「BASE」では、ブランドの成長支援や実現したい夢を叶えるための取り組みとして、「ポップアップショップの実施」や「キャラクターとのコラボレーショングッズの商品化」などをご提案しています。
ブランド支援の一環として、銀座三越で開催されたイベント「銀座三越 × MINIONS ミニオン ハチャメチャショッピング」において、2つのBASE加盟店とミニオンのコラボが実現しました。
銀座三越で開催する 「銀座三越 × MINIONS ミニオン ハチャメチャショッピング」に 「BASE」をご利用の2ブランドが参加
今回は、ご参加いただいた2ブランドのショップオーナー様に、参加の経緯やプロセス、企画へのご感想などをお聞きしました。
おうかがいするなかで、出店のご感想だけではなく、ファンを作り続けるブランド成功の秘訣も知ることができたので、あわせてお届けします。
目次
新たな市場拡大の可能性を感じて。2ブランドのご紹介
はじめに、今回ご参加いただいた2ブランドのご紹介です。
ウェブサイト:https://baycrewsfood.base.ec/categories/2475305
Instagram:@js_pancake_cafe
Facebook:@jspancakecafe
ブランド紹介:“オールタイム、パンケーキ”をコンセプトに、1日を通し様々なシーンで味わえる選りすぐりの素材・製法にこだわった、バリエーション豊かなメニューを提案するパンケーキショップです。
BASE歴:2020年5月〜現在
ネットショップ開設のきっかけ:コロナ禍で実店舗の営業がむずかしくなり、販路を拡大するためにオープン。 「BASEなら、かんたんで気軽に開設できる」と聞き、開設。ポップアップイベントには、初参加。
ウェブサイト:https://shop.goencha.com/
Instagram:@goencha
Facebook:@goencha
Twitter:@goen_ch
ブランド紹介:京都・寺町のたのしいお茶屋さんです。 メッセージカードのように贈る「ごあいさつ茶」や「chayori」、お花とブレンドした「はなぎょくろ」など、ごえん茶の商品で笑顔になったり、ほっこりしたり、いっしょに楽しんでいただければ嬉しいです。 かつて、千利休さんがお茶やその空間で人をおもてなししていたように、「美味しい」、「人を思いやる」そんなお茶をつくります。
BASE歴:2013年10月〜現在
ネットショップ開設のきっかけ:はじめは、お茶の自転車販売やWebにてオリジナルパッケージの受注・制作を展開。自社商品を作るようになり、「カートがついているショップページもほしい」と思い、開設。 BASEがキュレーターとして参加したイベント「SHIBUYA WANDERING CRAFT 2018」への出店など、過去、多数のイベントへ参加経験あり。
ーー全国的にファンも多く、すでに数々のコラボ企画を実施されている2ブランド。
そのなかでも、今回の企画にご参加いただいた経緯はどんなものだったのでしょうか?
「自分たちだけでコラボ企画を実施すると、立ち上げから販売までさまざまな工数がかかり、大変なのですが……すでに銀座三越さん側で企画されているイベントなので、チャレンジしやすいということもあり、参加させていただきました。」
「BASEよりお声掛けいただきまして、ミニオンのキャラクターがかわいくてもともと好きだったこともあり、『ぜひ商品化したい!』と思い、参加しました。」
ーー今回のコラボ企画の参加にあたり、期待されていた点はありますか?
ミニオンの装飾で彩られた、実際の売り場の様子
「売上面ももちろんですが、認知度の向上を期待していました。
銀座三越さんに置いてもらえることと、ミニオンのファンを通して<J.S. PANCAKE CAFE>を知ってもらうことで、今までにないお客様の層に届く機会だと考えました。」
「同じく、売上面に期待も込めていたものの、トライ&エラーで、新しい企画やイベントに関しては『挑戦してみること』自体を大事にしています。
なので、なにかを期待して、というよりは、参加を通して得られる経験自体も重視しました。」
ーー参加にあたり、メリットやデメリットに感じていた点はありますか?
