ネットショップの開設にあたり、BASEとカラーミーショップのどちらにするか迷っている方も多いのではないでしょうか。ショップの運営目的によってどちらが相性の良いサービスか異なるので、双方の特徴を把握することが大切です。
今回は、BASEとカラーミーショップの料金プラン・機能・決済方法などを比較します。ネットショップ開設サービス選びの参考として、ぜひ内容をご覧ください。
この記事で分かること
- BASEとカラーミーショップのサービスや料金の違い
- BASEとカラーミーショップのどちらが自分の開設目的に合っているか
※本記事は2025年2月12日時点の情報を元に作成しております。
- BASEは個人・スモールチームに選ばれているネットショップ作成サービスです
- 初期費用・月額費用いらずで、無料で今日からショップ運営をはじめられます
- ショップ開設後の運営サポートや集客支援も充実しています
- 「売上を伸ばしやすいネットショップ作成サービスNo.1」に選ばれています
目次
BASEとカラーミーショップの基本情報

BASEとカラーミーショップの基本情報を表でまとめました。
BASE |
カラーミーショップ |
|
強み |
|
|
ショップ数 |
230万以上(※2025年1月時点) |
約4万8,000(※2021年12月時点) |
初期費用 |
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月額費用 |
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BASEは、初期費用や月額費用を抑えてネットショップを開設できます。一方でカラーミーショップは、事業フェーズに合わせて料金プランの選択が可能です。
BASEとカラーミーショップの料金プランを比較

BASEとカラーミーショップの大きな違いとなるポイントが、料金プランです。ここでは、料金プランの違いを比較してみましょう。
BASEの料金プラン
BASEの料金プランは以下のとおりです。
プラン |
スタンダード |
グロース |
初期費用 |
0円 |
0円 |
月額費用 |
0円 |
16,580円/月 |
決済手数料 |
3.6%+40円 |
2.9% |
サービス利用料 |
3% |
0円 |
個人やスモールチームには、初期費用・月額費用を抑えられるBASEがおすすめです。
BASEは、月額費用無料のスタンダードプランも、月額費用がかかるグロースプランと同じ機能が使えます。月額費用の月払いを選択すると1ヶ月単位でプランを変更可能なため、スタンダードプランでスタートしても、売上に応じてグロースプランに変更できます。
また、入金は申請から10営業日後となっており、また翌営業日の入金にも対応している「お急ぎ振込」も利用可能です。
カラーミーショップの料金プラン
カラーミーショップの料金プランは4つです。決済手数料は、料金プランや決済方法などで変動します。
プラン |
フリー |
レギュラー |
ラージ |
プレミアム |
初期費用 |
0円/月 |
3,300円/月 |
3,300円/月 |
22,000円/月 |
月額費用 |
0円/月 |
4,950円/月 |
9,595円/月 |
39,600円/月 |
決済手数料 ※クレジットカードの場合 |
6.6%+30円 |
3.4%~ |
3.19% |
2.99% |
カラーミーショップの場合、通常の入金サイクルは、末締め翌々20日払いです。早期入金サービスを使うと、月末締めの翌月15日払いになります。
BASEとカラーミーショップの集客・販促機能を比較

ネットショップ開設サービス選びでは、集客・販促機能が大切なポイントです。BASEとカラーミーショップの集客・販売機能を比べてみましょう。
BASEの集客・販促機能
BASEの集客・販促に役立てられるサービスが、累計ID登録者数1,500万(※2024年10月時点)のショッピングアプリ「Pay ID」です。
「Pay ID」への商品の出品は無料なうえ、商品のレコメンド機能や自動通知機能などもあり、ショップのファンづくりに役立ちます。顧客がワンクリックでお買い物を完結できるため、カゴ落ちを防げるでしょう。
また、BASEが広告運用を代行する「BASEにおまかせ集客」もおすすめです。かかる費用は売上の30%の手数料と消費税のみで、初期費用や固定費をかけずにGoogle広告やInstagram広告を運用できます。
カラーミーショップの集客・販促機能
カラーミーショップは、ショップと同一ドメイン内にWordPressの設置が可能です。WordPressによって本格的に構築したブログやオウンドメディアで、商品ページでは伝えきれない情報を発信できます。また、各種設定によりSEOの強化も、各社アフィリエイトサービスを活用したアプローチも可能です。
BASE とカラーミーショップの決済方法を比較

