ネットショップの宣伝方法まとめ!広告費はどれくらい必要?

更新日 : 2021/03/16
投稿日 : 2021/01/16

「ネットショップで商品を売るためには、集客が必要」ということは、多くの方がお気づきのことだと思います。

ところが、実際にショップをはじめてみると、「どうやって集客したらいいの?」と壁にぶつかってしまう方もいるでしょう。

そこで、この記事では、無料でできる宣伝と、有料の広告とにわけて、ネットショップにおける9つの宣伝方法を紹介します。

必要となる広告費の計算方法についても解説しているので、参考にしてください。

無料でできるネットショップの宣伝方法

まずは、無料ではじめられる宣伝方法から確認していきましょう。それぞれの具体的な方法や、成功事例をふくめてくわしく解説します。

1. コンテンツSEO

コンテンツSEOとは、検索エンジンで上位表示されやすいWebコンテンツを制作し、自分のブログやWebサイトで公開するという宣伝方法です。

Googleなどの検索エンジンからWebページにアクセスした人が、自社の商品に興味を持ち、ネットショップにアクセスすることを狙います。

自社の商品を買ってくれる見込みのある人は、検索エンジンにどんなキーワードを入力するかを考え、そのニーズに応えるようなWebページを作ることで、アクセス増加につなげられます。

たとえば、お部屋の収納に使える便利グッズを販売するネットショップなら、「収納 アイデア」で検索する人向けのブログ記事を書いて公開し、そのなかで商品を紹介する、という方法が考えられます。

コンテンツSEOは難易度が高い、はじめるなら<note>を活用しよう

コンテンツSEOで成果をあげるためには、いわゆる「SEO対策」をほどこし、Googleなどの検索エンジンで上位に表示される必要があります。

ところが、SEO対策というのは、非常に奥が深いうえに、大きな企業のサイトや、運営歴が長くほかのページからさまざまなリンクをもらっているWebサイトの方が優遇される傾向にあり、一からはじめるのは非常にハードルが高くなっています

もちろん、SEO対策の知識がある担当者がいれば、コンテンツSEOを考えてもいいと思いますが、知識のない方がチャレンジする宣伝方法としては、難易度が高く、あまりおすすめできません。

もし実施したい場合は、<note>というサービスを使ってコンテンツを作成することをおすすめします。

<note>は、誰もがコンテンツを投稿できるプラットフォームで、SEOにも強いため、高度なSEO対策をしなくても検索エンジンに表示される可能性があります。

また、そもそも<note>自体がかなりのユーザー数を抱えているので、<note>からの流入を見込むことができます。

「BASE」では、<note>と連携しているので、<note>内のストアページに自分のショップの商品を並べることもできるので、非常にスムーズ。くわしくはこちら

SEO対策に関しては、最低限「ショップ名」で表示されるように

上記でお伝えした通り、コンテンツSEOは、かなり難易度の高いものです。

しかし、ネットショップにおいて「SEO」による集客は、大きな武器になるのは事実です。そのため、最低限「自分のショップ名」で検索したときに、ページが表示されるようにだけはしておきましょう。

そうすることで、あなたのショップに興味を持った方やリピーターの方が、スムーズにショップにたどりつくことができます。

「BASE」での設定方法やSEOの基本については、下記の記事で解説していますので、参考にしてください。

SEOとは?初心者向けのSEO解説とBASEにおけるSEO設定。

 

2. SNSでの情報発信

<Twitter>や、<Instagram>などのSNSで、ネットショップの公式アカウントを作り、商品の情報を発信したりすることで、ショップに人を誘導する宣伝方法です。

これらのSNSは、無料で誰でも発信できることから、誰もが取り組みやすい宣伝方法です。

基本的には、SNSで継続的に投稿をおこなうことで、自分のショップの属性にあったフォロワーを集め、商品購入につなげることを目指します。

【投稿例つき】見直したい Instagramのハッシュタグ集客術

インスタグラムでフォロワーを増やす14の施策!「発見」タブの攻略がカギなワケとは?

投稿するコンテンツは、最終的な目的である「商品購入」につながるのであれば、なんでもいいでしょう。

たとえば、ジャムを販売するお店であれば、商品の投稿だけでなく、ジャムを使ったアレンジレシピジャムの製造工程を動画にするなど、一般のユーザーが興味を持つようなコンテンツを投稿することが大事です。

なお、かつては「インスタ映え」という言葉も流行りましたが、昨今の流行はすこしずつ変わってきています。

<Instagram>などSNSの流行は大変変わりやすいので、<Twitter>であれば「トレンド」という項目を、<Instagram>では発見タブなどを定期的に観察して、流行を見極めましょう