「はじめてのイベント参加だったので、本当に売れるかどうか、可愛い商品を作れるか。
沢山の心配事はありましたが、ブランドの成長のために、このチャンスを活かす他ないという想いで参加しました。」
「なかなか知名度の高いキャラクターとコラボするのは、さまざまな工数がかかってたいへんです。
そんななかで、今回の企画であれば『商品展開までスムーズにできそう!』と期待できたのと、『ミニオンとコラボした』という実績が使えるということは、今後のブランドにとってメリットになるため、二つ返事で参加しました。」
2ブランドとも、お話をおうかがいするなかで感じたのが「新しい企画には積極的に参加したい」という“チャレンジ精神”。
リスクやデメリットも想定しつつ、すべての工程を「ブランド成長に活かそう」という強い意志を感じました。
こんなところにもこだわりが。商品企画の裏側
今回のコラボ企画は、商品化まで、このように進められました。
ーー商品企画にあたり、とくにこだわったポイントを教えてください。
「通常、<J.S. PANCAKE CAFE>ではパウチタイプとボックスタイプなどがあるのですが、今回は手元に残る「缶」タイプにこだわりました。
食べ終わったあともたのしんでいただければな、と。」
<J.S. PANCAKE CAFE>のコラボ商品
「今回の企画前から『もしもミニオンとコラボするなら、こんなデザイン』と考えたことがありました。
商品企画の会議で『ミニオンの顔が全面に並んでいたら可愛いよね』というアイデアのもと、デザインしました。
ボックスタイプのお茶は、縦に並べると顔と胴体がパズルのようにくっつくところに、遊び心を込めました。」
<京都ぎょくろのごえん茶>のコラボ商品
ふだん、ネットショップに並ぶ商品ラインナップも豊かな2ブランド。
そのバリエーションの豊富さと知見が活きた、イベントスペースでもひときわ目を引く、存在感のあるパッケージが特徴的でした。
コラボ企画は意外と大変?BASEならスムーズに実現
ーー商品化にあたりたいへんだったことや、逆にうれしかったことはありますか?
「たいへんだったことは、イベントに出店するのがはじめてだったので『どういう柄が好まれるのか』をふくめ、こちらの想定を頼りに動くことが多かったことですかね。
とはいえ、予想どおり『売り場では缶タイプのパンケーキが好評』と聞き、想定どおりに売れていったのはうれしい結果となりました。」
「銀座三越さんやキャラクターの版権会社さんなど、関係する企業が何社かに渡るため、確認のフローで途中たいへんだったこともあるのですが……BASEの担当者さんのお気遣いもあり、無事に企画から販売までトラブルなく終えることができました。
ミニオンのキャラクター商品を作ること自体、ずっとやってみたいなと考えていたので、実現してうれしかったです!」
ーー実際にコラボ企画が決定してから、商品化までは、どのくらいの期間がかかったのでしょうか?
「お話をいただいてから出店までは、2ヶ月ほどでしたね。
わりと短期間でスピーディーなスケジュールでした。」
ーーそんなに短期間だったんですね!商品化後の出店はスムーズにおこなえましたか?
「はい。たいへんだったのは商品化までで、出店後や実際にイベント開催中に関しては、とくに難なく進んでいった印象です。」
「オンラインでのお打ち合わせを含め、何度かやりとりはあったものの、出店後は通常の『商品開発・販売』まで、変わらずスムーズに進められましたね。」
サンプル作成・商品化後はイメージ写真の撮影へ
出店したからこそ見えた、新たな発見や次のステップ
ーーコラボ商品の売れ行きや反響はいかがでしたか?
「ありがたいことに、売れ行きも銀座三越の方から嬉しい報告をいただき、実際にイベントの店頭でも沢山の方の手にとっていただいている所を拝見しました。
これから、ネットショップでの販売売上と合わせて、反響についてはまとめてみる予定です。」
「反響については、SNSでもミニオンのコラボ商品を掲載いただいている方を見つけることがあり、うれしかったです。
同じく、これからオンラインでの販売と、ネットショップでの売上にも期待しています。」
ーー売れ行き以外に、新たな発見やメリットはありましたか?
