ハンドメイドはアプリやサイトを利用すると、コストを抑えて効率的に販売可能です。この記事では、ハンドメイドをアプリやサイトで販売するメリットやサービスの選び方を紹介します。おすすめのアプリやサイトも特徴や手数料をあわせて紹介しているので、ぜひアプリやサイト選びの参考にしてみてください。
- BASEは個人・スモールチームに選ばれているネットショップ作成サービスです
- 初期費用・月額費用いらずで、無料で今日からショップ運営をはじめられます
- ショップ開設後の運営サポートや集客支援も充実しています
- 「売上を伸ばしやすいネットショップ作成サービスNo.1」に選ばれています
目次
ハンドメイド作品をアプリ・サイトで販売するメリット
ハンドメイドの商品を、多くの人に見てもらえるアプリやサイトで販売する人が増えています。実店舗は実際に手に取って商品を見てもらえるというメリットがありますが、アプリやサイトはリスクを押さえて効率的に商品を販売可能です。では、ハンドメイドをアプリやサイトで販売する具体的なメリットを3つ紹介します。
低コストでハンドメイド作品を販売できる
実店舗でハンドメイド作品を販売するとなると、物件の契約費用や月々の家賃が必要です。さらに光熱費や什器、POSレジシステムの利用料金など、毎月大きなコストが発生します。
しかし、ハンドメイド販売アプリやサイトなら、PCもしくはスマホがあればネット料金、サービス利用料、手数料といった最低限のコストで販売可能です。また、万が一ショップをお休みしたり、販売をやめたりするときも、実店舗とは違い手間や費用が発生しません。そのため、少ないリスクでネット物販が始められることがメリットです。
全国どこでも販売できる
実店舗のみの販売の場合、近隣に住んでいる人や特定の顧客など、実店舗まで足を運べる人は限定されてしまいます。しかし、アプリやサイトでハンドメイド販売を行えば、住んでいるところに限らずどこからでも商品を購入可能です。また、来店するのに時間もコストもかかりません。そのため、顧客の空いた時間に、気軽に買い物を楽しんでもらえるのが大きなメリットです。
24時間いつでも購入してもらえる
実店舗は開店時間が決まっているため、時間内に来店できない人の購入機会を逃してしまうことになります。しかし、アプリやサイトでのハンドメイド販売は、24時間365日いつでも顧客が好きなタイミングで商品を購入してもらえます。また、実店舗を運営するにはスタッフを確保する必要がありますが、アプリやサイトはスタッフが常時待機する必要がないため、人件費も削減できます。
ハンドメイド販売のアプリ・サイトを選ぶポイント
一般的なフリマサイトやオークションサイトをはじめ、ハンドメイド作品を販売できる専門のサイトやアプリも増えています。今回は多数あるハンドメイド販売のアプリ・サイトのなかから、どのようにして販売先を選べばいいのかを解説します。
アプリやサイトの種類で選ぶ
ハンドメイド販売のアプリやサイトは、おもに次の4種類にわかれています。
- ハンドメイドマーケット:ハンドメイド作品の売買を専門にしているプラットフォーム(minneやCreemaなど)です。
- フリマアプリ:フリーマーケットをネット上で実現したプラットフォームです。不用品だけでなくハンドメイド作品を出品する人も増えています。
- ネットオークション:出品された商品を購入したいと思った人が入札し、入札した人のなかで最も高い額を提示した人が商品を落札(購入)できる仕組みです。
- ネットショップ:自分で作成したオンライン上のショップで商品を販売する方法です(BASEなど)。
それぞれ出品の手間や購入の方法、手数料などが異なるため、条件を比較して選ぶのがおすすめです。
ハンドメイドとの相性で選ぶ
ハンドメイドマーケットはハンドメイドに特化しているため、ハンドメイド作品が出品しやすく、売れやすいという特徴があります。ハンドメイドマーケットと一口にいっても、それぞれサイトによって特色があるので、自身のハンドメイド作品との相性を見て販売先を選ぶのがおすすめです。
たとえば、ハンドメイドマーケットのiichiはプロが制作したハイクオリティな商品が多いという特徴があります。また、minneは20~40代の女性顧客が多いため、若い層をターゲットとした商品や、販売価格が高すぎないものが売れやすいと考えられます。どれかひとつに絞るのも効率的ですが、まずは試験的に複数のアプリやサイトを並行して利用してみるのも1つの方法です。
一方で、ハンドメイド作品との相性を重視する場合は、他の作家さんの作品と自分の作品が横並びで比較されてしまう点に注意が必要です。似た作品があれば価格競争に巻き込まれる可能性があります。
その点、ネットショップは比較されにくいうえ、自分がもっている世界観やブランドのイメージを伝えやすいというメリットがあります。自分のハンドメイド作品を「ブランド」として売りたい人には、ネットショップがおすすめです。
