インターネットやスマホの普及を背景に、すきま時間に在宅でできる副業が、ぐっと身近な存在になりました。
とはいえ、副業に興味はありつつも、一歩踏み出せない、という人もいるはず。とくに「どのような副業が安全なのかな?」と、不安な方も多いのではないでしょうか。
じつは、安全な副業を見つけるには、2つの観点で考えるのがおすすめ。
この記事では、在宅でできる安全な副業を探している方に向けて、副業の見分け方とおすすめの副業をご紹介します。
目次
副業に関するトラブルは多い
<日本法規情報>が2019年に実施した<副業に関するアンケート>によると、副業に関するトラブルを経験したことがある人、周りでトラブルの経験を聞いたことがある人は、合計で36%にのぼりました。
(参照:https://news.mynavi.jp/article/20190325-794473/)
副業が身近になる一方で、トラブルも多く起きていることがわかります。
トラブルの内容でもっとも多かったのは、「副業を利用した詐欺にあった」というものです。副業関連のトラブルのうち、25%を占めました。
副業を利用した詐欺の代表的なパターンは、仕事をはじめるためといって、登録料や追加費用をつぎつぎに請求されるというもの。
詐欺に気づいてから返金してもらおうとしても、事業者と連絡が取れなくなる場合もあります。収入が増えるはずの副業で、結局はお金を支払わされただけになってしまうのです。
このような詐欺の入り口は、SNSでの勧誘など、身近なところにあります。トラブルを避けるためにも、副業をはじめるさいには、慎重に仕事を選びましょう。
安全に副業をするなら、2択
副業に関するトラブルが増えているのは事実ですが、もちろんすべての副業が危険なわけではありません。
副業を安全におこなうなら、つぎの2つの選択肢のうち、どちらかを選びましょう。
1つ目は、自分がビジネスオーナーになる方法です。つまり、自分で商売・事業をはじめます。
一見大変そうかもしれませんが、インターネットを使って在宅ではじめる商売・事業なら、小規模でもはじめられて、失敗したときのリスクが低いものも多くあります。
こうした副業なら、今まで経験がないという人でも、自分がビジネスオーナーになることは難しくありません。
2つ目は、信頼できるサイトから副業を受注する方法。
副業を受注できるサイトはたくさんありますが、信頼できるサイトを見極めて、そこから仕事を受注することが大切です。
信頼できるサイトから仕事を受注すれば、万が一発注者とトラブルがあっても、サイト側が間に入ってくれます。
また、発注者に本人確認書類の提出を求めているサイトなら、詐欺にも遭いにくくなります。
上記2つの観点から、おすすめの副業をご紹介します。
選択肢1. 自分がビジネスオーナーになる在宅副業、9選
まずは、自分がビジネスオーナーになっておこなえる、9つの在宅副業を紹介します。
先ほどもお伝えした通り、現在ではさまざまなプラットフォームを活用することで、自分がビジネスオーナーになるのは難しくない時代です。
きっと「自分にもできそう!」と思う副業があるはずですので、1つずつ検討してみてください。
1. ハンドメイド販売
ハンドメイド販売は、自分で作ったアクセサリー、布製品、雑貨などを販売する仕事です。
おもな販売先は、ハンドメイドマーケットプレイスか、ネットショップです。ハンドメイドが好きな人や手先が器用な人におすすめの副業です。
ハンドメイド販売をおこなうのに、必要な資格はありません。手作りでなにか作れる人なら、自分で価格をつけて、ネットで気軽に販売できます。
商品がよくわかるように写真を撮ったり、ていねいに商品説明を書いたりすることが、買ってもらいやすくするコツです。
報酬は、どんなものをいくらの値段で売るかによりますが、月1万円以上の収入を得る人も多くいます。
ハンドメイドマーケットプレイスで販売するなら<minne>、ネットショップで販売するなら、ネットショップ作成サービス「BASE(ベイス)」がおすすめです。
実際に<BASE>でハンドメイド販売をはじめた人のなかには、副業から独立し、会社を作った人もいます。
2. 料理教室
料理教室は、オンラインで生徒を募り、自分が講師になって料理を教える仕事です。
オンラインなら、教室を借りる費用などが必要ないため、少ない初期費用で料理教室をはじめられます。料理が好きな人や得意な人、人に何かを教えるのが好きな人におすすめの副業です。
