Instagramに投稿した写真や動画の具体的な内容を説明したり、補足したりするためには「キャプション」が重要です。とはいえ、「そもそもキャプションって何?」「おしゃれなキャプションにするには」とお悩みの方も多いでしょう。
そこで今回は、Instagramのキャプションの基本ルールや効果的に書く方法、実例などを紹介します。ぜひ参考にして、さらに魅力的で、集客などにも効果的なInstagramの投稿を目指してみてください。
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目次
Instagramのキャプションとは?
Instagramのキャプションは、フィード投稿と呼ばれる一般的な写真や動画の投稿時に入力できる説明文のことです。
写真や動画の内容を文章で補足できるほか、絵文字やハッシュタグ、メンションを入力できます。
- ハッシュタグ:注目してほしいキーワードに#(ハッシュマーク)を付けて入力すると、青く表示されハッシュタグになる。ハッシュタグをクリックしたユーザーがInstagram内でキーワードを検索できる。
- メンション:ユーザーネームに@(アットマーク)を付けて入力すると、特定のInstagramユーザのページに誘導できる。企業・ショップのInstagramアカウントページへ遷移させるのがおすすめ。
Instagramのキャプションは、画像や動画では伝えきれないメッセージを伝えたり、画像や動画に興味を持ってくれたユーザーにアクションを促したりするのに便利です。
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Instagramのキャプションに関する基本ルール
Instagramのキャプションには、入力できることや文字数といった基本のルールがあります。基本のルールを理解して、魅力的なキャプションを作成しましょう。
文字数やハッシュタグの数には上限がある
Instagramのキャプションに入力できる文字数は、半角・全角を問わず2,200文字までです。ハッシュタグの「#」も文字数に含まれるので、長文のキャプションを作成するときは文字数超過に注意しましょう。
また、追加できるハッシュタグの数は30個までと決められています。ハッシュタグが30個までにどうしても収まらない場合は、投稿へのコメントでハッシュタグを追加することもできます。コメント欄もキャプションと同様、ハッシュタグの上限は30個までです。
リンクの代わりにメンション機能が役立つ
Instagramでは、プロフィール欄とストーリーズ以外の場所にはリンクを貼ることができません。キャプション内にリンクを貼っても、テキストの羅列のままでハイパーリンクにならず、タップしても遷移できないという注意点があります。
しかし、自分のアカウントをキャプション内でメンションしておけば、1タップでプロフィールに遷移できます。プロフィール上にリンクを設置しておけば、プロフィール経由で公式サイトやネットショップなどに誘導することはかんたんです。
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キャプションの編集方法
投稿後にキャプションを編集することもできます。投稿済みのキャプションを変更したいときは、投稿の右上にある設定マーク(三点リーダ)をタップします。
メニュー画面が表示されたら、「編集」を選択してください。
キャプションを変更したら、「完了」ボタンをタップすると、変更が完了します。
キャプションは投稿後に変更できますが、投稿済の画像や動画の編集はできないので注意しましょう。
Instagramのキャプションをおしゃれにするコツは?効果的な書き方を紹介
「キャプションには、そもそも何を書けばいいの?」とお悩みの方も多いでしょう。投稿へたくさんリアクションがほしい場合は、キャプションの内容を戦略的に検討するのがおすすめです。
ここからは、Instagramの効果的なキャプションを書く方法について順を追って解説します。
アカウントの方向性を考慮してキャプションの雰囲気を決める
まずは、アカウントやブランドの方向性を考慮しながら、キャプションの雰囲気を設定しましょう。
たとえば、シックでおしゃれなアパレルブランドのアカウントなら、文章量が多すぎず、空白を多めにした、スッキリしたキャプションにするのがおすすめです。
役立つ情報を発信しているアカウントなら、投稿画像では伝えきれない情報を、キャプションに盛り込んで詳細に補足できると喜ばれます。
また、アカウントのイメージと文章のテンション感がチグハグにならないように注意が必要です。
「キャプションの読み手にどのような印象を受けてもらいたいのか」「アカウントやブランドに合うキャプションの文章はどのようなものか」を考え、アカウントやブランドの雰囲気と文章のテンションが合致したキャプションを作成してみてください。
ストーリー性を全面に打ち出す
キャプションは、共感性が得られる文章や臨場感のある文章を心がけるのが効果的です。
たとえばハンドメイド作家のアカウントであれば、商品ができるまでのストーリーや、素材や加工などのこだわっているポイントを書くと、商品の価値がより伝わりやすくなります。
