ハーバリウムは、「手軽な花束」「お手入れ不要で長く楽しめる」として数年前から人気のある商品です。お手入れ不要で長持ちし、手軽に持ち運べるため、プレゼントやインテリアに向いています。ハーバリウムはかんたんに自作できるうえ、ネットショップなどで販売することも可能です。
この記事では、ハーバリウム作りが好き、挑戦してみたいという人へ向けて、ハーバリウムが人気の理由や自作ハーバリウムの販売方法、販売時の注意点などを解説します。
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目次
人気のインテリアフラワー「ハーバリウム」
ハーバリウムは本来、植物標本という意味の言葉です。もともとは研究のために植物の状態を長期保存する方法として生まれました。プリザーブドフラワーやドライフラワーをガラスの瓶に入れ、保存用の専用オイルに浸して作られています。
お手入れやお世話は一切不要で、生花のようなみずみずしさを長期間保存することが可能なので、インテリアとして根強い人気があります。
ハーバリウムが人気の理由
雑貨店や花屋さんでよく見かけるハーバリウムは、なぜ人気があるでしょうか。その人気の理由を紹介します。
世話をする手間がない
生花を長く楽しむためには、頻繁にお手入れをする必要があります。しかし、ハーバリウムはその手間はありません。直射日光を避けるといった気を付けるべきポイントはありますが、基本的には放置したままでも長期間楽しめます。
プレゼントにピッタリ
コンパクトなサイズのため場所を取ることもなく、見栄えもいいことからプレゼントとして高い人気があります。母の日、誕生日、記念日などのプレゼントとして、多くの人に選ばれています。
ハーバリウムの楽しみ方
ハーバリウムの楽しみ方は、見て楽しむ・作って楽しむなど人によってさまざまです。
見て楽しむ
ハーバリウムはインテリアとして人気があります。玄関やリビング、寝室などに飾ると、インテリアに彩りを添えてくれるでしょう。水やりやお手入れをしなくても花の鮮やかな彩りを長期間楽しめるため、植物のお世話が苦手な人にもぴったりです。
作って楽しむ
ハーバリウムは意外とかんたんに作れるため、自作して楽しむ人も数多くいます。ワークショップも開催されており、プロから直接指導を受けながらハーバリウムを作ることも可能です。興味がある人は、近隣の教室を探してぜひ体験に行ってみてください。ここでは、ハーバリウム作りの基本を紹介します。
【ハーバリウムの材料は3つだけ!】
- 素材となる花(ドライフラワーまたはプリザーブドフラワー)
- 専用のオイル
- 瓶
【ハーバリウムの作り方】
- ボトルを消毒する
カビの発生を防ぐためにもボトルとなる瓶は必ず消毒しましょう。消毒方法は煮沸と高濃度アルコールなどさまざまです。 - ピンセットで花をセットする
消毒したボトルに花を入れていきます。ポイントは、茎の部分を掴むことです。花びらを掴むと崩れてしまう可能性がありますので、丁寧に取り扱いましょう。また、貝殻やビー玉、カットフルーツといった相性の良い小物を入れるともっと楽しめます。思わず食べたくなってしまうほど、かわいいハーバリウムになること間違いなしです。 - オイルを注げば完成!
専用のオイルを注げばハーバリウムの完成です。自分のオリジナルハーバリウムをぜひ作ってみてください。
ハーバリウムの種類と値段
一般的な値段の相場は2,000~3,000円程度です。安いものは1,000円程度で購入できますが、高いものは5,000円以上する商品もあります。なぜそれほど値段の幅があるのでしょうか。その答えは、材料の差です。適正な価格設定を知るためにも、ハーバリウムの値段を左右する要素について見ていきましょう。
素材となる花の違い
ハーバリウムに水分が残っているお花を使うと、すぐに腐敗してしまいます。そのため、必ずドライフラワーかプリザーブドフラワーを使いましょう。ドライフラワーとプリザーブドフラワーの特徴は次のとおりです。
- ドライフラワー
ドライフラワーの特徴は、安価で種類がたくさんあることです。ドライフラワー自体は乾燥させればできるため、自作することもできます。自然に近い色味も大きな魅力です。アンティーク調のハーバリウムを作りたいなら、ドライフラワーをおすすめします。
- プリザーブドフラワー
生花や葉を特殊液に浸し水分を抜いて作られるプリザーブドフラワーは、本物の生花のような、みずみずしさと美しさがあります。そのため、美しさを重視するならプリザーブドフラワーを選びましょう。しかし、加工に手間暇かかっている分、プリザーブドフラワーの方が高額になってしまいます。
オイルの違い
ハーバリウムで使われている代表的なオイルは、ミネラルオイルとシリコンオイルです。どちらも可燃性があるため、ガスコンロやストーブといった火の気の近くには絶対に置かないようにしましょう。代用品として、ベビーオイルや洗濯のり、グリセリンを使っている人もいます。
- ミネラルオイル
炭化水素系の化合物であり、無色透明で無臭のオイルです。化粧品の原料としても使われており、安価で人体に影響がないため使いやすいことも魅力です。ミネラルオイルは、1リットルあたり1,000円程度で販売されています。