なお、「BASE」でショップを運営されている<Surfrise(サーフライズ)>様は、Instagramを非常に上手く活用しています。

下記のインタビュー記事も、参考にしてみてください。

「みんなが成功する方法」なんて存在しない 未経験から試行錯誤を繰り返して辿り着いた“人気ブランド”の作り方

 

3. YouTubeなどに動画を投稿

商品の販売につながるような動画を作成して、YouTubeで公開する、という宣伝方法もあります。

動画コンテンツは、ブログなどのテキストコンテンツと同じように、検索エンジンの検索結果としても表示されるため、コンテンツSEOの一環にもなります。

たとえば、キッチン用品を販売するネットショップなら、お料理チャンネルを開設して、料理のレシピや作り方を紹介する動画を公開し、そのなかで商品を紹介する、という方法が考えられます。

商品を使っている様子がわかる動画や、マネしたくなるような活用例を示す動画、シンプルに笑える動画など、アイデア次第でさまざまな宣伝方法が考えられるでしょう。

現在では、ブログなどのテキストコンテンツではなく、動画コンテンツを利用するユーザーも増えているので、重要な手法です。

YouTubeで動画を公開するため、料金はかかりません。動画制作の機材は必要ですが、スマホなどで撮影して編集すれば、追加で購入する必要はないでしょう。

 

有料でできるネットショップの宣伝方法

次に、有料の宣伝方法をご紹介します。それぞれの仕組みと、メリット・デメリットをふくめて解説しますので、自分のショップで導入できそうな宣伝方法を検討してみてください。

1. リスティング広告

リスティング広告とは、検索エンジンの検索結果に表示する広告のことです。検索連動型広告とも呼ばれます。

商品を購入してくれる見込みのある人が「検索エンジンに入力しそうなキーワード」をあらかじめ指定し、そのキーワードの検索結果に広告を表示させる宣伝方法です。

広告から商品ページに直接誘導する場合もありますが、「ランディングページ」と呼ばれる宣伝用のページを作って、そこに誘導することで、成約率を高めているショップもあります。

リスティング広告のメリットは、「購買意欲の高いユーザーに確実に訴求できる」という点です。

「フライパン おすすめ」など、その商品を買うことを検討している人が入力しそうなキーワードを選び、広告を出すことができるので、効果は出やすいです。

デメリットは、競合が多いキーワードでは費用が高くなる、という点です。

コストパフォーマンスを計測しながら運用することが求められるので、経験がない場合は小額ずつ、改善しながら運用していきましょう。

計算方法については、くわしくはページの後半で解説します。

リスティング広告の配信方法として代表的なものは、「Google広告」と「Yahoo!広告」です。サポートページもありますので、一度検討してみてください。

Google広告サポート:https://ads.google.com/intl/ja_JP/home/contact-us/
Yahoo!広告ヘルプ・サポート:https://ads-help.yahoo.co.jp/

最初の集客を!ネットショップ運営者のためのリスティング広告3つの特徴

 

2. アフィリエイト広告

アフィリエイト広告とは、第三者のブログやSNSで商品を紹介してもらい、その成果として売上やクリックが発生した分だけ費用が発生する広告です。「成果報酬型広告」とも呼ばれます。

かんたんに言うと、冒頭で説明したコンテンツSEOやSNS運用をしている人に、自分の商品を宣伝してもらうというイメージです。

成果が発生した分だけ広告費が発生するので、無駄な費用が発生しにくいことがメリットです。

ただし、月額制などの固定費が発生する場合もあります。また個人ブログでも掲載されることになるため、誇大表現を使われてしまうなど、ブランドイメージ低下のリスクがあることがデメリットです。

広告の掲載先となるブログやSNSの運営者を「アフィリエイター」と呼び、その仲介をする業者を「ASP」と呼びます。

アフィリエイト広告を出稿する場合、アフィリエイターを探す業務をASPに代行してもらうのが一般的です。代表的なASPとしては、「A8.net」「バリューコマース」などが挙げられます。

 

3. SNS広告

SNS広告とは、TwitterやInstagramなどのSNS上に掲載される有料広告です。SNSの投稿と投稿の間に溶け込むようにして、広告を表示させることができます。

代表的な配信サービスは、「Twitter広告」や「Facebook広告」です。Instagramに配信する場合には、Facebook広告を利用することになります。

とくにFacebook広告は、くわしいユーザー情報を豊富に保有しているため、年齢層や性別、居住エリア、ユーザーの関心などを基準にした、くわしいターゲティング設定が可能です。広告をInstagramに配信する場合も、同様のターゲティングができます。

なお、「BASE」では、「Instagram広告 App」を活用することで、むずかしい設定なしに、かんたんにInstagram広告を出稿することができます。

下記の記事でくわしく解説していますので、ぜひ一度試してみてください。

商品をそのまま広告に!「Instagram広告 App」でショップのファンを増やそう

 