また、撮影時の場面が想像できる文章も効果的です。次の2つの文章では、どちらがより光景が思い浮かぶでしょうか。
- 「〇〇ちゃんの結婚式に参加してきました。結婚おめでとう!」
- 「〇〇ちゃんの結婚式でした。チャペルに入ってきた〇〇ちゃんのキレイな花嫁姿を見た瞬間、学生時代からの思い出が頭の中に溢れて、思わず涙ぐみました。末永くお幸せにね。」
このように、キャプションを読んだ相手が、思わずその光景を思い浮かべてしまうような臨場感のある文章を心がけると、共感してもらいやすくなります。
ターゲットユーザーのアクションをもとにキャプションを考える
「ターゲットとするユーザーにどんなアクションをしてほしいか」によって、キャプションの作り方は異なります。たとえば、3つの目的にあわせたキャプションの作り方は次のとおりです。
- 「投稿に関連する商品やアカウントへのアクセスを促したい」:アカウントのメンションや商品タグをタグを追加する。
- 「プロフィールにジャンプしてもらいたい」:キャプションに自分のアカウントへのメンションを入れる。アクセスを増やすために話題性のある内容を投稿する。
- 「投稿をシェアして拡散してもらいたい」:独自のハッシュタグや、人気のハッシュタグを設定する。ハッシュタグキャンペーンを開催する。
ユーザーを惹きつける情報は文頭に持ってくる
ユーザーのホーム画面のフィード投稿に表示されるのは最初の文章のみで、それ以降の表示は省略されます。「…続きを読む」ボタンを押下すると全文表示される仕組みです。
そのため、キャプションの全文をよく見てもらうためには、一行目でユーザーを惹きつける必要があります。
たとえば、「〇〇と思ったことはありませんか?」といったように、質問から始めると、気になったユーザーが投稿を見てくれる可能性が高くなります。
また、商品の販売開始やセール情報をアピールする投稿なら、「〇月〇日〇時〜販売開始」といったように、全文を見てもらえなくても惹きつけられる重要な情報を最初に持ってきましょう。
絵文字や記号を効果的に使用する
キャプションに絵文字や記号を使用するときは、使用するタイミングや量に気を付けてください。
絵文字や記号を多用すると見にくい文章になるほか、テンションが高すぎる印象になってしまう可能性があります。ここで絵文字や記号を使うべきか?できるだけ都度立ち止まって考えながら、使う理由を明確にしながら使用しましょう。
ただし、文の最後に絵文字を置いて区切り文字のように使用したり、見出しがわかりやすいように絵文字を配置したりすると、文章が見やすくなります。
また、以下の画像のように、絵文字や記号を使ってキャプションのテキストを区切るのも一つの方法です。見た目が整頓され、見やすく整ったキャプションになります。
ハッシュタグを有効活用する
投稿やアカウントと関連性のあるハッシュタグを設定すると、ユーザーが検索したときに投稿が表示されやすくなります。
また、人気タグを含めると、ユーザーの検索結果に表示されやすくなるため、より多くの人に投稿を見てもらえる可能性があります。ただし、人気のハッシュタグは投稿数も多いため、競合が多く見つけてもらえないとも言えるので、注意が必要です。
たとえば、検索(虫眼鏡マーク)を開き、「#サングラス」と入力すると、次のように表示されます。
このように、関連するハッシュタグと投稿件数が表示されるので、投稿件数が多いハッシュタグを設定するのも一つの方法です。
また、有名人やインフルエンサーが設定しているハッシュタグを活用するのもおすすめです。
見やすい文章を心がける
キャプションに記載する文字数は、「多ければダメ」「少ない方がいい」ということはありません。
しかし、投稿する前に、長くダラダラ書いていないか、読みにくい文章がないか、全体が見にくくないかなどを確認しましょう。最近ではChatGPTをはじめとするAIを使って文章を見直せるようになっています。
また、「BASE」でネットショップを作成した人であれば、「BASE AIアシスタント」という機能でInstagramをはじめとするSNSの投稿文を自動で作成できます。
登録商品の特徴にあわせて、X(旧Twitter)・InstagramのSNSの特徴に沿った投稿文を自動で生成してくれ、ハッシュタグも付けて提案してくれます。内容を確認して、問題なければそのまま投稿することも可能です。
BASE AIアシスタントについて詳しくは、以下の記事をチェックしてみてください。
Instagramのキャプションの例
Instagramを上手に活用しているアカウントは、キャプションにもこだわっています。
今回は、ネットショップ作成サービス「BASE」でショップを開設している人のInstagramアカウントの事例を紹介します。
株式会社キースタッフ|商品のこだわりを書いてストーリー性をアピール
キースタッフは日本全国の地域資源を活かした加工食品の開発をおもに行っている会社です。
生産者のこだわりや、商品開発のこだわりを記載して、ストーリー性を全面に打ち出したキャプションが特徴です。
また、「#つくる」という投稿数の多いハッシュタグを設定することによって、検索からの流入も期待できる投稿となっています。