必要な機能が備わっているか
ハンドメイドマーケットやフリマアプリなどは、ショップデザインのテンプレートが決まっていたり、利用できる機能が制限されたりする可能性があります。そのため、最低限ほしい機能が備わっているか確認してから販売先を決めましょう。
カスタマイズ性や機能の豊富さで選ぶなら、ネットショップを開設する方法がおすすめです。独自のネットショップを作成できるサービス「BASE」には、業種や販売する商品を限定せず、ショップや商品の魅力を最大限に伝えられる機能が豊富に備わっています。
たとえば、ショップデザインを柔軟にカスタマイズできるほか、決済方法の種類の豊富さ、充実したマーケティング機能などが代表的です。また、Instagramの投稿から直接販売ページへ誘導できるInstagram連携、人気商品をより特別なものとして販売できる抽選販売もBASEの特徴です。
手数料などの運営コストがどのくらいかかるか
ハンドメイド販売サイトやアプリは、月々の利用料や商品が売れたときに発生する手数料がかかるのが一般的です。手数料をはじめとするコストはサイトやアプリごとに異なるので、手数料が引かれる前提で販売価格を決定する必要があります。かといって高すぎる価格設定では、なかなか商品を購入してもらえません。商品の価格帯はサイトやアプリごとに差があるため、材料費や手数料を含めた値段を設定してから、販売先を決定するのも1つの方法です。
ハンドメイド販売におすすめのアプリ・サイト
ハンドメイド販売ができるアプリやサイトは数多くありますが、それぞれ特徴や手数料が異なります。今回は数あるハンドメイド販売サイト・アプリのなかでも、とくにおすすめのアプリ・サイトを7つ紹介します。
BASE
「BASE」は、国内におけるネットショップ開設実績7年連続1位を誇っているネットショップ作成サービスです。220万以上のショップ(※2024年6月時点)が作成され、「クリエイターに最も選ばれているネットショップ開設サービスNo.1 (※1)」にも選ばれるなど、ハンドメイドをはじめとするネット物販の定番サービスといえます。BASEのおもな特徴は次のとおりです。
- スタンダードプランは月額費用が無料で、売れた場合サービス利用料3%と決済手数料3.6%+40円が発生
- 決済機能が豊富で、すぐに使える
- 不定期でBASE負担のクーポンを顧客に配布
- 各種SNSやInstagram広告との連携が可能
- 16以上のデータ分析機能
BASEはカスタマイズ性や機能性に優れているほか、直感的な操作ですぐに独自のショップが開設できるのが大きなメリットです。
※最近1年以内にネットショップを開設する際に利用したカート型ネットショップ開設サービスの調査(2024年2月 調査委託先:マクロミル)
minne
minneは、GMOペパボ株式会社が運営するハンドメイドマーケットで、国内最大級の規模を誇ります。minneのおもな特徴は次のとおりです。
- 販売者の負担ゼロで海外発送にも対応している
- 販売手数料は送料も含めて10.56%
- オウンドメディアで自身の商品を紹介してもらえる可能性がある
- ハンドメイドをスキルアップするためのノウハウを公開している
minneはハンドメイド作品の販売に特化しているため、ハンドメイド作品を購入したい顧客に限定して商品をアピールできるのが魅力です。
creema
株式会社クリーマが運営しているcreemaは、ハンドメイドマーケットの先駆け的サービスです。minneと比較すると、creemaは家具など大型のハンドメイド作品が多数出品されているという特徴があります。そのほかのおもな特徴は次のとおりです。
- クーポンやキャンペーンなどを自由に設定できる機能
- 自身の商品をプロモーションできる広告配信機能
- 成約手数料は11%
- クリエイター1人あたりの売上・商品単価ともに、国内大手ハンドメイドマーケットにおいてNo.1
- 大規模イベントやポップアップストアなどオフラインでの販売もサポート
creemaはオンライン、オフラインともに販売を促進するサポートが充実しているのが魅力です。
iichi
iichiは個人や小規模な作り手のものづくりを大切にしているハンドメイドマーケットで、プロが作るクオリティが高い商品が多数販売されています。iichiのおもな特徴は次のとおりです。
- イベントやワークショップなどの告知もできる
- 商品への反応がわかる「お気に入り」「再出品メール」「アクセス解析」
- 商品注文から取引完了までを「取引ナビ」がサポート
iichiでは工芸品やアンティークなど、オーナーの技術が光る商品が多く販売されています。単価の高い商品や、アートを販売している方におすすめです。
ヤフオク!