ネットショップは、サービスによって利用可能な決済方法に違いがあります。BASEとカラーミーショップの決済方法を比較してみましょう。
BASEの決済方法
BASEの決済方法は7種類あり、好きな方法を導入できます。
- Pay IDあと払い(翌月あと払い・3回あと払い)
- クレジットカード決済
- コンビニ決済
- キャリア決済
- 銀行振込
- AmazonPay
- PayPal
決済方法の導入にあたって、面倒な手続きや審査はありません。決済導入のための待ち時間が一切ないので、BASEのアカウント作成から最短30分で、商品販売に必要な最低限の準備が完了します。
カラーミーショップの決済方法
カラーミーショップの決済方法は、プランによって変わります。フリープランの決済方法は「カラーミーペイメント」のうち、次の5つです。
- クレジットカード決済
- AmazonPay
- コンビニ決済(※セブン-イレブンでの支払いは法人が運営するショップのみ)
- GMO後払い
- 銀行振込
有料オプションを選択すると、商品代引やQR決済なども利用可能です。
カラーミーペイメントの導入には、5~24営業日の待ち時間が発生します。商品の販売開始まで日数がかかるため、早めの準備が必要です。
BASEとカラーミーショップのショップデザインを比較

ネットショップ開設サービスでは、好みに合わせてショップデザインを設定できます。BASEとカラーミーショップのデザインも比較してみましょう。
BASEのショップデザイン
BASEのショップデザインは、無料・有料合わせて100種類以上のテーマから選択可能です。デザインの土台となるテーマを選んだら、テキストや画像などを組み合わせます。プログラミングやデザインの専門知識がなくても、直感的な操作が可能で、HTMLやCSSなどの専門知識は不要です。スマホだけでもさくさくかんたん。好みに合わせて、感覚的な操作でショップデザインを作れます。
カラーミーショップのショップデザイン
カラーミーショップは、90種類のテンプレートからデザインを選択できます。また、法人が運営するショップの場合、凝ったデザインを実現したいなら「制作代行サービス」が便利です。制作代行サービスでは、提携会社に最新のノウハウを取り入れたショップを構築してもらえます。費用は発生するものの、ブランディングや売上アップに貢献してくれるでしょう。
BASEとカラーミーショップの拡張機能を比較

BASEとカラーミーショップは、機能性を高める拡張機能にも違いがあります。
BASE の拡張機能
BASEにはAppsと呼ばれる拡張機能が用意されてます。Appsを追加でインストールすればさまざまな機能を利用可能です。基本的には無料で利用することができます。
- 抽選販売:期間中に購入申し込みをした人の中から抽選で購入者を決める機能
- TikTok商品連携・広告:TikTokで商品広告をかんたんに出稿できる機能
- YouTube&Google連携:YouTubeやGoogleのショッピング広告をかんたんに出稿できる機能
- かんたん発送(ヤマト運輸・日本郵便連携):配送料が定価より安くなり、送り状もかんたんに作成できる機能
- 海外販売代行:月額980円で、海外からの注文受付・梱包・発送・問い合わせ対応などをすべて任せられる機能
Appsでは、購入者に直接商品が発送されるドロップシッピングサービスとの連携も可能です。
また、海外注文後の対応をサポートする、「海外販売代行」も便利です。海外販売代行は有料で、月額980円で対応を代行業者に任せられます。
拡張機能を活用して、オリジナルのショップを作りましょう。
カラーミーショップの拡張機能
カラーミーショップでは、「アプリストア」で必要な機能を追加できます。アプリの料金プランは「無料・前払い・後払い」の3種類です。たとえば、次のようなアプリがあります。
- 複数配送先設定
- ショップ専用メールアドレスの発行
- 副管理者の設定
- FTPオプション(有料)
- Amazon連携
ショップの成長に合わせて必要な機能のみを追加できて、便利です。
BASEとカラーミーショップのサポート体制を比較
ネットショップ作成サービスを利用するにあたっては、サポート体制も気になるポイントです。特に初めてのネットショップ作成なら、サポートが充実しているサービスだと安心です。BASEとカラーミーショップのサポート体制をそれぞれ紹介します。
BASEのサポート体制
BASEでは、お問い合わせフォームで相談・質問を受け付けています。対応時間は平日の10時~19時で、回答はメールで届きます。返信が届くのにかかる期間は、1営業日が目安です。
また、ショップオーナー同士が交流できるBASEコミュニティがあり、課題解決に役立てることも可能です。コミュニティは、新たなアイデアを生むきっかけにもなります。コミュニティをきっかけにコラボを実現したショップを紹介している記事もありますので、ぜひチェックしてみてください。
カラーミーショップのサポート体制
カラーミーショップは、プランによってサポート体制が変わります。フリープランのサポートは、AIチャットとメールの2種類です。有料プランでは、AIチャットとメール、電話のほか、画面共有サポートも受けられます。PC画面を共有しながら説明してもらうことで、スムーズに課題を解決できるでしょう。プレミアムプラン(月額39,600円)の場合、専任のアドバイザーが配置され、定期的なミーティングを通してショップの成長を目指せます。
BASE とカラーミーショップどちらがおすすめ?