「はい。『売る場所を増やすための勉強になった』というのが大きなメリットですね!
そもそも、BASEに出店した理由も『店頭以外で販売経路を増やしたい』という思いがあったので、うまく活用できたかなと。」
売り場で思わず手に取りたくなるよう、こだわったデザインのパッケージ
ーーBASEとしても、単純に『コラボ企画に参加したから、商品が売れた』という一過性のものにしたくはなく。
そこから、ブランド成長につながる新しい道筋や施策に繋がれば、うれしい限りです!
出店を終えて、コラボ企画全体の感想を教えてください。
「また次回のコラボ企画も、できたら参加したいな、と考えています。
困ったときに『BASEに聞ける』という点が心強かったです。」
「まずは楽しい商品作りができて、非常にうれしかったです。
また『あいだにBASEが入ってくれている』という安心感が大きく、信頼して進めることができました。」
リピーターを生む、成功の秘訣と今後の展望
ーー今回、お話をおうかがいしていて、2ブランドとも「新たな挑戦をチャンスにしていく、前向きな姿勢」が大きく共通しているなと。
商品をとおして、つねにお客様に新しい出会いや体験を提供し続けていることも、リピーターが増える要因だな、と感じました。
「今回のコラボ企画に関してもですが、ショップ運営はなにごとも『やってみてわかる部分が多い』ととらえています。
実際、今回も、新たな発見や勉強になる部分が多かったので、今後も新たな企画をBASEと取り組めれば、と思っています。」
「そうですね。<ごえん茶>の場合は、商品数が1,000点以上ありますが、今後も様々なキャラクターとのコラボやイベントにも参加しながら、新しいお茶との出会いを提供できればうれしいですね。
お茶って、新茶のシーズンがいちばん、と思われがちなのですが、年中楽しむことができる商品なので、季節の変化とともに、弊社のお茶も味わっていただければ幸いです。」
年中楽しむことができ、そして人に贈りたくなる商品作りもポイント
ーー今後は、どのような展開を考えていますか?展望について、教えてください。
「コロナ禍で、お客様の生活様式が変わってきていて、おうちで過ごす時間が当たり前になってきましたよね。
コロナが終わっても、そのライフスタイルは続くかな、と予想しています。
<J.S. PANCAKE CAFE>は、“オールタイム、パンケーキ”のコンセプト通り、店頭でも、ご自宅でもいつでもパンケーキを楽しんでいただけるような体験や商品を追求して、提供していきたいです!」
「人がいて商品を並べて……イベントでのお客様との出会いや体験は、私たちにとっても得るものが大きいので、積極的に今後も参加したいです。
また、私たちは『楽しいお茶屋さん』をコンセプトに掲げており“自分たちが楽しく働くこと”がまずは大事だと考えています。
今回のコラボ企画しかり、これからも『楽しいお茶作り』を意識して運営していきたいです。」
インタビューを終えて
ポップアップイベントへの参加や広告の出稿など、ショップ運営に関して「お金がかかる施策」だと、どうしても躊躇されるショップオーナー様も多いかと思います。
今回のインタビューを通じて、2ブランドとも「新たな可能性の拡大」として、BASEのブランド支援を利用してくださっていることもわかりました。
また「他社の人気キャラクターとコラボできる」ということ自体に楽しさを感じながら、イベントに出店していただけたようだったのも、大きな収穫でした。
その他にも、BASEでは、イベント開催後のヒアリングや「ご意見・ご要望フォーム」を通じて、いち早く、ショップオーナー様の要望に応えられるよう尽力しています。
今後も、お客様とブランドをつなぐ場を、オンライン・オフライン問わず提供できるように取り組んでまいります。