ネットショップやEC運営の資格・検定おすすめ18選!メリットも解説

2024.07.26(更新:2024.10.11)

ネットショップを運営する際、「どんな知識が必要かわからない」「わからないことだらけでなにをしたらいいかわからない」といった悩みを抱える方は多いでしょう。これは、ネットショップの運営には、Webの知識が求められるだけでなく、商品を販売し発送するという小売業の側面もあり、求められる知識やスキルの範囲が非常に広いためです。

また、これからEC関連の会社に就職しようとしている方にとっても、体系的な知識を身につけるための場が少なく、「資格」や「検定」というわかりやすい指標があると学びやすくなるでしょう。

そこでこの記事では、ネットショップやECの運営に役立つ資格や検定を18個まとめてご紹介します。なお、ネットショップの開業に関わる「営業許可」などに関しては下記の記事でまとめていますので、そちらを参考にしてください。

ネット販売に必要な許可や資格まとめ!具体的な販売例とともに解説!

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ネットショップ運営に資格は必須? 

ネットショップ運営に資格は必須ではありません。資格がなくても運営は可能ですが、特定の資格を持つことで得られるメリットは多いです。以下に、資格をとることで得られる具体的なメリットについて解説します。

信頼性の向上

資格を持つことで、顧客や取引先からの信頼性が向上します。とくに、新規顧客に対しては資格を有することで安心感を与えられるでしょう。たとえば、ネットショップ運営に関する資格を取得しているオーナーは、顧客から「このショップは信頼できる」という印象を持たれやすくなります。

専門知識の習得

資格取得の過程で専門的な知識やスキルを学ぶことができます。これにより、効率的な運営やマーケティング戦略の立案が可能となります。たとえば、ネットショップ運営に関する資格を取得することで、SEO対策や広告運用の知識が深まり、より効果的な集客を実現できるでしょう。

競争力の強化

資格を持つことで、他のネットショップとの差別化が図れます。とくに競争が激しい業界では、資格があることが競争優位性を持つ要素となります。たとえば、アクセサリーショップの運営者がカラーコーディネーターの資格を持つ場合、色の組み合わせまで考えたアクセサリー作りができるアピールになるでしょう。

 

ネットショップやEC運営に役立つ資格や検定18選

ネットショップの運営に役立つ資格や検定は、以下の4種に分類されます。

  1. ショップ運営系
  2. ITスキル系
  3. マーケティング系
  4. 商品関連系

この中で、もっとも実用的で実践しやすいのが、「ショップ運営系」の資格や検定です。ネットショップ運営において、知っておきたい知識などを体系的に学べます。

一方、「ITスキル系」や「マーケティング系」に関しては、直接はネットショップ運営に関与しない部分もあるため、余力があり、さらなるスキルアップを目指したい方におすすめです。

以下、それぞれの種類ごとに紹介します。

ショップ運営系の資格・検定

ショップ運営に役立つ資格や検定は、以下の2つがあります。

  • ネットショップ実務士
  • 通販エキスパート検定

ネットショップ実務士

ネットショップ実務士は、ネットショップの実務能力を証明するための検定試験です。ネットショップの運営業務から作成、プロモーション能力といった、広範囲の知識が問われます。知識や実務経験によって、レベル1(基礎知識)/レベル2(実践知識)/レベル3(実務経験)にわかれていて、レベルごとに合格基準が設けられています。

受験方法・難易度など

実施団体・機構

一般財団法人 ネットショップ能力認定機構

受講方法・試験内容

受講方法は、ネットショップ能力認定機構の公式ホームページからの申し込み。試験内容は、レベル1, 2が筆記試験のみ、レベル3では論文やレポートの提出や面接があります。

受験時期・受講費用

レベル1, 2は随時受験することができます。受験料は、レベル3が7,000円、レベル2が7,500円、レベル1が7,000円となります。

 

ネットショップ運営にまつわるかなりの部分を網羅した、まさに「実践的」な資格。資格認定基準はネットショップ、ネットショップの大手事業者が策定しているため、信頼性も高い検定です。

ネットショップ運営の体系的な知識をつけたい方にもおすすめ。難易度はレベル1であればそれほどむずかしくないとされていますので、まずは取り組みやすいレベルから挑戦してみるとよいかと思います。

通販エキスパート検定

通信販売事業における業務や関連法律、マネジメント力やプロモーション知識など、幅広い分野の知識を証明する検定試験です。検定試験は、1, 2, 3級の3レベルと、スペシャルコースである「カスタマー・セントリシティ」「データドリブン・マーケティング」コースにわかれています。