BASEとカラーミーショップどちらがおすすめなのか、迷っている方も多いでしょう。それぞれの特徴から、どちらがおすすめなのかを紹介します。自分に合っているのはどちらなのか、ぜひチェックしてみてください。
個人・スモールチームならBASE
個人やスモールチームで運営するショップであれば、おすすめはBASEです。管理画面がシンプルで、スマホでも操作できるため、PCが苦手な人でもスムーズに扱えます。
BASEは無料で使える機能が充実していて、ネットショップ運営に必要な煩雑な作業や手続きの負担も抑えられます。
たとえばネットショップは集客が必須ですが、BASEには集客に使えるショッピングアプリ「Pay ID」があることも魅力です。Pay IDアプリは累計ID登録者数が1,500万(2024年10月時点)に上っていて、新規向けとリピーター向けのどちらの集客にも役立ちます。
商品制作とショップ運営を同じ人が担当する場合にも、負担になりにくいでしょう。個人・スモールチームなら、ぜひBASEの活用を検討してみましょう。
法人ならカラーミーショップ
ショップ運営のために大規模なチーム体制を構築できる法人であれば、サポート体制が充実したカラーミーショップがおすすめです。
カラーミーショップは、フリープランでも電話サポートが受けられます。有料プランでは画面共有サポートも受けられ、不明点を解決しやすいでしょう。
アプリや会員機能を活用すると、BtoBの販売も可能です。法人で運営する場合には、カラーミーショップをチェックしてみましょう。
まとめ
BASEもカラーミーショップも、無料プランがあってはじめやすいネットショップ開設サービスです。無料プランで小さくはじめて、売上を伸ばしていきたいと考える個人や小規模なショップに向いています。
費用をなるべく抑えたいのなら、初期費用・月額費用なしで、月額費用有料のプランと同じ機能が使える、BASEのスタンダードプランがおすすめです。無料で使えるショッピングアプリ「Pay ID」に優れた集客力があるため、他のサービスよりも集客に苦労しにくく、ショップ運営の負担を抑えられます。
ネットショップの作成を検討中の方は、ぜひBASEを利用してみてください。
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ネットショップ開業によくある面倒な書類提出や時間のかかる決済審査もなく、開業までの手続きがシンプルでわかりやすいのが特徴です。
また、売上を左右するデザインや集客の機能も充実しています。
プログラミングの知識がなくても、プロ並みのショップデザインが実現できる豊富なデザインテンプレートをご用意しています。
さらに、集客に必須のSNSの連携も簡単です(Instagram・TikTok・YouTubeショッピング・Googleショッピング広告)。
ショップ開設はメールアドレスだけあれば、その他の個人情報やクレジットカードの登録も必要ありません。
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