料理教室の副業をおこなうのに、必要な資格はありません。
食品そのものを販売する場合には、許可や資格が必要になりますが、料理教室の場合、特別な許可は不要です。料理をおこなう場所や、オンライン教室を配信するために、機材は必要になりますが、自宅のキッチンでスマホやパソコンから配信することもできます。
料理教室は、プロの教室でも、1レッスン5,000円ほどが相場です。副業でおこなう場合、集客を考えて、1レッスン3,000円ほどか、それ以下になります。
<ストアカ>などのスキルシェアサイトではじめる方法と、「BASE」などで作成したネットショップで、教室の枠だけ販売し、購入者を<Zoom>やSNSの非公開アカウントへ招待してはじめる方法があります。
3. 写真販売
写真販売は、自分で撮影した写真を、ネットショップやストックフォトサービスで売って、収入を得る仕事です。カメラが趣味の人や、日ごろからよく写真を撮る人におすすめの副業です。
写真販売をおこなうのに、とくに必要な資格はありません。
購入される写真のニーズは幅広く、身の回りのものや景色を撮影したものでも、収入につながります。ただし、収入を増やすためには、どんな写真が売れやすいのか、見極めることが大切です。自分の好きな写真だけ販売していると、あまり稼げない可能性もあります。
販売価格は1枚数百~数千円が一般的ですが、ストックフォトサービスの場合、販売価格から40~60%ほどの手数料が差し引かれます。
写真販売の副業をはじめるのにおすすめなのは、ストックフォトサービスなら<PIXTA>、ネットショップなら「BASE」です。
「BASE」では、現像した写真はもちろん、オリジナルグッズを作って販売することも可能です。
4. アフィリエイト
アフィリエイトは、自分のブログやサイト、SNSにアフィリエイト広告を掲載し、成果報酬を得て稼ぐ仕事です。
自分が設置した広告を経由して、商品の購入やサービスの申し込みがおこなわれると、それが<成果>として、1件あたりの報酬が支払われます。
ブログなどの場合、稼げるようになるまでは、半年以上かかる場合も多く、長い時間をかけて副業で稼ごう、という人におすすめです。
アフィリエイトをおこなうのに、必要な資格はありません。ただし、稼ぐためにはさまざまな専門知識が必要になります。
たとえば、掲載する広告の商品やサービスを魅力的に紹介したり、ブログやサイトにたくさんの人を呼ぶためのSEOや、広告の知識も必要です。いくら作業をおこなっても、収入を得られない場合もあります。
アフィリエイトの報酬は、1件数百円のものから数万円のものまで、広告によってさまざまです。報酬が高い広告のジャンルは、競合も多く、初心者には難易度が高くなっています。
アフィリエイトをおこなうさいには、ASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)というサービスに登録し、ASPが配信するアフィリエイト広告を掲載します。代表的なASPには、<A8.net>や<楽天アフィリエイト>があります。
5. ネットショップ運営
ネットショップ運営は、ネットショップを作って商品を販売する仕事です。
ネットショップの開設は、とてもかんたんにおこなえるため、ネットにくわしくない人でも心配ありません。販売する商品は、ネットで仕入れられるので、完全に在宅でおこなうこともできます。
たとえば、ハンドメイド作品の販売や、洋服の販売など、自分の好きなことを生かしてネットショップ運営をすることができます。
たとえば「BASE」なら、初期費用も、固定費も無料です。
在庫を持たずに販売できるドロップシッピングという方法や、グッズを受注生産の形式で販売できる仕組みを使えば、仕入れ資金も少なくおさえられますので、検討してみてください。
6. 悩み相談・カウンセラー
悩み相談・カウンセラーは、オンラインで相手の悩みを聞く仕事です。
<Zoom>などのWeb会議アプリを使って、対面でおこないます。進路相談やキャリアの相談、恋愛相談など、相談内容は多岐にわたります。「ただ愚痴を聞いてほしい」というニーズもあります。人の話を聞くのが好きな人、世話好きな人におすすめの副業です。
悩み相談・カウンセラーを在宅の副業でおこなう場合、必要な資格はとくにありません。