受験方法・難易度など

実施団体・機構

一般社団法人 通販エキスパート協会

受講方法・試験内容

パソコンを使ってのWeb試験で、全国約260ヶ所のWeb試験会場から選択して受講します。検定の結果も、終了後にパソコンで合否を確認可能です。すべてのコースが四択式の試験で、100点満点のうち70点以上で合格となります。

受験時期・受講費用

試験日は、4月中旬~5月中旬ごろまでと、11月上旬~下旬ごろまでがあります。試験費用は、3級が6,000円、2級は7,800円、1級は8,500円です。

 

法律を含め、広範囲の知識が必要となる検定試験となるため、通信販売企業の実務担当者やマーケティング、広告、商品開発に携わる人におすすめの検定です。1級から3級までありますが、いずれも合格率は50%を大きく上回っていますので、しっかり勉強すれば合格できる可能性は高いでしょう。なお、通信販売事業では有名な試験であり、関連知識の証明になるため、通販企業への就職や転職を考えている人であれば、かならず取得しておきたい試験です。

ITスキル系の資格・検定

ITスキル系の資格や検定は、以下の6つがあります。

  • ITパスポート試験
  • Webデザイン技能検定
  • Webデザイナー検定
  • HTML5プロフェッショナル認定資格
  • Webクリエイター能力検定
  • ITストラテジスト試験

それぞれ見ていきましょう。

ITパスポート試験

ITパスポート試験は、どのような業種や業界においてもビジネスに必要とされるITの知識を証明する、国家試験です。試験範囲は非常に広範囲で、最新の知識であるビッグデータやIOT、AIに関する知識、経営戦略からマーケティング、財務、法律まで、その範囲は多岐にわたります。社会に羽ばたくために必要な知識を有することの証明であることから、「パスポート」という名称がつけられています。

受験方法・難易度など

実施団体・機構

情報処理推進機構

受講方法・試験内容

パソコンで受験する試験方式で、公式のホームページから受験の申し込みができます。四肢択一式の出題形式で、1,000点中600点以上で合格。試験内容は、ストラテジ系(経営全般)、マネジメント系(IT管理)、テクノロジ系の3分野にわかれています。

受験時期・受講費用

受験時期は春期と秋期の2回で、試験費用は5,700円です。

 

情報システムの全般的な知識から、ネットワーク、サーバーなどのIT知識を体系的に習得できるため、ネットショップのシステム構成などの理解に役立ちます。難易度的には合格率も50%を超える、エントリーレベルの試験ではありますが、勉強せずに合格できるものではないので、過去問などを見てしっかりレベル感を確認しましょう。システムの仕組みや構造を理解していることで、よりネットショップ運営がスムーズに進められるでしょう。

Webデザイン技能検定

Webサイトのデザインに関する知識やスキルの国家検定。たんにデザインするだけでなく、HTMLやCSSを用いたコーディングまでが試験範囲となる、実践的な検定です。

受験方法・難易度など

実施団体・機構

インターネットスキル認定普及協会

受講方法・試験内容

公式ホームページから、もしくは郵送による書類送付によって申し込み。デザインに関する知識を問う筆記と実技の2つにわかれており、いずれも70点以上(100点満点)で合格となります。

受験時期・受講費用

年間で5, 8, 11月と3回の試験があり、受験料は3級が学科5,000円・実技5,000円、2級が学科6,000円・実技12,500円、1級が学科7,000円・実技25,000円です(すべて税抜)。

 

基礎的なデザインの技能を証明する検定のため、デザインを仕事にしたい人なら、取得して損はない資格。

実際に、1, 2級の受験対象者は高校や専門学校、専修学校の卒業者とされており、就職の際の実力証明に活かせる資格、という位置づけとなっています。ただし1級に関しては合格率が10~20%と言われるほど難関の資格ですので、十分な対策が必要です。この検定をパスすれば、ネットショップのデザイン面でも、ある程度応用が利くものです。

Webデザイナー検定

Webサイトのデザインにおいて、デザイン設計やコンセプト作り、実際の制作から運用、評価、改善といった、一連の知識を問われる検定試験です。先ほど紹介した「Webデザイン技能検定」よりも、デザイン部分に特化した検定です。出題内容は幅広く、そのレベルによって「ベーシック」と「エキスパート」にわかれています。

受験方法・難易度など

実施団体・機構

公益財団法人 画像情報教育振興協会(CG-ARTS協会)

受講方法・試験内容

画像情報教育振興協会の公式ホームページから申し込み。試験はマークシート方式で、100点満点のうち60点以上で合格となります。

受験時期・受講費用

7月上旬ごろと11月下旬ごろの年2回の開催で、受験費用はエキスパート(旧2級)6,700円、ベーシック(旧3級)5,600円です(すべて税抜)。

 

