初めてのネットショップ開設におすすめな「BASE」のメリットデメリットと、人気機能を解説!

2020.08.22(更新:2024.04.09)

ネットショップの開設を考えているけど「色々なサービスがあって分からない」という方も多いのではないでしょうか。

「BASE」はネットショップ開設実績5年連続No.1(※)で、多くの方に支持されていますが「実際に何ができてどんなメリットデメリットがあるの?」と、よく分からないですよね。

※ネットショップ開設実績No.1: 直近1年以内にネットショップを開設するさいに利用したネットショップ作成サービス  調査委託先:マクロミル(2022年2月)

そこでこの記事では「BASE」のメリットやデメリットを解説しつつ、人気機能も合わせて紹介していきたいと思いますので、ぜひサービス選びの参考にしてみてください。

 

「BASE」のメリット|ネットショップ開設実績No.1の理由とは?

ネットショップ作成サービスは、「BASE」以外にも多々ありますが、開設実績No.1という結果が示す通り多くの方が利用しています。

これだけ多くの方に利用されているのはなぜなのでしょうか?

ここでは一般的に言われるメリットに加え、実際に多くのショップオーナー様にインタビューする中で見えてきた核心的な部分も合わせてお伝えします。

メリット①始めるためのお金がかからないからリスク無し

「BASE」のもっとも特徴的な部分ですが、多くのネットショップ作成サービスで必要となってくる「初期費用・月額費用」といった初期費用が一切かかりません

というのも、「BASE」では商品が売れた時にだけ、売れた額に対する手数料が発生する仕組みだからです。

つまりノーリスクでネットショップを始めることができるのです。

※2022年4月から、従来の固定費無料プランに加えて新しいプランが追加されました。詳しくは下記の記事をご確認ください。

BASEでショップを運用するときにかかる費用まとめ

※参考記事:BASEグロースプラン比較

 

メリット②専門知識がなくてもショップの立ち上げ、編集、運営ができる

ネットショップの作成方法はさまざまあり、物によってはHTMLやCSS、JavaScript、、、などなどさまざまな専門知識を要するものもあります。

しかし「BASE」でネットショップを作るために必要なのは「どんなショップにしたいか」という考えだけ。

あとは画面に沿ってショップをデザインしたり、商品を登録すればあっという間にショップが作れてしまいます。

日々の運用にもまったく専門知識は必要ないので、想定外のコストやストレスを抱える心配もありません。

 

メリット③かんたんだから、立ち上げまでが早い

これはあまり語られることはないですが、ショップオーナー様から、よくいただく「BASE」のおすすめポイント。

一般的に、ネットショップを作り始めて商品を登録してオープンするところまで持っていこうと思うと、想像以上に時間がかかります。

それは先ほどの専門知識の部分もそうですし、そもそも説明書やマニュアルを読まないと分からない場合も多々あります。

しかし「BASE」であれば、とにかくかんたんなので説明書やマニュアルなど必要ありません。直感的に触ればショップのデザインも商品登録もできてしまうから、とっても早い。

実際に「BASE」でショップを作っている<麺屋武蔵>様の場合は、30分でお店を立ち上げることができたそうです。この早さをぜひ体感してみてください。

売上激減期の麺屋武蔵を支えたのは、30分で作ったネットショップだった。人気ラーメン店がBASEを選んだ理由とは。

 

メリット④クレジットカード決済をすぐに導入できる

ネットショップ作成の意外な盲点となるのがクレジットカード決済の導入です。

というのも、一般的にクレジットカード決済を導入するにはカード会社ごとに「審査」というものがあり、その審査をパスしなければ導入できません。

しかし「BASE」の場合は「BASE かんたん決済」というものを導入しているため、管理画面から希望の決済手段を選ぶだけですぐに、その決済方法を使えるようになります。

そのため通常は時間がかかる場合が多いクレジットカード決済も、立ち上げてすぐに使えるのです。※JCB/アメリカン・エキスプレスは審査があるので多少時間がかかります。くわしくはこちら

 

メリット⑤SNSとの相性がいい

<楽天>などのモール型ネットショップでない場合、集客にはSNSを活用するのが主流となってきています。

そんなSNSと連携しやすいのが「BASE」のメリット。

特に人気があるのが<Instagram>と連携できる無料の拡張機能「Instagram 販売App」というもの。

この機能を導入すれば、<Instagram>の投稿から、自分のショップにユーザーを飛ばすことができるので、集客から購買までつなげやすくなっています。

その他にも<note>との連携もあり、SNSとの相性が非常に良いのが特徴です。

 

メリット⑥700万DLされているショッピングアプリからも流入がある

ネットショップ作成サービスが多々ある中で、「BASE」にしかないのがショッピングアプリ

「BASE」でショップを作って商品を登録すれば、アプリにも出品されるため、流入経路を確保することができます。

もちろん<楽天>や<ヤフーショッピング>ほどの集客力はありませんが、他のネットショップ作成サービスにはない「BASE」だけのメリットです。

 

