを1から入力する必要がなくなることが魅力です。
このように、ブラウザ版でも登録後は購入者情報の入力を省略できますが、「Pay IDアプリ」ではログインも省略できます。カートを開いて「Pay IDで支払う」ボタンを押すだけで、確認画面に切り替わって即座に購入が確定されるので、スムーズな買い物体験を提供できます。
また、「Pay ID」アカウントはセキュリティ対策もばっちりです。クレジットカードブランドが定める「PCI DSS Version 3.2.1」に準拠していて、支払い先であるネットショップには情報が渡らないので、安全に利用してもらえます。
「Pay ID」の販促効果と事例を紹介!
こうしたさまざまな機能により、BASEショップオーナーより「Pay IDアプリは販促につながっていると感じている」という声を伺います。
ここでは、実際に「Pay IDアプリ」を活用して売上を伸ばしているショップの事例を紹介します。
お客様の95%以上が「Pay IDアプリ」を利用｜olpe’s succulents
多肉植物の苗を販売する「olpe’s succulents」では、95%以上がアプリからのお買い物です。商品入荷通知をきっかけに購入してもらえるうえ、クーポン発行などもアプリを通して行えるので、売上もフォロワー数も順調に増えています。さらに、ショップへのレビューは500件を超えていて、そのほとんどが高評価です。リピーターの顧客の高評価レビューが新規顧客の購入も後押しする、という好循環を生み出しています。
ショップURL：https://olpes.base.shop/
商品登録から売上までのスピード感がアップ｜*taiyaki*
「*taiyaki*」は、天然石を販売するショップです。商品を定期的に追加していて、登録後はすぐに「Pay IDアプリ」でフォローしてくれている顧客から「いいね」がつきます。商品を追加した日としない日ではアクセス数が大きく変わるので、「Pay ID」アプリのプッシュ通知機能の効果を実感しています。顧客からの興味や期待がこうした数字としてすぐに現れるのは嬉しいですね。
ショップURL：https://umeda.thebase.in/
700件を超える高評価レビューが集まり信頼感アップ｜マルベリコ
ハンドメイドアクセサリーを販売する「マルベリコ」は、「Pay IDアプリ」を通しての顧客との交流を大切にしているショップです。750件ほどのレビューが集まっていて、そのうち99％が高評価です。商品に満足いただけなかった場合は、レビューへ丁寧に返信し、貴重な意見として商品づくりや発送方法に活かしています。
ショップURL：https://shop.palpitation.co.jp/
Pay IDを活用したネットショップの売上アップ術
「Pay IDアプリ」による売上アップ効果を最大限活かすための取り組みを3つ紹介します。
BASEでショップを運営しているけれど、「Pay IDアプリ」向けの施策はしていない」という方は、ぜひ取り入れてみてください。
商品登録時にPay IDにも出品
BASEの管理画面の「ショップ設定」からショップの公開状況にある「『Pay IDアプリ』にショップを掲載する」にチェックすることで、Pay IDにも商品を自動で出品できます。Pay IDの集客や売上アップ効果を活用するためにも、このチェックは忘れずに入れておきましょう。
同じ画面から、「Pay IDアプリ」用のロゴやショップ説明も設定できます。とくにショップ説明を設定しておくと、「Pay IDアプリ」で検索したときに表示されやすくなります。検索されやすいキーワードを含めながらショップ説明を作成することで、リピーター向けの販促だけでなく、新規顧客獲得にもつながるでしょう。
また、「Pay IDアプリ」のショップページにおける商品の並び順は、ブラウザ版と連動しています。人気のある商品が商品一覧の上にくるよう並び替えることで、売れ筋商品がより手に取ってもらいやすくなるでしょう。
お得に買い物できるクーポンをお知らせ
「Pay IDアプリ」の「プッシュ通知」機能は、商品の入荷情報だけでなく、ショップで使えるクーポンもお知らせすることもできます。
BASEで買い物に使えるクーポンは2種類あります。
- 「クーポンApp」を通じて発行したクーポン
- BASE公式
1つはショップ独自の負担により「クーポン App」を通じて割引・値引き設定したクーポン、もう1つはBASEの公式負担により一定割合が値引きされるクーポンです。
「クーポン App」によるクーポンは自由自在に設定できるため、「Pay IDアプリ」のフォロワー限定で割引することも可能です。フォロー数が多いほど商品がおすすめに載りやすくなるので、新規顧客獲得のためにもぜひ活用してみてください。
一方BASEの負担によるクーポンは、ショップは商品の定価の売上を手にしながら、顧客にお得に買い物してもらえます。たとえば、2024年11月にはBLACK FRIDAYキャンペーンとして、「Pay IDアプリ」からの買い物限定で何度でも使える20％ OFFクーポンを配布しました。
大型ECモールではよく見られるキャンペーンですが、独自のネットショップが作れるサービス（ASP型）で実施しているのはBASEのみです。
また、「お気に入りクーポン」機能もBASE独自です。お気に入りクーポンなら、まだショップで購入経験のないユーザーが、お気に入り登録をしたあと購入に至らなかった時に、自動でクーポンを送れます。そのため、購入を迷われているユーザーへ強力な後押しが可能です。
こうしたリスクなしで利用できるクーポンを顧客にアピールすることで、「ずっと気になっていた商品がお得に買えるみたいだし、買ってみようかな」と購入を後押しする効果があります。
レビューの書き込みを促進し、信頼感アップ
実際に商品を購入した人による第三者目線での口コミは、購入を迷っている顧客の背中を後押しする効果があります。
BASEでは商品ページにレビューが表示される仕組みになっていて、過去に販売した商品のレビューも顧客がまとめて閲覧可能です。
商品到着後には、「Pay IDアプリ」からレビューを依頼する通知が自動で送られます。レビューは高評価・中評価・低評価の3段階になっていて、評価アイコンだけのレビューも、自由に書いた文章を添えたレビューも投稿可能です。
また、ショップオーナーは顧客から届いたレビューに返信できます。返信は「レビューApp」をインストールするとできるようになるので、ぜひ導入してみてください。丁寧に返信を作成することで、レビューの書き込みを促進でき、顧客からの信頼感を高められるでしょう。
まとめ
今回はBASEのショッピングアプリ「Pay ID」について解説しました。
「Pay IDアプリ」は、ショップをフォローしてくれている顧客に入荷情報を通知したり、レコメンド機能によって新規顧客を獲得できたりといった集客効果を期待できます。
さらに、購入者情報の入力を省略できるPay IDアカウントに自動でログインできたり、現金支払いを月ごとにまとめられる「Pay ID あと払い」を利用できたりと、顧客にとってもBASEでのお買い物がさらに便利に行える機能が満載です。
BASEでネットショップを運営しているオーナーであれば無料で出品可能なので、売上アップのためにぜひ活用してみてください。
BASEのネットショップは、開設手続きは最短30秒、販売開始まで最短30分。
ネットショップ開業によくある面倒な書類提出や時間のかかる決済審査もなく、開業までの手続きがシンプルでわかりやすいのが特徴です。
また、売上を左右するデザインや集客の機能も充実しています。
プログラミングの知識がなくても、プロ並みのショップデザインが実現できる豊富なデザインテンプレートをご用意しています。
さらに、集客に必須のSNSの連携も簡単です（Instagram・TikTok・YouTubeショッピング・Googleショッピング広告）。
ショップ開設はメールアドレスだけあれば、その他の個人情報やクレジットカードの登録も必要ありません。
個人が安心して使えるネットショップをお探しなら、開設実績No.1のBASEをまずは試してみてください。