ただし、臨床心理士や公認心理師などの資格があれば、仕事を得やすくなります。また、悩み相談の内容に役立つ経験をアピールすることも効果的です。
たとえば、キャリア相談を受けるなら、今までたくさんの転職の経験があることをアピールすれば、信頼性がアップします。
報酬は、資格がない人で、1分100円ほどです。
<クマレル>や<ココナラ>などのサービスではじめられます。または、「BASE」などで作成した自分のネットショップで、相談の枠を販売し、購入者を<Zoom>や<Instagram>の非公開アカウントに招待する方法もあります。
7. YouTuber
YouTuberは、<YouTube>に動画を投稿してチャンネル登録者数を増やし、広告料で稼ぐ仕事です。
顔や名前を出して稼ぐ方法だけでなく、ペットの動画を配信したり、声だけを出してゲーム実況をしたり、自分で作ったアニメや動画を配信したりする方法もあります。
コンテンツの幅は無限にあるので、有名になりたい、という人以外にもおすすめです。
YouTuberに、必要な資格はありません。ただし、どんなコンテンツを配信するか自由な分、企画力が求められます。人によっては大きく稼げる副業ですが、まったく稼げないという人もいます。
報酬は、1回の再生あたり0.1円ほどのため、稼ぐためには、チャンネル登録者数と再生回数を増やす必要があります。
8. ライバー
ライバーは、ネットライブ配信アプリを使って、ライブ配信収入を得る仕事です。視聴者やファンからもらう、投げ銭がおもな収入です。多くの場合、配信者は顔出しして、視聴者とリアルタイムでコミュニケーションをとります。
ライバーになるのに、必要な資格はありません。ただし、収入は人気に比例するため、稼ぐには、人気ライバーにならなければなりません。
そのためには、毎日継続して長い時間配信することがポイントになります。また、なにかしらの特技や人を魅了するポイントがあることも、人気を得るのに効果的です。
人気ライブ配信アプリ<17Live>が、2020年におこなった調査によれば、単月で3万円以上の報酬を得たライバーは1万人以上。(参照:https://jp.17.live/pressrelease/7664/)
ライバーの報酬には幅があるものの、ライブ配信の広がりにより、収入を得られる人は増えています。
<17Live>や<Pococha>などのライブ配信サービスではじめられます。
9. インスタグラマー
<Instagram>でたくさんのフォロワーを持ち、影響力を持っていれば、その影響力を活かして、副業として収入を得ることができます。
具体的には、アフィリエイトをおこなったり、企業から依頼を受けて商品のPRをしたり、商品を販売したりします。<Instagram>である程度フォロワーがいる人なら、副業としてのインスタグラマーを目指すのもおすすめです。
とはいえ、なにもキラキラのアカウントを目指す必要はありません。現在のインスタグラムでは、日常生活に有益な情報を与えてくれるアカウントや、共感を得られるような投稿をするアカウントが、大きなフォロワーを集めています。
あなたの得意なことで、人に有益な情報や気付き・共感を与えられることはないでしょうか? インスタグラマーは、どなたにもチャンスのある副業です。
選択肢2. 信頼できるサイトから受注する在宅副業、7選
つぎに、クラウドソーシングサイトから仕事を受注できる副業について、ご説明します。
それぞれ、報酬についてもふれていますが、クラウドソーシングサイトを使うときの注意点として、単価が安い傾向があります。
とくに、初心者が受注できる案件は、単価が安すぎるものが多いため、仕事を受注しながら実績を作り、単価を上げていく工夫が必要です。
1. 動画編集
動画編集は、<YouTube>動画や企業のPR動画、個人のウェディングムービーなどの編集をおこなう仕事です。パソコン1台で、すきま時間を利用してできる副業をしたい人におすすめです。
動画編集をおこなうのに、必要な資格はありません。
ただし、基本的なスキルを習得する必要があります。とくに動画のカット作業のスキルと、テロップを入力するスキルは必須です。スキルはオンラインスクールで学べるほか、独学で習得する人もいます。
報酬は、<YouTube>動画やウェディングムービーの編集で1本3,000~10,000円程度、企業のPR動画では、1本数十万円になることもあります。
2. Webライター
Webライターは、ブログやサイトに掲載する記事の執筆をおこなう仕事です。