- シリコンオイル
ケイ素系の化合物で、ミネラルオイルと同様に無色透明で無臭なオイルです。化学的にも安定性があり、誤って皮膚についても問題はありません。しかし、潤滑油として使われるため、床にこぼしたらなかなか拭き取りにくい点には要注意です。服にこぼした場合は洗濯しても落ちにくくなっています。価格は1リットル2,000円程度と少々高めです。
瓶の形と大きさ
瓶の形や大きさも、値段を大きく左右する要素の1つです。基本的にはオイルが漏れない瓶であれば使用可能ですが、容器が大きいほど多くの材料が必要になるため、値段を必然的に高くせざるをえません。専門店で12本入りなどを買うとお得ですが、100円ショップなどでもおしゃれな瓶が販売されています。
ハーバリウムを販売する方法
かんたんに作れるハーバリウムは、需要もあることから販売を検討している人もいるでしょう。では、「どうやって販売すればいいのか?」という疑問にお答えします。販売経路を確保し、自分に合った販売方法を探しましょう。
委託販売
実店舗や大手ネットショップに自分の商品を置いてもらう方法です。販売手数料として売上のおよそ20〜50%程度かかってしまうこともあるため、価格設定や委託先をしっかりと選定する必要があります。
また、委託販売用スペースやギャラリー、レンタルボックスを活用して委託販売することも可能です。このケースでは、その実店舗の棚の一部を「レンタル」という形で使用料金を払って、自分の商品を置いてもらいます。
どちらの場合も接客などは行わないので、商品作りに専念できることが委託販売のメリットです。
フリマアプリやモール型ネットショップで販売する
フリマアプリやモール型のネットショップは多数あり、こうしたプラットフォームで販売することも有効な手段の1つです。フリマアプリ(例:メルカリ、minnne、 Creemaなど)は、基本的にスマホがあればかんたんに登録・商品を出品できます。
一方で、モール型のネットショップ(例:Amazon、Yahoo !ショッピング、楽天市場など)は、出店するにあたって審査を通さなければならないケースもあります。事前に利用規約や出品までの流れをしっかり確認しましょう。
ネットショップ
ハーバリウムは、ネットショップを作成して販売することも効果的です。初心者にとっては「なんだか難しそう……」と思ってしまうかもしれませんが、ネットショップ作成サービスを使えばかんたんに解説できます。たとえば、以下のような素敵なサイトも作成可能です。
>>参考ショップ:flower &life LOABEL
ネットショップ作成サービスの「BASE」なら、初期費用や月額費用などは一切かからないため、商品が売れるまで0円でネットショップを運営可能です。さらに、ショップを開設するまでにかかる時間は最短30秒と、スピーディーに自分だけのネットショップを作成できることも魅力でしょう。
ハーバリウム販売時の注意点
ハーバリウムは繊細な商品なため、販売時は細心の注意が必要です。ここではハーバリウム販売時の注意点を3つ紹介します。
保管方法
直射日光下でハーバリウムを飾ると、お花やボトルの褐色を促進させてしまう恐れがあります。トラブル防止のためにも、顧客へ保管方法には注意するよう伝えておきましょう。
オイルの取り扱い方
前述した通り、オイルは可燃性があるため火気は厳禁です。そのため、ハーバリウムをコンロやストーブなどに近づけないよう顧客へ注意喚起をしましょう。また、床にこぼすと滑りやすくなってしまいますし、なかなか拭き取れません。服に付いてしまうとシミになってしまい、汚れを落とすことは非常に難しいでしょう。顧客が購入後に落として割らないよう、取り扱いには注意するよう伝えておくのが無難です。
発送に注意
瓶は割れ物なので、梱包に際に細心の注意が必要です。発送する商品の大きさに合わせた箱(ダンボール)を用意し、商品をミラーマット(ポリエチレンシート)やプチプチ(エアーキャップ)で包み、隙間はくしゃくしゃにした新聞紙などで埋めましょう。
箱には「割れ物注意」のシールを必ず貼ることをおすすめします。また、配送伝票に割れ物であることを記載するなど、宅配業者が割れ物だとわかるようにしましょう。そうすることで、配送業者も商品の取り扱いには注意してくれます。
まとめ
ハーバリウムは初心者でもハンドメイドを楽しめるため、気軽に始められます。プレゼントやインテリアとしても需要があることから、趣味で作ったハーバリウムを販売して副収入を得ることも可能です。ハーバリウム作りが好きな方は、ぜひネットショップを通じた販売にもチャレンジしてみてください。
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※最近1年以内にネットショップを開設する際に利用したカート型ネットショップ開設サービスの調査(2024年2月 調査委託先:マクロミル)
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