「自作のイラストをプリントしたTシャツってどこで作れる?」「グループやクラスでお揃いのTシャツが作りたい!」と、オリジナルデザインのTシャツや、ハンドメイドのTシャツの作成を考えている方も多いでしょう。
とはいえ、どうやって作ればいいのか、どこに注文すればいいのか悩んでしまいますよね。
そこで今回は、オリジナルTシャツの作り方や、オリジナルTシャツが作成できるおすすめサービスを紹介します。販売するためのステップも解説しているので、ネット物販を成功させたい方もぜひ参考にしてみてください。
この記事で分かること
- オリジナルTシャツの作り方
- オリジナルTシャツを作成できるおすすめサービス
- オリジナルTシャツの販売方法
- Tシャツ販売を成功させるための4つのステップ
- オリジナルTシャツの販売事例
- BASEは個人・スモールチームに選ばれているネットショップ作成サービスです
- 初期費用・月額費用いらずで、無料で今日からショップ運営をはじめられます
- ショップ開設後の運営サポートや集客支援も充実しています
- 「売上を伸ばしやすいネットショップ作成サービスNo.1」に選ばれています
オリジナルTシャツの作り方

オリジナルTシャツを作る方法は数多くあります。ハンドメイドが得意な方や、オリジナルデザインでTシャツのブランドを作りたい方など、自分の強みが活かせる方法でオリジナルTシャツを作成してみてください。
アイロンプリント
市販のアイロンプリントシートを利用してTシャツを作る方法です。アイロンプリントシートを用意して、自宅のプリンターでオリジナルデザインを印刷し、アイロンを使ってTシャツにデザインを転写すれば、かんたんにオリジナルTシャツが作れます。アイロンプリントシートは、百均や家電量販店、ホームセンター、手芸店などで手軽に購入できます。
自宅にプリンターがない場合は、コンビニのネットプリントも利用できるので、気軽にチャレンジできる方法です。
ステンシルプリント
ステンシルプリントはステンシルシートと呼ばれる型を購入、または作成してTシャツの上に配置し、スプレーやインクで色をつけることによってデザインをプリントする方法です。ステンシルプリントは手間がかかる上にコツが必要なので、ややハードルが高い方法といえます。
しかし、絶妙な色合いを表現したり、個性的なデザインでプリントしたりできるほか、1つのステンシルシートを使い回してTシャツ以外の小物も制作できます。
シルクスクリーン
シルクスクリーンは、メッシュ状のスクリーンを仕様してデザインを転写する方法です。スクリーンの穴が空いている部分と空いていない部分でデザインを表現でき、ステンシルプリントと同様に使い回して複数のアイテムを制作可能です。
オリジナルTシャツ作成サービスを利用
Tシャツの制作に対応しているオリジナルグッズ作成サービスを利用する方法です。デザインデータを入稿するだけで手軽にオリジナルTシャツが制作できます。手間と時間を抑えてTシャツを量産したい人に向いている方法です。
なかには、アプリ上やWeb上でオリジナルデザインを作成できるサービスもあります。デザインツールが使えなくても、手軽にオリジナルTシャツが作れることが魅力です。
オリジナルTシャツを作成できるおすすめサービス

おすすめのオリジナルTシャツ作成サービスを7つ紹介します。
オリジナルプリント.jp

オリジナルプリント.jpは、Tシャツやスマホケース、バッグ、文房具など、約1500種類ものオリジナルグッズを作成できるサービスです。オリジナルプリント.jpは、ドロップシッピングに対応しています。ドロップシッピングとは、注文が入るごとに提携業者が自動で商品を制作・仕入れし、顧客に直接発送してくれるサービス形態です。そのうえ、BASEと連携することでさらに便利になります。
一般的なドロップシッピングは、ショップに注文が入るたびにオーナーがTシャツを発注手続きし、顧客情報も自分で入力する必要があります。
しかしオリジナルプリント.jpをBASEのネットショップと連携すれば、面倒な手続きが必要ありません。注文が入った後は、オリジナルプリント.jpに自動で連携された購入者情報を確認して承認するだけで、オリジナルプリント.jpが購入者に発送してくれます。
BASEと連携することで注文情報の入力ミスも防げるので、トラブルやリスクを減らせることが魅力です。
また、オリジナルプリント.jpのドロップシッピングを取り入れることにより、商品の在庫を抱えない「無在庫販売」も実現できます。そのため、BASEと連携すると注文後の手続きが楽になるだけでなく、在庫過剰になるリスクを抑えられるのもオリジナルプリント.jpの強みです。
価格:1枚605円〜(※2025年1月時点)
UT-me!

