ターゲットを細かく設定してネットショップの宣伝ができるFacebook広告6つの出稿の手順とそのコツ

2014.09.19(更新:2024.04.09)

多くのネットショップオーナーがお悩みのネットショップへの集客。あなたはどういった施策を行っていますか?BASEで成功しているネットショップオーナーからはFacebook、Twitter、Instaramなどのソーシャルメディアを活用した事例を多く聞きます。日々の情報発信、また(見込みを含む)お客様とのコミュニケーション、またハッシュタグの活用などを通して商品の魅力を口コミで伝えていくことができるのがそういった各サービスの特徴です。無料でもありますし、それを活用しない手はないですよね。

そこで今回は個人でも簡単に、かつ低予算から広告が出稿できるFacebook広告の配信方法についてご紹介したいと思います。Facebook広告とはその名の通り、Facebookのページ内(ニュースフィード内と右枠のバナー)に出稿することができる広告で、その大きな特徴がその細かく設定できるターゲティングです。詳しくはこちらの記事(最大10億人以上の人々へあなたのショップをお知らせできるFacebook広告とは?)をご確認ください。”港区に住むIT企業勤務の25-30歳の慶応大学出身の新婚男性”というように正確に届いて欲しい属性のお客様に、あなたのショップがリーチできるFacebook広告の出稿方法の手順について以下にみていきましょう。

1.Facebook上で何を宣伝したいか決めましょう!

広告を選択

Facebookにアクセスしたら最初にでてくるニュースフィードのページの左側に注目!こちらに「広告を作成」というボタンがありますよね。(もしくは一番右上の▼タブにも広告を掲載という項目があります。)こちらをクリックすることで広告の配信が開始できます。

その後最初に出てくるのは上記のページです。ここで何をFacebook上で宣伝したいのかまず決めることができます。管理しているFacebookページへの「いいね!」や投稿へのコメントか、ショップへの流入なのか、もしくは購入まで追いたいのか(購入完了ページにタグを入れることで可能)などなど、様々な目的でFacebook広告を活用することができます。また外部サイトへの流入を目的とする場合、その広告をニュースフィードに出す際にはFacebookページを運営している必要がありますのでご注意ください。(ニュースフィードへの出稿のほうが比較的効果が高いのでオススメですよ!)

2.Facebook広告に使う画像を用意しよう

Facebook_AD

広告の目的を選び、それに対応するFacebookページや誘導サイトを選んだら、広告においてもっとも重要な「広告画像」をアップロードしましょう。”この画像を何にするかでFacebook広告の効果が大きく変わる”と言っても過言ではありません。ここで広告を作る際、最大6枚までアップロードできますので(6つの画像で同じ文章の広告が作成されます)ぜひ考えられるだけ目的達成に繋がりそうな画像を用意してみてくださいね。(フォトショップを活用してしっかりオリジナル画像を作成されることをオススメします!)

この画像の注意点としては文字の割合が20%以上だと出稿できないというFacebook特有のルールがあります。こちらのサイトからこの20%ルールに違反していないかチェックができますので、ぜひご活用してくださいね。せっかく苦労して作ったのに、20%以上が文字だった、、という失敗談はFacebook広告担当者のあるある話です..笑

3.Facebook広告の文章を考えよう

Facebook_AD2

画像が決まったら、今度はその広告プレビューをチェックしながら、最も目的達成(ショップへの誘導、いいね!、コメント、登録など)に繋がりそうな広告文章を考えましょう。文章を考えるコツとしては、数字を入れること、希少や限定性をだすこと、具体的であること、見た人がメリットを感じること、わかりやすいことなどです。上のページは実際にBASEが出稿しているFacebook広告のページです。ぜひ文章など参考にしてみてくださいね。

