夢だったイラストレーターで食べていく。イラスト一本で生きることを決めた元保育士のグッズ戦略

夢だったイラストレーターで食べていく。イラスト一本で生きることを決めた元保育士のグッズ戦略

もちもち、ふわふわしたイメージの、かわいらしいキャラクター『もちこともちお』。天真爛漫な子どもらしい表情に、思わず顔がほころびます。

『もちこともちお』の生みの親は、イラストレーターのこはらなつさん。『もちこともちお』のイラストをメインに、SNS等での発信やイベント出店、グッズ販売など、精力的に活動しています。

こはらさんは、4年間勤めた保育士のキャリアを手放し、イラストレーターへ大胆な転身を遂げました。夫婦二人三脚で挑むイラストレーター一本での生活や、気になるお金のことについてもお話を伺いました。

こはらなつさん

イラストレーター、元保育士。オリジナルキャラクター『もちこともちお』のグッズ制作を軸に、ポップアップストアや個展、イベント出店などで活躍中。

・ショップ名:こはらなつSHOP
・取扱商品:オリジナルキャラクターグッズ
・運営体制:2名

初期費用・月額費用0円。
累計260万を超えるショップに選ばれているBASEで、
今日から販売をはじめられます。

売れるまで費用はかかりません

保育士から、夫婦二人三脚でイラストレーター一本へ。

こはらさん:子どもと接するのが好きで保育士になりましたが、小さいころから絵を描いたりものを作ったりするのも大好きでした。

――イラストレーターになったきっかけについて教えてください。

こはらさん:アートにも保育にも興味があったので、こども芸術学科がある大学に進学したんですね。その後、保育士兼アトリエリスタ(編集部注:保育や教育の現場で子どもたちの創作活動や探究心をサポートする美術(芸術)の専門家)として4年間勤務しました。

保育士をしながらも、イラストで活動したいという思いがずっと心のどこかにあって。コロナ禍に、時間があるのに何もしていない自分を奮い立たせて、Instagramで1日1投稿を始めたんです。

1年間続けたところ、投稿がバズったりフォロワーさんが増えたりして、「グッズとか出さないんですか?」とお問い合わせいただくようになりました。

自分のオリジナルイラストでグッズを作って売って、それを仕事にするなんて、すごく興味があるしやってみたかった。なので思い切って保育士を辞めて、イラストレーター1本で挑戦してみることにしました。

――なかなか思い切りましたね。不安はありませんでしたか?

こはらさん:そうですね……大学在学中に、オリジナルのLINE絵文字が結構売れたんです。自分が生み出したものが収入になった経験が、イラストレーターとしてやっていきたい気持ちを後押ししてくれたかもしれないですね。

あとは、夫(りょうたさん)が「一緒に二馬力でやってみようか」と提案してくれたから、決断できたんだと思います。

りょうたさん:具体的に話したことはないのですが、将来的にイラストレーターになりたいんだろうなっていうのは、なんとなく察していました。実際にこはらがイラストレーターになると言ったときに、マネジメント周りを僕と分担して2人でやればいいじゃないかと、そういう答えしかなかったですね。

こはらの創作活動を近くで見ていると、信念と言うか、本当に心から生み出しているのがわかるんです。イラストをグッズなどの形にするサポートは僕に向いている役割だと思います。

『もちこともちお』そして「こはらなつ」自身のファンになってもらうために

――イラストレーターとして、実際にどんな絵を描いているんですか?

こはらさん:現在は『もちこともちお』というオリジナルキャラクターのイラストを描いています。フォルムがもちっとしている、女の子と男の子のキャラクターです。もとは戌年の年賀状のために描いたのですが、いつの間にか一番大切なキャラクターになっていました。

イラストのアイデアは、保育士として見てきた子どもたちの姿や「子どもあるある」が元になっています。『もちこともちお』を見てくださる方からはよく「うちの子もこういうのしてた!」と共感してもらえるんです。

