TikTokでバズるには?バズの定義やフォロワー0でもバズる方法9選

TikTokでバズるには?バズの定義やフォロワー0でもバズる方法9選

TikTokは「初心者でもバズる可能性がある」と言われることが多いショート動画配信プラットフォームです。極端な例では、フォロワー0でも投稿した動画がバズる可能性があります。

本記事では、そもそもバズるの定義は何なのか、「バズった」と言える再生数の目安、バズらない原因、フォロワー0からでもバズる方法について解説します。

【この記事でわかること】

  • TikTokで「バズる」とは再生数が1万〜10万回以上になった状態を指すのが一般的
  • TikTokでバズる動画の共通点は、起承転結がある構成で、流行のテンプレートを取り入れており、共感性の高い内容やノウハウを伝えている30秒程度の投稿
  • バズに備えてTikTok Shopを導入して商品販売を行うと、バズったときに収益へとつなげやすくなる 
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TikTokで「バズる」とはどういうこと?

「バズる」方法を解説する前に、まずは「バズる」とはどういうことなのか、定義や具体的な数値の基準などを見ていきましょう。

TikTokのバズる定義

TikTokでバズるとは、動画の再生数やいいね、シェアが急増し、多くのユーザーに動画が表示されることを指します。TikTokでは独自のアルゴリズムによって動画がおすすめタブに掲載される仕組みがあり、バズった動画はフォロワー数に関係なく拡散されます。

再生回数が何回で「バズった」と言える?

TikTokでは基本的に動画が1万回以上再生されると「バズった」と判断できると言われています。ただし、1万再生は「小バズ」と判断されることもあり、10万再生以上で「バズった」と言われることが多いです。

アカウントの規模によっても、「バズった」と言える再生回数の基準は異なります。たとえば、普段数百回しか再生されないアカウントで1万回再生されれば大成功ですが、動画を投稿するたびに何万回も再生されるようなアカウントでは10万回以上が目立つバズとなります。

そのため、ほかのアカウントと比較してバズったかを判断するのではなく、「自分の平均再生数が何倍増えたか」を基準に判断するのがおすすめです。いずれにしても視聴者の反応が急増する兆候があれば、動画がたくさんのユーザーに受け入れられていると判断できます。

バズる前兆は?

TikTokでバズる直前にはいくつかの兆しが現れます。平均再生回数が上がっているのは典型的なバズる前兆ですが、バズる前には次のような兆候が見られるケースが多いです。

  • いいねやコメントが急に増えた
  • フォロワー数が急激に増えた
  • 「おすすめで流れてきました」というコメントが増える

特に視聴者から「おすすめに載っていた」という報告が増えるのは、動画がTikTokのアルゴリズムに高く評価されて露出が増えている証拠です。こうした反応が見られたら、バズりやすくなっている状態だと判断できます。

バズる前兆が見えたら、動画のどのような点が効果的だったかを分析し、次の投稿でさらにバズれるよう狙っていきましょう。

TikTokでバズらない原因は?

「動画を何本も投稿しているのに、なかなか再生回数が伸びない」「一向にバズる兆しが見えない⋯⋯」という場合、原因が必ずあります。

ここからは、TikTokでバズらない原因を3つ紹介します。

ターゲットや動画の方向性が曖昧

バズらない原因の1つはターゲット設定が曖昧であることです。

毎回違うテーマや動画スタイルで投稿すると、視聴者は「何のジャンルの動画を投稿するアカウントなのかわからない」と感じ、フォローにつながりにくくなると言われています。

テーマや動画スタイルがバラバラになってしまう原因は、ターゲット設定や動画の方向性が定まっていないからです。

誰に動画を見てほしいのか、一度書き出してみましょう。ターゲット層は何歳くらいでどんな暮らしをしていて、どんな趣味嗜好を持った人物なのかイメージを定めて動画の方向性を決めてみてください。

冒頭で離脱されている

動画の冒頭ですぐに離脱されてしまうのもバズらない原因です。

TikTokに投稿されるようなショート動画は、前置きや自己紹介が長かったり、タイトルで触れている本題になかなか入らなかったりすると、視聴者は途中で見るのをやめてしまう可能性が高くなります。