Facebook_AD3

ちなみにPC版のニュースフィードにおける広告イメージだけでなく、スマホで見た際の見え方などもこちらで確認できます。

4.広告を見てもらいたい人を選ぼう

Facebook_AD3

出稿するFacebook広告を作成したら、今度は誰にそれを届けるかを考えましょう。もちろん広告を作る際、ターゲットとなる誰かを創造して作成されていれていますよね?あなたのショップに来てほしい、もしくはFacebookページにいいね!して欲しい人がどこに住んでいるのか、どんな仕事をしているのか、どんなことに興味があるのかある程度決まっているのであれば上の画面キャプチャのようにターゲットの属性を選んでみましょう。上の設定では。”港区に住むIT企業勤務の25-30歳の慶応大学出身の新婚男性”にターゲティングした設定となっていますが、あまり細かく設定しすぎると配信対象が少なすぎるということになり、結果的に広告を出す意味が無くなってしまうこともありますので、お気をつけ下さい。左側にあるメーターをみてちょうどいいところで設定してみてくださいね。

5.広告のセット名と予算を決めましょう

Facebook_AD5

配信する人の属性が決まったら、広告の出稿までもう一歩!最後に今作成した広告を把握するためのセット名を付けましょう。セット名を言い換えると、ここで作成した広告を認識するための名称ですね、これから様々な広告を作成した時にどれがどの広告わかりやすくするために把握しやすいセット名をここで登録しておく必要があります。

Facebook広告の大枠として入れ子形式になっており、まずクレジットカード情報に紐づく”広告アカウント”があり、その下に”広告キャンペーン”があります。(これは基本に広告の目的別に分けられます)その各広告キャンペーンの下にぶら下がる形式で複数の”広告セット”があります。各広告セットはメッセージの訴求軸別、広告画像別、ターゲット別、予算別など様々な分類にわけられますので、最も費用対効果が高いか切り口の広告セットごとに予算を割り振って調整を行っていくことがFacebook広告の運用において大切です。

Facebook_AD6

この部分多少複雑ですので、Facebook広告のヘルプを参照しながら、ぜひ効果的なキャンペーン設計を考えてみてくださいね。

ここで”注文を確定する”という緑色のボタンを押せば広告出稿のための審査が始まりますが、初めて広告を出稿される方はここでクレジットカードの登録を求められます。広告の表示ごと、クリックごとなど課金する方法を選択することが出来ますので、こちらも確認した上で(いつでも変更できます)注文を確定させてください。

6.あとは数分でFacebook広告は配信が開始!

Facebook_AD7

上記の画面キャプチャがFacebook広告のキャンペーン管理画面となります。こちらから今出稿してる広告の状況を確認したり、細かな編集をしたり、新しく広告を出稿したりできます。出稿した広告はいつでも編集、削除可能ですのでご安心ください。また一日ごとに予算を設定できますので、「お金を使いすぎていた!」ということもないですよ。

まとめ:Facebook広告で効果を出すには

facebook-ads

Facebookで効果を上げるコツは様々ありますが、ここでは2つのポイントをご紹介。一つめが「可能な限り多くの広告素材を試して、最も効果が高い広告を探しましょう」ということです。本当に成果を上げているところは毎週10〜15個の違った広告クリエイティブを出稿してもっとも目的達成に成果を出している広告を選定しているそうです。実際に出してみるまでどんな広告が効果が高いのか誰もわかりません。数撃ちゃあたる戦法ではないですが、多くの人々は実際ABテストを繰り返して効果の高い広告を探しているのです。

もう一つは「クリック率の高さが重要」ということです。クリックされる広告というのは、多くの人々に指示される広告ということでもありますし、そういう認識をFacebookは行います。その後の「いいね!」やショップでの「購入」を追うのも重要ですが、まずはクリックされる広告クリエイティブを作成することを心がけましょう。そのためのコツはあまり配信ターゲットを狭め過ぎないことです。ある程度広めにとったほうが多くの人々に配信され、クリックされ、広告の価値があがり低いクリック単価でも出稿ができるようになるのです。

以上、Facebook広告の出稿手順から効果を出すためのポイントを簡単にではありますが、ご紹介いたしました。クレジットカードさえお持ちであれば誰でも簡単に出稿できますので、ぜひ実験感覚で試してみるのはいかががでしょうか? 多少お金はかかりますが、確実にショップに来てもらうための一つの方法です。Facebook広告についてもっと詳しく聞きたいことなどございましたらぜひこちらからもコメントくださいね。Facebook広告についての公式ページはこちらからどうぞ。

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