ネットショップの構築において要求される、デザイン設計の基礎を身につけられるため、ネットショップ運営やASP事業者に従事する人におすすめ。合格率は50%を超えるため、難易度はそこまで高くないことがわかりますが、エキスパートは専門的な知識も必要となります。実践的なデザイン能力の証明となるため、この業界に就職・転職を考えている人にとっても、有効となる資格です。

HTML5プロフェッショナル認定資格

Web開発やデザインに必要なHTML5の知識とスキルを認定する資格です。HTML5を用いることでサイトの構造や機能を最適化し、ユーザーエクスペリエンスを向上させることが可能です。具体的には、ページの読み込み速度を改善し、顧客が快適にショップを利用できるようになります。また、HTML5の特性を活かしてレスポンシブデザインを導入することで、スマートフォンやタブレットなどのモバイルデバイスにも適したサイトを構築できます。

さらに、HTML5を活用することで動画やアニメーションなどのインタラクティブなコンテンツを効果的に組み込むことができ、サイトの魅力を高めることも不可能ではありません。

受験方法・難易度など

実施団体・機構

LPI-Japan事務局

受講方法・試験内容

全国各地の試験センターでの受験か、自宅や職場からのオンライン受験(OnVUE受験)のどちらかを選ぶことができる。HTML5プロフェッショナル認定試験にはレベル1と2がある。

受験時期・受講費用

随時受験可能だが、予約の空き状況次第になるので注意が必要。受験料は、レベル1と2どちらも16,500円。

 

Webクリエイター能力検定

Web制作に関する知識とスキルを総合的に評価する資格です。HTMLやCSSの基礎から応用まで幅広い知識を得られるため、サイトのデザインやレイアウトの向上に役立ちます。より魅力的で使いやすいネットショップを構築でき、顧客の満足度を高めることができます。

受験方法・難易度など

実施団体・機構

サーティファイ Web利用・技術認定委員会

受講方法・試験内容

インターネットより申し込み。Webクリエイター能力認定試験には、エキスパートとスタンダードがある。

受験時期・受講費用

随時受験可能だが、公開試験の場合は年3回ある。費用は、エキスパートが7,700円でスタンダードが6,100円となる。

 

ITストラテジスト試験

情報技術を活用した経営戦略の立案と実行を担うプロフェッショナルを認定する資格です。ITストラテジスト試験を取得することで、経営戦略とITの融合を図るための高度な知識とスキルを習得できます。ネットショップの運営において、技術的な視点だけでなく経営的な視点からも最適な戦略を策定できるようになります。たとえば、データ分析を活用して顧客の購買行動を理解し、それに基づいたマーケティング戦略を立案することも可能です。

受験方法・難易度など

実施団体・機構

独立行政法人 情報処理推進機構

受講方法・試験内容

インターネットもしくは郵送で申し込む。ITストラテジスト試験は、午前I・午前II;多肢選択式(四肢択一)/午後I:記述式/午後II:論述式である。

受験時期・受講費用

筆記試験、春期(4月)の年1回実施予定。5,700円。

 

マーケティング系の資格・検定

ネットショップやネットショップの運営において、マーケティング系の資格や検定は重要です。マーケティング系の資格や検定は、以下の7つがあります。

  • マーケティング・ビジネス実務検定
  • Googleアナリティクス個人認定資格(GAIQ)
  • ウェブ解析士
  • Webアナリスト検定
  • ネットマーケティング検定
  • WACAウェブ解析士
  • 中小企業診断士試験

これらの資格を取得することで、効果的なマーケティング戦略を立案し、実行するための知識とスキルを習得できます。とくに競争が激しいオンライン市場では、ターゲット顧客のニーズを的確に捉え、効果的にアプローチする能力が求められます。マーケティング系の資格・検定について詳しく見ていきましょう。

マーケティング・ビジネス実務検定

マーケティング・ビジネス実務検定は、その名のとおり、ビジネスにおけるマーケティング実務の知識を証明する検定試験です。マーケティングの理論だけにとどまらず、あらゆる業種・業界のビジネスの現場で利用できる、実践的なスキルや関連知識、時事情報なども習得できます。また、マーケティングの知識を総合的に習得できるため、マーケティング業種だけではなく、営業や販売職の方のスキル証明にも役立つ実務検定です。