UT-me!とは、人気ブランドのユニクロが提供する、デザインTシャツの作成・販売ができるサービスです。
PCやスマホでかんたんにTシャツが作成でき、UT-me!独自のマーケットに出品して販売します。
出品アイテムが1点売れるごとにデザイン料として、出品者が設定した300円~2000円(源泉税込)の報酬を得られます。
Tシャツの発送や注文者とのやりとりは、すべてUT-me!が担うため、発送や受注管理に伴うわずらわしさがないのがメリット。また、Tシャツ以外にも、パーカーやトートバッグなども作成できます。
価格:1枚1,990円〜(※2025年1月時点)
SUZURI

SUZURIはドロップシッピングを採用しており、商品の注文が入ると工場から購入者のもとに直接発送されるため、手間を抑えてオリジナルTシャツを販売できます。
利用料や販売手数料がかからないほか、制作したアイテムをほかのクリエイターと同じサイト内で販売できるので、ネットショップを開設する手間もかかりません。
商品の原価に“トリブン”(=オーナーの手元に入る利益)を設定すると、原価+トリブンが販売価格となり、商品が売れるとトリブンがクリエイターの利益となる仕組みです。「商品が売れるか試してみたい」「マイペースにスキマ時間でTシャツを販売したい」という人におすすめです。
価格:1枚2,816円〜(※2025年1月時点)
ラクスル

ラクスルではデザインやアパレルの知識がなくても、独自のデザイン編集画面でかんたんにオリジナルTシャツを作れます。
カラーバリエーションが豊富なのはもちろん、コットンや速乾素材などTシャツの素材やプリントする箇所など、細かい仕様の設定が可能です。プレビューで出来上がりを確認できるほか、サンプルの作成にも対応しているので、仕上がりに納得してからTシャツの量産を進められます。
価格:1枚880円〜(※2025年1月時点)
T-SHIRTS TRINITY

T-SHIRTS TRINITYとは、オリジナルTシャツの製造・販売ができるサービスです。
元プロ野球選手のイチローさんが愛用していたサイトとしても、話題を集めています。
一般的なパソコンの知識があれば、オリジナルTシャツをかんたんに作成でき、さらにデザイナー会員に登録することで、サイト内での販売も可能です。
ドロップシッピング型のサービスですので、デザインの作成後は、Tシャツの制作や受注管理、商品の発送などを、すべてサイト側に任せられます。在庫を抱えるリスクはありません。
価格:1枚2,300円〜(※2025年1月時点)
Hoimi(ホイミ)

Hoimi(ホイミ)は、ドロップシッピングを採用しているデザインTシャツ販売サイトです。Hoimiの特徴は、なんといってもデザイン性の高い商品が多いこと。
HoimiでオリジナルTシャツを販売するためには、デザイナー審査に通過する必要があります。審査に通過したら、新規ブランドを立ち上げることが可能となり、サイトを通じて販路を拡大していくことも可能です。
Hoimiのデザイナーは、販売実績に応じてランク付けされます。ランクアップすると、報酬アップ、商品の上位表示、ブランドランキングでの上位表示などのメリットがあります。
価格:1枚2,800円〜(※2025年1月時点)
ClubT(クラブT)

ドロップシッピングサイトのClubT(クラブT)。
商品の作成や登録が非常にかんたんで、受注管理や商品の発送はClubT(クラブT)側に任せられます。
また、自分専用のTシャツを作成可能なことも特徴です。デザイン登録時にオプションで「非公開販売」を選び、報酬を0円に設定すると、最安値でオリジナルデザインのTシャツが購入できます。
Tシャツの品質も高く、アパレルメーカーの品質チェックをクリアするレベルなのも人気の理由です。
価格:1枚1,900円〜(※2025年1月時点)
オリジナルTシャツの販売方法

