ネットショップを運営していると、広告費や仕入れ、急な出費などで「少しだけお金が必要」という場面が意外と多いかと思います。
そんなときに頼りになるのが、BASEの資金調達サービス「YELL BANK」と「クレジットカード」です。この2つは性質がまったく異なるからこそ、組み合わせて使うことで、より資金繰りをコントロールできます。
この記事では、それぞれの特徴やおすすめの使い分け方を、わかりやすく解説していきます。
目次
「YELL BANK」とクレジットカードの違いとは?
「YELL BANK」の特徴は、「将来の売上を、先に利用できる」のに対して、クレジットカードの特徴は、「支払いを後ろ倒しにできる」ことです。
それぞれの特徴やおすすめの利用シーンについては、以下でくわしくご紹介します。
「クレジットカード」の特徴・おすすめの利用シーン
クレジットカードは、今の支払いを1〜2ヶ月先に延ばせるのが最大の強みです。
仕入れや広告、サービス利用料など、カードが使える場面では「今の手元の資金を使わずに支払える」のでのは、キャッシュフローに余裕が生まれます。
クレジットカードがおすすめのシーン
- 月末の支払いが多く、一時的に資金を温存したいとき
- 広告費や仕入れなど、クレジットカード払いに対応している支払いが多いとき
- 支払い日をコントロールして、支出タイミングを調整したいとき
- 支払いをカード払いに統一して、会計処理の手間を軽減したいとき
- カードのポイントをお得に貯めたいとき
「YELL BANK」の特徴・おすすめの利用シーン
「YELL BANK」は、BASEの将来の売上を、すぐに使えるお金に変えるサービスです。
BASEの売上があったときのみ、その一部から自動で支払われるしくみなので、月ごとの売上に波がある方でも安心して利用できます。

「YELL BANK」がおすすめのシーン
- 仕入れ費や商品制作費など、まとまった支払いが先に発生するタイミング
- イベント出展・季節商戦前など、前倒しで資金を準備しておきたいとき
- 受注生産で、売上入金まで時間がかかるとき
- 突然の支払いに備えて、予備資金を用意しておきたいとき
- 口座振替の支払い資金を確保し、未払いを防ぎたいとき
「YELL BANK」について、くわしくは以下の記事をご覧ください。
以下から遷移した画面で「YELL BANK」の表示がされていると、「YELL BANK」ご利用いただけます。

「YELL BANK」の表示がされない方は、以下のヘルプを参照ください。
「YELL BANK」×「クレジットカード」併用術
「YELL BANK」とクレジットカードは、性質が異なるからこそ、組み合わせて使うことで、資金繰りがもっと柔軟になります。
1. 支払いを分散し、キャッシュフローを安定させたいとき
広告費や仕入れ、光熱費など、月々の支払いが重なる時期は、手元にキャッシュを残しておきたい場面も多いのではないでしょうか?。
そんなときは、以下のように支払いを分散することで、売上の入金を待っている間も、必要な支払いを無理なく乗り切ることができます。
- 月末の支払いが重なっているとき
- 急な出費で、資金にゆとりを持たせたいとき など
▼活用方法の例
- 「YELL BANK」で必要な資金を先に確保
- 日常的な支払いは、クレジットカードで支払いを先送り
2. 商品を一気に仕入れて、売上アップを狙いたいとき
売れるタイミングを逃さず、まとめて仕入れたいときにも、「YELL BANK」とクレジットカードの併用がおすすめです。
- 人気商品の再入荷・大量発注をしたいとき
- OEMなどの製造依頼で、前払いが必要なとき
- 季節商品やセール準備を前倒しでしたいとき
▼活用方法の例
- 仕入れに必要なまとまった資金は「YELL BANK」で先に調達
- 支払える部分はクレジットカードを使い、手元のキャッシュを確保
このように活用することで、機会損失を防ぎつつ、支払いタイミングも調整できるので、攻めの仕入れが可能になります。
3. イベント・ポップアップなど、出費が重なる時期にも
出店料や移動費など、現金が必要なイベント関連の費用は「YELL BANK」で対応し、それ以外のイベント告知などの支払いはクレジットカードを活用することで、イベント当日に向けてしっかり準備をしつつ、手元の資金の不安も軽減できます。
- イベント・展示会・マルシェの出展が決まったとき
- 告知・プロモーションにも、しっかり予算をかけたいとき
- 短期的に支出が重なる一方、売上の入金まで日数があくとき
▼活用方法の例
- 「YELL BANK」で事前にイベント費用を準備
- 広告やSNS告知などはクレジットカード払いにし、支払いを先送りにする
請求書でもカード払いできる「請求書カード払い」も便利!
「クレジットカードが使えない取引先」や「銀行振込でしか払えない請求書」でも、BASEの「請求書カード払い」なら、後払いに変更可能です。

審査が不要で手軽にご利用でき、支払いタイミングを最大60日後まで延期することができるので、一時的な資金不足を解消し、キャッシュフローを安定させることができます。
請求書カード払いについては、以下の記事をご覧ください。
まとめ
この記事では、「YELL BANK」と、「クレジットカード」のそれぞれの特徴やおすすめの使い方をご紹介しました。
「YELL BANK」で「今すぐ現金を確保」し、クレジットカードで「支払いを後ろに延ばす」ことで、資金繰りはもっと柔軟になります。ぜひ、いろんなサービスを活用して、資金繰りを改善をしてみてください。

「YELL BANK」の表示がされない方は、以下のヘルプを参照ください。
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