4. リマーケティング広告

リマーケティング広告(=リターゲティング広告)とは、ネットショップやWebサイトを一度訪問したことがある人や、商品を購入したことがある人に限定して配信する広告です。

そのユーザーが別のサイトやアプリを閲覧しているときに広告を表示させることで、もう一度ネットショップに訪問してくれるように誘導できます。

自社のネットショップを訪問して商品に興味を持ったユーザーの中には、「ほかのショップと比べてみよう」と、一時的に離脱する人がいるかもしれません。

購入する気持ちが大きくても、ショッピングカートに商品を入れたまま、決済手続きを後回しにしている人もいるでしょう。

そのような人をターゲットにして広告を配信することで、購入手続きをするようにうながせるのが、リマーケティング広告です。

リマーケティング広告は、先ほど紹介した「Google広告」や「Yahoo!広告」「Facebook広告」などで実施可能ですので、あわせて検討してみてください。

 

5. インフルエンサー広告

インフルエンサー広告とは、YoutubeやSNSなどで人気の高い「インフルエンサー」を起用した宣伝施策です。

インフルエンサーに自社の商品を無料提供して、実際に使ってみた感想をSNS上に投稿してもらう、などの宣伝方法があります。

自社で直接インフルエンサーと連絡を取って依頼することもできますが、「UUUM」「Find Model」などのインフルエンサーマーケティング会社を通じて依頼することも可能です。

インフルエンサーマーケティング会社には、多くのインフルエンサーが登録されているので、ネットショップの方向性や予算に合った人を厳選して起用してくれます。

また、「どうやって宣伝すればよいのか分からない」という基本的なことから相談に乗ってくれますが、予算ありきでのキャスティングになりますので、予算をあらかじめ決めておく必要があります。

 

6. 催事などのオフラインイベント

催事や見本市などのオフラインイベントに参加する、という宣伝方法もあります。

イベントにブースを出して商品を並べ、来場者に対面で宣伝・販売する手法です。展示会や見本市の場合には、小売業者に向けて、自社の商品を仕入れてもらうためのアピールをすることになります。

トークスキルが求められる面もありますが、インターネットでは獲得できないような、新しい顧客層に認知されるきっかけになるかもしれません。

「BASE」では、ポップアップストアの出店サポートサービスを提供しています。くわしい情報は、以下のページをご確認ください。

販促支援サービスを提供する新Webサイト「more BASE」

 

ネットショップの広告費用の計算方法

有料の広告を利用する場合、広告費が大きすぎて赤字にならないよう、かけられる広告費用を計算しておくことが重要です。

必要予算は「目標CPA×目標CV」の計算式で求められます。

CPAとは「Cost Per Action」の略で、1回の売上(コンバージョン)を獲得するためにかかる広告費を指しています。

※CVとは「コンバージョン」の意味で、ネットショップでは商品が購入されることを指します。目標CVは、売上目標を達成するために必要な売上個数などから求められます。

1回のコンバージョンあたりの平均利益を把握しておけば、利益よりも広告費が多くなってしまう「CPAの上限」を判別できます。その上限を参考にして、「目標CPA」を決定しましょう。

たとえば、平均の客単価が1万円で、利益率が30%なら、1回のコンバージョンで得られる利益は3,000円であり、CPAがこの額を上回ってしまうと、赤字になることがわかります。

この限界のCPAを基準に、利益分を考慮して、それよりも低い金額を設定したものが「目標CPA」です。

例えば月間10万円の売上を目標として、平均客単価が1万円なら、月間10件が目標CVです。そして仮に利益が1件あたり3,000円ならば、月にかけられる予算は3,000円×10で3万円となります。

ただし、この広告予算の決め方は、あくまで仮です。

たとえば、Instagram広告であれば、広告配信を続けているとフォロワーも増えてきますし、リピーターも増えるかもしれません。

そうすると、広告を打たなくても徐々に売上が出るようになる可能性があります。

そういったことを見越して、初期は赤字前提で広告予算をかける、というのも一つの戦略です。一概に、どういった方法がいいのか?という正解はないので、すこしずつ実施して検証していきましょう。

「BASE」でお店を出している< LAND>様では、Instagram広告を打ったところ、すぐに10万円の売上が立ったそうです。ぜひ、インタビュー記事も参考にしてください。

実店舗とオンラインの同時運営で生まれる相乗効果。 人気雑貨店に訊く、変化する実店舗の役割と、同時運営成功の秘訣

 

まとめ

ネットショップを成功させるには、宣伝戦略を練ることが必要です。

有料の宣伝方法でなければ成功しない、とは限りません。この記事で紹介した無料の宣伝方法のうち、まだ試していない方法があれば、検討してみてください。

自社の商品や、ショップの方向性に合った宣伝方法を選択し、売上アップを目指していきましょう。

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