別の記事でInstagramで集客を行うためには、ビジネスプロフィールに変更しインサイトを活用する大切さや、基本的な3つのポイントを押さえることをお伝えしましたが、今回は、その3つのポイントのうちの1ポイント、効果的なハッシュタグの付け方に関してより掘り下げてお伝えします。

 

そもそもどうしてハッシュタグが重要なのか?

例えばTwitterはリツイートやリプライなどによって認知が拡がっていき、Facebookはいいねやシェアなどによって認知が拡がっていくように、各SNSによって認知の拡がり方は異なります。Instagramの場合はハッシュタグをつけることによって検索結果に表示されるようになり認知拡大の機会に繋がります。

 

ハッシュタグ選定の基本的な考え

1投稿につけられるハッシュタグはキャプション、コメント含め最大30個です(※2018年4月末時点)。理論上はハッシュタグを付ければ付けるほど、そのぶん検索結果に表示されるはずなので投稿を発見してもらう確率が高まるわけですが、最大30個ともなると、どのようなハッシュタグを選定すればいいのか悩みどころでしょう。

ハッシュタグの候補自体はtag genicハシュレコなどのサポートツールを使うと効率よく探すことができますが、具体的にどんなハッシュタグを選択すればいいのでしょうか。

※31個以上のハッシュタグを付けようとすると投稿できなくなります。例えば上記のtag genicでは今何個目のハッシュタグを選択しているのかカウントしてくれ、またコピペもしやすくできています。31個以上にならないよう、また定型ハッシュタグを即座にコピペできるよう、サポートツールを駆使するかメモ帳アプリなど使うかして、やりやすいように工夫すると良いでしょう。

1.投稿件数の多いハッシュタグと少ないハッシュタグ

実際にハッシュタグを検索してみると、投稿件数の多いハッシュタグと少ないハッシュタグがあることがわかります。一見すると投稿件数の多いハッシュタグ=人気のハッシュタグ=注目してもらいやすいかも? と捉えがちですが、投稿件数が多いということはそれだけ投稿自体の流れていくスピードも速いということなので、人気投稿枠に表示されない限り見つけてもらい辛い可能性もあります。

(例えば、商品カラーを表現するつもりで、 #blue とハッシュタグをつけたとして数十万件の投稿の中から自分の投稿を見けてもらう確率はどれくらいでしょう?)

逆に投稿件数が少ないハッシュタグは流れていくスピードも遅いということなので、目にとまる可能性も高いかもしれません。

つまり、ハッシュタグを複数付ける場合は投稿件数の多少、どちらかに偏ること無く付けるほうが大切です。

 

2.日本語のハッシュタグと英語のハッシュタグ

例えば #BASE と #ベイス というように、日本語(カタカナ、ひらがな、漢字)のハッシュタグと英語をはじめとした外国語のハッシュタグ、どちらを付けるのか悩んでいる方もいるかと思いますが、Instagram集客の最終的な目標が売上向上なのであれば、購入に結びつく可能性が高い日本人を対象とした日本語のハッシュタグに絞り込むほうが良いかもしれません。その理由としてはInstagramは世界的なサービスなので、日本語のハッシュタグと外国語のハッシュタグとでは、言葉の意味は同じでも、前述したように投稿件数のボリューム自体が異なってしまい気づいてもらい辛いですし、BASEが今現在は越境ECに対応しておらず、海外に認知を広げたところで販売には繋がらないからです。

 

消費者はどのようにハッシュタグを活用している?

Instagramをプロモーション用途として活用するショップオーナーの皆様ではなく、日常使いしている一般消費者はそもそもどういったシチュエーションでハッシュタグ検索しているのでしょうか。

引用:サイバー・バズ「ハッシュタグ検索と購買行動の関係性」(2016年9月度)

ハッシュタグ検索と購買行動の関係性」(2016年9月/株式会社サイバー・バス調査)によると、女性のInstagramユーザーの過半数以上がハッシュタグ検索を活用し、更にその41.5%が検索から商品購入の経験があると回答しています。

引用:サイバー・バズ「ハッシュタグ検索と購買行動の関係性」(2016年9月度)

そして、この調査結果が興味深いのは社名・ブランド名・サービス名以外のハッシュタグ検索においても、情報収集目的よりも商品購入目的のほうが若干、上回っている点です。

これには『検索エンジンの検索結果よりもInstagramのハッシュタグ検索結果のほうがリアルだ』と語ったGENKING氏の発言や、『情報との出会いはググるから「#タグる」へ』といった話題にも関連性があると考えられます。

仮にですが、商品名やそれに準じたキーワードで検索した場合、ダイレクトに物販に繋がるような検索結果が寡占状態で表示される(企業の情報のほうが表示件数の多い)検索エンジンよりも、企業アカウントも個人アカウントも玉石混在したまま表示される(しかも写真をメインとして)Instagramの検索結果のほうが、消費者にとって比較検討しやすい、より身近な情報として捉えられつつあるのではないでしょうか?

(実生活でも家族や友人との会話、ショップスタッフによる接客、雑誌やテレビなどメディアからの情報等など、1チャンネルではなく複数チャンネルから得た情報を複合的に考慮し、参考値にしていませんか?)

 

3.属性ごとのハッシュタグの含有比率を考慮する

上記のような調査結果を考慮し、最大30個つけられるハッシュタグもただ闇雲につけるのではなく、ハッシュタグの属性ごとに調整しながら振り分けることが大切です。

 

(参考)ハンドメイドショップで考え場合の参考

  • ショップ名ハッシュタグ…超有名ブランドで無い限りはショップ名を指すハッシュタグを検索するボリュームは圧倒的に少ないと考えられるので、ショップ名のハッシュタグは1,2個で良いと考えられます(ショップ名+αのハッシュタグは無理につけなくても構わないと思います)。
  • 人気のハッシュタグ…#ハンドメイド#ハンドメイド販売等、#ハンドメイド◯◯系のハッシュタグは人気すぎて投稿ボリュームが多く流れていくスピードも速いので、無理に多くを付けず、5個前後で良いのではないでしょうか?
  • カテゴリ的なハッシュタグ…#ピアス#ネックレス#リングなど、その投稿(商品)がなんのカテゴリかを指し示すようなハッシュタグも前述通り投稿ボリュームと流れていくスピードが速いので、キャプション程度の個数で良いと考えれます。
  • コミュニケーション的なハッシュタグ…一番意識するべきは、#ハンドメイド部#ハンドメイド好きな人と繋がりたい#ピアス好き#金属アレルギー対応ピアスなど、広告広告しておらず、好きな人同士がコミュニケーションを活性化させるために活用しているハッシュタグにお邪魔することではないでしょうか?

※SNSの基本前提はユーザー同士のコミュニケーションで営業活動をしまくる場ではありませんので、無関係なハッシュタグを付けたり等、スパムやハッシュタグサラダは止めましょう。

まとめ

  1. 最初のうちはハッシュタグをなるべく多くつけてみる(日本語のみ)
  2. 投稿件数の多少に関わらずミックスする(ツールを活用する)
  3. ハッシュタグの含有比率を考慮する(コミュケーションを意識)

※スパム行為は行わない

以上、本記事を参考にしてハッシュタグの見直しと活用を行っていただければと思います。またハッシュタグの寄与度を計測するため必ずインサイトもチェックする癖を付けましょう。