TikTokに投稿するショート動画では、最初の3秒でインパクトを与えたり、視聴者が気になるような一言や動画の結論を冒頭に持ってきたりすることで、視聴維持率を高められます。離脱されない工夫が必要です。

ハッシュタグや投稿時間が不適切

ハッシュタグや投稿時間が不適切だと、せっかく質のいいコンテンツを作成してもバズにつながらない可能性があります。

例えば、ハッシュタグはたくさん設定すればいいというわけではなく、動画内容に関連するタグを複数設定するのが基本です。適切なハッシュタグを設定するのに加えて、企業によるハッシュタグを使ったキャンペーン「ハッシュタグチャレンジ」にも参加することで、おすすめタブに表示されやすくなるでしょう。

動画の投稿時間については、TikTokアプリを利用しているユーザーが多い時間帯を選んで投稿するのが、バズにつながるポイントです。適切な時間はターゲット層によって変わりますが、17~21時や22~23時、土日などです。見てもらえそうな時間帯を狙って投稿し、反応を確認してみてください。

フォロワー0でもTikTokでバズる方法【9選】

TikTokのアルゴリズムを攻略すれば、フォロワーが0でもバズることは可能です。ここでは、初心者でもすぐに実践できるバズる方法9選を紹介します。

冒頭3秒で興味を惹きつける

冒頭3秒で興味を惹きつける工夫を行いましょう。

動画のハイライトや衝撃的なシーンを冒頭に配置したり、「え、知らなかった?」「これをやらないと損!」などのフックとなる言葉を使ったりすることで、視聴者の関心を惹きつけられます。画面に大きく要点を表示するテロップや、驚きの表情・ジェスチャーで問いかける表現も効果的です。

冒頭3秒の工夫によって視聴維持率や視聴完了率が上がれば、TikTokのアルゴリズムが動画を高く評価してくれる可能性が高まります。

トレンド音源・フィルターを使う

TikTokではトレンドに乗ったコンテンツが拡散されやすくなるため、流行の音源やフィルターを活用しましょう。最新の人気曲やエフェクトを選ぶことで、TikTokのアルゴリズムに評価される可能性が高まります。

自分のアカウントや投稿との相性を確認しながら、流行のダンスチャレンジやハッシュタグチャレンジに参加するのも有効な手段と言えるでしょう。

ダンスチャレンジは、難しい振り付けに挑戦してみる取り組みです。「#ダンスチャレンジ」を参考にしながら、トレンドの音源とダンスを見つけてチャレンジしてみてください。

ハッシュタグチャレンジとは、企業によるハッシュタグを使ったキャンペーンのことを言います。マクドナルドの「#ティロリチューン」やロッテの「#雪見のばしチャレンジ」など、ユーザーが真似して投稿できる参加型の広告です。

有益な情報を短く伝える

視聴者にとって有益な情報を30秒以内などの短い時間で伝えましょう。たとえば簡単な調理手順や便利な生活テクニックなど、レシピ、ライフハック、メイク術といった「役立つノウハウ系」の動画は共有されやすく、バズりやすい傾向があります。短い尺で動画を完結させ、最後まで見てもらえる内容にするのがポイントです。

強い共感を呼ぶテーマを選ぶ

共感を呼ぶテーマを選ぶことも効果的です。視聴者が共感するストーリーや人間味のある切り口はファンがつきやすく、アルゴリズムにも良い影響を与えます。

たとえば「あるある」ネタや日常の悩み・喜びといったテーマは共感を呼びやすいため、視聴者が保存したり、他のユーザーにシェアしたりしやすくなります。

フォロワーと密にコミュニケーションを取る

TikTokのアルゴリズムは、動画への「いいね」「コメント」「シェア」などの反応率を重視する傾向があり、アクション数が多いとバズりやすくなります。そのため、動画内で質問を投げかけたり、コメントへの返信で会話を促す工夫をしたりすることでエンゲージメントを高めましょう。