メリット⑦どんどん追加されていく新機能と、機能の改善

「BASE」のメリットを考える時に「イマ」何ができるのか?だけを見るのはあまり得策ではありません

というのも「BASE」は機能の追加や改善に非常に力を入れているので毎月のように機能のアップデートや追加がなされているからです。

例えば2020年の7月〜9月の間だけでも「商品オプション App」「コミュニティ App」「送り状データDL App」といった3つの機能追加に加え「デザイン機能リニューアル」といった大型アップデートがなされています。

このように次々と新しい機能が追加されるのが「BASE」のメリットの1つです。

>「BASE」の機能はこちら

 

「BASE」のデメリットは?

さてここまでメリットについて紹介しましたが、もちろん完璧なサービスではないのでデメリットも存在します。

デメリットに挙げられることが多いポイントを紹介します。

デメリット①集客力が強くはない

メリットの部分でも触れていましたが、あくまで「BASE」はネットショップという売り場所を作るサービスであるため、集客は基本的に「自分で行う」ことになります。

そのため<楽天>などのような集客力は強くありません。

ただ実際には、<楽天>に出店したとしても、その中で上位表示されるためには費用も含めてかなりの努力が必要なので一概にデメリットとは言えないかもしれません。

また先ほどメリットの部分でお伝えしたように、「ショッピングアプリ BASE」もあるので、多少なりとも集客を見込むことができます。

 

デメリット②売上に応じて手数料がかかる

冒頭でもお伝えした通り、「BASE」は初期費用や月額費用がかからない代わりに、売上が上がった時に手数料をいただくシステムを採用しています。

※費用について詳細はこちらの記事をご確認ください。

そのため売上がたくさん出てくるとその分、手数料も大きくなってしまいます。この点に関しては、しっかりご理解いただいたうえでご利用いただく必要があります。

ただ有名企業をはじめ多くのショップ様が「BASE」を使い続けている理由は、手数料などのデメリットよりもメリットが大きいと感じられているからだと思われますので、ショップオーナー様のインタビューも参考にしてみてください。

 

デメリット③自由度が多少低い

「BASE」はどうしても「かんたんさ」も大事にしているので、機能が何百も何千もあるわけではありません。

そのため、そういった機能が豊富なネットショップ作成サービスと比較して「自由度が少ない」と言われてしまうこともあります。

ただデザイン面に関しては「HTML編集 App」という拡張機能を入れることで、HTML・CSS・JavaScriptなどの編集も行うことができます。

またシステム的な話で言えば「API連携」もできるようになっているので、ぜひこちらも確認してみてください。

なお拡張機能は「BASE Apps」に掲載されていますが、そもそもどんな機能があるの?という点に関しては「BASEの機能」というページにまとめていますので、あわせてご確認ください。

 

「BASE」の人気機能を紹介

それでは最後に「BASE」の人気機能を紹介していきます。今回紹介する機能は多くのショップで導入されていて、ショップ運営の助けになるものばかりですのでぜひ参考にしてみてください。

予約販売機能

予約販売 App」を導入すれば予約販売を実現できます。入荷前の商品を先行販売して、予約注文を受けることで、受注生産や入荷前の新商品の先行販売などに活用できます。

さらにメールやダッシュボードでお知らせする機能が備わっており、発送開始日を迎えた予約商品をお知らせしてくれます。

 

インスタ連携

Instagram販売 App」では、「BASE」の商品と<Instagram>を連携させることができます。

連携させれば、Instagramの投稿に商品をタグ付けし、「BASE」の商品販売ページへ直接リンクさせられるようになります。

ちなみにICT総研が2020年7月に実施したSNSの利用動向調査によると、1位が<LINE>(77.4%)、2位が<Twitter>(38.5%)、そして3位に<Instagram>(35.7%)という結果となっています。

中でも<Instagram>は視覚的にアプローチできるため、ネットショップ運営とは非常に相性が良いので積極的に活用していきましょう。

 

ラベル機能

ラベル App」をインストールすることで、ラベル機能が利用できます。

商品ごとに「SALE」や「NEW」といったラベルを追加することができます。ラベルは、全240パターンのカラー・形状から選ぶことが可能。

またオリジナル画像を作成して、ラベルとして設定することもできるので、表現の幅は無限にあります。

 

レビュー機能

レビュー App」をインストールすれば、ショップの商品ページに購入者からのレビューを表示できるようになります。

評価の高いレビューを投稿してもらうことで、ショップの信頼性を高まります。

結果として、新規購入やリピート購入の向上につながる可能性があるでしょう。新規購入者やリピーターの獲得に苦戦している方には、おすすめの機能といえます。

若い世代を中心に商品選定時にレビューを参考にする傾向にあるため、新規顧客を獲得するためにも、レビューの書き込みをうながしてみましょう。

参照元:2020の消費者|公益財団法人 吉田秀雄記念事業財団

 