受験方法・難易度など

実施団体・機構

国際実務マーケティング協会

受講方法・試験内容

公式ホームページから検定の申し込みができます。PCもしくはタブレット・スマートフォンを自ら用意して、試験会場にてWeb試験により受講する形になります。

受験時期・受講費用

随時開催されており、受験費用はA級12,760円、B級7,480円、C級6,270円です。

 

ネットショップ運営においても必須となるマーケティングですが、その知識を総合的に習得することができます。難易度は割と高めと言われていますが、正確な数値は公表されていません。いずれにしても最終的には実践レベルの知識が求められることになります。

Googleアナリティクス個人認定資格(GAIQ)

<Google>が実施する、公式の認定資格です。Googleアナリティクスの習熟度を認定する資格で、初級者向けと上級者向けの2種類にわかれています。Googleアナリティクスの基礎的な設定から、利用方法、分析結果のレポートの作成など、Googleアナリティクスの利用に関する知識が多面的に問われる認定資格。<Google>公式の認定資格であり、Googleアナリティクスを利用する業務において、その実務知識を証明する唯一の資格となっています。

受験方法・難易度など

実施団体・機構

Google

受講方法・試験内容

Web上から、いつでも申し込みできます。受講もパソコン上で実施、Googleアナリティクスに関する全般的業務知識が問われます。

受験時期・受講費用

パソコン上から、いつでも受講できます。費用は無料です。

 

初級者向けは、Googleアナリティクスやその他解析ツールの基礎を学びたい人におすすめです。上級者向けは、解析アナリストというような専門職に就く人におすすめの、レベルの高い資格です。ネットショップの運営においても、アクセス解析は強い武器となるため、Googleアナリティクスの実用的な知識を習得したい人に役立ちます。

ウェブ解析士

マーケティングに求められる、Web解析の知識やスキルを証明する資格。Web解析における知識を体系的に習得する必要があるため、職場で使える基本的なスキルを身につけることができます。試験はウェブ解析士、上級ウェブ解析士、ウェブ解析マスターの3つにわかれています。

受験方法・難易度など

実施団体・機構

一般社団法人ウェブ解析士協会

受講方法・試験内容

パソコンから受講を申し込み。インターネットがつながる環境であれば、パソコンからどこでも受講できます。合否はその場でわかり、合格後に認定レポートを提出する必要があります。

受験時期・受講費用

Web上から随時開催。受験料は17,600円(税込)。

 

Web解析を起点にしたKPIの立て方や測定方法などを習得できるため、マーケティング業界に携わる人におすすめの資格。ウェブ解析マスターのみ合格率が極端に低く、難易度が高くなっていることが伺えます。また、ウェブ解析マスターの取得には費用もかなり高額なものとなっています。データ分析の基本ともなるので、ネットショップ運営にデータを生かしていきたい方も、有効に活用できそうです。

Webアナリスト検定

Googleアナリティクスを利用した、アクセス解析の知識や、スキルを証明する検定試験です。Googleアナリティクスのデータによる分析の具体的な方法や手順、基本的な考え方を身につける必要があります。

受験方法・難易度など

実施団体・機構

JWA(日本Web協会)

受講方法・試験内容

公式ホームページから申し込み。その後、テキストが送付され、受講日に会場で80分間のオンラインによる試験が行われます。

受験時期・受講費用

主催者、会場によって受験時期や費用は異なります。公式ホームページでは、一例として、受講費用は26,400円としています。

 

コンテンツマーケティングやデジタルマーケティングといった、Webマーケティングの業界に進みたい人にとって、就職で有利になる資格です。合格率も高く、難易度はそれほど高くないとされています。アクセス解析のツールとしては、もっとも一般的で普及しているGoogleアナリティクスの実用的なスキルが身につくため、ネットショップの集客やアクセス解析に携わる人が、その実力を証明するのに役立つ資格です。

ネットマーケティング検定

ネットマーケティング検定は、インターネットを活用したマーケティングの基礎から応用まで幅広い知識を持つことを証明する資格です。SEO、リスティング広告、ソーシャルメディアマーケティングなど、さまざまなデジタルマーケティングの手法を習得できます。

受験方法・難易度など

実施団体・機構

サーティファイ認定試験事務局

受講方法・試験内容

「リモートWebテスト」による在宅受験形式。

受験時期・受講費用

年に2回ある。受験料は、6,200円。

 

WACAウェブ解析士

Webサイトのパフォーマンスを分析し、改善策を提案するためのスキルを認定する資格です。ウェブ解析士の資格を取得すると、Googleアナリティクスなどの解析ツールを使ってWebサイトのデータを効果的に分析する能力が身につきます。これにより、訪問者の行動や購買パターンを詳しく理解し、どのページが効果的か、どの部分に改善が必要かを具体的に把握できるようになります。