また、自分のコンテンツと関係のある投稿や、自分やコンテンツを紹介してくれている投稿を見つけたときは再投稿することを推奨します。フォロワーとコミュニケーションを取りながら自分のアカウントや動画の認知度拡大に役立ちます。

他人の投稿と差別化する切り口を作る

TikTokでは同じ音源を使って似た投稿をするケースが多いからこそ、独自性を発揮する要素を入れた投稿を作ることで、差別化しやすくなります。

たとえば、流行りの音源を使ったダンス動画でも、色鮮やかな壁を背景にして撮影することで、他の投稿より目を引きやすくなるでしょう。また、めずらしい体験やニッチな情報をVlogとして投稿することで、他のユーザーからは聞けない話として注目が集まります。

ほかにも、アカウントの印象と動画の内容の違いに意外性を持たせる「ギャップのある投稿」を行うと、視聴者にインパクトを与え、シェア率が高まる効果が期待できます。たとえば、普段からクールな人が突然かわいいペットと絡むシーンや、すっぴんとフルメイクした状態のBefore・Afterを見せるなど。

このように他人の投稿と差別化することによって、動画への注目度が高まり、バズる確率がアップします。 

サムネイルで視線を掴む工夫をする

TikTokではサムネイルを自由に設定できるため、思わずタップしたくなる印象的なシーンをサムネイルに選びましょう。

たとえば顔のアップを写して視覚的なインパクトを強めたり、強調されたテキストや疑問文を表示して動画のテーマや内容が一目でわかるような工夫をしたりするのも一つの方法です。

コメント欄での交流や補足を意図的に行う

動画に関連する補足や裏話をコメント欄に記載すると、視聴者がコメントしやすくなります。また、「続きはコメント欄へ」「あなたは何派かコメントで教えて!」など、視聴者を巻き込む一言を動画に入れるのもバズのきっかけになるでしょう。

他のSNSやブログと連携して拡散を図る

InstagramやX(旧Twitter)でTikTok動画をシェアすることで、TikTok外からの流入も見込めます。また、TikTokと同じくショート動画を投稿できるYouTube ShortsやInstagramのリール機能でTikTokにアップした動画を使い回すことによって、1つのコンテンツの効果を最大化できるでしょう。

TikTokでバズるとお金になる?バズを収益に変える方法

TikTokでバズってフォロワーが増え、動画の平均再生回数が上がったら、バズを収益に変えるチャンスかもしれません。

ここからは、バズったときに収益化する方法を3つ紹介します。

投げ銭やCreator Rewards Programを活用する

TikTokのライブ配信では視聴者がギフト(投げ銭)を送れます。TikTokでは送られたギフトが「ダイヤモンド」に変換され、一定条件を満たすとダイヤモンドを現金に交換できます。

また、TikTok公式のCreator Rewards Program(クリエイター報酬制度)に参加すれば、動画のオリジナリティや視聴時間、エンゲージメントなどTikTokの評価基準に応じて報酬が支払われます。

ただし、Creator Rewards Programに参加するためには「フォロワー1万人以上」「過去30日間の動画再生数10万以上」「1分以上の動画投稿」など、複数の条件を満たす必要があります。事前に確認しておきましょう。

企業案件で収益化する

フォロワーが増えると、企業からのPR依頼(企業案件)について相談されることも。

TikTokでは企業がインフルエンサーに報酬を支払って商品やサービスを宣伝してもらうプロモーション手法があり、クリエイターは自身の動画で企業の商品を紹介することで報酬を得られます。また、企業が実施するライブ配信でコラボして商品をPRすることにより、報酬が得られるケースもあります。

ジャンルに合った信頼性の高い投稿を続け、ファンを増やせれば、企業案件のオファーも増加するかもしれません。

アフィリエイトの活用

アフィリエイトは、広告主の商品やサービスを紹介することで収益を得る方法です。TikTok動画に商品やサービスへのアフィリエイトリンクを設置し、視聴者がリンク経由で購入・登録した成果に応じて報酬を受け取れます。

ただし、アフィリエイトは1件あたりの報酬単価が低く、安定した収益を得るにはかなりの数の商品をリンク経由で購入してもらう必要があります。そのため、バズる動画が安定して投稿できるようになってから、アフィリエイトを導入するのがおすすめです。

