ネットショップで重要なのはその存在意義でもある”コンセプト”と前回のBASE Uではご紹介しましたが、やはり商品の写真も同等に重要です。いくらコンセプトがよくターゲットとなる潜在顧客の共感を得ることができても商品写真がボケてたり、暗かったり、汚かったりしたりしたらどうでしょう?
実際の商品だけならず、その後の対応にも手を抜いていそうと不信感を抱かれ購入というアクションをとってもらうことは難しくなるでしょう。実店舗でもそのお店の清潔感というのは重要な要素であるのと同じく、ネットショップにおいてもその写真のクオリティというのは購入の判断において大きな要因の一つとなります。
一眼レフカメラによる撮影がベスト
例えばBASEではひとつの商品につき、5つの写真を用意できるようになっています。ここでの写真はぜひスマホなどではなく、可能であれば一眼レフカメラ、そうでなくてもそこそこのカメラで撮影したものをご利用になることをオススメします。さらにいうとPhotoshopやLightroomなどの画像加工ソフトを使って画質の調整やトリミングなどを行って画像を最適化することも検討してみるべきです。もし画像編集ソフトをお持ち出ない場合は写真を明るくするこちらのサービスや、細かい加工がブラウザ上でできるこちらのサービスなどを活用してみるのはいかがでしょうか?
商品のディティールを伝える
もう一つ商品写真を撮影するポイントとして、商品の細かいディティール写真を用意してあげることです。例えば上のショップの写真のようにプリントの色あいをアップすることで購入後との認識のギャップを無くしてあげたりなど配慮してあげることが重要です。他にもイチ押しの商品のポイントを接写で撮ってあげることでその商品自体の強みを打ち出すこともできます。ぜひターゲットとなる潜在顧客が何を気にするか、どこを特に確認したいと考えているかと相手の立場にたって考え各方面から気を使って商品の詳細部分を撮影されることをオススメします。
商品写真のディティールについてご紹介しましたが、もう一つ押さえておきたいのが商品利用シーンのイメージ写真です。例えば以下のような写真ですね。
その商品を購入するとこういう体験が可能ですよ、という具体的な利用シーンのイメージです。上記は子供用のパズル商品ですが、洋服であれば着用写真、料理であれば食べる瞬間の写真などなど、購入して欲しい人たちの心を掴む写真を用意することがポイントです。
ネットショップでは実際に商品を手に取れないからこそ、運営者側がよりよいイメージ写真を用意することで買う楽しみを提供してあげることができるというメリットもあります。光の当て方や構図などを工夫して商品写真をよりよくすることはもちろん重要ですが、ぜひスタッフや友人などを巻き込んでよりよいイメージ写真を撮ることにも挑戦してみてくださいね。