ここでは、オリジナルTシャツを販売するおもな2つの方法について、その流れを見ていきましょう。
方法1. オリジナルTシャツを仕入れて、ネットショップで販売する
1つ目の方法は、BASEなどのネットショップに自分の作ったTシャツを掲載し、販売する方法です。
この方法では、自分のオリジナルショップで商品を売れるので、競合との価格競争を避けられるというメリットがあります。手数料も比較的安く抑えられます。
一方で、自分のショップに集客する必要があるので、Instagramを始めとした集客経路を持っている方におすすめの方法です。
方法2. ドロップシッピング型サービスやアプリで制作、販売する
「ドロップシッピング」とは、販売する商品を製造元から顧客へ直接届ける仕組みです。
「Hoimi」「ClubT」「T-SHIRTS TRINITY」「UT-me!」などのサイトが採用しています。
ドロップシッピングを採用するサービスでは、各サービスサイト上に自分で作ったデザインTシャツが陳列されます。購入されると購入者に直送され、制作者に報酬が還元される仕組みです。
ネットショップで販売する場合に比べ、自分で集客する必要がないのはメリットです。ただし、ほかの出品者のなかに埋もれるリスクや手数料が高いというデメリットがあります。
Tシャツ販売を成功させるための4つのステップ

Tシャツ販売を成功させるための4つのステップについて紹介します。
STEP1. どんなTシャツに需要があるか調べる
売れるTシャツデザインの方向性として、下記のようなものがあります。
- ユニークなデザイン
- マニアックな層に刺さるデザイン
- 文字入りで主張にもなるデザイン
- おしゃれな柄・デザイン
- シンプルだけどひねりのあるデザイン
Tシャツのデザインを考えるときは、コンセプトやターゲットをしっかり決めることが大切です。
「どんなコンセプトにしたらいいか分からない」という場合は、SNSを参考にしてみましょう。
Instagramで「オリジナルTシャツ」「オリジナルTシャツ制作」「オリジナルグッズ」などのハッシュタグで検索をかけてみて、需要がある商品はどんなものがあるか参考にして見てください。
「自分もこの方向でやってみたい」と思えるヒントが見つかった場合は、その投稿に付いているハッシュタグをさらに掘り下げて需要を導き出すのもひとつの方法です。
たとえば、文字がメインのTシャツであれば「書道Tシャツ」などのハッシュタグが見られます。
STEP2. デザインを作成する
Tシャツは、デザインさえあればかんたんに販売できます。
Tシャツデザインは自分で作れるにこしたことはないですが、イラストレーターや、デザイナーに依頼して作ってもらうこともできます。
たとえば、クラウドワークスやココナラで「Tシャツデザインができる方募集」として公募するなどして集める方法があります。外部に委託する場合は、販売利益などについて事前に取り決めておきましょう。商用利用前提で依頼すること、Tシャツのデザインとして利用することを必ず伝えてください。
また、他のデザインの無断流用や、自分が作ったと権利を主張するのは著作権違反などの違法好意につながります。
STEP3. SNSなどでTシャツを宣伝する
デザインができたらネットショップを開設し、Tシャツ販売の設定をします。その後、SNSなどで宣伝しましょう。
BASEはショップの集客に便利なInstagramと連携できるため、Tシャツの販売にもおすすめです。
InstagramにTシャツの商品画像をアップし、ハッシュタグをつけて投稿してみましょう。
また、投稿数がある程度増えてきたら、Instagram連携Appを入れて、ショップの商品画像と投稿を連携するとより購入されやすくなります。
予算に余裕がある方は、Instagram広告をはじめてみてはいかがでしょうか。ターゲットを絞って広告を出稿することで、短時間での集客を見込めます。
STEP4. Tシャツをシリーズ化する
商品が安定して売れてきたら他のデザインを作成して、シリーズ化も検討してみましょう。
たとえば、夢眠ねむさんのショップ「夢眠書店」では、オリジナルキャラクターのたぬきゅんをデザインとして取り入れた子ども服を販売しています。
▶︎関連記事:私が愛する、キッズアイテム

デザインの方向性が決まったら、このようにシリーズ化するのもひとつの方法です。
オリジナルTシャツの販売事例

230万以上(2024年12月時点)のショップが作成されてきたBASEでは、オリジナルTシャツを販売しているショップも数多くあります。今回は、オリジナルTシャツを販売して成功しているネットショップの事例を紹介します。
Summer Neat|アメリカンダイナーをテーマに商品制作