ショップURL https://ksproducts.thebase.in/
Instagramアカウント https://www.instagram.com/keystaff_development/
The Landscapers|絵文字と空白でおしゃれにスッキリまとめる
「The Landscapers」は植物の魅力を活かした美しいインテリアや、ヴィンテージインテリア、アートブックなどの販売を行っているショップです。
アカウントのおしゃれで落ち着いた雰囲気を崩さないよう、絵文字は文末だけにとどめ、ドットを使って空間を作るなど、シンプルな印象を与える工夫をしています。
また、キャプションの文章が少ない分、ハッシュタグを充実させているのが特徴です。
英語と日本語の両方のハッシュタグを使用しているため、国内だけでなく、海外からの流入も期待できる投稿です。
ショップURL https://store.landscapers.jp/
Instagramアカウント https://www.instagram.com/the_landscapers_japan
重要なのはキャプションだけじゃない。インスタ運用のポイント
魅力的な画像や動画を活かして集客するためには、キャプションに工夫する以外にも押さえておきたいポイントがたくさんあります。Instagramの仕組みやアカウント運用のコツを知っておくと強みになります。
次の3つのポイントを参考に、効率的なアカウントの運用を目指してみてください。
Instagramのアルゴリズムを理解する
InstagramをはじめとするSNSでは、ユーザーのアクションや興味関心などをもとに、ユーザー一人ひとりに最適な情報を表示する仕組みになっています。この仕組みをアルゴリズムと言います。Instagramのアルゴリズムは、次のようなユーザーのアクション、興味関心を参考に、ユーザーごとに最適な情報を選んで表示していると言われています。
- どのような投稿に「いいね」、「シェア」、「保存(ブックマーク)」、「コメント」といったアクションを行ったか
- どのような投稿に素速く反応したか
- どのようなアカウントと相互的なコミュニケーションを取っているか(お互いにコメントやいいねをしているか)
このように、Instagramでは膨大な情報をもとに関連性の高い投稿やストーリーを判断し、ユーザの関心と関連性が高いとされるものが優先的にユーザーに表示されます。
そのため、Instagramの運用者は、アルゴリズムを理解しながら対策を行っていくことが重要です。理屈を知っておくことで、拡散される投稿を作れるようになり、フォロワー数増加につなげる施策が打てるようになります。
データを解析して分析する
Instagramのアカウントを「ビジネスアカウント」に設定すると、「インサイト」を確認できるようになります。つまり、アカウントの分析ができるようになるのです。
インサイトでは、リーチしたアカウント、インスタラクション(アクション数)、閲覧数、インプレッション、フォロワー数などを確認して、アカウントの運用状況を分析できます。
「どの投稿の反応がいいか」「どの時間帯に投稿すると反応が多いか」などを知ることで、上手くいく運用の気づきを得ることができます。一定期間ごとに分析を行い、よりよい運用ができるように役立ててみてください。
https://baseu.jp/37204
保存率の高い投稿を狙う
ブックマークに保存されると、何度も投稿を見返してもらえます。
また、実際に見返さなかったとしても、Instagramのアルゴリズムでは、保存回数が多い投稿=有益な投稿と判断されます。そのため、保存数の多い投稿は、発見タブに表示されたり、おすすめの投稿として表示されたりする可能性が高くなります。
保存率を上げるには、見返したくなる画像・情報を盛り込んだ投稿づくりや、画像や動画に保存を促すコメントを文字入れするのが効果的です。とはいえ、仕事が忙しかったり、他のSNSやネットショップも運営していたりする場合、SNSの投稿だけに時間を割くことはできません。
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現在一部のショップを対象に先行リリース中ですので、今のうちにチェックしてみてください。
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まとめ
Instagramのキャプションを活用することで、投稿した画像について情報を補足したり、写真や動画のストーリーを伝えたりできます。ただ長々と文章を書くだけでは読んでもらえない可能性があるので、量より質を大切にしてキャプションを作成してみてください。
BASE Uでは、ほかにもInstagram運用ノウハウをまとめた記事を掲載しています。魅力的な投稿を作るコツや、投稿が表示される仕組みなどについて解説した記事もありますので、ぜひチェックしてみてください。
▶関連記事:売上0→10までガイド STEP6 インスタ運用
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