顧客管理機能

顧客管理 App」をインストールすることによって、顧客ごとに過去の注文履歴、問い合わせ内容などを確認できるようになります。

  • 顧客ごとにメモを残せる(顧客メモ)
  • 氏名や電話番号といった情報で顧客を検索できる(顧客検索機能)
  • 新規/リピーターなど顧客ごとに適切な対応を行うことが可能
  • 顧客数が増えても効率よく顧客管理を行える

過去の注文数や注文合計額、さらにはキャンセル数、お問い合わせ内容などを「顧客ごと」に確認できるのは便利ですね。

  •  

独自ドメインの使用

独自ドメイン App」をインストールすることで、すでに持っているドメインをBASEショップに利用できます。

会社やブランドなどですでにドメインを持っており、「BASE」にも反映させたい場合におすすめです。

 

note連携

noteストア App」をインストールしすることによって、<note>のストアページにショップの商品を表示させることが可能です。

集客経路の一つとしてnoteを活用できます。

商品の制作ストーリーやブランディング過程など、<note>ユーザーに合わせてたコンテンツを作ることで、集客に繋がる可能性があります。

 

テイクアウト

テイクアウト App」は、フード系のネットショップを作成する場合に便利です。

「テイクアウト App」をインストールして、営業時間や受取情報の設定を行うと、テイクアウト商品の事前注文や決済ができるようになります。

受取時間を指定して事前注文や決済を行えるので、効率よく調理・提供の準備ができます。できたて商品を提供できるのもメリットです。

一回一回のやり取りに時間を取られる電話注文ではなくネット注文にすることで、業務効率化を図ることが可能です。

事例:【飲食店の新たな挑戦 vol.3】「飲食店の新しい価値提供を」家族ファーストの店主がIターン先で営む<カレー屋ヒゲめがね>の奮闘

 

HTML編集

「BASE」にはテンプレートが用意されているため、基本的なデザインはテンプレートを活用すれば問題ありません。

ただショップを運営していく中で「もっとこうしたいな」と思うことが出てくると思います。

そんな時に活躍するのが「HTML編集 App」という拡張機能。これをインストールすることで、HTML/CSS/JavaScript等を自由に編集することができるため、ショップのデザインを自由自在に変更できます。

ショップデザインの表現の幅が拡がる、HTML編集

 

動画やスライドの挿入

商品説明カスタム App」をインストールすることで、商品ページに動画やスライドショーを挿入することができます。

YouTubeやVimeoに投稿した動画を商品ページ内で再生させたり、キャプション付きのスライドショーなどを表示させたり、さまざまな方法で商品の魅力をアピールすることができます。

ネットショップで商品を販売する場合は、いかに商品の魅力を上手く伝えるかが重要です。

動画やスライドショーといった方法で商品の魅力が伝わるように工夫することで、商品ページの閲覧数や売上アップにつながるでしょう。

 

BASEロゴ非表示

BASEロゴロゴ非表示 App」をインストールすることで、ショップ上のBASEロゴを非表示にすることが可能です。

ブランディングの観点から自社ブランドサイトのようなデザインを意識したい方は、ロゴを非表示にしたい場合は検討してみるのも一つの考えです。

 

コミュニティ作成

コミュニティ App」をインストールすると、コミュニティを作成して会員を募ることができるようになります。コミュニティは、無料・有料のものを作成可能です。

コミュニティ Appの特徴は、大きく分けて以下の3つ。

  • コミュニティ会員限定の商品販売が可能
  • コミュニティ会員限定公開URLを設定可能
  • コミュニティ会員の月額費用は0円から設定できる

「会員限定」というプレミア感を演出したり、会員だけのお得な情報を発信したり、そのブランドの特製に合わせて、ユーザーに特別な価値提供を行えるようになり、より根強いファン層の獲得につなげることができます。

 

このほかにも多数の拡張機能があります

「BASE」にはこのほかにもバリエーション豊富な機能が揃っています。

「英語・外貨対応」や「定期便」、「ショップロゴ作成」、「Tシャツ作成」、「SEO設定」、「メールマガジン」、「Google Analytics 設定」など非常に幅広い拡張機能があります。

初心者でもかんたんにあつかえる機能もあれば、ネットの知識を駆使してより高レベルなWeb集客やマーケティング施策を実施できるようになる機能もあり、活用の幅は非常に広いです。

理想のネットショップとなるように、オーナー様の声などを参考にしながらショップを育てていきましょう。

なお「BASE」のすべての機能を把握したい場合は下記のページをご確認ください。

「BASE」の機能を見る

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