ヤフオク!は、Yahoo!の提供するネットオークションです。新品や中古品の販売やハンドメイド作品まで、幅広いジャンルの商品が販売できるのがヤフオク!の特徴です。そのほかの特徴は次のとおりです。
- 予想価格よりも高い価格で販売できる可能性がある
- 競りだけではなく定額で販売することも可能
- Yahoo!プレミアム会員なら落札システム手数料を抑えて出品可能
もともとYahoo!プレミアム会員になっている方や、Yahoo!のサービスを日常的に利用している方は、ヤフオク!に出品しやすく、お得に利用できるのでおすすめです。なお、ハンドメイドだけでなく中古品を販売する際は、古物営業法に定められている「古物商許可」が必要です。
メルカリ
株式会社メルカリが運営するメルカリは、国内最大級のフリマアプリです。おもな特徴は次のとおりです。
- 幅広い年齢層の顧客が利用している
- 中古品や新品など、さまざまな商品を販売できる
- 販売手数料は10%、売上金を引き出すための振込手数料は一律200円
メルカリの累計出品数は20億品以上といわれているため、幅広いジャンルのハンドメイド作品を販売したい方におすすめです。こちらもヤフオク!と同様、ハンドメイドだけでなく中古品も販売する場合は古物営業法に定められている「古物商許可」を取得しておきましょう。
ラクマ
ラクマは、楽天グループが運営するフリマアプリです。おもな特徴は次のとおりです。
- 楽天ポイントや楽天キャッシュなどと紐付けて活用できる
- 販売手数料は6%+消費税、売上金を受け取る場合は楽天銀行であれば1万円以上で振込手数料が発生しない
ラクマは楽天のサービスと併用することで、お得に活用できるのが魅力です。
ハンドメイド販売の注意点
アプリやサイトでハンドメイド販売を行うメリットは数多くありますが、単純に商品を出品したからといって安定して売上が獲得できるわけではありません。では、ハンドメイド販売を行う上で、どんなポイントに注意した方がいいのかを解説します。
すぐに大きく売上が増えるわけではない
ハンドメイドマーケットプレイスの1つである<minne>が2019年に実施した「ハンドメイド 主婦・主夫作家の意識調査」によると、ハンドメイド作家として月に数万円以上の売上を上げている人は、一般的に1年以上活動しているケースがほとんどです。
このように、ハンドメイドの販売を始めてもすぐに売上が伸びるわけではないことがわかります。
ハンドメイド販売で安定的に利益を得られるかどうかは、商品のクオリティや質はもちろん、販売方法やマーケティング方法によって左右されるといえるでしょう。商品の制作や販売をはじめ、リピーターや新規顧客を獲得する仕組みづくりに取り組むことで、十分にビジネスとして成功する可能性があります。
集客を行う必要がある
ハンドメイド販売で成功しているオーナーのほとんどは、SNSで集客活動を行っています。たとえば、画像投稿がメインのSNSであるInstagramに投稿したり、X(旧Twitter)でキャンペーンや新商品販売の告知をしたりなど、複数のSNSを用途によって使い分けて集客を行っている人がほとんどです。
ネットショップ作成サービスの「BASE」なら、各種SNSと連携できるほか、Instagramの場合、投稿に商品をタグ付けして、BASEの商品ページに誘導することもできます。また、売れている商品や顧客の傾向を知るためには、データ分析も欠かせません。さまざまな項目のデータ分析ができるマーケティング機能が豊富なのもBASEの魅力です。
一定以上のセンスが必要となる
商品の魅力を多くの人に知ってもらったり、目に留めてもらったりするためには、魅力的な写真や説明文を掲載する必要があります。そのため、写真撮影や画像の加工、キャッチコピーの作成など、一定以上のスキルやセンスが必要とされるでしょう。クオリティの高さを求めるなら、値段の高いカメラを購入したり、外部のライターにキャッチコピーの作成を依頼したりといった外部コストが発生する可能性もあります。このように、商品を売るためには、スキルの習得やある程度の出費が必要になることを理解しておく必要があります。
まとめ
ハンドメイドをネット上で販売する方法は数多くあります。ただし、売上を着実に伸ばしていくためには、商品に合った販売方法や、アプリ、サイト選びが重要です。
ネットショップ作成サービスの「BASE」は、ネットショップを簡単に開設できるのはもちろん、SNS連携機能やマーケティング機能など、ショップ運営に欠かせない機能が備わっています。
また、個人情報を非公開にした状態でショップ運営ができるので、オーナーのプライバシー保護の観点から見てもおすすめです。機能性や安全性のバランスが取れたネットショップ開設を検討している方は、ぜひBASEで手軽に始めてみてください。
BASEのネットショップは、開設手続きは最短30秒、販売開始まで最短30分。
ネットショップ開業によくある面倒な書類提出や時間のかかる決済審査もなく、開業までの手続きがシンプルでわかりやすいのが特徴です。
また、売上を左右するデザインや集客の機能も充実しています。
プログラミングの知識がなくても、プロ並みのショップデザインが実現できる豊富なデザインテンプレートをご用意しています。
さらに、集客に必須のSNSの連携も簡単です(Instagram・TikTok・YouTubeショッピング・Googleショッピング広告)。
ショップ開設はメールアドレスだけあれば、その他の個人情報やクレジットカードの登録も必要ありません。
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