BASEでは、Google 広告を使って、ショップの売上を伸ばすための拡張機能「Google 商品連携・広告 App」を提供しています。
今回、「Google 商品連携・広告 App」を活用しているショップオーナー様に、Google 広告を利用したきっかけや、成果などについておうかがいしました。
ご紹介するショップは、女性向けのスーツを中心に展開するアパレルブランド<WHITE JOOLA(ホワイトジョーラ)>さん。
2022年1月から「Google 商品連携・広告 App」を使いはじめ、着実に売上を伸ばしています。いったい、どのように広告運用を成功に導いたのでしょうか? ショップの山吹達哉さん、山田祐里さんにお話をききました。
目次
ショップ情報
働く女性が自分らしく、快適に過ごせる服を提案し続けるアパレルブランド。繊維の街・岐阜で生まれ、20年以上の歴史をもつアパレルメーカーとして、素材を知り尽くし、手洗いできるしなやかなスーツなどを展開しています。
大手百貨店での取り扱いに加え、2021年からはBASEのショップも運営しています。
ショップサイト:WHITE JOOLA ONLINE
Instagram 広告で手ごたえを感じて、Google 広告にも挑戦
——さっそくですが、「Google 商品連携・広告 App」で、Google 広告をはじめたきっかけを教えてください。
山田さん:BASEのショップをスタートしたときに、Instagram広告をはじめて、そこでさっそく予想以上の効果が出たんです。それで、Google 広告にも挑戦してみようと思いました。
山吹さん:<WHITE JOOLA>が作っているのは、女性向けのスーツが中心です。最近は、百貨店などでも、フォーマルウェアよりも、カジュアルなブランドの取り扱いが多くなってきました。
でも、仕事でお客様のところに行くときや、子どもの入学式・卒業式とか、“ここぞ”というたいせつな場面には、やっぱりカッチリとした装いが似合うし、気分も上がりますよね。
そうした「勝負服」を調べている方に、<WHITE JOOLA>を知ってもらいたいなと思って、広告に取り組んでいます。
——Instgram広告とGoogle 広告は、どんなところが違いますか?
山田さん:Instagram広告は、まさに「スーツを探している方に届く広告」ですが、「限られた層」にしか見てもらえていないようでした。
一方、Google 広告は、ファッション全般に興味のある人が、ネットで検索したときに表示されます。もっとたくさんの人に、<WHITE JOOLA>を知ってもらえているようです。
(Google ショッピング広告の例)
それに、Google 広告は、「あまり広告だと感じさせない」ところも好きです。商品の画像に「PR広告」とついているだけで、「広告だから上位に出ている。だからクリックしない」となってしまう心理って、あると思うんです。
そういう広告を使っていたこともありましたが、高い広告費のわりに、あまり売り上げにはつながらなくて。
その点、Google 広告は、関係ない検索をしているときでも、視覚的にスッと入ってくるイメージです。“ネットでお買いものを楽しんでいる人が、自然とわたしたちの商品と出会い、気づかないうちに印象に残る”という物語が、素敵だと思います。
以前は苦労したGoogle 広告。いまはかんたんに。
——Google 広告をはじめる苦労はありましたか?
山田さん:それは、わたしもすごく心配していました……。
というのも、前職のECショップでもGoogle 広告を使っていたんですが、当時は、初期設定や商品の登録がとても大変でした。
ところが、BASEの「Google 商品連携・広告 App」は、操作がすごくわかりやすかったです。画面の案内にしたがって、導かれるままに登録していくだけで、Google 広告をはじめられました。スマートフォンを日常的に使っているくらいの人なら、つまづくことはあまりないと思います。
はじめて3ヶ月で、6万円分のGoogle 広告で、月商が200万円アップ
——Google 広告による売上はいかがですか?
山田さん:毎月6万円くらいの広告予算で運用していて、広告経由の売り上げが、最初の月で20万円、2ヶ月目で90万円、3ヶ月目には200万円になりました。
——6万円の広告費で200万円の売り上げ……すごいですね!
山吹さん:いちばんよかった時期は、ちょうど春先、入学式や卒業式、就職などが重なる繁忙期でした。スーツの需要が多くなるシーズンの前に、広告をはじめることができて、よかったです。
スーツがあまり売れない8月でも、広告で60万円以上の売り上げがあります。波はありながらも、確実に効果が上がっていっています。
自分でがんばらず、Google 広告に“まかせる”ことが正解だった
——Google 広告で大きな効果を得るために、なにかやっていることはありますか?
山田さん:がんばらずに「Google 広告に“まかせる”こと」です!(笑)。
はじめたときは、社内で話し合って、「わたしたちがおすすめしたい商品」だけに絞り込んでいました。しかし思ったよりも効果が出なかったので、細かい設定をやめて、Google 広告の機械学習に任せたら、効果がどんどん上がってきました。
——最初の月で20万円だった売り上げが、2ヶ月目で突然90万円まで上がったのは、そういうことなんですね!
山田さん:そうですね。最初はみんなで試行錯誤していましたが、いまは特別な設定はせず、ふつうの設定に戻っています。
任せるといっても、1週間に2回くらいは「Google 商品連携・広告 App」の管理画面をひらいて「コンバージョン率」や「クリック単価」をチェックしています。信頼して、見守る……。それが、Google 広告と付き合っていく距離感のような気がしますね。
(レポート画面の一部)
——運用の手間がかからなくて、しっかり効果も出ているということは、広告はGoogle 広告だけに力をいれていこう、というお考えも……?
山田さん:どちらか片方にするのは、いまは考えていません。Instagram広告も、Google 広告以上に効果が出ているからです。
2つともやることの相乗効果もあると思っています。
山田さん:お客様が、わたしたちの商品に触れる機会は、たくさんあった方がいいと思っています。これからも、BASEに連携したGoogle 広告とInstagram広告の2つを、お客様と<WHITE JOOLA>が出会うたいせつな場として、大事に育てていきたいです。
以前の私みたいに、「昔は、Google 広告をはじめるのが大変だったから」とあきらめている人は多いと思います。今はグッとハードルが下がっていると思うので、ぜひもう一度トライしてみてほしいですね。
「Google 商品連携・広告 App」の特徴
- Google で、EC向けの広告「ショッピング広告」を配信できます
- Google のショッピング枠と、BASEのショップや商品の情報を連携できます
- めんどうな広告設定や、広告文の作成が不要。Google 広告をかんたんに配信できます
- 毎日何億人ものユーザーが利用しているGoogle で商品をアピールできるようになり、新たなお客様を獲得し、ショップの売上をさらに伸ばせる可能性があります
機能の詳細、利用方法については、「Google商品連携・広告 App」をご覧ください。