口コミやレビューなどを書く場合もあります。文章を書くのが好きな人や、パソコン1台で、時間や場所を問わずにできる副業をしたい人におすすめです。
Webライターに、必要な資格はありません。とくにスキルがなくても、自分の趣味や経験を活かしたジャンルで仕事をはじめられます。
初心者OKの案件も多いです。ただし、単価が安いものも多いため、ある程度稼ぐためには、数をこなしたり、得意分野をつくって経験を積む必要があります。
報酬は、1文字0.5~1.5円ほどです。案件によって文字数は異なりますが、1記事2,000~5,000円の案件が多いです。
3. Webデザイナー
Webデザイナーは、Webサイトのデザインを手がける仕事です。安定して稼ぐことができるため、Webデザインスキルがある人には、おすすめの副業です。
必要な資格はありませんが、Webデザインのスキルは必要です。
<Illustrator>や<Photoshop><Dreamweaver>などのソフトを使いこなせるスキルや、HTML・CSSのスキルが必要になります。
すべての仕事が、Webサイトを一から構築するわけではないので、実際にはすべてのスキルがなくても、Webデザイナーとして副業をおこなうことはできます。ただし、スキルや経験・実績が多いほど、仕事が得やすく、収入も上がります。
報酬は、作業の内容によって異なりますが、たとえば、情報量が比較的少ないサイトのトップページのデザインをおこなう案件で、5万円前後です。
<クラウドワークス>や<ココナラ>のほか、経験者なら<Reworker>や<シューマツワーカー>で探すのもおすすめです。
4. データ入力
データ入力は、紙やPDFファイルに記載されている文字情報を、<Word>や<Excel>などの指定されたフォーマットに入力する仕事です。
単純な文字入力以外に、指定された単語を検索して、その結果を入力する仕事や、報告書などの書類を作成する仕事もあります。コツコツ作業をするのが好きな人におすすめです。
パソコンでのブラインドタッチができる人なら、スムーズに作業が進みます。
データ入力をおこなうのに、必要な資格はなく、かんたんなパソコン操作ができれば、初心者でもはじめられます。仕事内容は難しくありませんが、正確性が求められる仕事です。
報酬は、1文字0.1~1円ほど。成果報酬制が多いため、速く正確にタイピングできると有利です。<クラウドワークス>や<ココナラ><ママワークス>ではじめられます。
5. イラスト制作
イラスト制作は、似顔絵やロゴデザイン、<LINE>や<Twitter>のアイコンなどのイラストを制作する仕事です。絵を描くのが好きな人、得意な人におすすめの副業です。
イラスト制作の副業をおこなうのに、必要な資格はありません。クラウドソーシングサイトやスキルマーケットを利用すれば、初心者でも気軽にイラスト制作の仕事をはじめられます。イラストの制作見本を用意しておくと、仕事が得やすくなります。
報酬は、似顔絵、<LINE>や<Twitter>のアイコンなどのイラストの場合、1枚3,000~5,000円ほどです。
<クラウドワークス>や<ココナラ>ではじめられます。
6. 在宅事務・経理
在宅事務・経理は、自宅にいながら、バックオフィス業務や経理の仕事をおこないます。
業務のオンライン化が進み、事務や経理の仕事をアウトソーシングしたり、完全在宅で依頼する企業は増えています。事務の経験を活かして、在宅の副業をしたい人におすすめです。
在宅事務・経理をおこなうのに、必要な資格はありませんが、職務経験があると、仕事を得やすくなります。また経理なら、簿記の資格があると有利です。
報酬は、仕事内容の専門性によって異なります。一般事務であれば、時給1,000円ほどですが、専門性のある仕事の場合、時給2,000円以上になることもあります。
<クラウドワークス>や<Reworker>ではじめられます。
7. 翻訳
翻訳は、ブログやサイト、書籍、ゲームアプリなどを翻訳する仕事です。在宅でおこなう副業のなかでも、報酬が高いため、外国語のスキルを持っている人にはおすすめの副業です。
翻訳に必要な資格はありませんが、英語ならTOEICや英検など、その言語をどのくらい理解しているのかがわかる資格があると、仕事を得るのに有利です。
また、金融、工業、化学など、専門性の高い仕事の場合、翻訳する分野に関連した知識が必要になる場合もあります。