――オリジナルキャラクターを売っていくのは大変だと思うのですが、どんな工夫をしているんですか。

こはらさん:私自身の経験から、作者の人柄を含めてキャラクターを好きになると思っているんです。なので、『もちこともちお』の作者である私のことも知ってもらえたらと、私らしさを色々なところで発信するようにしています。

noteを投稿したり、Voicyという音声プラットフォームで毎日10分くらいの配信をしたり。ほとんど雑談なんですけどね。

それから、グッズ販売やイベントなどの告知は丁寧に行っています。

1回告知しただけで伝えた感覚になりがちだと思うんですけど、どんなにファンであっても見逃すことはあります。

だからといって同じ告知を繰り返すと、毎回見てくださっている方に「またこれか」と思わせてしまうかも。見せ方や発信方法を変えながら、できるだけ何度も告知するように心がけていますね。

収入の柱はLINEスタンプ。イラストで収入を得るための工夫とは

――グッズ制作のノウハウはどのように学んだんですか?

こはらさん:最初は全然わからなくって。クリエイターさんが出店している色々なイベントに行くところから始めました。

どんな場所で、どんな商品展開で売っているのかを実際に見て、その商品の中で「いいな」と思ったアイテムについて調べたり、クリエイターさんの発信内容を参考にしたりしました。

――グッズ制作に必要な資金などは気になりませんでしたか?

こはらさん:「イラストレーターとしてやっていくぞ」と決めたのと結婚が同じタイミングで、私には結婚式をしたい願望がなかったので、その分のお金を活動に回していました。

――ご夫婦二人三脚で同じお仕事をされているわけですが、収入などは実際どうですか。

こはらさん:LINEスタンプの売上が毎月安定しており、調子がよければLINEスタンプだけで保育士時代の月収に届きます。右肩上がりで頑張れているかなと思います。

りょうたさん:具体的な目標売上を決めているわけではありませんが、今のやり方を継続していれば、数字は自ずとついてくるかなと思っていますね。

個人的に、会社員のときは数字しかやりがいがない状態がストレスだったんです。でも今のこはらなつの活動にはそういうストレスがないので、とてもいいなと思っています。

――ネットショップでの販売を始めたのはどのようなきっかけで?

こはらさん:スケジュールや距離の都合でイベントに来られない方から「オンライン販売はありませんか」という声が多く寄せられるようになったんです。

りょうたさん:イベントに来て手に取ってもらいたい気持ちもあるので、イベントの合間に期間限定でネットショップをオープンすることにしました。いつでも買えるわけではないからこそ、利用してくださる方も多いと考えています。

BASEのショップ運営では、「こういう機能をつけたいな」と思ったらアプリ(編集部注:BASE Appsのこと)を探せば大抵見つかります。アプリをダウンロードすれば困りごとが解決するのはすごく嬉しいですね。

「どうなるかわからない」を楽しみながら生きていく

――今後の展望を教えてください。

りょうたさん:初めて出店したイベントで予想以上の売上が立ったこともあったので、ポテンシャルはあると信じています。僕としては、こはらが充実していることが何より大切なので、今後もこのままできればと思っていますね。

こはらさん:絵本やカプセルトイを作ってみたいなど、夢はいろいろありますが、それらもあくまで通過点だと思います。「どうなるかわからない」ことを楽しみながら活動を続けて、生きていけたらなと思います。

イラストレーターになってみたいという方は、まずはイベント出店を申し込んでみるとか、とにかく行動してみるといいと思います。アクションを起こすことで、やりたいことがきっと見えてきます!

編集後記

子どもの頃から愛してきたイラストに保育士時代の経験も込めて、イラストレーターとして独立する夢を叶えたこはらさん。一つひとつの目標達成はあくまで通過点として、目の前のことを楽しみながら活動しています。

BASEは、イラストレーターとして活動したい個人クリエイターを応援しています。

オリジナルイラストやキャラクターでグッズを作り、BASEのネットショップで販売してみませんか。初期費用・月額利用料無料で始められ、オリジナルプリント.jpなどのサービスとの連携機能など、クリエイターにうれしい機能が満載です。

本記事は、BASE公式YouTubeチャンネル「ECのカクシゴト」の動画をもとに記事化しています。
動画でご覧になりたいかたは、ぜひ「【1日密着】フリーランスのイラストレーターは“絵を描くだけ”じゃない!オリジナルキャラで生きる仕事の裏側とは?」をチェックしてみてください。

累計260万を超えるショップが利用するプラットフォームで、
販売をはじめましょう。

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