「Summer Neat」は、アメリカンダイナーをイメージしたオリジナルグッズを販売しているショップです。オーナーである佐藤さんは、本業はダンサーという異色の経歴を持っています。
もともとファッションに興味を持っていた佐藤さんは、気軽にTシャツを作ってBASEで販売してみたら6時間で完売したことをきっかけにブランドを立ち上げたといいます。
「Summer Neat」は、アメリカンダイナーという明確なテーマを持ちながらも、現代風デザインに落とし込んでいるのが大きな魅力です。また、「商品はピザ箱で届ける」などの世界観を大切にする姿勢と、ほかのショップとの差別化により、売上を伸ばしています。
Summer Neat
Instagramアカウント @summer_neat
ショップURL https://summerneat.thebase.in/
【ネットからリアルへvol.13】ファンに愛されるダンサーが手がける<Summer Neat>。着実に前進していく、その活動力の原点とは
Tepeso art gallery|ネットショップとポップアップで認知度を拡大

Tシャツをはじめとしたアパレルグッズをメインに販売しているショップ「Tepeso art gallery」は、”犬の殺処分ゼロを達成した先にある幸せ”を目指す、トイプードルをモチーフにしたブランドです。明確なテーマや信念を持って活動しているブランドは、共感を得やすくなります。
また、「Tepeso art gallery」のTシャツは、ブランドロゴになっているトイプードルのモチーフをシンプルに配置しています。年齢や性別を問わず、誰でも着用しやすいデザインが人気です。アートの販売やポップアップ出店など、さまざまな角度からの活動でファンを増やしています。
Tepeso art gallery
Instagramアカウント @tepesoartgallery
ショップURL https://tepesoart.official.ec/
MAISON DE RANCO|コラボ商品の販売で相乗効果

「MAISON DE RANCO」は1点からオーダー可能な、オーダー刺繍のショップです。オーナーの廣瀬さんは、子どもが描いたイラストなどを刺繍で精巧に再現したTシャツなどを販売しています。世界に一点しかないアイテムを作れるため、数多くの顧客からオーダーが入る人気のショップです。
「MAISON DE RANCO」は、帆布を使ったバッグのデザインや制作を一人で手がける「かばんやえいえもん」とコラボし、オリジナルイラストの刺繍が入ったポーチを販売しました。コンセプトやジャンルが似ているショップとコラボすることによって、より多くの方にお互いのショップの魅力が伝わるようになったそうです。
MAISON DE RANCO
Instagramアカウント @maison_de_ranco7
ショップURL https://ranco.official.ec/
まとめ
ハンドメイドでオリジナルTシャツを制作すると、服のデザインだけでなく、素材・形・縫製にもこだわれます。一方で、デザインを入稿するだけでオリジナルTシャツが制作できる、オリジナルグッズ作成サービスも便利です。ネットショップなどで販売したいなら、オリジナルグッズ作成サービスを利用するのがおすすめです。
ネットショップ作成サービスの「BASE」なら、初期費用・月額費用無料で自分のネットショップがかんたんに開設できるほか、「オリジナルプリント.jp」や「UP-T」などと連携し、作成したオリジナルTシャツをスムーズに販売できます。
アイデアさえあれば、オリジナルTシャツをすぐに販売できるので、ぜひ「BASE」でネットショップを開設してみてください!
BASEのネットショップは、開設手続きは最短30秒、販売開始まで最短30分。
ネットショップ開業によくある面倒な書類提出や時間のかかる決済審査もなく、開業までの手続きがシンプルでわかりやすいのが特徴です。
また、売上を左右するデザインや集客の機能も充実しています。
プログラミングの知識がなくても、プロ並みのショップデザインが実現できる豊富なデザインテンプレートをご用意しています。
さらに、集客に必須のSNSの連携も簡単です(Instagram・TikTok・YouTubeショッピング・Googleショッピング広告)。
ショップ開設はメールアドレスだけあれば、その他の個人情報やクレジットカードの登録も必要ありません。
個人が安心して使えるネットショップをお探しなら、開設実績No.1のBASEをまずは試してみてください。