報酬は1文字10円ほどで、マイナーな言語の翻訳ほど、できる人が少ないので、報酬は高くなります。また、外国語から日本語へ訳す場合より、日本語から外国語へ訳す場合のほうが、難易度があがるため、報酬も高い傾向にあります。
<クラウドワークス>や<楽天仕事紹介><Another Works>ではじめられます。
在宅の副業を紹介しているサイト
最後に、在宅の副業を紹介しているサイトをご紹介します。基本的には、安全だとは考えられますが、かならずご自身で会社の概要や評判をお確かめください。
<クラウドワークス>
<クラウドワークス>は、<株式会社クラウドワークス>が運営する、国内最大手のクラウドソーシングサイトです。ユーザー数300万人、利用企業は、70万社以上にのぼります。
募集職種が幅広く、データ入力、Webライター、Webデザイナー、事務、翻訳など、200種類以上の仕事があります。
<クラウドワークス>では、副業を依頼する人と受注する人との間に運営が入るため、マッチング後のトラブルなども解決しやすく、安心です。
<クラウドワークス>は、仕事の発注者から、仕事の開始前に報酬を預かっておくシステムをとっています。このため、仕事をおこなったのに報酬が支払われない、というケースを防ぐことができ、安心です。
<ココナラ>
<ココナラ>は、<株式会社ココナラ>が運営するサイトです。さまざまな個人のスキルを、サイト上で気軽に売り買いできる、日本最大のスキルマーケットです。200種類以上のカテゴリがあります。
自分の得意なことをサービスとして出品することも、公募されている依頼のなかから仕事を見つけることもできます。
仕事を受注すると、<ココナラ>のサイト上で、チャット形式で相手とやりとりをおこない、サービスを提供します。
お金のやりとりも、<ココナラ>が仲介してくれるので、安心です。トラブルや困りごとがあれば、運営が365日サポートしてくれます。
<ママワークス>
<ママワークス>は、<株式会社アイドマ・ホールディングス>が運営する、会員数24万人以上のサイト。
主婦の働きやすさに特化したサイトで、働く場所や時間を自由に選べる仕事や、臨機応変な働き方に対応してくれる企業の求人がそろっています。
電話営業やコールスタッフ、事務系の仕事が多く募集されています。
<ママワークス>では、運営事務局が電話でキャリアカウンセリングをおこなったり、希望に近い仕事の紹介をしたりしています。サポートを受けながら副業を探したい人に、おすすめのサイトです。
在宅ワークの心構えや、働く環境の整え方、メールのマナーなど、在宅副業に役立つ60以上のオンライン講座も、会員向けに無料で配信しています。
<Reworker(リワーカー)>
<Reworker>は、<株式会社キャスター>が運営するサイトです。リモートワーク、副業可、フリーランス、時短勤務など、新しい働き方ができる求人だけを掲載している点が特徴です。
エンジニア、デザイナー、セールス、事務・アシスタントなど、幅広い職種の求人が掲載されています。
プロフィールページへの情報登録など、サイトの利用に関してわからないことがあれば、運営事務局に相談できて、安心です。
企業へ直接応募可能な求人以外に、<Reworker>の運営事務局を通してエントリーできる求人もあります。
1日3時間程度の稼働時間の仕事も多く、継続して働ける副業を探している人に向いています。
<楽天仕事紹介>
<楽天仕事紹介>は、<楽天グループ株式会社>が運営するサイトです。<楽天>に出店している、ネットショップの求人を掲載しています。
商品の撮影や、画像加工、カスタマーサポート、Webデザイナーなど、ネットショップの運営にかかわる、さまざまな仕事が募集されています。
在宅ワーク可能なアルバイトの求人も多く、副業に最適です。ショップの規模によっては、ネットショップの運営にかかわる、全般的な仕事にたずさわれる求人もあります。いずれは自分がビジネスオーナーになって、ショップ運営をしてみたい、という人にもおすすめです。
URL:https://career.rakuten.co.jp/
<シューマツワーカー>
<シューマツワーカー>は、<株式会社シューマツワーカー>が運営するサイトです。週10時間程度など、少ない時間から在宅ではじめられる仕事が多く掲載されています。
エンジニア、デザイナー、マーケター、ディレクター、バックオフィスなどの募集職種が多いです。
