資金の活用方法は、仕入れや広告配信、新商品開発、在庫管理の最適化、設備投資など複数あります。この記事では、そのなかでも仕入れ時の活用方法についてご紹介します。
BASEでネットショップ運営をしている方限定でご利用いただける資金調達サービス、「YELL BANK」についても紹介します。
目次
仕入れ資金が不足するタイミング
季節的な需要増加のとき
特定の季節やイベントに向けて需要が増加する場合、通常よりも多くの商品を仕入れる必要があります。たとえば、クリスマスシーズンや夏のイベントに向けて、需要が急増することが挙げられます。
資材の値上がりがあるとき
ウッドショック、アイアンショック、ロシア・ウクライナ戦争、コンテナ料金の上昇、円安などの影響で、今までと同じ資材でも、仕入れ資金が増加することがあります。
新商品を導入するとき
新商品を導入するさいは、新商品の開発や製造にかかるコスト、また広告やプロモーション費用などが追加されるため、通常より多く仕入れ資金が必要になります。
仕入れ先の変更・条件を変更するとき
多くのロットを注文する場合、特定の取引先との契約条件が変更(支払い条件が厳しくなる、仕入れ数量の最低制限が増加する、など)や、何らかの理由により、取引先を変更しなければならない場合、通常よりも多くの資金が必要になることがあります。
市場の拡大・新規市場に進出するとき
新たな市場への進出や市場拡大を目指すさいには、多くの仕入れ資金が必要となります。たとえば、アクセサリーを扱っているショップが洋服や靴などのアパレル商品など、ほかの商材の販売をはじめる、日本のみで販売していたものを海外市場に進出、などが考えられます。
なお、BASEでは、海外からの注文後の対応から発送までおまかせできる「海外販売代行 App」がありますので、海外進出を視野に入れている方は、ぜひ活用してみてください。
仕入れ資金の確保には、資金調達がおすすめ
資金調達の方法は複数ありますので、状況にあわせて資金調達の方法を選択しましょう。
時間に余裕がある場合は、金融機関からの融資や国や自治体の補助金・助成金を活用するのがおすすめです。
緊急時や、できるだけはやめに実施したい場合は、最短即時入金ができるファクタリングサービスや、「YELL BANK」の活用がよいでしょう。
以下の記事では、資金調達の種類や、シーンに合わせたおすすめの資金調達方法を紹介しています。
仕入れ資金不足のときに頼れる、「YELL BANK」
「YELL BANK」とは、ネットショップ作成サービス「BASE」が提供する、ネットショップ運営における資金繰りをサポートするサービスです。
たった数クリックで、「将来の売上」を「すぐに使えるお金」に変えて提供します。
「YELL BANK」のくわしい仕組みについては、以下の記事をご参照ください。
即時入金されるので、必要なタイミングで資金調達できる
売上の変動などにより、すぐに資金が必要なときでも、「YELL BANK」なら即時入金されるため、任意のタイミングで、すぐ取り出せる自分のお財布のようにご利用いただけます。
支払いは、BASEで商品が売れたときだけ
毎月固定の金額を支払う必要はなく、商品が売れたら、その売上から少しずつ支払うしくみなので、支払いに追われることなくご利用いただけます。
売上が芳しくない場合でも、売上よりも支払いが多くなる心配がないので、資金繰りを悪化させる心配もありません。
「YELL BANK」を利用するメリットやリスクについては、以下の記事をご参照ください。
【事例】仕入れ資金に「YELL BANK」を活用しているショップ
岡山に本社を構え、職人さんたちの手作業で革製品の制作・販売をするショップ<La crie>さんは、仕入れ資金として「YELL BANK」を活用しています。
革製品は材料費が高く、クロコダイル革になると仕入れ値の桁が上がることも……。経営拡大のために、銀行からの信用獲得を狙った資金調達も視野に入れていましたが、資金戦略を考えるよりも「経営者としてではなく、職人として工房での製作をしたい」と考え、スピード感やかんたんさが魅力の「YELL BANK」の利用を続けています。
まとめ
この記事では、仕入れ資金が不足になる要因と、それを解決するための資金調達についてご紹介しました。仕入れ時に起こりうる問題は、資金繰りを改善することで解決する場合が多いので、身近な資金調達サービスをうまく活用してみてください。
BASEのショップオーナーだけがご利用いただける「YELL BANK」も、ぜひご活用ください。
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