「BASE」を活用している注目のショップオーナーズにブランド作りの秘訣を訊く、オーナーズインタビュー。
今回は、ネットショップで新たな挑戦をはじめられた藍染革小物ブランドの<enku>さんにお話をうかがいました。
目次
——藍染職人を志した理由は?
もともと革製品や藍染とはまったく別の仕事をしていたんですけれども、革製品を自分で作って販売したい、という思いはずっと持っていたんです。
そのころの日本の市場には、イタリア製の高級革や、その他インターネットにはお手頃な価格の中国製の革製品が多く流通していました。
私は「もっと日本らしいものがあったらいいのに」というように漠然と考えていて、調べていく中でジーンズなどはやはり根強い人気がありました。青系統という点と、その上経年変化を楽しめるという点でジーンズと近しい特徴を持つということで、藍染というものに着目しました。
そこから、試行錯誤のもと革製品に落とし込むことができ、今に至ります。
——藍染製品の特徴や魅力は?
藍染という手法は天然染料を使うので、濃く入るところもあれば薄いところもあります。さらに染料の対象物が革であるため、繊維によっては深く吸うところもあまり吸わずに弾いてしまうところもあります。
その二つの効果で染めあがりがいろいろな藍色といいますか、深い色にもなれば濃い色や薄い色にもなります。そういった特徴が私がいちばん「きれいだな」「奥深いな」と感じる部分です。
——ネット販売をはじめた理由は?
実店舗から市場に入っていくというのは、実店舗運営の経験がないこともあり、ハードルが高かったんですね。
そこで、インターネットを通じて販売をするにあたって「BASE」さんのことを見つけて、手軽にネットショップをはじめることができて、そのうえ写真と文章能力だけで自分の世界観を表現できるという部分に、素人ながらとてもはじめやすさを感じました。
——BASEのお気に入りポイントは?
私はインターネットでページを作る技術が乏しいので、画面上でいろいろとデザインをカスタムできるところがとても助かっています。
そしてそのようなさまざまなツールで自分の世界観を表現できるという点で、ほかにはない使いやすさを感じますね。
最初は、都市部であったり、ファッションや流行に敏感な人達が主なターゲットだと考えていたんですけれども、実際には結構沖縄の離島や北海道の方からもご注文やご相談をいただいていて。
「意外とお客さんは身近にいる」と思うと、やりがいと責任感はすごく感じます。
——ネット販売をはじめた反響は?
最初は、都市部であったり、ファッションや流行に敏感な人達が主なターゲットだと考えていたんですけれども、実際には結構沖縄の離島や北海道の方からもご注文やご相談をいただいていて。
「意外とお客さんは身近にいる」と思うと、やりがいと責任感はすごく感じます。
——ネット販売において、心がけていることは?
インターネットでの販売だからこそ、お客様のもとに届いたときに差が生まれないようにするということにこだわり、というか気を使っていますね。
革だけではなくホームページの作り方や説明欄などもふくめて、総合的にお客様にズレがないように、というのを心がけています。
——ありがとうございました!
編集後記
以前までの仕事とは関係のない、「革製品を自分で作って販売したいという漠然とした思い」をみごとに形にされていて、あらためて「BASE」オーナーさんのすごさに気付くことができました。
インターネットの専門知識を持たない状態でのネットショップ開業だった、とのことですが、ぶじにこうしてショップを運営できるところまでご活用いただけたとのこと、とてもうれしく思いました。
「BASE」では、初期費用・月額費用無料でネットショップを作成できます。
これからブランドを立ち上げられる方は、この機会にぜひご検討ください。
この記事は、2018年2月16日に公開されたBASE Youtubeチャンネル オーナーズインタビュー動画をまとめた編集記事です。
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