アフィリエイトとあわせて、自分で仕入れた商品を販売するセレクトショップを開設してみるのもおすすめです。ネットショップ作成サービス「BASE」には、リスクを抑えてネットショップを運営できる機能が豊富に備わっています。

たとえば「タオバオ新幹線 App」は、中国の巨大ECモールに掲載された商品を、在庫を抱えることなく自分のネットショップで販売できます。以下のページで詳しく紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。

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自分のショップで商品を売る

TikTokには、2025年から「TikTok Shop」というショッピング機能が実装されました。TikTokのプラットフォーム上で商品を購入できるため、商品を紹介する動画を投稿すると、気になった視聴者にその場で買ってもらえます。

TikTokでハンドメイド作品について発信している人はハンドメイド作品を、自作のイラストや写真を発信している人は作品をプリントしたTシャツをといったように、投稿と関連する商品を販売してみてください。

BASEには、オリジナル商品をはじめて作る人にも便利な機能が豊富にあります。たとえばオリジナルプリント.jp App」を使うと、自作のイラストや写真を使ったTシャツを受注販売できます。

くわえて、「TikTok Shop連携 App」を使用すれば、TikTok ShopにもBASEの在庫情報が自動で連携されます。BASEならほかにも、InstagramやYouTubeのショッピング機能とも連携できるため、幅広いユーザーに商品をアプローチできることも魅力です。初期費用・月額費用無料でネットショップを開設できますので、ぜひお気軽にチャレンジしてみてください。  

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TikTokで「バズる」ことに関するよくある質問

TikTokで「バズる」ことに関するよくある疑問にお答えします。これを参考に、大きなバズを作っていきましょう。

一度バズったらその後も伸び続ける?

一度バズっても勢いが自動的に継続するわけではありません。動画がバズった理由を分析し、その要素を取り入れて、次の動画を投稿するといったサイクルを繰り返すことが大切です。

動画の質が高まり、よりたくさんのユーザーが見るタイミングで投稿できれば、バズる動画を継続して作れるようになります。

一度のバズに満足せず、その後も継続してファンを増やして信頼されるアカウントに育てていくことが、長期的な成果につながるのです。

一度バズったらフォロワーはどのくらい増える?

動画がバズると多くの新規ユーザーに動画を見てもらえるため、フォロワー増加も期待できます。ただし具体的な増加数は動画内容やターゲットとの相性などによって大きく変わるため、一概には言えません。

TikTokのアルゴリズムは、フォロワー数よりも動画の内容(視聴維持率やエンゲージメント)を重視する傾向があるため、フォロワー1桁でも万単位の再生数になることも珍しくありません。もちろん動画がバズることはフォロワー獲得のチャンスですが、必ずしも急激にフォロワーが増えるわけではないことを覚えておきましょう。

TikTokでバズりやすいジャンルは?

バズりやすい動画ジャンルの例として、「かわいい・かっこいい系」(ビジュアル推し)、「雑学・ノウハウ系」「おもしろネタ系」「ファッション・インテリア系」などがあります。これらのジャンルはTikTokのメインユーザーである若年層の関心を引きつけるため、最後まで見てもらいやすいと言われています。

また、時事ネタや流行に敏感なジャンルも注目されやすいため、トレンドを調査して自分の動画ジャンルに反映させていくのも一つの方法です。

まとめ

TikTokでバズるためには、戦略と継続が重要です。フォロワー数が少なくても、動画の質や投稿タイミングなどを工夫することによって、大きなバズを生む可能性は十分にあります。

動画がバズったら、「なぜバズったのか」「何がバズにつながったのか」を分析し、良い点はそのまま採用して、悪い点は改善していきましょう。分析と改善を続けることがTikTokでの長期的な成功につながります。

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執筆・編集者
BASE U編集部
BASE U編集部

ネットショップ作成サービス「BASE」が運営しているオウンドメディア「BASE U」の編集部です。BASEに関する新機能の情報やオーナー様のインタビュー、そしておすすめの商品・ショップ情報を通して、ネットショップ運営に役立つ情報をお届けします。

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