2016年もインターネットサービスにおいて、大規模な情報流出がいくつかありました。
※出典:日本経済新聞
それぞれ原因は異なりそうですが、消費者としては情報が流出した結果にフォーカスするため、ネットショップをはじめとしたインターネットサービスのセキュリティについて懸念が高まっています。
インターネットショッピングにおける漠然とした不安
独立行政法人情報処理推進機構の「2016年度情報セキュリティの脅威に対する意識調査」報告書(P31)によると、インターネットショッピングに対して「漠然とした不安を感じている」が前年から0.9%増となっている一方で、最も高い割合の回答が「特に不安を感じていない」の33.1%、次に高い割合が「詐欺被害に遭うことが心配」の20.2%となっており、前年からそれぞれ1.3%、4.5%減となっています。
このことから、詐欺被害などによる不安を感じることは少なくなったけれど、何となく不安を感じている人が多くなったことが分かります。
BASEのセキュリティは?
このような状況においてBASEでは、ショップオーナー様に対してこれまで以上に安心安全な通信環境で店舗運営できるように、お客様には不安を感じることなくショッピングしてもらうために、2016年9月末からBASEドメインをご利用いただいている全てのショップで常時SSLが利用可能になっています。
常時SSLとは?
WEBサイト全体でSSLを有効にする状態のことです。
今までは、個人情報を扱うページにおいてはSSLを導入しておりましたが、近年のスマートフォンやタブレットなどモバイル端末の普及により、外出先でも手軽にインターネットを利用できる環境が増えています。
その一方で、データの通信過程における情報保護の安全性が保証されていない公共機関や商業施設のWi-Fiを利用してしまうリスクがあり、こうした状況を受けてインターネット業界全体で情報通信セキュリティを向上させる機運の高まりに先行して、常時SSLに対応しました。
※SSLとは、インターネット上のデータ通信を暗号化する技術です。通信途中でデータの流出や改ざんを防止する世界基準のセキュリティ技術で、SSLが導入されているページには、URLの冒頭のhttpにsが追加され、httpsと表示されます。ブラウザによっては、鍵マークが表示される場合があります。
詳しい内容については、BASEの開発者ブログをご覧ください。
今後もBASEは、ショップオーナー様にもお客様にも、安心安全にご利用いただけるようセキュリティ強化につとめて行きます。
今までご利用いただいていた方たちにはさらに安全で快適に。これからBASEを利用される方たちには、何も不安なくご利用いただけるように。