<シューマツワーカー>で紹介している仕事は、中期または長期的な契約を前提とした仕事が多くなっています。契約先の企業と会議などもおこない、密に連携しながら仕事を進めていきたい人に向いています。
<シューマツワーカー>では、サービスに登録すると、スキルや希望の仕事内容について、キャリアアドバイザーがヒアリングをおこないます。また、仕事が決まってからは、専属のコンシェルジュが担当につき、仕事の悩みなどのサポートをおこなってくれます。
URL:https://shuuumatu-worker.jp/
<Another Works>
<Another Works>は、<株式会社Another Works>が運営するサイトです。「複業クラウド」をコンセプトに、少ない時間からおこなえる仕事を探している人と、仕事を発注したい企業をマッチングします。
プロフィールを作成して、気になる求人にエントリーしたら、あとは企業とサイト上で、直接やり取りをおこないます。iOS、Android向けのアプリも用意されていて、スマホからもかんたんに仕事を探せます。
マーケター、エンジニア、デザイナー、クリエイター、採用、秘書など、幅広い職種の求人があります。即戦力、経験者を求めている企業が多いため、今まで培ってきたスキルを副業で活かしたい人に向いているサイトです。
URL:https://aw-anotherworks.com/
<ハッシュミー>
<ハッシュミー>は、<株式会社ココドル>が運営するサイトです。<LINE>でかんたんに案件に応募できるのが特徴です。
まず、<LINE>の「友だち追加」で登録をおこないます。<LINE>から配信される案件に気になるものがあれば、<LINE>から応募します。そのあと、 契約についても<LINE>でやり取りをおこない、双方が合意すれば、仕事の開始となります。
契約は、<ハッシュミー>との業務委託契約となり、仕事をはじめてからも、<LINE>での相談が可能です。
コンサル、人事、広報など、さまざまな職種の応募があります。スキルを持った経験者におすすめのサイトです。
<副業ポータル>
<副業ポータル>は、<Ascent Business Consulting株式会社>が運営するサイトです。営業・マーケティング・採用・エンジニアの4つの職種に特化した、スキルを持った人向けに副業を紹介するサービスです。
成長中のベンチャー企業の案件を中心に紹介しています。在宅、週1日から働ける案件が多くあります。
会員登録をおこなうと、専任のアドバイザーからスキルのヒアリングがあります。そのあとも、仕事紹介、企業との面談、契約まで、一貫してサポートが受けられます。
お互いに気に入れば、転職することもできます。営業・マーケティング・採用・エンジニアのいずれかのスキルを、副業を通して勢いのある会社で試したい人に向いています。
URL:https://fukugyouportal.com/
怪しい副業に引っかからないために
ここまでで紹介した副業は、基本的に安全なものをご紹介しています。しかし、世の中にはさまざまな副業があります。
とくに、サービス提供会社が悪質である場合は、トラブルに巻き込まれやすくなります。
危険なサイトと安全なサイトの見分け方は、次の5つのポイントを参考にしてください。5つのポイントをすべて満たしているサイトやアプリを利用して、安全に副業をおこないましょう。
|
とくに、事前に高額な費用の支払いを求められる場合、怪しいと思って間違いありません。実際に2021年4月には、副業のノウハウを提供するなどとうたい、多額の金銭を支払わせる事業者について、消費者庁が注意喚起をおこなっています。(参照:
https://www.caa.go.jp/notice/assets/consumer_policy_cms103_210428_1.pdf)
まとめ
在宅でできる副業に関するお話、参考になりましたでしょうか。身近になった在宅副業ですが、詐欺などのトラブルも増えています。
安全に副業をおこなうなら、自分がビジネスオーナーになる方法か、信頼できるサイトから副業を受注する方法を選びましょう。トラブルを避けるためには、実績のあるサービスやサイトを利用するのが大切なポイントです。
おすすめした安全におこなえる副業のなかから、自分に合ったものを選び、さっそく在宅副業をはじめてみましょう。