受験方法・難易度など

実施団体・機構

一般社団法人ウェブ解析士協会

受講方法・試験内容

Web、インターネットから受験申し込み。

受験時期・受講費用

試験開始日は月2回(試験開始日~14日間、いつでもどこでも受験可能)。試験費用は17,600円(税込)。

 

中小企業診断士試験

経営全般に関する高度な知識とスキルを認定するもので、中小企業の経営コンサルタントとしての能力を証明できます。中小企業診断士の試験範囲には、経営戦略、財務管理、マーケティング、人事管理、情報システムなどが含まれており、これらの知識をネットショップ運営に応用することで、事業全体の効率化と最適化が図れます。

受験方法・難易度など

実施団体・機構

一般社団法人 中小企業診断協会

受講方法・試験内容

札幌・仙台・東京・名古屋・金沢・大阪・広島・四国・福岡・那覇の10地区にて該当する住所へ郵送する。

受験時期・受講費用

試験は年に2日。受験費用は14,500円。

 

商品に特化した資格・検定

商品に特化した資格や検定は、以下の3つがあります。

  • 色彩検定
  • インテリアコーディネーター
  • コスメコンシェルジュ

商品に特化した資格・検定を取得することで、商品の信頼性やブランド力の向上が期待できます。商品に特化した資格・検定について詳しく見ていきましょう。

色彩検定

色彩に関する基礎知識から応用まで幅広く学ぶことができ、商品の魅力を最大限に引き出すためのスキルを認定する資格です。色彩の理論や心理学的効果を理解することで、商品の魅力を効果的に伝えることが可能になります。

たとえば、商品の写真やWebデザインにおいて、色の組み合わせを工夫することで視覚的に魅力的なページを作成し、顧客の購買意欲を高めることが可能です。また、商品ページのデザインや広告素材に適切な色を使用し、ターゲット顧客により効果的にアピールすることが可能です。

受験方法・難易度など

実施団体・機構

公益社団法人 色彩検定協会

受講方法・試験内容

Web、郵送、書店にて申し込む。3級・2級・UC級、1級(1次と2次)がある。

受験時期・受講費用

試験日は、年に3回ある。級によって日時が異なる。3級が7,000円、2級が10,000円、1級が15,000円、UC級が6,000円ある。

 

インテリアコーディネーター

住空間をトータルにプロデュースする専門家を認定する資格です。インテリア商品の特性や使い方を深く理解し、顧客に対して適切な提案を行うことができます。

たとえば、家具やインテリア雑貨を販売するネットショップでは、色彩や配置のアドバイスを提供し、顧客が理想の住空間を実現するための具体的なコーディネート提案を行うことで、購入意欲を高めることが可能です。また、商品ページにおいて、インテリアコーディネートの事例や具体的な使用例を示すことで、顧客が商品を購入後にどのように使用できるかをイメージしやすくなり、購買促進効果が期待できます。

受験方法・難易度など

実施団体・機構

株式会社シー・ビー・ティ・ソリューションズ

受講方法・試験内容

インターネットによる申し込みのみ。一次試験と二次試験がある。

受験時期・受講費用

試験日が1年の中の1ヶ月と決まっている。基本タイプ(一次試験→二次試験)受験料:14,850円(税込)一次試験<先取り>タイプ(一次試験のみ)受験料:11,550円(税込)

 

コスメコンシェルジュ

化粧品や美容製品に関する専門知識を持ち、顧客に対して最適な商品を提案できる専門家を認定する資格です。スキンケアやメイクアップの知識を活かし、顧客のニーズや肌質に応じた最適な商品を提案できます。

たとえば、コスメやスキンケア商品を販売するネットショップでは、商品の成分や効果について詳しく説明し、顧客に合った商品の選び方や使用方法をアドバイスすることで、信頼性を高め、リピーターを増やすことができるでしょう。

受験方法・難易度など

実施団体・機構

一般社団法人日本化粧品検定協会

受講方法・試験内容

インターネットからのみ申し込み可能。

受験時期・受講費用

日本化粧品検定(1級・2級)は、5月と11月の年2回実施。2級は8,800円、1級は13,200円。併願受験の場合は19,800円。

 

まとめ

ネットショップ運営に役立つ資格や、検定についてご紹介しました。どの資格も知識としては「持っておいて損はない」ものばかりですが、なによりも大事なのは、その知識を実践して、そこから学ぶことです。

商品を売るうえで欠かせない知識はもちろん、また持っておいて損はない知識を得て売上アップにつなげられるようなネットショップ運営を心がけましょう。

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